東京入星管理局　File.19のおまけ (Pixiv Fanbox)

ーーーーーーー↓更新された最新話はこれ↓ーーーーーーー

File19. ギゴガゴマシーン猛レース! (1)

http://comic-medu.com/wk/tokyo_immigration

単行本

東京入星管理局①巻

東京入星管理局②巻

ーーーーーーー↑これは単行本↑ーーーーーーー

※19話の内容に触れてます。読んでからこの記事を見るのがおすすめ。

単行本おまけページに使おうと思ったけどどう考えても入り切らないのでここに放流したやつです。

以下おまけ

ここで紹介するものは、19話を描いてる時点で考えてたことなので今後変わるかも。

「19話を描いていた頃の窓の思考メモ」みたいなものと考えてください。

扉絵の全体像

　右下の方は最初から画面外になる予定だったので途中で途切れてる。

　左型は切れちゃったけど一応描いてた先頭など。

　こういうステッカーほしい。

持ち主と、描く上で参考にした改造元の車種

　今回出てきてないのとか持ち主描いてないやつもあるけど、

　次回以降出てくるかはわからない。

　締め切り前日になんとなく描いたので。

登場車両紹介

梵御のトラック

もともとかなり前から

・公道レース

・飛び入り参加のチャージャーで3本腕活かして両側とドンパチ

・固定銃を走行中の車両に撃てばぶっ潰れてひっくり返る

・棒立ちのアンちゃんに追突した車がクチャクチャに

って流れを描きたくて、今回ようやく描けました。うれしい！

で、固定銃でひっくり返すなら、

小さくて一見威力がしょぼい固定銃と対比させるためにでっかい車がいいな

と思ったので、コンボイトラックにしました。強そうだから。

作画資料としてミニカーを買ったけど届いたのは作画後でした。

梵御のトラックのペイント

「コンボイトラックにはファイアパターンだろ！やっぱり！」と思ったんだけど

コンボイトラックにファイアパターン描くと

「いつ変形するんだろう」という気持ちになっちゃうので、

『この車は変形しません』という意味を込めて

梵字で『このくるまはへんけいしません』って書くことにしました。

変形しないで即退場するので。

↑これが

↑こうなって

↑こうなりました。

これをコピペ変形してファイアパターンぽくしてた。

梵字の50音対応については検索して出てきたいくつかの票を参考にしたけど

正確性とかは保証できないです。

あと解読できないくらいクチャっとなったから別に暗号というわけでもない。

じゃぁなんですか？

さぁ…？

少し背の高いビートル

リフトアップしたビートル。

後でぶつかるアンちゃんの腕に高さに合わせて持ち上げました。

持ち主がaikoのファンかどうかは不明。

作画資料としてミニカーを買ったけど届いたのは作画後でした。

集金車

次回活躍しそうな予感！？

というわけで詳しい紹介も次回に持ち越し！

シルエットはポンティアック・ファイヤーバード・トランザム77年式

あたりのイメージ。

↑初期案

「せっかく車描くならシド・ミードのパトカーみたいなの描きたいな～」

と思って描いてたらシド・ミードのパトカーそのものに

なってしまったのでボツにした。

賞金稼ぎたちの車両

最後に登場した賞金稼ぎたちの車両は次回もっと活躍するかも知れないので次回のおまけに持ち越し！

登場ギャング・組織とか

『ドラゴン・タブーファミリー』

公道レース賭博『幻レース』を主催運営してるギャング。

紋章はのモチーフは「忌」の字を「タツノオトシゴ」と「✕」で表した図。

詳細紹介はもうちょっと活躍する？予定の次回に持ち越し。

多星籍犯罪組織『■■■■（表記不能）商会』

地球よりもっと経済の中心日本部を構えてる組織。

紋章のモチーフはベタ。魚の。

組織名が「表記不能」なの好き。

発声不能でも翻訳不能でもなく「表記不能」。

「地球～？聞いたこと無いな～よっぽど辺境なんですね～。え？共通語も使えないんですか～？はぁ～っ、翻訳用の辞書整備さえ整ってないんですか？じゃぁいいです。そこまで手間かけてローカライズしてもメリット無いんで」

