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新作の掌編です。日頃のご愛顧に感謝して全体公開。 寝取られ成分を含みます  7/1 「うん、デートを楽しみにしてる。どこに行こうか。水族館は行くから、近くにある公園とか?」  スマホの向こうにいる恋人と、今度行くデートについて言葉を交わし合う。  自分でも声が弾んでいるのが分かる。  どこへ行こうか。  何をしようか。  何を食べるかもちゃんと話し合う。  なんせ、育ち盛りの高校生。しかも身体が無駄にでかい虎獣人。しかもしかも身体が資本のラガーマンだ。朝飯にどんぶり三杯ぐらいは軽い物。だから食事をどうするかは死活問題と言って良い。普通の恋人同士なら雰囲気が良いお店やケーキの美味しい喫茶店とか探すのかな。でもおれたちにとっては量も大事。焼肉の食べ放題やいわゆるドカ盛りのお店をチェックする。   「おっ、これ美味そうだし量もすげぇ!特大タンタンメン、完食で無料だってよ。おれ達なら楽勝だろこれ!」    全く、恋人同士ならもう少し甘酸っぱい会話をするモンなのに。おれ達はムードの欠片も無く飯の話ばかりをしている。いっつもこうだ。普通の恋人らしく服を買うのに付き合ったりしないし、水族館に行って「あのおさかなさんが可愛いー!」みたいな会話もしない。魚を見たら美味そうか美味そうじゃないかばかり話すのがおれ達だ。  でもそれも仕方ない。だって、おれは――おれ達は二人ともむさくるしいラガーマンなのだから。   「軍司、お前は外食の時はラーメンばかり食ってないか?太るぞ」 「うっせーバカ勇大。お前こそ最近太ってるだろ。上に乗っかられてる時重いんだぜ?」  電話の向こうでは勇大が、馬鹿でかくて口うるさくって、でもおれをいつも気にかけてくれる恋人がくつくつと笑う。勇大の笑い声を聞いているとおれもなんだか嬉しくなって、声が自然と弾んだ調子に変わっていく。  うわー、今のおれは絶対に酷いにやけ面をしている。電話越しで良かったと心から思う。こんな顔を見たら、勇大の奴はニヤニヤ笑いながらおれを抱きしめてくるに決まってるのだ。  男同士の恋人。この関係はおれ達だけの秘密。  両親にも友達にも隠さなきゃいけないのは辛いけれど。きっと普通ではないのだろうけど。それでも勇大といると心が満たされる。  高校入学と同時に告白されてから一年とちょっと。付き合ってから何日目の記念日!とか祝えるぐらいの時間だけれど、実質的な付き合いは小学生の頃からある。自分の身体に思い悩むおれをいっつも励まし、泣いていたらすぐに抱きしめてくれる。ラグビーを一緒に初めてからは、チームメイトとしてもおれを支えてくれた。    勇大と付き合って後悔した事は一度も無い。おれなんかには相応しくない、最高の恋人。   「そういえば、今日は何の用事だったんだ?部活が終わってからも残れだなんて」 「――――っ!」  甘やかな言葉を紡いでいた舌が固まる。勇大からすればこんな深い意図は無く、単純に気になっただけなのだ。会話の種として適当な話題を振っただけだ。しかし、勇大の言葉を聞いた瞬間におれの臓腑が雑巾みたいに絞られる心地がした。全身を包む毛皮ばかりか、下着までもぐっしょり濡れそうなほどの脂汗が噴き出してくる。    落ち着け、と自分を叱咤する。緊張が漏れないように手の平をきつく握りしめる。  汗をだらだらと流しているくせに、背筋は氷の板みたいに冷たく強張ってしまっている。早く返事をしなければ、と口を動かした時は息が止まりそうだった。