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こちらはpixivにて公開している「ようこそ!拘束研究同好会へ!」 https://www.pixiv.net/novel/series/9244246 に登場している、お嬢様で奴隷の杏子とお付きの従者でご主人様のまことが、今の関係になったきっかけを描いたお話です。 --------------------------------------------------------------------------- その男の子はメイド服を着ていた。 メイド服を着てると女の事見間違うぐらいに可憐な顔立ちの男の子。 私のお屋敷に勤めているメイド長のお子さんだそうです。 名前は、まこと。 「杏子お嬢様、本日からお嬢様の身の回りのお世話はこのまことに任せますので。」 メイド長にそう紹介された。 紹介されたまことはメイド服が恥ずかしいのか、スカートの裾を掴んでもじもじしていた。 「ほらまこと、あなたも杏子お嬢様にご挨拶なさい。」 「う、ま、まこと、です。」 それだけ言うと、ぺこりと頭を下げた。 それが、私とまことの出会いでした。 「まこと、またあなたはお嬢様に迷惑をかけて!」 「す、すみません。」 私と同じ年で、大人と同じ仕事をするのはやはり無理があります。 でも、メイド長は許してはくれません。 「まことお仕置きです。」 そして、メイド長はまことが失敗すると決まってお仕置きをするのです。 パァン。 「ひっ。」 パァン、パァン。 メイド長はまことのお尻を叩きます。 何度も何度も。 その光景を、私は熱い吐息を吐きながら見つめていました。 羨ましい…。 濡れる股間を押さえながら、私はいつもそんな事を思っていました。 そうした歪んだ想いを抱えながら、私とまことは主人とメイドとして年齢を重ねて行きました。 その間も、まことがメイド長にお仕置きされる度に、私はきっともの欲しそうな目でその光景を見つめていた事でしょう。 そんなある日、私はワザと花瓶を落として割ってしまったことがありました。 こうすれば私もメイド長にお仕置きしてもらえる。 私はそう思っていました。 ですが、私の思惑に反してそんな時も叱られるのはまことでした。 そしてまた私の目の前で、私がして欲しかったお仕置きを受けるのです。 悔しい。 羨ましい。 そしてもう我慢が出来なくなっていた私は、まことを呼び出したのです。 「御用でしょうか、お嬢様。」 「二人の時は杏子でいいって言ってるでしょう。」 「う、うん、ごめん杏子。」 「よろしい。」 「で、何の用なの?」 「え…、あ、そ、そのね…。」 「うん。」 「私のせいで、まこと、メイド長にお仕置きされちゃったでしょ。」 「ああ…、うん、まあ…。」 「ごめんね。」 「いいよ、別に気にしてない。」 「ううん、気にして欲しい、私に怒ってほしい。」 「え?」 「あ、あの…、私にお仕置き、して欲しい…。」 「え?え?」 「だ、だからぁ、私に、メイド長にまことがやられた様に、その、お尻を叩いて、ほ、欲しいの!」 「え?ええ~~!」 「花瓶割ったのは私、だから代わりにお仕置き受けたまことは、私をお仕置きできる権利があるの!」 長年の願いを口にした恥ずかしさから、私はまくしたてる様にまことを説得にかかった。 「いや、そうかもしれないけど…。」 「そうなの!だから、は…はい。」 そう言ってまことに自分のお尻を向けた。 「え、ほ、本当にやるの?」 「やるの!」 「いいの?」 「いいの!」 押し問答しながらも、私がお尻を突き出す姿勢を崩さないでいた為、まこともとうとう根負けした様で、私に近寄って来ました。 「じゃあ、わかったよ、いいんだね?」 「しつこい!」 「ごめん、じゃ、じゃあ、いくよ。」 「うん…、お願い。」 ああ、いよいよだ。 いよいよ私はお仕置きされる。 そう思っただけで、私の股間はグショグショになっていました。 まことが手を振り上げます。 そして、 パァン。 「ひぐっ!」 お尻を引っ叩く音が部屋に響きました。 パァン、パァン。 続けて二度三度とお尻を叩かれます。 「ひっ、あっ、ちょ、まこと、痛い、痛いよ。」 「お仕置きだから痛くないとおかしいよ。」 振り返ってまことを見ると、目がいつものまことの目では無くなっていました。 私は怖くなって、まことを振りほどこうとしました。 「暴れないで。」 恐怖で少々パニックになってる私の手を掴み、恐ろしいくらい冷静な声で制されました。 そして、まことは巻いていたリボンを解き、そのリボンで私の腕を後ろ手に縛り上げてしまいました。 「え?いやっ、ほ、解いてっ。」 更に暴れる私を担ぎ上げ、ベッドに乗せて、シーツで私の両足を纏めてグルグル巻きにして一本の棒のようにしてしまいました。 「そんな、やめ、まこと、やめて。」 「お仕置きしてほしいって言ったのは杏子の方だよ。」 そう言いながら、私のお尻を高く突き出すような体勢にされてしまいました。 「これで、抵抗できないでしょ?続き、いくね。」 パァン。 「ひっ。」 パァン、パァン。 「あ、や、ああ。」 痛い、怖い、痛い、怖い。 なのに…。 どうして? なんだか気持ち良くなってきた。 お尻を叩かれる痛みが気持ちいい。 まことの怖いくらいの冷徹な目を見るとゾクゾクする。 そして、股間がどんどん濡れて来る。 もう下着はグショグショです。 そして、私の声もどんどん艶っぽいものが混じる様になって来ました。 「あんっ、あふ、ああ、んあっ。」 パァン、パァン。 ああ、やっぱり思った通り。 お仕置きってとっても気持ち良かったんだ。 もっと、もっと欲しい。 「ふあっ、ま、まこと、もっと、もっと強く。」 「命令、するなっ。」 パァン! 「ああ、いいっ!す、すみません、まこと…、ううん、ご主人様ぁ。」 「ご主人様?僕が杏子のご主人様なら、杏子は僕の何なのかな?」 パァン! 「ひぃぃ、わ、私は、ご主人様の、ど、奴隷です、この卑しい奴隷に罰をお与えください。」 「あは、杏子が僕の奴隷か…、いいね、じゃあ、僕の可愛い奴隷に、とっても欲しがってるものをあげるよ。」 パァーン!! ひときわ大きく強い衝撃が私のお尻に響きました。 「あ、ああ、あああーーーー!!」 ビクッ、ビクンッ、ビクビクッ、ビクンッ。 私は手足を拘束されたまま、まるで浜に打ち上げられた魚の様にビクビクと跳ねました。 その私の大声と激しい痙攣を見て、まことは我に返った様で、 「はっ、あ、ご、ごめん杏子、大丈夫?」 さっきまでの私のご主人様から、いつもの私の従者へと戻っていました。 私はと言えば、まだ奴隷モードからモードから戻ってこれずに、 「あ、ありがとうございます、ご主人様ぁ。」 そう言って、そのまま心地良い気分で気を失いました。 この日から、私とまことのもうひとつの秘密の関係が始まったのでした。 その後、バルナバ女学院に入学する事になり、まことは性別を偽って私について来てくれました。 そしてある時、空き教室でまことのイチモツをご奉仕してた時に、美来さん達に見られてしまったのです。 美来さんもこの空き教室でよく絵未さんといやらしい事をしていたようでした。 お互い安心して遊べる場所が必要だねと言う事で、この空き教室が拘束研究同好会の部室となったのでした。

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