という傲慢さが出て良い。

「表記不能」が実際どういうものかは今後描く機会があればねじ込んでいきたい。

■■■■商会在地球窓口『足の生えた金魚鉢』

紋章のモチーフは足の生えた金魚鉢。

経済的中心地で活動する商会が地球においた拠点。

という名の超ド田舎部署。

一応、地球は天の川銀河の外縁よりにあるので、

外縁と他銀河との交流拠点の役割もあると思うんだけど、

B・洲譜廉・Dはとにかく

「こんな田舎に置き去りやだ～～中央に帰りたい～～」って思ってる。

がんばれ。B。

『光り竹』

紋章は月と節が光った竹。

認知阻害機能を備えたマスドライバーを用いて

地球↔宇宙間の密輸を行う組織。

主な取引先は月の裏？

『タールの小方』

紋章は黒い箱に封じられた方舟。

ほとんどの物体を時間停止状態で封印する

真っ黒なキューブ型ガジェットを装備した、『七日目のの雨』の施設蒐集部隊。

『七日目の雨』

宇宙のあらゆる動・植・鉱物を保護する目的で

蒐集・簒奪している蒐集家。

『D・D・D』（デリバリー・バリュー・ドールズ）

紋章のモチーフは「3つのD」

人材派遣ギルド

依頼料は安く、仕事はそれなり。

『てんびん座の方から来ました』

紋章のモチーフは天秤。

懸賞金の金額が正当かどうか検証するため

検証対象と賞金稼ぎを追いデータ収集する

趣味のサークル。

組織名が日本語としては妙だけど、たぶん彼ら(？)の母語では

かっこいい名称になるんだろうけど、直訳したのでこうなったらしい。

こういう組織名とかシンボルマークとか考えるの楽しすぎ。

一生これだけやって暮らしたい。

登場宇宙人紹介（今回明らかになった範囲で）

梵御

屈強なスキンヘッド男型擬人服を使用。

識人率がやや低く、見るからにサイボーグ。

でも東京入星管理局は現代日本が舞台なので、

普通の人間はすれ違った人間が宇宙サイボーグだなんて思考の選択肢にないため、

「妙なシワがある人」程度にしか思ってない。と思う。

中に入ってた本体が持ってるのはプラズマガンかなにかだ。

↑梵御の本体。（ヒトデ人）

本体といっても、これ自体も擬人服のようなもので、

この中にもっと極端にコンパクト化した本体がいるかも知れないし、

リモート擬態みたいなものかもしれない。

この場では知る術はない。取り調べとかで分かることもある。

残波（トゲ吹きホヤの一種）

パンクい男性型擬人服を使用。

トゲを吹くホヤのような宇宙生命体が口から出てきたが、

これが彼の本体なのか、トゲ吹きホヤを武器として仕込んでいただけで、

本体は頭以外に収まってて別の姿なのか、この状況ではわからない。

取り調べとかで分かることもあるが、現場にいるラインちゃんたちには

知ったこっちゃない。

ここマツケンサンバⅡ

叩けボンゴ　響けサンバ　踊れ南のカルナバル

なので。

B・洲譜廉・D

『足の生えた金魚鉢』の代表。

代表とは名ばかりで、本部でミスしたかなんかで

地球という辺境送りになったらしい。

カプセル：

ここにBの本体が収まってる。

カプセルだけで自己完結型の生命維持装置兼宇宙服みたいな役割。

アンテナ：

地球人でいう「五感」はだいたいここで感受する。

地球の磁場とか大気や降り注ぐ太陽からの宇宙放射線に対応するためもので、

別の星や環境に行けば別の形のものを付けたりする。

ユニバーサル環境適応服：

「だいたいどの星の入星規格もパスする設計の宇宙服」みたいなもの。

Bのはカプセルを乗せるためセミオーダー。

”ユニバーサル”とはいいつつ、銀河のそこら中で様々な規格が乱立している。

1巻6話の社長のツノゼミ様の姿もユニバーサル環境適応服だった。

↑これ。

ユニバーサルってなんなんだ。

様々な文明圏から様々な姿の物が集まるような場所ではある程度規格として成り立っているらしい。

ユニバーサルポッドA：

地球に住み着いた不法滞在者が独自に開発したらしい物。

球状のポッド部に複数ある漏斗状の凹みはユニバーサルジョイント。

下部のファンは排熱用。

ユニバーサルポッドのデザインは、

潜水艇を簡略化して縦にしたりひっくり返したもの。

吸入器：

↓ユニバーサルAのボンベと接続してなにか吸入してる様子。

たぶん精神(？)を押し付ける作用があるガスをボンベに封入してある。

吸入部は水タバコ、手動ポンプは灯油ポンプ。

腕部：

蛇腹チューブ。

中には2本の配線。配線は「手」を動かすためのもの。

腕全体を動かしてるのは、2重になった蛇腹チューブの

内側に満たされたゼリー状の液体筋肉。

Bのデザインモチーフはベタ（観賞魚・闘魚の）。正面から見るとフライングウッズモンスターっぽさもあるかも。

Bは地球人を強く軽視してるので擬人服は使わず、

もともと使ってた環境適応服を着てる。

しかし地球で暮らすなら地球人が作った道具を使うのに適した体が必要なため、

自分は手だけは装備（「2本だと足りなくない？」という理由で左手が2つ）。

部下には地球人の機材を扱わせるために、

機能は十分だが擬人性は最低限の擬人服を着せている。

同じ姿で考えるということは

思考の順序や範囲を同質化してしまう。

理解するということは同一化の過程である。

「私は地球人とかいう未開の原始生物と少しでも同質化したくない！」

という考えなのがB。

丹頂

代表補佐。

Bの直属の部下であり相談役。

Bは派手好きで見栄っ張りだが実務はほとんど丹頂に任せきりの模様。

人間で言うと「腐れ縁」的な関係。

ユニバーサルポッドB：

丹頂専用に改造したもの。

思考核とかを入れてる。

本体もこの中。

丹頂の頭部にはガラスドーム内に脳っぽい器官が丸出しになってるが

脳のような形状になる器官は、大きい表面積を確保するために結果的に

そうなってるだけで脳とかじゃないことが多い。濾過吸収器官とか。つまり腸。

ユニバーサルポッドA:

