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File20. ギゴガゴマシーン猛レース! ②(2021/09/10)

http://comic-medu.com/wk/tokyo_immigration


単行本

東京入星管理局 (1)

東京入星管理局 (2)


※20話の内容に触れてます。読んでからこの記事を見るのがおすすめ。

読んでも読まなくてもいいおまけとして単行本おまけに使おうと思ったけどどう考えても入り切らないのでここに放流するやつです。

おまけ

『東京裏通り』

↑クリックすると大きい画像が見れるよ!


ヘルボーイゴールデンアーミーの市場とか血界戦線とかエリア51とかエッシャーの絵みたいな異界が描きてぇ~~~!!!

って気持ちはずっとあって、ようやく絵として登場させられた!

という絵です。

遠くはベクシンスキーっぽい巨大構造物、中景はゴッサム、手前は第9地区

みたいな感じで脳内補完してください。窓の画力の問題で今はこれが表現の限界。

次回はもっと脳内イメージに近づけるようがんばります。




恒川 光太郎先生の夜市とか雷の季節の終わりにを読んだときの

「すぐ隣の異界」「重ね合わせの異界」「気づかず跨ぎ越してる異界」

感を描きたいけど

「どうやって絵にするのかわかんねぇ~~~!!!」となりながら

考えた結果、「壁抜けバグ」「床抜けバグ」を漫画に出来たら面白いのでは?

と思ってそんな感じを描こうとがんばってます

2巻のFile.10で試験的に「壁抜けバグ」みたいな絵を描いてみたコマ。

難しい!!!

今後もギミックとして登場させたい。


裏通りの様子

左上の「あいうえ」の看板は「日本語使えます」と同義。

右の「にほんごつかえもす」も同じ。

実際日本人がしゃべる日本語がそのまま通じるかどうかは怪しい。


人間の街の建造物とかを勝手に宇宙技術でコピペして使ってるけど

人間が使うわけじゃないので人間が見ると意味不明な構造になったりしてて

トマソンがそこかしこで発生してる街。

「人間が作った物なのに人間が使うことを想定してない街」を描きたかったのだ。

エッシャーの絵とか。


裏通りの人々(人ではない)

今回モブ宇宙人いっぱい描けて楽しかった!