声が震えていないか、いつものおれの声で話せているか、怖かった。   「……監督達の手伝いだよ。部の話し合いがあるからさ、お茶汲みとか書記とかやらなきゃいけないんだ」 「ああ、そうだったのか。なかなか羨ましい仕事だな」 「そう、かな」 「そうだろう。監督の手伝いができるなら喜んでやつ奴らばかりだと思うぞ。おれも代わってやりたいぐらいだな」  勇大の言葉におれは笑って返せなかった。実際、監督の手伝いをやりたがる奴らは多くいるだろう。部活後のくたびれた身体でも関係無い。おれの所属するラグビーチームは監督のおかげで強くなったような物だからだ。  過去はこの国でも有数のラガーマンとして活躍し、世界大会の際は国の代表にも選ばれた。熊獣人らしい巨躯といかつい顔つきで現役時代は男女問わないファンがいた。現役を引退してからも指導者として活躍し、優れたラガーマンを志す者ならば誰でも知っている。当然うちのラグビー部でも慕われており、声をかけられただけで顔を真っ赤にしちまう奴もいる。少し前まではおれもそうだったのに。    勇大はおれの苦しみを知らない。  おれが嘘を吐いている事を知らない。  おれがこれから何をされるのか知らない。   「勇大、おれさ」 「うん?どうしたんだ、何かあったのか?」  それでも声のわずかな変化が分かるのか、勇大の声に心配するような色が混ざる。  ああ、おれは何をしてるんだろう。勇大にはばれちゃいけないのに。何も言えないのに。  どうやって誤魔化そうかと迷っていると、後ろから声をかけられた。今まさに勇大と話していた男の声。一番聞きたくない男の声だ。 「虎縞、何をしている。早く部室まで来い」 「か、監督……」  おれの背後に立っていたのは壮年の雄熊。このラグビー部の監督で、国でトップクラスの指導者。  服の上からでも分かるほどに盛り上がった筋肉を宿し、足腰はしっかりと根を張った巨木を思わせる逞しさがある。見てくれの筋肉ではなく、タックルの練習をする際はフォワードのタックルを軽々と受け止めてしまう。まさに雄の中の雄。ラガーマンの理想形。  ――――外見だけならば。   「お前が来なければ会議を始められんだろう?あいつらも待ちかねているぞ」 「分かって、ます。すぐに行きますから」  おれの肩を撫でる監督は、頬に意地の悪い笑みを張り付けたように浮かべていた。他の部員の前では決して見せない下劣な笑みを見るだけで怖気が走る。以前のおれならば監督相手にこんな感情を浮かべる事は無かった。過去の自分に警告したとしても信じなかったに違いない。もし勇大に言ったとしても、きっと同じ。   「勇大、悪いけど」 「分かってるさ。話し合いもチームに欠かせない仕事なんだ。お前も頑張れよ」 「うん、ありがとな」  冷たさを感じさせる音と一緒に通話が途切れる。勇大を繋げていてくれた糸も切れて、おれを守ってくれる人は誰もいない。おれの肩を抱きすくめる腕を咎めてくれる人はいない。  監督の腕に収まると濃厚な雄の匂いが鼻腔をくすぐった。シャワーを浴びても消えはしない身体に染み込んだ雄そのものの芳香。何度も嗅がされたそれを吸い込むとおれの身体が意思を無視して反応してしまう。胸元から漂う匂いにちんぽが震え、首元に顔を埋めた時の強烈な匂いを思い起こして頭のどこかでスイッチが入る。なんて浅ましい身体だろう。こんなクズの匂いを嗅いで発情しているんだ。   「ほら、どうした?男だろう?胸を張って歩け」  身体の異変を理解しているのか、監督は不快なにやけ面で命じる。隠さないで惨めな身体を見せてみろと。  