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※このエピソードは2020年8月更新分「人間標本 プロローグ」の続編になります。


「人間標本 ソフィ編」


挿絵 CO様


三面怪人 ダダ 登場


ウルトラエリナが消息を絶って数日…

各地で悪の宇宙人の暗躍が続き、宇宙警備隊はその対応に追われていた。

そんな中、銀十字軍で顧問を務めるウルトラソフィは、自ら志願してエリナの捜索に乗り出していた。

「名誉職で手の空いてる自分なら」との申し出を、宇宙警備隊は喜んで受け入れる。

ソフィ自身はエリナとはさほど面識はなかったものの、自らの義娘・ウルトラリオナの同期であり、仲も良かったと聞いていた。

エリナが消息を絶った地点は、銀河連邦の一般的な航路からも大きく外れており、無人のはずである。

そんなところで行方不明になったということは、事件に巻き込まれた可能性が高い、とソフィは考えていた。

時間が経つにつれて発見が難しくなるかもしれない・・・

その思いがソフィを現場へと向かわせたのである。

しばらくして、問題の宙域に到達するソフィ。

自らの探知能力で周りを探ると、巧妙に姿を隠した宇宙船を発見する。

「事故以外でこの宙域に宇宙船なんて…怪しいわね…」

とはいえ、現状エリナに繋がる唯一の手掛かりと見たソフィは宇宙船に接近し、テレパシーで交信を試みる。

「こちらは銀十字軍所属・ウルトラソフィです。この宙域で行方不明になった宇宙警備隊員の捜索をしているのですが、話を聞かせてもらえますか?」

すると宇宙船はその姿を表し、ソフィに応答する。

「我々は銀河連邦の依頼で新規航路の開拓を行っている者です。さぁ、中へどうぞ…」

そういうと宇宙船の下部が開放され、ソフィを中へと招き入れた。

「(罠…の可能性もあるわね…)ありがとうございます。」

虎穴に入らずんば虎子を得ず、と判断したソフィは中へと入っていった。


船内には人の気配もなく、ソフィは慎重に歩を進めていく。

「そちらの部屋にお入りください…」

船の主の声に従い、扉の中へ入るソフィ。

室内は電気がついておらず、真っ暗闇となっていた。

するといきなり入ってきた扉が閉まり、ソフィは閉じ込められてしまう。

「やはり罠だったようね…」

真っ暗な室内に目を慣らすため、視覚を強化するソフィ。

しかしそれこそがこの船の主、ダダの目的であった。

パシュッ!

