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イラストに関する小技を紹介するタグです。

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長い線を引くのが難しい件について

長い線を引いていると、終着点がラフとは違う方向に飛んでいったり、途中で手ブレが発生して永遠に引き直しになったりしませんか?私はなります。

楽に線を引くために行っている方法をいくつか紹介します。


ちなみに私個人は、長い線を引く時はキャンバスを縮小気味にすることが多いです。

引く線が実質短くなるので……

1:途中で切って後から中央をつなぐ

長いのが難しいなら1ストロークを短くすればいい……!


くるんと巻いている毛先などは、最初に毛先から描く方が位置を固定しやすい場合もあります。

繋ぐ時に線が交差して太くなったりしたら、消しゴムで削って均一にならします。

途切れている線をあえて繋がない画風もありです。


2:変形ツールで何とかする

解決方法になってない感はありますが……

角度がずれた程度だったら、変形や回転で合わせてしまう。

描きにくいと思った線だけ一旦レイヤーを新規にしておくと、他の線が変形に巻き込まれません。


3:そこだけ曲線ツールで描く

フリーハンドで線画を描く場合でも、ものすごく長い線1~2本だけパス(クリスタの場合はベクターレイヤー)で引くと楽な場合があります。


▼以下はSAI2向けの解説です

ペン入れレイヤーを作成→曲線ツールを選択。

ポイントを何個か置くだけで、間をスムーズに繋いでくれます。

ラフの軌道通りにぽんぽん制御点を置いて、ちょっと角度が違うな~と思ったら「パス編集」で動かせばOK。

強く折れ曲がる箇所は、繋げて引き続けるよりも一度切る方が簡単です。


筆跡を細らせる「筆圧」設定は後から付けられます。制御点を選択して、左右ドラッグで数値が増減します。先端に向かって%をだんだん小さくすると自然。

クリスタの場合は、曲線ツールよりもベクターレイヤーでペン入れ→変形で調整が一番簡単かな~と思います。パスは拡大縮小や変形をしても、画質に影響がないのが良いところですね。


クリスタと違って、SAIのパスにはブラシ質感が乗らないです。

線画に質感のあるブラシを使用している場合、通常レイヤーに変換した後に用紙質感を乗せたり、テクスチャのあるエアブラシで軽く消したり削ったりして周囲に合わせるといいかんじです。



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Neko

長い線はしばしば曲がって描かれます~