夏の幻影 作業工程 (Pixiv Fanbox)
Content
twitter post: 1417919793508732928
小学生〜中学校の時によく遊んでいた辺りを散策していると
不意に飛び込んでくる風景の中に
残像のようなものが現れて
一瞬、その頃にトリップすることがあります
たぶん病気です
写真をイラスト風に加工(自分用)
参考にしたHow to
https://design.tutsplus.com/tutorials/sketch-photoshop-effect--cms-27461
写真を用意する
新規塗りつぶしレイヤー>ベタ塗りを選択
ここはHow toと同じような色で設定してみる
この色のチョイスは恐らく
生成りのペーパーが経年劣化した色味を意識してると思われる
(くわえタバコでけむそうにした無精髭のおっさんが、整理が行き届いていないがしかし興味深い物が乱雑に置かれた棚から取り出してきた紙ですねきっと。はい、かっこいい。)
最初に作成した絵は背景をイラスト化した後、女の子をはめ込んだ()ので
今回は女の子も入れた状態でイラスト風にしてみよう
(解像度低いので顔に余計なラインが入ったりして見栄えが悪くなる未来は見えますな)
アップ『よっ!今日も暑いな!』
(ボーイッシュな女の子はいいものだ...)
簡単に女の子の作業工程
ちょっとこわい
少し可愛くなってきた
(見ろ、女の子の成長記録のようだ! ムスカ)
だいぶ可愛くなってきた
もはやかわいい
けどちょっと小さい気もする
どうせ描くなら
とりあえず大きく描く
こんなもんだろうか
先に作ってあったイラスト風の背景カラーに合わせる努力をしてみる
不穏な色味だけど
割と良い感じに馴染んだ気がする
これから作る背景と一体化させた女の子の絵が
これを超えられるかどうか...
今回の最大のポイントは「脚の長さがリアル」
・・・・・・・
てかちょっと短すぎるかもしらん...
ちょっと看過できない脚の短さだったので
修正...
ですよね
もうこれで良い気がしてきた
twitter post: 1418060357856239617
写真をイラスト風にする (後半戦)
人物と背景を統合した基本データを作成
(統合したので、もう女の子が透けることはありません!安心してください)
(一応、判りやすいようにレイヤーに紫色のタグをつけてます)
この基本データをコピーして、この後フィルターをいっぱいかけていくぞ〜
(How to通りに)
まずフィルターギャラリーのスケッチ>コピーを選択
こ上の画像に左の矢印のところ、描画色と背景色は黒/白にしておこう
あっという間に鉛筆で描いた線画のようになる
(このフィルター初めて使いました... いつもは輪郭検出などを使ってます)
線画状態のレイヤーを2つ作成(コピー)
1枚は105%に拡大、レイヤーのブレンドモードを乗算に、不透明度は14%
(How to 通りです)
(この作業は恐らくですが、より手書き感を出すために
下書きで描いた線が消しきれず、微妙に残ってる感を出すためのものなのかな〜と勝手に推測。もしかしたらこの工程は無くてもいい気がしますね〜 実際、女の子の顔や太ももに余計な線が入ってしまい、微妙な感じになってしまってます)
2枚目は95%に縮小、ブレンドモードと不透明度は先ほどと同じ設定
これはあかんね
邪魔な線は消したぜ...
多分この消しきれてない線を加えるような作業いらないと思う...
更にラフ線を焼き込み(リニア)で重ねていく
ベースの統合データを先ほど作成したラフ線の上にコピー
フィルターギャラリー>アーティスティック>カットアウト
この数値はHow toを参照
フィルター>表現手法>輪郭検出
・・・
イメージ>色調補正>彩度を下げる
レイヤーブレンドモードを焼き込み(リニア)30%に設定・・・
また顔に余計な線が...
先にやってみた感想、この工程もいらん気がする...
(この焼き込みレイヤーをあと4枚重ねていきます)
2番目のエッジの単純さを1目盛ずつ10までのデータを作成
パーセンテージはHow to 通りに
30%〜18%
ラフスケッチという項目なので、ラフスケッチの跡なのかな...
