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アルティ・マミィ

身長40メートル 体重 32000トン


かつて地球が悪の宇宙人連合に狙われた際に派遣された、光の戦士。

必殺のアルティニウム光線を武器に、宇宙人や怪獣と戦いを繰り広げる。

胸に光る二つのカラータイマーが印象的。

数年の戦いの末に宇宙人連合が撤退したため、その後は監視員として地球に駐在している。

宇宙人連合との戦いの際、人間として所属していた防衛軍の隊長と恋に落ち、光の国に許可を得た上で結ばれる。

監視員として地球に100年ほど残る予定で、現在は一般人「有田マミ」として主婦業に勤しんでいる。

夫との間に一女・マリナが生まれた。

そのマリナが父の影響で、防衛隊を目指しているのが悩みの種。

地球に再び危機が訪れたとき、20年のブランクを経て戦いへと身を投じる。


アルティ・マミィ 第一話 「月面の再会 前編」


地球はかつて悪の宇宙人に狙われていた。

しかし、それを阻むために正義の戦士が現れる。

彼女の名前はアルティ・マミィ。

悪の宇宙人の操る怪獣たちと戦いを繰り広げ、地球を守りきった彼女は地球でしばしの休息を過ごしていた。

戦いの中で恋に落ちた防衛隊の隊長と結婚し、平和を謳歌するアルティ・マミィ。

長い寿命を持つ彼女には地球での数十年はちょっとした休暇のようなものだったが、幸せな時間を過ごしていた。

しかしその束の間の平和にも、陰りが見え始めていた…


「地球か…久しぶりだな…」

宇宙船のモニターを見ながら、宇宙人が呟く。

「ふふふ、待っていろよアルティ・マミィ…」

不敵に笑う宇宙人の目が怪しく光るのであった。


一方地球ではーー

アルティ・マミィの地球での姿、「有田マミ」は娘を学校へ送り出し、午前の家事に取り掛かっていた。

防衛隊の隊員として、また正義のヒロイン・アルティマミィとして戦った日々は20年ほど前。

その後は当時の防衛隊の隊長と結婚し、娘のマリナを授かりしあわせな日々を過ごしていた。

寿命の長い彼女にとっては休暇程度の時間ではあったが、初めて体験する戦いではない日々をマミは楽しんでいた。

銀河警備隊の一員として地球の状況を定期的に報告する任務こそあるものの、この20年異常のかけらもない。

「今日も平和ね!」

天気の良さも相まり、マミはご機嫌な朝を過ごしていたが、一本の電話がその静寂を破壊する。

「あら…あの人から連絡なんて珍しいわね…」

電話の相手は彼女の夫・防衛隊の長官からであった。

彼女が現役だった頃は隊長であったが、20年で長官まで出世していた。

忙しくしており、会える機会こそ少なくなってしまったが、夫婦の絆は強く結ばれているのである。

「ええ…はい…わかったわ。私に任せて、あなた。」

夫からの情報は月面に一瞬、謎の宇宙船の反応が現れたというものだった。マミの正体を知る長官には、不測の事態の時は自分に連絡するように言ってあったのである。

20年の平和で、防衛隊もすぐには動けないようになってしまっていた。

マミは人目につかない場所で、胸にかけたネックレスについたブローチを構える。

「たぁっっ!」

マミの体が光に包まれる。そのまま一筋の光となり、空へ飛び立ってゆく。

20年ぶりの変身であったが、ブランクを感じさせない速度で大気圏を突破するアルティ・マミィ。

日常を送る街の住人に気づかれることなく、マミィは月へと向かうのであった。


月面に到達したマミィは、夫から聞いたポイントへと向かう。

そこには平野が広がり、表面上は何もなかった。

「この辺のはず…アルティ・アイ!」

透視光線を使い、周りを見渡すマミィ。

すると、うまく背景に偽装しているものの、故障した宇宙船が不時着しているのが見て取れた。

「だいぶ壊れているわね…ん?…そこの宇宙人!でてきなさい!」

偽装した宇宙船の影に生体反応を察知し、マミィは声をかける。

すると、一体の宇宙人が姿を見せる。

「あなたは…マグマ星人!」

マミィは驚きを隠せなかった。