眩いばかりのフラッシュが室内に瞬き、視覚を強化していたソフィは目を焼かれてしまう。

「ああっ!」

ソフィは一時的に視力を失い、膝をついてしまう。

「目が…きゃぁあっ!」

息つく間も与えず、ソフィの腕を鎖が拘束していく。



Yの字の形に拘束され、宙吊りに固定されるソフィ。

力を入れるものの、拘束はびくともしなかった。

「何のつもりです!これは立派な犯罪行為ですよ!」

どこから見ているかわからない船の主に、答えを求めるソフィ。

すると、先ほどとは打って変わった声が部屋に響いた。

「抵抗しても無駄ですぞ、ウルトラソフィ。その拘束は現役の宇宙警備隊員を拘束するために開発したものだ。一線を退いた貴女には荷が重い代物ではないかね?」

相手が敵性宇宙人であることを確信したソフィは、語気を強める。

「私を拘束してどうするつもりです?…まさかエリナもあなたたちが?」

ソフィの目的に合点が入ったのか、ダダも饒舌になっていく。

「やはりあの女の捜索が目的か…あいつなら、エネルギーの抽出に協力してくれているぞ…ほらこの通りだ。」

ソフィの目の前にモニターが現れ、その中では捕らえられたエリナが責め苦に耐えていた。


目をやられていたソフィはその映像を見ることができなかったが、モニターから漏れてくる喘ぎ声に怒りを露わにする。

「やめなさい!辱めることは許しません!」

ダダはせせら笑いながらモニターを消灯する。

「ふふふ…あの女には体で精製されるエネルギーを吸収させてもらっている。お前が代わってくれるというのかな?」

ソフィは焦点の定まらない目で空中を睨みながら、大きな声で叫ぶ。

「私のエネルギーの方が豊富よ!先に私からになさい!」

それを聞いたダダは、我が意を得たりとほくそ笑んだ。

「その申し出を待っていたぞ…貴様からもたっぷりと吸ってやろう。」

ダダがパチンと指を鳴らすと、謎の機械が宙吊りになったソフィの周りを飛び交い始める。

「これは…いったい…?」

やっと視力の戻ってきたソフィは、周りの様子に困惑する。

アームの生えた球体がソフィを取り囲んだかと思うと、その胸に襲い掛かった。

「…んっ…!何をするの!?」

アームのうち2本がソフィの豊満な胸を下から支え、残りの2本が胸の中心に組みついた。

「その機械はナックル星人から買った新兵器!貴様らウルトラ族の女から効率よくエネルギーを吸い上げるためのものだ。」

ダダが自慢げに説明する間、なんとか身を捩り抜け出そうとするソフィ。

そんな様子を見ていたダダは、手元のスイッチを入れる。

「無駄な抵抗はよしたまえ…少しおとなしくしてもらおう!」

次の瞬間、胸を下支えしていたアームから針がせり出し、ソフィの胸をついた。

「ぁん…む、胸が…熱い…」

顔が紅潮し、息が荒くなるソフィ。

ピコンピコンピコン…


同時にカラータイマーがピンクに点滅し、身体の不調を訴える。

「その薬はウルトラエリナで効果を実証済だ。案の定辛そうではないか、ウルトラソフィ。」

アームで隠れてはいたものの、ソフィの胸の先端にはすでに乳首が露出し、エネルギーの排出寸前になっていた。

「こんな…っつぅ…攻撃には負けません…」

口では強がりながらも、すでに身体を動かすこともできないソフィ。

「ふふふ、それではエネルギーをいただくとしよう!」

胸に組みついた機械が怪しく光ると、ソフィの乳首を刺激し始める。

すぐに母乳状に変換されたエネルギーが溢れ出し、機械に吸収されていく。

「あぁん…はぁぁああ…いやぁ…」

ソフィは首を振ることしかできず、エネルギーを吸われてしまう。

「素晴らしいエネルギーだ!これならあの兵器の起動も問題ないだろう…貴様の娘も同じように甚振ってやるぞ!」

ダダのセリフにうつろな表情で反応するソフィ。

「何ですって…リオナやミレーヌを狙うつもりなの?」

ダダは薄ら笑いを浮かべて答える。

「私はもともと貴様の夫に潰された犯罪組織の一員なのだ。娘に恨みを晴らそうとしたらお前まで罠にかかって一石二鳥だったというわけさ!」

それを聞いたソフィは青ざめた表情を浮かべる。

「そんな…あの娘たちが標的だったなんて…あぁあ…」

ソフィはエネルギーの大半を奪われ、カラータイマーも消灯してしまう。

機械を外されたソフィの胸からは、エネルギーの残滓が雫となってこぼれ落ちる。

「まずはこんなものか…ふはは…貴様からはエネルギーを奪う以外にも役に立ってもらうぞ!」

磔のまま連行されるソフィ。

しかし意識を失う直前、ソフィはウルトラサインを放っていた。

それには気付くことなく、ダダの宇宙船は地球に向かって飛行していく。

果たしてダダの野望を止める戦士は現れるのだろうか…


続く…


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Comments

イースト

ソフィも可愛いですが、エレナの乳首と泣き顔が最高です。こっからどうやって責めていくのか非常に楽しみです!

ガチピン@ご支援感謝

イースト様 いつもご支援・コメントありがとうございます😊 CO様のヒロインたちも可愛いですよね〜 コラボの許可もいただいたので、これからも登場してもらう予定です。 お楽しみに〜!