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謎の宇宙物体スノウアート 前編


テレパシー怪獣 デビロン 登場

挿絵 sfry@あぶそーぶろぐ様


宇宙で発見された謎の水晶体。

科学博物館で展示された水晶体はスノーアートと名付けられ、その美しさで人気を博していた。

しかし、その水晶体からは謎の電波が出ていることが判明する。

調査に向かった防衛隊の隊員が赤外線を照射すると、スノーアートは一瞬で崩壊してしまう。

スノーアートから発生したガスは調査に当たっていた防衛隊員を包み込み、テレパシー怪獣・デビロンとしての正体を表した。

防衛隊員の体を乗っ取って実体化したデビロンは科学博物館を後にする。

そのまま街へと出現し、テレキネシスでビルを破壊したり、テレパシーで人々を操り暴動を起こしたりと、暴れ回るデビロン。

乗っ取られている人質の隊員を傷つけてしまうため、攻撃もできず苦悩する防衛隊の面々。

しかしそうしている間にも被害が広がり、人質の命も危うくなってしまう。

意を決したウルトラミレーヌの人間体・卯月メイ隊員は変身し、デビロンの元へと向かった。


デビロンは山中で浮遊したまま静止していた。

ミレーヌはデビロンの目の前に降り立ち、無防備に両手を挙げる。

「デビロン!その人を解放しなさい!代わりに私の身体を差し出すわ!」

脆弱な地球人の体とミレーヌの体では出せる力が大きく変わる。

その申し出をデビロンが断る理由はなかった。

すぐさま人質としていた隊員から離脱し、ミレーヌに襲い掛かるデビロン。

ミレーヌはデビロンが自らに憑依したことを確認し、投げ出された隊員を安全な場所へ避難させる。

すぐさま、デビロンによる精神への侵食が始まった。

「くぅぅ…好きにはさせないわ!」

ミレーヌも持ち前の強靭な精神力でデビロンに対抗する。

ミレーヌの狙いはデビロンの侵食を跳ね返し、身体を追い出して浄化することにあった。

「フフフ…デハコウイウノハドウダ…?」

ミレーヌの内側からデビロンの声が響き、それと同時に両手がミレーヌの意思に反して動き出す。

デビロンのテレパシー能力で体を操られてしまうミレーヌ。

その両手は無造作にミレーヌ自身の胸に当てがわれた。



「…?一体何を……あぁん!」

ゆっくりと胸を揉みしだくミレーヌ。

側から見れば自慰を始めたようにしか見えなかった。

「貴様ラうるとら族ノ女ハココガ弱点ダロウ…」

デビロンの挑発に顔を赤らめながらも、ミレーヌは反論する。

「私を辱めたところで心は折れないわ!ばかにしないで!」

時折身体をびくつかせながらも、ミレーヌは強い意志を示し続ける。

すると、デビロンは次の一手に切り替えていく。

「フン…強気ナコトダ。…ホゥ、今貴様ノ記憶ヲ覗イテミタガ、『自分デスル』ノハ初メテジャナイヨウダナ…」

デビロンの指摘に、ミレーヌの顔に焦りの色が広がる。

「そんなことないわ!いい加減なことを言わないで!」

デビロンはミレーヌの狼狽ぶりを見て、効果ありと感じていた。

「ソレナラ思イ出シテミルコトダ…」

そういうと、デビロンはミレーヌの頭の中に、自らが見た記憶の光景を投影していった…


それはまだ、ミレーヌが宇宙警備隊の教育学校に通っていた頃…

前線で戦う警備隊を志望する女性隊員は多くない事もあり、ミレーヌの同学年の大半は男子であった。

彼らも気を使うのか、ミレーヌの前では年頃の男子のような下世話な話は控えており、ミレーヌも授業で習う以上の性知識を得ることもないまま、訓練の日々を過ごしていた。

しかしある日、男子の1人がオカズにしていた際どい写真を落としてしまい、ミレーヌがそれを拾ってしまう事件が起きる。

