エルフ姉妹の受難 第一話 (Pixiv Fanbox)
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殿方に淑女の皆様Takishia💖
私、錦💖愛ですわ٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
今回の更新は誉れ高き「GUNDCUNNUM」シリーズの外伝ですわ✨
あぁん💖「GUNDCUNNUM」と言えばかわいくて強い女の子達が下卑た殿方達に捕まっちゃって💕
あんな目にこんな目に……合わされてしまう私の代表作品なのですわ💖✨✨
コホン……ほ、本当はとてつもなく壮大な物語なのですわ💪
しかしそこに付随する物語達が一つのGUNDなのですわ◆
さて、今回下卑た殿方達に捕まってしまうのは……
長耳族の姉妹のようですわね💑
あぁぁぁぁん💖💕💕お姉様お姉様お姉様あぁぁああん😘😘😘😘💕✨
なんて美しい長耳女性なのかしら💕
妹さんもなんと……ジュルッ😊美味しそうな🤤ジュルリソッ
でもちょっと!!殿方達!!女性のお顔に触れるのは最低ですわよ!?
しかも貴方達!なんて粗相を……この下卑た殿方達は後ほどわからせないといけませんわね?
と言うわけでファンサイト限定コンテンツの新章!!開幕ですわ🥳🥳🥳🎺🎷
◇
「ったく、手こずらせやがって長耳女が……」
少し離れた場所から黒煙とともに咽るような悪臭を伴う熱風が運ばれる森の中。
棲み処を失う前に逃げ出す鳥の声が熱風で煽られる木々の葉擦れに混じり木霊する。
森は『火』の名を冠する魔物によって着実に蝕まれていた。
そんな場所に今、長耳族のアリネラは跪かされていた。
後ろに立つ男は彼女の身体を無理矢理抑え付けるようにしながら立っていた。
走って追いかけてきたせいか息切れをしながら吐き捨てるように文句を垂れているが
その表情は厄介な獣を仕留めた狩人のように満足気な笑みを浮かべている。
しかし膝まで届こうかという流麗な金の髪に不躾に体の重みを押し付ける右手も。
抵抗を許さぬように不自然な角度をつけたまま強く彼女の腕を掴む左手も。
ましてや男自身の膂力も。
全て彼女を跪かせる原因にはなり得なかった。
長耳族という種族は決してアカルビスに簡単に制されてしまうほどの弱い種族ではない。
しかしそれは十分な経験と訓練の心得があればの話である。
「ねっ……姉様……ねえ、さまぁ……」
「シェミア……!!」
アリネラの前には愛しい妹イルシェミアの姿があった。
しかしその身体はすでに身の丈が3倍以上はあろうかという男に捕らえられ白い肌の露出した脚は宙吊りになったように力なく項垂れている。
その頬には殴られたような跡があり、赤く腫れた痣の上を涙が伝っている。
恐らくその一撃で逆らう意志をも砕かれてしまったのだろう。
その瞳は恐怖で滲んでおり、小さな歯が小刻みに震えながら音を立てている。
その顔の直下、正確には喉に当たる位置にはイルシェミアの頭よりもさらに大きく無骨な、山刀のような剣が押し付けられている。
その粗暴な腕があと少しでも「うっかり」ズレてしまえば妹は恐怖の表情を永遠にその可憐な顔に塗り固めたまま動かなくなるだろう。
失敗だった。
やはり離れるべきではなかった。
ほんの一刻も目を離すべきではなかったのだ。
「というわけだぁ……まぁこっちの言いたいことは伝わるだろうが念の為だ。
この嬢ちゃんの命が惜しければ大人しくしろ。下手に抵抗すりゃアンタの妹ちゃんは
アンタが逃げる最中に殺したり怪我ァさせた俺らの仲間よりも多い数に身体を細切れに分解されて
畜生の食肉よろしく競売市場に並ぶことになる。」
「やっ……止めてッ……!!お願いッ!!」
「いやま、こっちは別にそれでも良いんだがな?長耳好きの好事家な金持ちは多いからな。
髪でも眼でももちろん長耳でも……お前らは食肉ってもどの部位だって商品価値は十二分だ。
いや待て、こんな年端もいかねェ……のか?まぁいいや。こんな上玉ちゃんだぁ……
むしろ分けれるだけバラして全部高値で吹っ掛けた方が儲けが良いかも……」
男が話を続ける間もイルシェミアの涙は止め処なく流れ続けその呼吸も不規則に乱れていた。。
幼いながらも肉付きのいい震える脚には、余りの恐怖から無意識に秘部から漏れ出した液体が幾筋にも伝い落ち、
水音を立てながら森の地面に小さな水溜まりを作っていた。
「ぜ、絶対にアナタたちには逆らわないッ!!何でも言うことを聞くッ!!