マグマ星人はかつて地球を攻めた宇宙人連合の1人であった。しかし状況が劣勢になるといち早く撤退を決めた宇宙人である。

「今の地球は接近も禁止されているのは知っているはず!何を企んでいるの?」

マグマ星人は両手を上げて抵抗の意思がないことを示しながら、マミィに近づいた。

「すまんすまん…分かってはいるんだが、見ての通り宇宙船が故障してしまったのだ。かつて侵略しようとした星の様子など見にくるんではなかった…」

言い訳するように捲し立てるマグマ星人。

マミィは距離を取りながら、宇宙船の様子を伺った。

「何かにぶつかったの?だいぶ損壊してるけど…」

マミィの問いにマグマ星人はやれやれといったリアクションで答える。

「いやなに、以前の侵略時にこの地点を拠点にしてたのだ。ワープのメモリーに残しておいたんだが、転移の際に何かにぶつかったみたいでな…ワープアウト時にステルス偽装が一瞬解けてしまったのだ。あの一瞬で捕捉されるとは、あの星の技術も進歩してるようだな。」

実際脅威が去ったことで地球の軍縮は進んだが、代わりに技術の促進はめざましいほどであった。

「悪いことはできないということよ。すぐに立ち去りなさい!」

警告するマミィに首を横に振るマグマ星人。

「船がこの状態ではどうにもならんよ。もう少し待ってくれ…」

そう言いながら背を向け宇宙船に向かって歩き出すマグマ星人。

マミィも警戒しながら後をついていくが、マグマ星人がほくそ笑んでいることには気づけなかった。

マミィの体が宇宙船の偽装空間に入った瞬間、マグマ星人は笑いながら振り返った。

「随分と警戒心が薄れたものだな、アルティ・マミィ!数十年で戦士としての勘が鈍ったのではないか?」

しまったと思った時にはすでに遅く、半月型のパーツが2つマミィに襲い掛かる。

「こんなものっ!」

身軽に躱していくマミィであったが、一瞬マグマ星人から注意が外れてしまう。

「隙だらけだぞ、マミィ!」

サーベルからビームを放つマグマ星人。

「きゃぁっ!」

直撃を避けたものの、体勢を崩されてしまうマミィ。

その隙をついて2つのパーツが襲いかかり、マミィの太腿を挟み込んで合体した。

足輪をつけられたような形になるマミィ。

「これは一体…っくぅ、外れない…!」

勝ちを確信したように近づいてくるマグマ星人。

「ふはは!罠にかかったな。もう貴様に勝機はないぞ!」

マミィは冷静に足輪を確認する。

特に重いわけではなく、痛みも感じない。

「足輪1つで随分強気なことね!この程度で私は止められないわ!」

もう一度マグマ星人へ向かって構えをとるマミィ。

「ふふふ、これでも同じことがいえるかな?」

そう言って指を弾くマグマ星人。

次の瞬間、足輪が怪しい光を放ちマミィの様子に異常が現れる。

「一体なんだというの!ヘァッ?!」

ピコンピコンピコン…

両胸に輝くマミィのカラータイマーが点滅を始め、マミィの体がビクつき始める。

「そ、そんな…体が熱い…どうしてしまったというの…」

この感覚はマミィにとって初めてのことではなかった。

宇宙人軍団との戦いの終盤、相手のボスであったエンペラ星人に捕まった際にマミィは拷問を受けていた。

その際に淫紋を植え付けられてしまっていたのだ。

その後、仲間の助けもあり淫紋を克服し、最終決戦に勝利したのであった。

「懐かしいだろう…貴様が一度エンペラ星人の手に落ちたと聞いてな。その足輪はその時の感覚を呼び戻す『スレイブリング』だ!」

そう言いながらマミィの背後に周り、引き起こすマグマ星人。

「あぁっ…や、やめなさい…」



左手のサーベルでマミィの股間を摩っていくマグマ星人。

「ふふふ、そういうなマミィ。これからゆっくり遊んでやろう。」

マグマ星人の計画はまだ始まったばかりであった…


後編に続く…


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Comments

Meteora

Sorry but i cant accept this type of heroine. Too thicc. Milenna is better.