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挿絵 少年ライダー隊ルリヲ様


力尽きたミレーヌを光の星へとテレポートさせたソフィ。

防衛隊に地球の平和を任せ、宇宙へと上がったソフィは、意識を集中させる。

「地球に残った夥しい負の思念…私が地球へと到着した瞬間に消えたあのエネルギーの痕跡を辿れば…ミレーヌを苦しめた敵にたどりつけるはず…」

愛する娘を嬲った敵への怒りを抑えながら意識を集中し、エネルギーの痕跡を追うソフィの脳内に、そう遠くない星の座標が示された。

「痕跡はあの星で途絶えている…それなら…」

敵がミレーヌを狙った理由は判然としなかったが、ソフィはその星へ向けて移動を開始した。

「先ずは敵の目的を探らなくては…」

まずは敵の正体を…ソフィは決意を固め偵察に向かうのであった…


光の星からもそう遠くない辺境惑星。

そこで途切れた痕跡を追って、ソフィは星の地表へと向かう。

しかしその目に飛び込んできたのは信じられない光景であった。

「そんな…なんて大軍なの…」

惑星上では光の星の総戦力にも引けを取らない艦艇が、臨戦態勢を整えつつあった。

それを準備している一団を見て、ソフィはさらなる困惑にさらされてしまう。

「あれはバンデル人…はるか昔にユウリ様によって討伐されたはず…」

意思の疎通ができず、破壊や略奪を銀河中で繰り返した結果、光の星と戦争状態に陥った末に絶滅した…

それがソフィたちが教科書等で習った、爬虫類型宇宙人…バンデル人に関する歴史である。

「…いけない!この状況を本星に伝えなければ…」

彼らの目的は不明だが、放っておける戦力ではない。

まずは光の星へこの事を…

そう決意したソフィは、記録した映像をもとにアルティマサインを作成し、光の星へと発射した。

「でもこれで…バレてしまったわね。」

強力な光が天に昇ったことで、それを察知した艦隊が緊急事態を告げるアラームを鳴らして警戒に入る。

ソフィは覚悟を決め、堂々と艦隊の前へと躍り出た。

「私はアルティマソフィ!あなた達の軍備は、銀河連邦の基準を大きく逸脱しています。どなたか、説明を求めます!」

歴史の授業ではバンデル人とのコミニュケーションは不可能とされていた…

果たして鬼が出るか蛇が出るか。

身構えるソフィに、意外にも理解できる言葉が投げかけらる。

「お前も知っての通り、我らは貴様らと交わす言葉を持たない。ワシのみが主により言葉を与えられた…話すならワシが話そう。」

そう答えながら前に進み出たのは、明らかに他のバンデル人達とは一線を画す怪獣であった。

身体はバンデル人をさらに屈強にしたような巨躯を誇り、口周りには立派な髭を蓄えている。

そして何よりも異質なのは、その頭と尾に大量の羽根を王冠のように生やしている事だった。

「ワシはこやつらの長…フェザニモンである!」

その身体から放たれる圧倒的なオーラに後ずさるソフィ。

しかし、フェザニモンから感じるエネルギーにソフィは思い当たるものがあった。

「貴方…地球でミレーヌに怪獣達をけしかけていたわね!」

地球で感じ取った怨念のような残滓…

それを強烈にしたエネルギーをフェザニモンは身に纏っていたのである。

「察しがいいな。その通り…ワシの羽根を一本差し込めは、どんな生物でも従順な手先として操ることができるのだ。貴様の娘もなかなか愉しませてくれたなぁ…」

そのセリフにミレーヌの最後を思い出し、ソフィは激情に駆られそうになるのを必死に堪えていた。

そんなソフィの心境を見透かすように、フェザニモンは妖しく嗤う。

「グフッグフッ…怒りが顔に滲み出ているぞ…まぁいい…遠路はるばるワシを追ってきた貴様に、一ついい提案がある。」

現状逃げることも難しい状況で、フェザニモンからの提案はソフィにとって予想外のものであった。

「ワシと一対一で勝負しろ。もし貴様が勝てば、ワシを失ったこいつらは統制を失い身動きできなくなる。後はいかようにも対処できよう…」

ソフィは周りを伺いながらフェザニモンに尋ねる。

「あなたが勝てば?」

するとフェザニモンはまた下婢た笑い声を上げた。

「ゲフフ…貴様には慰みものになってもらおう。いやなに…貴様の娘の痴態には随分と興奮させられたものでな。その捌け口に…グォオッ!?」

フェザニモンが全てを言い切る前に、ソフィはその懐へ飛び込んで股間を蹴り上げた。

「それ以上、下品な言葉であの子を愚弄することは許さないわ!」

たたらを踏んで後退するフェザニモンに、追加の一撃を放とうと、地面を蹴り上げて跳躍するソフィ。

「ガアアッ!」

ボアアアアッ…

やらせない、とフェザニモンは大きく開けた口から謎のガスを吐き出す。

「きゃあっ!?…え、あれ?」

ダメージこそなかったものの、空中でキックの姿勢のまま静止してしまうソフィ。

次第にその身体は逆に浮き始めてしまう。

「このガス…重力を反転させているの?…いけないっ!」

解析させる間など与えないと、矢のようにフェザニモンの尾から打ち出された羽根がソフィを襲う。

「あれを喰らうわけにはいかないわ…アルティマシールド!」

空中であたふたしながらバリアを張って羽根攻撃を防ぎ、反動を利用してガスだまりから脱出する。

試みは功を奏し、ソフィは自重を取り戻して地面へと降り立った。

「これで振り出しね。次はどんな手品を見せてくれるのかしら?」

構え直すソフィを見ながら、フェザニモンの口が怪しく歪む。

「もう策は打ってあるぞ…むうぅん!」

ソフィの後方で、先程シールドに弾かれた羽根が浮き上がった。

そのまま死角からソフィに襲いかかる羽根の群れ。

フェザニモンに気を取られていたソフィの背中に、数本の羽が突き刺さった。

「うあぁっ!?な…なに…身体が…あ…つい…」

刺さった箇所が熱を持ったように火照り、ソフィの意識は霞がかったかのように朦朧とする。

そのまま岩山に倒れ込むソフィ。

しかしなんとか背中を山肌に押し付けることで、羽根を取り除いた。

「賢明な判断だ…ソフィ…その羽根にはお前たちの身体に流れるスパークルフラッシュのエネルギーを阻害する毒を込めてあるのだ。刺したままにしておくと、一気に戦う力を失うところだったぞ…」