この作業の意味がわからない!!!!!!!!!!
たぶん無機物の構造物だけの写真には良い効果が得られるのだと思う
しかも、また顔や太ももにカオスな線が...
たぶんこのラフ線を加える作業もいらないと思います!
殊に人物画においては...
せっかくなので、この工程で追加したラフレイヤーを統合し
人物にかかる不要な線を消す
ストロークを加える
ベースのデータをコピーして、今まで作成したラフなどのレイヤーの一番上に
表現手法>輪郭検出
?!
あれ、これでよくね?
今までの作業...いる?
(これはHow to の画像を見ても思ったことですが、最終的な線画にこういうものを求めていた私がいました)
しかし、How to 通りに、この検出した輪郭にストロークを加えていきます
数値はHow to 通りです
ブレンドモード 乗算の不透明度12%
12%...
その効果は非常に些細ですね
うーん...微妙
でもこれも手描きっぽさをだすための工程なんだ!
と信じてやってます
(だいぶめんどくさくなってきた・・・・)
次は同じように輪郭検出してクロスストロークを...
と思って輪郭検出を選ぼうとしたら間違えて
輪郭のトレースを選択して・・・・・
あれ・・・この線よくね?!
次は網目のストロークを乗算5%でかぶせてゆくー
5%
もはや効果あるのかわからんレベルです。
先ほどミスってトレースした輪郭線は
とても良い感じだったのでKEEP
ラフ線やストロークのレイヤーは以上ですが
手描きっぽくなってるのかこれ...
もっとも、人物は手描きなんですけどね
ノイズを加える
黒い塗りつぶしレイヤーを作成
フィルター>ノイズを加える
数値はHow to 通り
ノイズなし
ノイズあり
この効果の狙いは
恐らく黒い線に白いノイズを加えることで
鉛筆のかすれ具合を出すためのものと推察
こういう技だけでいい気がする...
線画の色調整
カラールック
新規調整レイヤー>トーンカーブ
RGB個別設定
これは適当に好きな色にするかんじ
How to を参考にしたこの色は...
万年筆のちょっと青緑がかった色味を表現しているんだろうか...
新規調整レイヤー>レンズフィルター
How to 通りの
cooling filter 5%
より青くなったっすね...
これは必要に応じてですな
ちなみにウォーミングフィルター(暖色)にすると
こんなかんじ
自分は結構これが好きでちょいちょい使ってます
線画のコントラスト
新規調整レイヤー>明るさ・コントラスト
How to には数値の表記がなかったので
少し飛ばし気味に設定
レイヤーのブレンドタイプはソフトライト
不透明度は15%
How to の設定値15%では効果は微妙なので
お好みで
これは80%まで上げてみた
そうすることで
不要に感じるラフ線などを飛ばすことができる
濃い部分は残ったりするので
アナログ感が出て良い感じになる
気がする...
新規調整レイヤー>色相・彩度
これも適当に
新規調整レイヤー>レベル補正
適当に!
(だんだんめんどくさくなってきてませんか?)
(はい)
シャープニング
フィルター>その他>ハイパス
レイヤーブレンドモードをハードライト
不透明度を80%前後で設定
線画できたー!
どうなんですかね〜
めんどくさい割りに
普通ですかね
植物や人間などの有機物より
人口の構造物、いわゆる無機物な風景なら
より良い効果が得られる技法に感じました〜
How to はここまでですが
これに色を塗っていくどー!
01(初期)
02(今回の)
03
04(間違って選択した輪郭のトレースの設定を変えたパターンを2枚重ねて
ベースの画像の彩度を最大まで上げたのを乗算で重ねただけのもの
輪郭検出での面倒なラフ線の重ねやストロークなどのめんどうなレイヤーはいっさい加算されてない、レイヤー3枚だけのもの...)
個人的にいいな〜と思ったのは
最初の透けてる一枚(人物と背景の色味がいい)
と
最後の一枚
一番イラストっぽいし
苦労して作ったラフ線のような無駄な線がなくベタの部分がスッキリしてる
つまり、輪郭のトレース最強!
ということでした...orz
すんませんでした
おとなしく
エッチなの描きます...