スペースが余ったので演算補助装置をかを入れてる。

腕と下半身：

闇市で適当に買って付けたもの。

人間の「服」概念への理解が薄いので上半身には何もはおらず、

ズボンもサイズが合って無くて裾を何度も折り返してる。

ウェストも合ってないのでベルトでギュウギュウに締めてる。

まぁ上半身に関してはなにか着れる構造じゃないけど。

丹頂の頭部は金魚鉢と丹頂（金魚の品種）

賞金稼ぎたち

①頭触人（とうしょくじん）

上部から触手上の器官が生えてる

やつらの総称

②コウモリ兄弟

コウモリが指の先で擬人服の首から体につながる糸を手繰っているような姿

新聞型のニュースストリーミングガジェットを見てる

③トライポッド（ユニバーサル移動機の一種）の脚

↓2巻のFile.10にもちらっと登場してる

↓これ。元ネタはもちろん宇宙戦争のトライポッド。

　ユニバーサル移動機の一種で、地面があればだいたい運用できるらしい。

④料理人になった青虫

多脚ポッドに乗ってエプロンを身に着けた青虫のような姿

料理人

公衆電話型の公衆通信端末を見てる

⑤ミスター・ダミー

不死身の賞金稼ぎ

⑥ミス・ダブルタップ

賞金稼ぎ

腕が1対2本しかない人間の姿は普通に

不便なので4本にしてる

⑦ピラミッド型宇宙生物

野良猫みたいなもん

あるいは誰かの義体

⑧ビル・ブロス（ビルディングブラザース）の小型個体

ビル・ブロスはビルを地球の支配種と思って擬態してる種族の集団。

ビルに出入りする人間や換気や上下水道を「代謝」と捕らえているのだ。

↓ビル・ブロスは実は1巻のFile.2にも登場してる。

↓これ。

首首似

「直列つなぎで思考力2倍だぜ兄弟！

　生き残るのは強いやつじゃねぇ！

　考え続けるやつさ！」

峠の怪『八つ目うなり』

人間の走り屋の間で都市伝説的に知られている存在。

とある峠道で勝負してると割り込んでくる。

よく人間の町に顔出すわりに見た目が怖いので妖怪扱いされてる。

暗がり狩り『生舎利』

彼について分かっているのは

好戦的な賞金稼ぎであり

彼自身もいくつかの星と宙域で

賞金首になっているということだけ。

『ケージに入ったペットショップ・ニコラス』

「商品を減らすわけにはいかんだろ」彼は

うっかり小動物を食べてしまわないために

自らを閉じ込めることにした。

・・・と思われているが、心優しい小動物好き。

ケージはダルダルの肌が邪魔なので矯正してるだけ。

原棲生物研究家『Ｄｒ．ムムム』

宇宙を股にかける冒険家であり研究者。

まだ見たことがない生き物が好き。

微分子レベルまで丁寧に解剖して隅々まで調べるぞ！

怪奇写真家『木ッ甬・艹ッ台』

（漢字は当て字）

オウムガイのような生物のコロニー。

貝一匹一匹をブロックのように組み替えて

なんとなく人型を象っている。

顔がないので闇市で買った鼻眼鏡を

テープで止めて顔代わりにしてる。

『ひとつの顔の　壁のシミの（シミュラクラ）一家』

「そうだよ父さん」

「ワシはそうは思わん！」

「俺は曾孫に賛成だぜ」

空っぽの擬人服の表面に寄生した

カビのような生物群。

高度な知能を持ち一族の意識が

ひとつの擬人服に同居している。

確認されているだけで5世代同居。

寿命サイクルが早くほとんど地球土着の生命体といえるが、

入星管理局の基準では「在来種」と定義できず、違法移民として隠れ暮らしてる。

管制室のモニター

暴走車両に付けられた識別番号？は、初めて発見された

「違法素数」（ k ⋅ 256 2 + 2083 ）の最初101桁。

これもコンボイトラックの梵字と同じく、

展開性が限りなく薄いので暗号と言うほどのものでもない。

「なんか適当な数字で埋めなきゃな～」と思ったときに、

ネタ帳から使えそうなものを引っ張ってきたやつです。

画面のGUIは「ガメラ3」でイリスと空中戦する空自のシーンのパロディ。

今回はだいたい以上です。

今回登場した宇宙人について次回活躍したりリタイアしたら

もっと詳しいメモを解放するかも。したいな。早くしたい。

はやく続き描きたい。