収まれと念じてもちんぽは硬くなる。おれが忌み嫌うあの部位がぬらつくのを止められない。監督はおれを抱きすくめながらねっとりとした視線を注いできた。   「くく、中々良い格好だぞ。ラグシャツや学生服よりも余程似合っている」 「……っ!」  大きく張り出した胸筋や太もも。筋肉が豊富に実った身体の全てにチクチクした視線を感じる。目を弧に歪める熊の顔はどこまでも下品で醜悪だ。口からのぞく牙は涎で光っており、おれの肉に一刻も早く食らいつきたいのだと分かってしまう。自分の教え子、しかも男であるおれに欲情するなんて最低の男だ。    だが、本当に最低なのはおれも同じだ。  監督がジャージの股間部分を膨らませるのもおれのせいだ。今のおれを見たら友人もチームメイトも勇大も変態だと罵るだろう。監督の匂いに欲情して先走りを漏らし、肛門を疼かせて、そして、そして。   「ほら、入れ」 「あっ!」  部室に続くドアが開き、背中を突き飛ばされる。  そこで待っていたのはラグシャツを着た筋骨たくましい二匹の雄。腕も腹もけつも全てがたっぷりと豊満な猪に、柔らかい金毛と整った顔が特徴的な狐。二人ともおれが所属するラグビー部の先輩で優れたラガーマンだ。その実力と面倒見の良さから部員から慕われている良い先輩――だった。  今は監督と同じ下卑た表情でおれを見つめている。雄ではなく、雄に媚びを売り身体をはしたなく揺らす雌を見るような目つきで。猪はラグパンが千切れそうなほどにちんぽをいきり勃たせ、狐の方はスマホを構えながら嘲りを含んだ笑いを漏らす。嘲笑われるのも当然だ、だっておれは。   「ギャハハハハッ!ソソるじゃねえか虎縞ぁ!ケツもオッパイも丸出し!メスネコにお似合いのエロい衣装だ!」  だっておれは、けつも胸筋も見せつける変態同然の恰好をしているのだから。   「うんうん、やっぱり似合ってるねー選んであげて良かった。隠してないでこっちに雄っぱい突き出してー」  狐の命令に従いおれは胸を隠していた手をゆっくりとどける。胸筋を覆っているのは黄褐色と黒縞の毛皮だけ。汗でじっとりと湿った獣毛は筋肉の形をしっかりと浮きだたせていて何も隠してはくれない。硬くなったちんぽが纏う物は薄っぺらい布地だけ。    おれが身に着けている衣服はスポーツボレロと透け透けの紐パン一枚だけなのだ。スポーツボレロとは日焼けから腕や肩を保護する為の衣服だというが、シャツを着ていないのでは胸を強調する為の物にしか見えない。ちんぽに張り付いた紐パンは更に酷く、股間部分以外はほぼすべてが剥き出しだ。けつたぶを掴んで拡げれば紐が食い込んだ肛門が良く見える事だろう。こんな格好をしているおれが変態以外のなんだというのか。  屈辱と恥辱に手のひらを強く握りめていると、監督がおれのけつをグニグニと揉みしだいだ。   「んああっ❤お、おおぉん❤❤」 「突っ立ってるだけでは駄目だろう?おれ達を満足させるのがお前の仕事なんだ。まずはちんぽをその気にさせてくれ」 「はっ、はい……❤」    突然襲い来る快感に喘ぎ声を漏らすと、監督が命じる。  何がちんぽをその気に、だ。三匹ともちんぽをガチガチにしているくせに。監督はただおれを辱めたいだけだ。おれに媚びを売らせ、淫らに躍らせる事で嗜虐心を満たしたいだけ。  それが分かっていてもおれは逆らえない。トレーニングで鍛えた太い腕をゆっくりと持ち上げると頭の後ろで組み、胸を大きく反らす。腋のくぼみすらも露わになり、おれの雌の身体がケダモノどもに晒される。    おれは普通の、どこにでもいるような虎の顔をしていると思う。