封印されし吸血鬼（エクストラ） (Pixiv Fanbox)

吸血鬼の扮装は人気の出し物となり、オーロールの演じかたもなかなか堂に入ってきたものです。もともとおとぎ話やごっこ遊びが好きなオーロールですから、空想の怪物を演じるということもすんなりと受け入れることができ、講師たちを相手役に練習を重ねたいまでは、むずかしい言い回しや昔の言葉で書かれた台詞もすらすらとあやつることができるようになったのでした。 なによりも、おそろしげで高飛車な態度の吸血鬼という、自分とはかけ離れた存在になることで、大胆かつ挑戦的に男たちをひざまづかせつつするセックスに、オーロールは喜びを見出したのです。演技ですから、普段自分ではなかなか取ることのない高圧的な態度もすることができますし、ゴム製の牙やミニチュアのトップハット、襟のたかいマントといった扮装はオーロールのなかの貪欲さをいや増しにして引き出しているようでした。 今夜はマントの下の裸体に鋼鉄の貞操帯を身に着けて、吸血鬼が閨房に登場します。貞操帯は彼女のおまんこと肛門をペニスの侵入からがっちりと守り、それは彼女がどこかに隠し持った鍵でしか外すことができないのです。楽屋で貞操帯を装着したときからすでに、オーロールはおまんこを濡らしていました。彼女のきめの細かい性器まわりの肌と貞操帯の鋼鉄のあいだには愛液が沁みこみ、ぬるぬるとしています。 「わらわじゃ！闇の化身オーロールじゃぞ！」 オーロールの今夜の舞台が幕を上げます。