ソフィは焦点の合わない視線でフェザニモンを睨みつける。

「なんて…卑劣な…そんな攻撃には…ぁ…まけ…ません…」

フェザニモンの周りには、放たれた無数の羽根が集まり、再びソフィに狙いを定める。

「つれないことをいうな、ソフィ…これだけの羽根をお前のために放ったのだ…ありがたく受け取れ!」

ドシュドシュッ…


ソフィの胸に羽根が次々に刺さっていく。

「ぐぅ…ああっ…へあぁ…」


ピコンピコンピコン…

羽根の毒に身体を蝕まれ、ソフィのエナジータイマーが悲鳴をあげる。

ダメージはそれだけではなく、ソフィの胸の表面にはぽってりとした乳首が顔を覗かせていた。


「毒によってもはや正確なエネルギーの循環は絶たれた…貴様にはもう戦う術はないぞ。」

獲物を品定めするように、ジリジリとフェザニモンが距離を詰める。

「なめ…ないで…テヤァッ!!」

ソフィは渾身の力を込めて、突き出した手から必殺のマザー破壊光線を発射する。

ソフィには過去に受けた拷問などの後遺症として、わずかながら毒への耐性があった。

それ故に、フェザニモンの毒に蝕まれながらも、なんとか反撃の一撃を放つことができたのである。

爆音とともにフェザニモンの身体は煙に包まれた。

「ハァッ…ハァッ…え…」

今も本気を出せば、ミレーヌのミレニウム光線を超える威力で光線を放つことができるソフィ。

その必殺の光線を浴びたはずのフェザニモンが、悠々と爆炎の中から姿を現した。

「なかなかの威力だが、この程度ではワシを止めることは叶わんぞ!」

絶望に駆られながらも立ちあがろうとするソフィだったが、体を巡る毒がそれを許さなかった。

「あぅう…」

岩山に手をついて苦悶するソフィの背後に、フェザニモンの影が迫る。

「貴様の娘は直接相手をしてやれなんだ…代わりに噂に名高いソフィにお相手願おうか!」

背後からソフィに覆いかぶさると、フェザニモンは先ほど蹴り上げられたはずのイチモツをそそり立たせる。

ズブウゥ…

毒によって狂わされたソフィの身体は、すんなりとフェザニモンを受け入れてしまった。


「あああっ!ぬ、抜きなさい!」

気丈に振る舞うものの、ソフィの腰はガクガクと震え、その度にフェザニモンの逸物が深く刺さっていく。

「どうだ…ワシらの恨みのエネルギーは!これが貴様の中に注がれる時、正気を保っていられると思うなよ!」

ドスッ…ドスッ…

滅ぼされた民族の怒りを体現するかのような、激しさと重さを兼ね備えたピストンがソフィを襲い、一突きされるたびに意識を飛ばされそうになってしまう。

「あぅっ…はがっ…ぁ…ぐう…えぁ…」

周りを囲むバンデル人たちの歓声の中で、ソフィの陵辱が続く。

「さすがは天下に名高いアルティマソフィ…辛うじて意識を保っているようだな…だがこれで終わりよ!食らえい!」

ソフィのこれまで積み重ねた陵辱の経験の中でも、ここまで意識を乱されることは稀であった。

それだけフェザニモン…いや、バンデル人の恨みが色濃いのか…

ソフィは薄れゆく意識の中で、そんなことを考えていた。

「ああああっ!だ、だめぇ…出さないで!」


しかし、フェザニモンの射精の瞬間、その意識は叩きつけられる暴力と駆け巡る快感に焼き切られてしまう。

ブシュッ…ドパッ…

体内に注がれるフェザニモンのザーメンに、膣内を蹂躙されるソフィ。

プシャアア…

注がれた量に比例するように、ソフィの乳首からはエネルギーの残滓が母乳状に噴き出される。

ピ…ピ…ピッ……

「う…あぁ…はぁ…や…」

エネルギーの排出に身体が耐えられなかったのか、エナジータイマーが消灯し、力尽きるソフィ。

「ふん…絶頂と共に逝くとは幸せなやつよ…こやつを旗艦に拘留しろ!」

絶頂の余波で痙攣するソフィを収容し、フェザニモンは艦隊に号令をかける。

「光の星の奴らにも、この女の通信が届いた頃だろう。これから奴らを侵略し、こやつと同じ目に遭わせてやるのだ!ゆくぞ!」

フェザニモンの大号令の元、出発するバンデル艦隊。

その行き先は、憎き光の星…

危機は今、すぐそこにまで迫っていた…


続く…


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Comments

Addition2

Very nice development to the story, and Sophie's pinch scene looks great too.

syonnai_hito

ミレーヌに引き続き、ジェロニモン・・・ではなくフェザニモンに凌辱されるソフィ・・・次はリオナか他のアルティマレディがそれ以上の目にあわされそうで楽しみ。