ラグビーを続けたおかげで顔の筋肉が鍛えられたのか、少しは男らしいかもしれない。目を細めて黙っていると女子に怖がられたりもするが、自分の顔は嫌いじゃない。大嫌いな自分の身体ではマシな部分だからだ。   「んっ、ああぁ❤」  顔以外の全部が嫌いだ。こうして見られているだけでえづきそうになる。どれだけ鍛えたところでおれの身体は不完全。筋肉の鎧で隠してもどうしようもない雌の臭いが混じる。筋肉が詰まって少し垂れているのが嫌。他の奴よりでかい乳輪もコンプレックス。でもおれを最も悩ませるのは下半身。組んでいた腕をけつに回すと、尊大に膨らんだ肉塊を鷲掴みにする。そのまま身体を前に倒すと当然おれのけつが突き出される。男を誘っているようにしか見えないいやらしいけつが、先輩達に。   「んう゛ぅ❤見な、いでくださいぃ❤❤❤」    おれの懇願など先輩達の耳には入っていまい。ぎらついた瞳が見据えるのは雌の下半身。  尻。  大きな、それそれは大きな大臀筋。  走り込みをしても筋肉を付けても脂の落ちない、肥えて、丸々としたけつだ。  引き締まった腰の下から張り出して、正面からでもけつ肉が確認できるけつが威圧的に盛り上がっている。チームメイトの誰よりも巨大なけつは歩いているだけでゆっさゆっさと弾んで顔が紅潮する。雌のけつよりも遥かに卑猥で豊満なけつは両手でも掴み切れないほどのボリュームであり、ラグパンを履いている時はいつも破けないかと心配になる。どれだけ腕や脚を逞しく鍛えたところでこのけつが台無しにしている。こうして立っているだけ雄を誘うような肉づきが匂ってきそうだ。なんてみっともないけつだろう。こんなけつだからおれにはあんなモノが付いているのか。それともあんなモノが付いているからこんな醜いけつになるのか。 「ふ、へへぇ。たまんねェな。コッチ来い淫売」  分からないが、そんな事は先輩達にはどうでも良い事だ。おれは先輩達に使われるだけの雌なのだから。  猪は辛抱たまらぬといった表情でおれを呼ぶ。我慢汁とは良く言ったもので、ラグパンにできた膨らみの先端はビショビショになっていた。猪の性欲をそのまま表したような汁で、あれだけで孕んでしまいそうなほどに濃厚で雄臭い。    あんな汁を漏らしているのだ。今からお前を犯してやると宣言しているも同然なのに、おれは逃げもせずに歩み寄る。できる限り猪の顔と巨根を目に入れないようにしながら近寄ると、机に手を付いてけつを突き出した。猪はキャスター付きの椅子に座ったまま、ちょうどけつが眼前に来る位置へと移動する。おれの恥ずかしいでかけつが最も堪能できる位置へと。   「ぐひ。またケツがでかくなったんじゃねェか?こんなエロいケツしてんじゃすぐちんぽ欲しくなって大変だろ」 「……そんな、ことぉ❤」  おれの恥ずかしい部分を自ら突きつけている。それがたまらなく嫌で、どうしようもなく興奮する。  これは猪が最も好む体勢だ。犯す前も、犯された後も。学校の休み時間に呼びつけた時もこうしておれにけつを突き出させる。  その後はいつもお決まりの流れ。猪の鼻をひくつかせながら、けつ肉が歪んでしまいそうな力で揉み始めるのだ。 「んひぃ❤❤け、けつやめでぇ❤いだいぃ❤けつ千切れぢゃうがら、やめでぇ❤❤ 「痛いだぁ?嘘コいてんじゃねえよ。オラ、でっけぇケツ揉まれただけで感てんだろ淫乱」 「おおおぉっ❤❤ち、ぢがううぅ❤おれは、淫乱なんかじゃ、ああぁ❤❤❤」 「クソ、下品なケツ振りやがって。ケツ振って毎日ちんぽ誘ってんだろ!このケツ握り潰されてえか!」 