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挿絵 仮面ライナー様 ※あらすじ部分 CO様


※今作閲覧の際に、同時投稿のタイマー動画を一緒にご覧いただくとより楽しんでいただけるかもしれません。

 よろしければお試しください。


前話・「怪獣対凶獣対宇宙人」 あらすじ

アルティマミレーヌが倒れ、代わりに地球の守りについた母・アルティマソフィ。

しかし、ミレーヌの封印した凶獣と宇宙人を、怪獣・ムロチが解き放ってしまう。

三体を相手に奮闘するソフィであったが、多勢に無勢で窮地に追い込まれる。

なんとか最後の力を振り絞り、再度凶獣たちを封印するソフィであったが、力尽きた彼女はその姿を消してしまう。


傷つき意識を失っていたミレーヌが目覚めた時、彼女は母の残り香をうっすらと感じるのであった…


凶獣・ドラグリンと多次元怪人・ラポールの手先、ゲトロン星人jrが姿を消した地底を捜索する防衛隊。

アルティマレディが倒してくれたのでは?と言った楽観論も出る中、地中の空洞で二体がバリアに封印されているのが発見される。

この隙に攻撃を加えるべきという意見と、封印を維持すべきという意見がぶつかり合う防衛隊。

ミレーヌの地球での姿・卯月メイ隊員は、まだ病み上がりということで後方で待機を命じられていた。

せめて自分が全快するまでは現状を維持してほしいと願うミレーヌであったが、思いも虚しく攻撃案が採用されてしまう。

地中に爆薬を仕掛け、バリアのある空洞ごと崩落させる作戦を実行する防衛隊。

爆破が成功し、地響きを上げて空洞は岩盤に押し潰されていく。

防衛隊が勝利を確信したその時、爆破で埋もれた地面が盛り上がり、凶獣ドラグリンとゲトロン星人jrがその姿を表した。

「フハハハ!人間諸君!バリアを壊してくれてありがとう!」

そういいながら眼前の防衛隊を蹴散らしていく悪のコンビ。

モニターで惨劇を確認したメイ隊員は、傷病者用のテントを抜け出していく。

「こうなったら…私が戦うしかないわ。限られたエネルギーだけど…やってみせる!見ていて、お母様…」

痛む体を奮い立たせ、瞳を閉じるメイ隊員。

いつもより少しか弱い光が彼女を包み、次の瞬間にはそこからメイ隊員の姿は消えていた…


「シェアッ!」

爆破に赴いていた防衛隊をほぼ破壊し尽くしたドラグリンたちの前に、アルティマミレーヌがその姿を現す。

いつもなら颯爽と敵に飛びかかっていくところであったが、今日のミレーヌは様子がおかしかった。


「へあぁ…」

その場に膝をついて倒れ込むミレーヌ。

胸に輝くエナジータイマーこそ青く輝いていたが、その胸の先端にはすでに乳首が露出し、顔は上気して荒く息を切らしていた。

「むむっ…貴様はアルティマミレーヌ!よくも我々を閉じ込めてくれたな!」

ゲトロン星人jrはその手をミレーヌに向けると、その指先からは強烈な光が走る。

バチバチッ!