それまで自らを含む女性がそういう視線で見られていることを知らなかったミレーヌは驚いたが、同時に興味も惹かれていた。

家にその写真を持ち帰ったミレーヌは、写真内の女性のように自らの胸を刺激してみる。

すると、うっすらと体全体が熱を帯びる感覚とともに、胸の一部に変化が訪れた。

ちょうど胸の中心に当たる部分がピンクに染まり、その中心には乳首が露出する。

自らの体の変化に驚くミレーヌ。

しかし、そこに触れるたびに体を甘い刺激が走り、その手を止めることができなかった。

「…んんっ…あっ…だめぇ…!!」

迫り上がってくる未知の感覚に身体を任せてしまうミレーヌ。

乳首からはうっすらとエネルギーが漏れ出し、身体はビクビクと痙攣を続けていた。

身体を動かしているわけでもないのに息切れが治らず、困惑するミレーヌの身体に、さらなる変化が訪れる。

ピコン…ピコン…

カラータイマーが桃色に染まり、ゆったりとした点滅を始める。

今まで訓練の最中にエネルギーの低下でカラータイマーが点滅することはあったが、こんな点滅の仕方は初めてであった。

「…っ!こんなの…お義姉様やお母様に見られたら…」

義姉のリオナは清廉を絵に描いたようなミレーヌの憧れである。

そんなリオナにこの痴態を見られたら…

軽蔑されたらどうしよう…

そんな思いが頭をよぎり、ミレーヌは涙を浮かべる。

しかしそれと同時に、愛する義姉の顔を思い浮かべた瞬間、更なる快感がミレーヌを襲った。

「はぁああん…だめっ!お義姉様っ…見ないでぇ…」

再びの絶頂が幼いミレーヌの身体を跳ね上げる。

しばらくして身体の火照りは治ったものの、ミレーヌはリオナの顔を見ることができない日々が続いたのだった。


「いやぁっ!こんな記憶、思い出させないでぇ…!」

首を振るミレーヌとは裏腹に、自らの手は胸への刺激を止めてくれない。

鮮烈に思い出された記憶により、ミレーヌの身体の反応は高まってしまい、乳首が完全に露出してしまっていた。

ピコンピコンピコン…

カラータイマーも桃色に点滅し、ミレーヌの発情を明示する。

乳首からはエネルギーが流れ落ち、膝をついたミレーヌの足元に溜まっていく。



「いけないっ…このまま好きにさせたらエネルギーが…」

エネルギーの低下に焦るミレーヌ。

このまま力尽きてしまえば、体を乗っ取られてしまう。

しかしデビロンの操るミレーヌの腕は、的確に自らの乳首を刺激していく。

時にはつまみ、時には弾き、指先が乳首に触れるたびに、ミレーヌのエネルギーが溢れ出てしまう。

「ああっ…もうだめ…はぁああ…」

ビュル…ビュッ…

乳首から一際勢いよく飛び出すエネルギー。

ピコ…ピコ…ピ…

カラータイマーから光が消え、ミレーヌの意識が消えてゆく。

目からも生気がなくなり虚ろな表情を見せるミレーヌ。

「フフフ…身体ヲ貰イ受ケル代ワリニ、貴様ノ望ミヲ叶エテヤロウ…」

俯いたミレーヌが顔を上げると、その目には怪しい光が宿る。

身体を走る赤いラインがどす黒く染まり、股間が盛り上がっていく。

宇宙にウルトラサインを放ち怪しく笑うミレーヌ。



「オ前ノ愛スルうるとらりおなヲ呼ンデヤロウ…ソノ欲望ヲ発散スルガヨイ…」

ミレーヌの身体を乗っ取ったデビロン。

次なる標的を見定め、時を待つのであった…


後編に続く…


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Comments

イースト

こんな清廉な女の子が自慰してた事実を思い出させられた時の反応だ好きです!乳首がいいですね!

ガチピン@ご支援感謝

イースト様 いつもご支援・コメントありがとうございます😊 毅然としたヒロインにもエッチなところがあってもいいかなと思って書きました。後編もお楽しみに〜。