「あ~~~~っ❤❤❤」  けつ肉をギリギリと鷲掴みにされ、ぶ厚い腰がくねりだす。痛い。でもそれ以上に気持ちいい。けつに走る苦痛は快楽に変質し、おれの身体を好きにされている被虐的な法悦が混ざり込む。おれは勇大という恋人がいながら虐められて悦んでいる。  均整の取れた円だったシルエットは醜くひしゃげ、みっちり詰まった肉のせいで見えなかったけつの谷間が無理やりに暴かれていく。   「コッチもエロいマンコになったなァ。あの可愛かったケツ穴が娼婦みてェだ」 「やべでぇ❤❤おでのけつマンコ見るな゛あああぁ❤」  恥辱でも快感を得る肉体はケツマンコをひくひくと痙攣させた。猪の言う通り、おれの肛門は恥もプライドも無いビッチのようなケツマンコへと変貌していた。すぼまりではなく、縦に割れた淫部でもなく、ちんぽに使われる為に存在する性器。穴の周囲では土手肉が隆起して、けつ肉が揉まれるたびにブチュリと汁を飛ばしながら泣く。閉じる事を忘れたマンコからは中の赤黒い直腸までも見えてしまう。    この醜怪な局部を見れば勇大はどんな顔をするだろう。軽蔑するか。それとも絶望して泣くか。勇大しか男を知らない頃は楚々とした穴だったのに、ほんの数週間で淫乱そのもののマンコと化してしまった。  それが悔しくて瞳の端に涙が滲むが、同時にケツマンコからはちんぽをねだる愛液が漏れ出てくる。猪にケツマンコを見られているのに、マンコはちんぽが欲しいとクパクパ開閉する。 「マン汁漏らしやがって。我慢を知らねえのか雌豚」 「あ゛っあっ❤❤おりぇはめすぶたなんがじゃああぁ❤❤❤ひぃん❤も、もうけつ揉まないでえぇ❤」 「お前が雌ブタじゃなきゃなんなんだよ。アイツの粗チンじゃもうイケねェ身体になってんぜ」 「ゆ、勇大を馬鹿にするんじゃ――んほ゛おおおおぉ❤❤❤」 「いつまでも独り占めしてないでさー。僕にも使わせてよ」  けつを嬲らされる甘い感覚に酔っているおれに走ったのは鮮烈な電撃のような快感。おれのでかい胸に稲穂色の手が伸びていた。  視線を上げるとおれの前では狐の男が残酷な微笑を浮かべている。おれを蕩かせる甘ったるく熱い感覚とは対照的に冷たい顔を見ると、毒汁を注がれたみたいに全身に寒気が走る。  猪のように性欲で狂った相貌ではなく、罠にかかった獲物を見る底意地の悪さ。おれの乳首を虫を嬲り殺すみたいに捏ね潰してくる。   「んぎいぃ❤乳首ィ❤❤❤ぢぐびやべでぇ❤」 「オマンコもだけど乳首も育ったよね。つねられるだけでイっちゃうもんねー?ほらほら」 「ほぉお゛お゛おおおぉ❤❤だべぇ❤ちくび伸びぢまうがらあああぁ❤❤❤」 「もう伸びてんじゃん。こんなエロ乳首恋人くんには見せられれないね。どうすんの?僕達に虐めて貰わなかったら頭おかしくなって死ぬかもね」  勇大を侮蔑されても、狐に挑発されてもおれは何も言い返せない。けつだけでイってしまいそうなのに、乳首までも玩具みたいに甚振られている。勇大もたまにいじる程度で小さかった乳首も、今では狐に開発されて小指の先よりもでかくドス黒い色に変わっている。ケツマンコと同じくおれが雌であると証明する物。  乳輪ごと抓まれて引っ張られると舌先をピンと伸ばして絶叫してしまう。けつよりも敏感で弱い乳首は指先で転がされるだけでもおれを駄目にする。服が擦れるだけでもマンコが濡れて、ラグビーをしている時は絆創膏で守ってやらないとすぐにイき狂う。   「ちがううぅ❤❤お、おれは淫乱なんがじゃ無いぃ❤ぢぐびなんかぁ❤お゛おぉっ❤❤❤んお゛っ❤」 「ケツマンコひくひくしてやがる。