だからッ……だからその子に何もッ……!!」
アリネラが眼に涙を浮かべて懇願する様子を見て男は満足気に黄ばんだ隙間だらけの歯を目一杯に見せて嗤った。
「あ~っ良かった。ちゃんと伝わったか。種族も違えば文化も違うんだ。意思疎通がしっかり図れるのは喜ばしいこった。
おい、コイツは前を歩かせろよ。なぁ長耳の優しいお姉様よ?俺がしっかり後ろからお前を妹ちゃんと一緒に見てるからな。
少しでも隙を窺って変な動きしてみろよ?このか~わいい妹ちゃんが以前はどんな姿してたか思い出せなくなっちまうほど小~さい肉の塊にしちまうからな?」
「ひっ……!!」
首筋に当たる冷たい感触にイルシェミアはそれ以上、声を出すこともできなかった。
アリネラは表情を強張らせたまま静かに立ち上がり、男達の拠点へと歩き始めた……
◆
「ほら、こっちに来い。頭がお呼びだ。」
首に縄を付けられたまま、男達に言われるがまま、イルシェミアは拠点内を歩かされていた。
見たことのないもの、聞いたことのない音、全てに怯えながら少女は家畜のように言いなりになる他なかった。
ヴァーズの経験も浅く、体術の心得もない、何よりも臆病な彼女には只のアカルビスの男一人は腹を空かせた熊のように恐ろしかった。
(姉様……姉様は……何処にいるんだろう……)
拠点に連れて来られてからすぐに姉様とは別々の場所に連れて行かれてしまった。
自分はずっと見張りを一人つけられたまま粗悪な造りの檻の中に入れられていた。
隣の檻には自分と同じ大きさほどの茶色い塊が置いてあって、よく見ればそれは汚い毛並みの獣で、寝息を立てるそれがいつ起き出して
自分に吠え掛かってくるかが恐ろしくてずっと檻の隅で震えていた。
拠点内を歩かされている今も何処から何をされるか恐ろしくてイルシェミアは不安気な顔で四方八方に眼をやっていた。
そしていくつかの天幕を通り過ぎ広場のような場所に出ると――
「んごおぉっ♡おごっ♡おぅぅ♡」
一瞬、家畜かなにかの鳴き声かと思うほど醜い声に思わずイルシェミアは視線を声の方向に向ける。
しかしそこにいたのは家畜ではなく……
敬愛する姉、アリネラの姿だった――
「なっ………………!?えっ…………?」
何を見ているのかイルシェミアは自分でもよく解っていなかった。
姉は手足を大きな酒樽に縄で縛り付けられていた。
元々着ていた服とは別の、ほとんど身体を覆えていない紐のような服を着ている。
後ろからは豊かな尻肉に男が腰を幾度も打ち付けている。
そのせいで露出した大きな胸は上下左右に千切れんばかりに揺れている。
前からは別の男が酒を口に含んだかと思うと乱暴に姉の美しい金髪を掴み、舌を挿入しながら口から口へと酒を注ぎこんでいる。
唾液とも酒とも区別のつかない液体は胸に垂れ、赤みを帯びて火照ったような肌にいくつもの筋を作っていた。
周りを取り囲む男達も酒を片手に下卑た笑い声を上げながらその光景を眺め、「早く代われ」と野次を飛ばしていた。
イルシェミアを歩かせていた男はその光景を見やりながら軽く口笛を鳴らす。
「おぉ~ありゃちょっと前に『ヤりすぎて』死なせちまった娼婦の衣装かぁ?
とっといて正解だったなぁ、クハハッ」
「な……なんで…………ッ?」
「なんで?そりゃあ可愛いお前さんの為なんじゃぁねェのか?ブッハハ!
ホラとっとと歩け!俺もまた参加してぇ!」
しかしその疑問は今目の前で起きている行為に対してではなく。
姉がこんなことをしている理由に対してでもなく。
敬愛する姉自身に対してだった。
姉様は美しく、優しく、高潔で、聡明で、強かった。
何人もいた姉妹の中で百と十余年も歳の離れた妹の私に一番優しくしてくれたのがアリネラ姉様だった。
森が襲われた時もか弱い私が生き残れるように必死に戦ってくれた。
その姉様が――
下品な声を上げて――
耳の先まで身体を紅潮させて――
恍惚とした表情で――
「な……なんでっ……あんなに……嬉しそうにッ……」
それは失望でも絶望でもない。
小さくて臆病な子供である彼女のそれは単純な『好奇心』でしかなかった。
あの美しく高潔だった姉を……ものの数刻であんな姿にしてしまう『アレ』は一体何なのか……
直にイルシェミアはその答えを知ることになる……
彼女が望むと望まぬとに関わらず……
To be continued…