なんとなく楽しい形の組み合わせで量産したので今回は

詳しい設定がある宇宙人は少なめ。

思いついたら再登場させるかも。


サモワール人

サモワール、異文化ガジェットって感じで好き


1500年前のマヤの力士人

これ↓ かわいい

https://twitter.com/Steampunk_T/status/1391457841228226564


パノラマ撮影失敗猫

人間は「パノラマ撮影失敗猫」と呼ぶが、

人間が「猫」と認識している生き物の中にはこういう姿のものが混じっているのだ。

写真期には「猫」の認識改変念波が効かないので”の姿”をしてしまうのだ。


でんぐりでんぐり人

エッシャーの階段の絵とかによく出てくる謎の生き物

名前あったんだこれ


ヒポ・キャン

タツノオトシゴ風の環境適応服の上から

バラ売りの擬人服の首・腕パーツだけを着てる。

同じものを何個も装着できるというのは金のない新興ギャングの中では

ステータスなのだ。

これはマッドマックス怒りのデスロードのイモータン・ジョーのダブルキャディラックのコンセプトのパロディです。



前回登場したB・洲譜廉・D↑と同じく、

基本的に地球人街に出ないタイプの裏通りギャングなので

人間の姿を再現することにこだわりがあんまりない。

こういう人間の姿に寄せる気がないけど地球に住んでる以上は最低限地球の

ルールに縛られてる人外デザインを

いっぱい描けて嬉しい。このエピソード。


ミウ・マ

File.19のコイツ↓


目がいっぱいの人

↑喋ってる言葉はエスペラント語と日本語のピジン言語。

ピジン語についてはまた詳しく本編で出す機会を作りたい。

この客は見て分かる通り全然人間の形をしていない。

人間の街に出る用事もなく裏通りで生きている客はわざわざ擬人服を買うことは

せず最低限地球環境に適応できる装備であとは過ごしやすい格好で過ごしている。

そのため、使う言葉も「人間に紛れるため」の言葉を使う理由がないため、

裏通りで雑に話されているピジン語を使う者が多い。


ガスマスクきのこ

ガスマスクしてるきのこ。


源氏パイアリ



賭けてるモブ

File.2のパブにいたこの人たち↓

何度も描いて動かすのは面倒くさいけどデザインが気に入ってるので

1コマだけ出したいモブの人たち。


エノキリアン



ママ・チャリオット

モーターチャリオットの人力版。

人力ではない。


モブ



コーヒー好きの芋虫↓

ヘキサモニタ人↑

人間の顔のことがよく分かってないので

目、口、鼻、耳を雰囲気だけで組み合わせて顔を再現したつもりになってる。



メザメユスリカ

ユスリカっぽい宇宙人。テレキネシスで擬人服を操縦したりしてる。


天掻↓

作画中もデザイン固まらなくてこね回してたけど

担当さんの同僚の編集さんがラフを見て

「これはギーガーデザインのバットモービルがモチーフでは!?」

って言ってたというのを担当さん経由で聞いて

ギーガーデザインのバットモービル、最高じゃん…!!!

ってなってデザインにドスッと盛り込みました。

結果最高の形になって嬉しい。

担当さん、同僚さん、ギーガーありがとう。





天掻、むず!!!

となってサッと作った作画補助用の3Dモデル

こんな感じになってます。


その他 ガジェットなど

チャージャーの中身

↑パレンケの石棺っぽい

とりあえずゴチャッと埋まってればそれで良い小さい絵だったので

どうやって埋めようかな~と思ってパレンケの石棺レリーフが

エンジンだったらなんか強そうだなと思って描きました。


ドラゴンタブーファミリーの機材

地球人類の科学技術を大幅に超えた技術の輸入は厳しく制限されているため、

地球人ガジェットを改造したり、

密輸したガジェットと組み合わせて使ったりしてる。

中古のブラウン管テレビとプッシュホンを改造して傍受やハッキングに使ってる。

ハッキング担当の擬人服は指が太いので普通のPC用キーボードは扱いづらいので

中古のプッシュホンで代用してる。

ドラゴンタブーファミリーは金がない新興ギャングなので

だいたい中古品。


↑真ん中あたりのモニタに付いてる四角とかトゲトゲのやつは家電量販店で

陳列されてるやつに付いてる値札とかPOP。

これが付いてるということは「中古品ではない」証拠になるので箔がつく。


プラグイン(動作適応)

人間のインフラに相乗りし、人間の道具を流用

する方が地球で暮らすにはコスパが良いため、

手や腕だけ擬人服を買って装着してる裏通り住民は多い。

手パーツ自体に動作適応プラグインがインストールされていて、

「お札を数える(エビちゃんとか)」「箸を扱う」

みたいな一見すると異邦人には難しい動作もすんなり行える。

↑お札を数えるエビちゃん


↑父と娘編のパパは擬人服購入から足がつくのを警戒して

プラグイン無しで人間生活に馴染むまで頑張った。すごい。


↑プラグインがあるので大抵は

人間と遜色ない動作ができるのだが

元の姿の動作習慣などの影響で

微妙にクセが出てしまうこともある。

ヒポは大抵のものを人差指と親指で

つまむクセがある。残り3本の指を

「じゃまだなー」と思ってる。


『ギャンブルブック』

↑『THE GAMBLE BOOK』の部分は

ゆうたONEさんのフォント!

このフォントが使いたくてこのコマ描き始めたまである。

ブックメーカーのイメージだけどブックメーカーが実際どういうUIなのか

よく分からなかったのでTwitchぽくしました。


通信端末

スマホ型とか本型とかたこ焼き型とか

あとTwitterに流れてきたこれ見て「うわー!郷愁!!!」となったので

そういうガジェットを描きました。


怪しいスポーツ新聞

紙面構成は東スポの「プレスリーは生きていた‼」のオマージュ。


次回もお楽しみに!

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