乳首つねられるだけでオマンコ疼くんだよなてめぇは」 「で、ぎゅーって潰してあげるとみっともないアヘ顔になるんだよね。ほーら」 「ぐぎい゛いぃいぃいぃ❤❤❤しょ、しょれやばい゛いいいぃ❤❤」 「おーおーどっちのマンコもビショビショじゃねえか。恥ずかしくねえのかクソ淫売」  おれの脳みそからは「恥ずかしい」なんて役に立たない思考は追い出されていた。乳首とけつから襲い来る悦楽に脳を洗い流されている。この部屋に入る前に抱いていた想い。こいつらへの敵愾心、男としてのプライド。そして勇大への愛。その全ては狐が乳首をひねるだけで消し飛んでしまうのだ。  痛いくらいに強く引っ張られると気持ち良すぎて立っていられない。狐の肩に手をついてあられもない声で喘ぎ狂う。みっともないアヘ顔を間近で見られているのに隠せない。乳首を勢い良く潰されるとマンコからは愛液が、そしておれの口は快楽を讃える声が。   「しゅごいいぃいぃ❤❤❤乳首つぶれぢまううぅ❤デカちくびグリグリしゃれてオマンコクパクパじでるううぅ❤❤❤」 「先輩が質問してんだから答えろや。マンコも犯されないと答えたくねえってか?」 「ふんお゛おおぉ❤❤けつマンコぉおぉ❤淫乱マンコに当たっでるううぅ❤❤❤ハメハメじてええぇ❤はやくそのぶっといのでオマンコぶぢ壊しでえええぇ❤❤❤❤」 「ぶっといのって、それ指なんだけどなあ。モロ感オマンコなら指マンだけでもアクメしちゃうだろうけど」 「イイッ❤❤ゆびでもなんでもいいがらぁ❤❤❤おでのオマンコゴリゴリじでぐれないとおがじくなっちゃうからああぁ❤❤」  もうおかしくなっているのかもしれない。  おれの口からは淫語がすらすらと溢れ出て、媚びと性欲を混ぜ合わせた声色でおねだりをする。瞳はハートが幻視できそうなほどに緩み切って、おれを辱めるクズどもを敬愛すら感じさせそうな表情で見上げていた。頭では理解できていても乳首とケツマンコはおれにおねだりをしろと命じている。理性や勇大への愛ではなく快楽がおれを支配する。  ああ、だめだ。けつたぶを限界まで割り開かれて、淫乱ケツマンコが剥き出しになっている。けつも空気に晒されたマンコも気持ち良すぎて。動かせないけつ肉がちんぽをねだろうとうねってしまう。   「はやくはやくはやくううううぅ❤❤❤せんぱいの極太おちんぽオマンコにくだしゃいいいぃいいぃ❤❤」 「うるせえな、マンコ野郎がおれをせかすなんて生意気なんだよ。オイ、このままイかせねぇで玩具にしてやろうぜ」 「いいねぇ。前やった時は何分ぐらいで気絶したっけ?今のモロ感乳首とオマンコじゃすぐ泡ふいちゃうそうだね」 「そ、そんなのやめでええぇ❤❤おちんぽ我慢なんで死んじゃう゛うぅうぅ❤おねがいでずがらおちんぴくだしゃいいぃ❤❤❤」  快楽を求める身体はちんぽが欲しいと下品にくねる。おれの身体は開発された結果我慢などできない淫乱の物になっている。抱かれていない時は身体がすぐ火照ってオナニーに没頭してしまう発情期の雌猫だ。そんなおれがイかせて貰えないなんて、間違いなく発狂してしまう。嫌だ、耐えられない。  恐怖に震える身体は太すぎる腰をうねらせ、膝を間抜けに屈伸させて馬鹿でかいけつを跳ねさせる。ちんぽをハメてもらう為にでかけつをこれでもかと揺すり、先輩達の劣情を駆り立てる。    しかし先輩達は残酷に牙を光らせるばかりだ。おれの拙い誘惑など児戯も同然と指をもどかしく動かすだけ。焦らせば焦らす程におれは必死におねだりをすると先輩達は知っている。だから浅ましくけつを振っても逆効果。もっとおねだりを引き出そうと先輩達は手を緩めるに決まっている。  