雑記"単行本発売とサイン会が近い" (Pixiv Fanbox)
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今月末に『パイズリ通』が発売です。
なんか5冊目の『薬もすぎれば乳となる』あたりからはずいぶん慣れてしまって、
発売日前にそわそわすることもなく次の仕事に向けて淡々と作業をしているという感じです。慣れってすごいですよね。
ただ今回は6/8にサイン会もあるのでそっちは少し緊張しています。
ありがたいことに2部制での開催となりまして、30~40分はトークするんですよ。
なに話そうかなぁと原稿を作ったりしています。
配信ならまだしも生でしゃべりますからね。頑張ります。
既に若干名キャンセルが出てしまったため、数名お席に余裕がございます。
もし東京・秋葉原までお越しいただけそうな方は以下のフォームからぜひご参加ください。
https://forms.gle/qgRndCwpgnUibxgC8
(参加フォームは予告なく終了する場合がございます。)
話は変わりまして、こちらは先日描かせていただいたskeb!
相変わらずのパイズリです。
まだ1つ残ってるからそれが終わり次第また開けたいですな。
で、ここからはまたいつもの最近読んだ漫画紹介コーナー
・神にホムラを
1巻の表紙が可愛くて表紙買いしました。
【フェルマーの最終定理を解くことを目標にしているバイリンガルで数学狂な主人公】が、【数学の公式も知らないないのに独自の方法で数学の問題を解いてしまう天才少女】と出会い、
「こいつとならフェルマーの最終定理が解けるかもしれない」と少女の教育を始める、みたいな話です。テーマが珍しいですよね。
割と理数系の脳をしているので題材に惹かれた感じですね。これから新刊出るたびに追いかけようと思います。
・悪役令嬢の矜持 ~婚約者を奪い取って義姉を追い出した私は、どうやら今から破滅するようです。~
貴族の家の悪役令嬢が虐めていた姉によって断罪されていく話。
実は姉のことが大好きなんだけど、両親がカスすぎるから距離を取らせるため、わざと姉を虐めて離れに住まわせたり、姉に変な虫がつかないように地味な格好をさせたり選りすぐりの人物だけを姉の友人になるようにしむけたりみたいな裏工作をしてました、って話です。
で、すごく権力を持った貴族と姉を婚約させるんですが、それで姉は救えたので両親ごと自分も断罪してもらおう、とまぁここまでは公式がプロモも出してたしネタバレじゃないはず。
ただ、1巻の時点でその断罪はある程度決着がついてしまうので、ここからどんな感じで展開していくんだろうなという楽しみもありますね。
マンガアップで読み始めて、気づいたらハマってました。
実は悪役令嬢ものを読むのはこの作品が初めてだったので、悪役令嬢童貞を捧げたといっても過言ではない。
・最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。
「異世界モノ最近よく読んでるんだよね~」って話してたら友人から「絵がめちゃくちゃ上手いよ」とオススメされて読み始めました。
無能判定された少女が村から逃げ、偶然見つけたレアなスライムと一緒に各地を冒険するお話。
実際、絵がめちゃくちゃに上手いです。主人公の少女、そのまわりのおにいさん、おじさん、おねえさん、おばさん、それぞれの描き分けが上手い。
街だったり会話のシーンの描写が上手いんですよね。
一応転生モノなんですが前世の記憶があるみたいな程度で、転生前は~みたいなエピソードは一切ないのが好印象。本編と関係ないなら前世でブラック企業だっただとか引きニートだったみたいな部分って切り捨ててくれるのがいいんですよね。
序盤で「星なし」というなろうあるあるの底辺認定要素はあるんですが、ステータスオープンはないです。
・マイナススキル持ち四人が集まったら、なんかシナジー発揮して最強パーティーができた件
さっきの『悪役令嬢の矜持』を読んだときにポイント余ったのでマンガアップで読んで、ついでに電子で単行本も買いました。
主人公は【自分がキルしたモンスターからはアイテムドロップが減るマイナススキル(特大)】を持っていますよ、と。
で、マイナススキルのせいで今まで苦労してきたから『マイナススキルを消せるアイテムが入手できるダンジョン』に行くんですが、
そこで偶然出会った女性冒険者は【パーティー内の誰かがキルした判定がすべて自分がキルした判定になる。さらにドロップ率上昇などの効果もないものとされるマイナススキル】がありますよ。と
で、「じゃあこの二人でパーティーを組んだら俺のマイナススキルが君のスキルが打ち消されてドロップアイテムざくざくじゃん!」ってなる…って話です。
そのあと別のマイナススキル持ちの冒険者たちに会うんですがそれもうまい具合に打ち消し合ってタイトル通りシナジー発揮しまくります。
なろう系のマイナススキルって『みんながわかってないだけで実は強い』ってのが多いんですが、この作品に関してはほんとにマイナスの作用がはたらいてて、
でもマイナスとマイナスを組み合わせたらプラスなるっていう発想面白いです。
ただ、読んでるとスキルの説明が結構ややこしくてパッと読んだだけではだいぶわかりづらいんですよね。
まぁ最近は呪術みたいな能力の説明がかなり細かい作品もあるけども。
読んでたらだんだん慣れてくるとはいえ、バフ、デバフ、ステータス異常、ドロップ率云々みたいなのを多用してくるのでどんどん頭がこんがらがってきます。
原作は3巻で完結してるらしく、おそらく漫画版も今やってる戦いが最後になると思われるので、少し斬新な発想をさっくりと読める巻数でまとめられてるってのはとても良いと思います。
自分もいつか書いてみたいな。なろう系異世界ファンタジー。
原作者側で。
だってファンタジー装備描けねえんだもん。