黒べと怪獣ホボベノム (Pixiv Fanbox)

　うしろ2枚は別に連続してないただのオマケです。 　地味にずっと描きたかった題材です。だーーーいぶ前にケモヒーロー描いてたときに同じ題材で描いたことあるんですけど、それのリベンジというか再チャレンジというか、そういうのです。べとべとテカテカの表現うまくなってたらいいな。当時の絵おぼえてる人だけ比較してください。 　サム・ライミ版スパイダーマン３で歪められた人めちゃめちゃいっぱいいるでしょ。ヴェノムという概念が最強すぎる。テカテカした黒いべとべとに全身覆われて黒い版のヒーロースーツになって、しかも精神に影響して依存性みたいのもあって…って欲張りすぎますやんね。最初にシンビオートに飲まれるとこの描写がスケベすぎるんだ。粘体生物だからスライム姦的な要素も含んでるし、質感はラテックス系だし、ほんとにありがとうって感じ。 　あと更にフェチなのが“塗りつぶされ感”ですよね。ヒーロースーツの上からっていうのが本当にキます。ヒーロー物ってなんか前提にヒーローは高潔なものでヒーロとしてのプライドとか誇りとかがあって、それが汚される落差がいいみたいのがあるんです。真面目系委員長キャラが実はとんでもねえスケベ下着履いて自撮り垢運用してるみたいな、汗が輝く青春を生きるサッカー部のエースのあの子をチンポのことしか考えられない淫乱オスガキに堕とすみたいな、そういうギャップ系エロの流派ですよね。鮮烈な赤が目を引く元気ハツラツなヒーローが虚ろな目に真っ黒でいやらしい光沢を放つタイツ姿に成り下がっちゃうんですね。しかもアイデンティティであるヒーロースーツの上からむりやりね。少しずつ覆い隠されて見えなくなって、これっぽっちも全く影も形も見えなくなっちゃう哀愁ですね。この黒の下に誰に見られるでもなくかつてのヒーロースーツが寂しく存在し続けるのもいいし、黒がヒーロースーツを取り込んで変質して本当に全く別物になちゃうのもいいよね。あとこの絵の場合はわざとらしくクリスタルだけ残してるのが屈辱的でいいよね。明らかに全く以前とは違うのに、どうあがいてもレッドバレットくんでしかありえないっていう証拠が残ってるんです。もうかつてみたいなヒーロー活動できないのにクリスタルだけは健気にかつてと変わらない輝きを放ち続けてるんですね。あーかわいそ。 　やっぱ露骨にフェチなやつは無限に文章書けますね。黒いツルテカまた描きたいのでティガくんでまた似たようなの描くかもです。ラテックスの練習したいんですよね～けどさすがに来月かな。ということで今月もありがとうございました～