吹上 (Pixiv Fanbox)

恐らく北海道で一番有名な混浴露天風呂です

私が描く温泉絵の大半は吹上だったります

脳内温泉データの8割を占めてるので

仕方ないですね

北に居た大凡3年間で

1000回は行ったであろう湯です

なんでそんなに通ったのか

バイクで行くには適度な距離（ピップだったので、結構遠いっちゃ遠いんですけど）

美瑛美馬牛の絵葉書のような風景の中を抜けると

目の前に聳える雄大な十勝岳連邦...それを拝みつつ

白樺林の清涼な空気に包まれた

ワインディングを..

女の子がくる確率が他の温泉より高いというだけの話ですね

下心丸出し男の溜まり場と化してました

夏休み期間中は昼間にもかかわらず大盛況

上から降りてくると、まるで定員オーバーの猿山のようでした

（駐車場から下に降りる鬱蒼とした道があって

突然パッと開けたところに二つの湯があります）

そんな状況なので、例えば女の子が来ても

丸見えの脱衣所で全裸になって

猿山の只中へ颯爽と飛び込むような

肝の据わった女の子なんて

いるわけないんですよ！

誰もが心の中で

（おいおっさん早く上がれよ！）

と叫んでいたに違いありません

湯に向かって降りてくる女の子の声がすると

一瞬、湯の猿山は静寂に包まれます

（みんな耳をすましてるわけですね）

そして、キャッキャした女の子が見えるや否や

全猿の視線が女の子に注がれるのです

めっちゃ怖いっすよね

湯に降りる階段の途中で引き返した女の子を

何人も見ました

当然ですね

しかしですね

夜となると

ちょっと話は変わるんですね〜

つづく