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フェイシャルにおける目(眉)の演技について考えてみました。

意識するとクオリティが上がること間違いなしのコツを紹介したいと思います!

(主にセルアニメ向き。)


■目

「目は口ほどにものを言う」といわれるように喜怒哀楽の感情を目から感じ取れ、たくさんの情報が詰まっています。

個人的には 視線>目(瞼)>眉>口 の順番にアニメーションを付けています

できるだけ目だけでも感情伝わるように意識しています。


思いつくままに、箇条書きで書き起こしてみました。


・瞬きは 100%>0%>50%>100% のリニアではなく、100%>0%>70%>100%と

 半目の時半分より開いているほうが良い。

 その時ハイライトや瞳がきちんと見えるようにする。(変顔にならないように意識)


・瞳の揺れ(全体)は恐怖、瞳のハイライトのみの揺れは期待、興奮、喜び感動、泣きの演技で効果的。

 恐怖には、まぶたや唇もプルプルさせるとより絶望感が伝わる。1~2ドットくらいで十分


・視線の移動は、ゆっくり動くことはない、ピッピピ・・という感じで小刻みに動く

 ただし注視している対象を凝視して追う時はゆっくり移動する。


・1っ点に注目しているとき以外は、視線は定期的にピッピッと動く(セルアニメでは省いてもよい部分でもある)

 特に何も見ていない、考え事をしているときは動きやすい。

 動揺しているなど目が泳ぐときは大きめに動かすと効果的。


・瞬きは必要な時以外はなるべくさせないほうが良い。

 1カットに1回くらい入れたくなるけどつなげたとき瞬き多くなりがち。


・戦闘など集中しているときは瞬きを極力させない。(視線移動の時も)


・動揺したり、緊張しているときは瞬き多くなると感情が出る。 


・視線を大きく移動するときは瞬きを挟む。(右から左を見るときとか)


・驚いたときなど目を見開くときは早い瞬きを挟むと効果的。

 一度閉じることで変化を強調できる


・瞳と瞼は連動して動かすのが基本

 恐怖を感じて振り返るときなどはあえて連動させないでおくと緊張感が出る


・何かを考えている、思い出そうとするときは左上を見がち


・想像や嘘を考えているときは右上を見がち


・興味を持ったり、暗いところに入ると瞳孔が開く


・恐怖や驚きの時は瞳を小さくする(アニメ的表現)


■眉

・目と連動して動かす。ぴったり合わせすぎるとロボットっぽくなるので注意。


・目の動きと逆の動きをするのはNG。

 目が開くけど眉は下がるなどは意識してやってもなかなかできることではないので不自然。

 逆にやることで違和感や人間ではない何か的な表現ができるかも。


・できるだけ左右非対称にするとクオリティが1ランク上がる



フェイシャルアニメーションはかなり奥が深く自分もマスターしていることではありませんが、上記内容を意識して作成すればクオリティが上がるのは間違いないと思います!


お役に立てばうれしいです!


口のフェイシャルについてまとめた記事もありますので

合わせてみていただけると嬉しいです!

https://hirojapan.fanbox.cc/posts/1705213


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