フラッシュにさらされたミレーヌの体が跳ね上がり、その衝撃に倒れ伏す。

「ああっ!いやっ!」

身体を内側から焼かれるような痛みに悶絶するミレーヌ。

背後から近づいたドラグリンがその体を蹴飛ばし、ミレーヌは土の上を転がされてしまう。

「ふん、なんだその様は!貴様の母親の方が、まだ手応えがあったぞ!」

弱ったミレーヌを蹂躙し、いい気になったゲトロン星人jrはミレーヌを抱き起こして羽交締めにする。

「は、離しなさい!」

いつものミレーヌだったらこんな非力な宇宙人の拘束など簡単に振り解けるはずだったが、消耗しきったその身体には、無理な注文であった。

ピコンピコンピコン…

エナジータイマーが点滅を始め、焦るミレーヌの表情を赤く彩る。


「ドラグリン!貴様の毒液を食らわせてやれ!」

指令を受けたドラグリンが口を開くと、そこから白くねばつく毒液が、粘液のようにミレーヌへ降りかかる。

ベチャアァ…

「あぅう…この粘液…身体が痺れて…動かない…」

身体全体にまとわりつく毒液が身体の自由を奪い、ミレーヌを追い詰めていく。

「ぐへへ、貴様の母親にはすんでの所で隙をつかれたが、これならあの忌まわしいバリアーも放てまい!」

ミレーヌも観念したのか、背後のゲトロン星人jrにその身を預ける。

「むむっ…もう立ってることもできないようだな…今楽にしてや…」

にやついてミレーヌを抱き寄せようとしたゲトロン星人jrだったが、突然その体が真っ二つに割れる。

「はぁ…はぁ…ティア、ラッガー…うう…」

毒液により身体の自由を奪われたミレーヌであったが、思念波に乗せてティアラッガーを放ち、油断したゲトロン星人jrを一刀両断にしたのだった。

同時に、支えを失ったことで地面に膝をつくミレーヌ。

「あとは…凶獣だけ…」

ピピピピピ…

タイマーは早鐘を打つように点滅を早め、ミレーヌの視界は消耗で霞がかかったように曇る。


その場にへたり込んだミレーヌの背後に、ドラグリンが迫る。

ゲトロン星人jrの命令に従うよう調整されていたドラグリンは、主人を失った狂犬のようにミレーヌへと襲いかかった。

「ガアアアッ!」

ストンピングにチョーク、無理やり引き起こしての投げ飛ばし…

無軌道な暴力が動けなくなったミレーヌを襲い、その身体はされるがままに、左右へと振り回される。

「きゃあっ…はぐっ…うあっ…」

絶え間なく襲い来る痛みと衝撃に、ミレーヌの身体は限界を迎えようとしていた。

「グゥアアアア!」

倒れ伏して動けなくなったミレーヌを前に勝鬨の咆哮をあげるドラグリン。

「あ…かは…ぐ…」

朦朧とする意識の中で、何とか上体を起こすミレーヌ。

しかし、その瞳はすでに光を失っていた。

ピピピピピ…ピ…ピッ…

エナジータイマーは最後にわずかな光を発し、その役目を終え消灯する。

「あ……」


アルティマミレーヌに最後の瞬間が訪れていた。

動かなくなったミレーヌを前に、ドラグリンは地中へと潜っていく。

地上には全滅した防衛隊の残骸とミレーヌの亡骸だけが残されるのであった…


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Comments

Addition2

I really love how this whole event is played out, and the bad end scene is also nice. Though I prefer Milene dies while standing, like in Ace. Overall it is still good. I also like the new artist's illustration. This might be my favorite Milene's design.

RS

仮面ライナー様、いい絵師ですね。他のヒロイン達も描いてほしいです!

ガチピン@ご支援感謝

RS様 いつもご支援・コメントありがとうございます😊 仮面ライナー様には引き続き別のヒロインで依頼をお願いしております。 おたのしみに!

syonnai_hito

仮面ライナー様はかっこよさとえっちさを併せ持った素晴らしい画です。やはりゲトロンjrは真っ二つになりましたが、ドラグリンがきっちり使命を果たし、事実上のミレーヌ敗北ですね・・・ただ毒液をぶっかけられた以外は性的にやられなかっただけ多少ましかと・・・。

ガチピン@ご支援感謝

ムロチ君が3枚に下されるように、ゲトロンくんは真っ二つが代名詞ですからね… 仮面ライナー様にはこれからも依頼をお願いしていくので、おたのしみに!

yukimi

護り手を失った地球、明日の夜明けは地獄の始まりなのか・・・