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※追記箇所は★★★で囲っています。 10本の武器を背負った美少女です。そんな数を画面に納められるのかと、当初、随分頭を抱えたのを覚えています。 ■近未来とファンタジー 指定が、サイバーチックなレザー衣装に現代の重火器だったのですが、世界観や周りのキャラクターがファンタジー一色でそのまま描くと明らかに浮いてしまいます。 このギャップをどうやって埋めればいいか散々悩んだ末に、マントを羽織らせ腰から天使の羽を生やすことでファンタジーの要素を強調し、重火器やサイバーチックなレザー衣装との橋渡しをしようと考えました。 しかし、いきなりマントと羽にしよう!と考えたわけではなく、 まず、キャラクターの特性を考えることから始めます。 ■マントを考える このキャラは、背骨に沿って左右四本ずつ、計8本の機械腕が生えているため、敵に腕の数を悟られては不利であるということ、そして、敵に腕が2本しかないと思わせる必要があるだろうと考え、マントを羽織らせその下へ機械腕をしまいこむという設定を盛りました。 マントの隙間から攻撃することで、敵の不意も付けるだろうという意図もあります。 (ガンダムF91のヴェスバーのように、脇の下から銃口を出して撃つイメージです) ★★★ マントのデザインですが、はじめにロードス島戦記やブラックゲッターを参考にし、ファンタジーに馴染みの布マントを羽織らせてみたのですが、衣装との食い違いが激しく、どうしてもマントが古臭く感じてしまう事案が発生。 このままでは橋渡し以前の問題だと思い、マントに少しサイバーな雰囲気を足すことにしました。 まず、素材は布ではなくマットなレザーにすることに決め、レザーで攻撃的なデザインといえば何だろうと考えた結果、ボンテージに行き当たりました。 グーグルの画像検索でボンテージを眺めているとベルトを多様したデザインが目に入り、ベルトならファンタジーにもサイバーな雰囲気にも合うのでファンタジーとサイバーの橋渡しにはちょうどいいだろうと思い、ベルトでマントをしめる、という構造に決めました。 また、最初は足首までの長いマントを想定していたのですが、 画面に広がる8本の機械腕が隠れてしまい何がなんだか分からなくなるので、見え方の都合上、腰辺りの長さに変更しています。 ★★★ ■羽を考える 重火器で攻撃する際、遮蔽物の多い地上よりも空中から一斉放射をする方がより効果的であろうと考え、キャラクターを空へ浮かせるファンタジー要素といえば天使の羽だろうと考え、生やす事にしました。 羽を使って上空へ舞いあがれば8本の腕を目視されることもなかなか無いだろうし、美少女が華麗に飛び回りながら重火器をぶっぱなす姿のアニメーションを頭の中で想像した時に、これはかっこよくて美しい!と感じたのが、羽でいこうと決めた一番大きな要因ですね。 また、上半身はマントや8本の機械腕があるので、要素を付け足すなら下半身と決め、羽を折りたたんだ際に神秘的な腰垂れにもなりファンタジー色が強まるだろうと考え、腰から生やす事にしました。 ■髪型を考える 上空で飛び回っている時に髪をたなびかせた方が美人度が上がると考え、当初はツインテールにしましたが(ラフには名残がありますね)、さまざまな理由によりツインテール以外でという指示が下ったので、ポニーテールにしました。 今考えると、羽・両腕銃・背中の銃と、左右に分かれている要素が多かったので、中央にスラッと流れるポニーテールでよかったなと思います。 また、狂暴な戦いの女神ですので、ポニーテールの勝気な感じがマッチしてるかなと感じました。 (続編である蒼穹のスカイガレオンでは髪型が変わりましたが、それはまた別の機会に) ■感想 とにかく10本の重火器が曲者で、長細い銃を画面内に納めるのが非常に大変でしたが、苦労しただけあって当初レアアリティの低かった彼女が人気を得て徐々にレアリティが上がっていく様は、とても嬉しかったです。 苦悩や喜びの混じった色々と思い入れの強いキャラクターですので未だに描いてあげたくなるのですが、銃がもうかなり面倒なので、ついつい後回しにしてしまいがちなのが現状です。 また彼女は描きたいと思います。 (今はここまで。また色々と追記します。)

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