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望「……最っ低!」


これでいい。

望「あんたなんか…あんたなんか…!」


これで、望ちゃんは救われる。

望「大っ嫌い!!」


親友と…最後の友達と、お別れすることと引き換えに。



美香「あ゛っ う゛っ ぁ゛っ …っ」

この人は、望の好きな人。

望はこの人に助けられて…恋をした。

でも私は、この人の自作自演だったって知ってる。

恋人になって、油断させて

適当なとこで酔わせたりして、輪姦するんだって。

この状況を考えたら、もっと酷いこともあり得たかも。

望が奥手でよかった。

望に危ないよって言った。でも怒られた。

「つらい時に助けてくれた人だから」

「優しい人だから、そんなことない。」って。

仮に証拠を見せても、望は信じないと思う。だから

美香「…イ゛……グっ………!」

私はこの人と関係を持ったと、嘘をついた。

美香「…っ…… ぉ゛…っ………」

『誰かを助けるということは、誰かを見捨てるということ』

小さい頃に物語で見た言葉は、大きくなるにつれて心に染みて広がる。

「どっちも助けたい」

沢山考えて、沢山試して、気付いた。

「見捨てる枠」を自分にすれば、全て解決するって。

その日から私は、『みんなの共通の敵』になった。



少女「ねぇ、しっかりして! ねぇってば!」

兵士「お嬢様、じきに目を覚ましますのでお静かに…」

少女「あれから何分経ったと思ってるのよ!」

少女「あんた消費期限切れのポーションを飲ませたんじゃないでしょうね!?」

兵士「そ、そんなわけないじゃないですか!」

ミカ「…?」

少女「…っ!!」

少女「よかった! まだ痛いとこある?平気?」

少女「ちょっと!なにぼーっと見てるの!」

少女「なんでもいいから服を持ってきてあげて!早く!!」

兵士「は、はいただいま!」

ミカ(…手が細く、小さくなってて…)

ミカ(髪もちょっと…いや、だいぶ伸びてて…)

ミカ(全体サイズが、なんかちっさくなってる。)


ミカ「……んん~…??」

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