おれはそんな事も考えられない程馬鹿になっていて、マンコから汁を飛ばしながら無意味な懇願を繰り返した。どうしてこんな酷い事をするんだと泣きそうになる。   「お前達、それくらいにしてやれ」  そんなおれを抱きしめたのは監督の太い腕。雄らしくごつい手で腰をしっかり抱きかかえ、体液まみれになったおれの顔をそっと撫でてくれた。構図だけならば凌辱者からおれを救ってくれたように見えるが、そんな事はありえないとおれは良く知っている。これから何が起こるか、何をされるのか。監督から放たれる雄臭を吸い込むと興奮で下腹部が熱を孕む。汁を漏らすだけの役立たずちんぽはガチガチに勃起して、亀頭にはグショグショの紐パンが張り付いていた。ちんぽからは布地を突き抜ける勢いで我慢汁が噴き出しており、もともと下品だった紐パンはもはやちんぽを卑猥に飾る装飾品と成り下がっていた。    猪は不満げに、狐は実に愉快そうにおれを見つめる。大きく膨らんだままの股間はこれから起こる事への期待を示している。二人も理解しているのだ。監督ならば凄惨に下品におれを凌辱してくれると。   「可愛がってもらっていたが、お前には物足りんだろう?乳首やケツ穴では満足できん雌だからな、お前は」 「あっ❤か、監督ぅ❤❤んひぃ❤んああああぁ❤」 「どこを虐めて欲しいか言ってみせろ。太ももか?脇腹か?それとも腋か?」 「おっぉおぉ❤ち、違いまずぅ❤❤❤お、おれがうずうずしゅるのはぁ❤んはあぁ❤❤」 「やはりちんぽか?さっきから無駄に汁を流しているからな。扱いてやっても良いぞ?」    耳元で意地悪く笑われて脳みそにじぃんと痺れが走る。おれがちんぽなんかを虐められて満足するわけがないのに。監督はおれからいやらしい言葉を引き出す為だけにこうして煽っているのだ。  筋肉で凸凹になった太ももを撫でられるのは気持ち良い。骨盤のラインをなぞり、ぼこぼこと腹筋が浮き出た腹を揉まれると膝が震える。腋のくぼみをくすぐられるのはまなじりが緩む心地良さだ。  でも、おれが一番触れて欲しいのは。ビショビショに濡れてちんぽを待ち焦がれるのは。  けつと金玉。雄の象徴である睾丸と、おれをたやすく雌に貶めるケツマンコの間にある物。   「おまんこ❤❤❤淫乱ラガーマンにくっついてる雌オマンコをズボズボしてくだしゃいいいぃ❤❤❤❤」    おれは吠え猛るのと同時に腰を大きく突き出した。  その咆哮は野太く、大きく。雄そのものである声だったが、おれの身体は雄からかけ離れた姿だった。がに股の卑猥なポーズになったおれは、両手でちんぽを掴んで股間が良く見えるようにする。本来は会陰と呼ばれるそこにあるのは赤い肉を覗かせるたてわれ――男に付いているはずがない女性器だった。 「ふむ。そこまで強請るならば仕方が無い。股を開け」 「は、はひぃ❤❤」  突き出された股間の合間に手のひらが滑り込み、太ももの付け根をいやらしく這いまわる。肝心の部分には触れずに撫でさするもどかしい動きにおれのマンコは理性を煮溶かしたような愛液を降らし始める。  男にはあるはずのない器官。ちんぽと一緒に欲情の汁を漏らすマンコはおれが男で無いと示している。どれだけ身体を鍛えても、男らしくあろうとしてもおれを雌であると決定づける雌の肉。    おれはずっとこいつを隠して生きてきた。バレたらこのラグビー部にいる事はできない。おそらく学校に在籍する事すら許されないだろう。こんな気持ち悪い身体がバレたらラグビー部の皆だっておれを嫌悪するに決まってる。だから、勇大以外には決して知られないように生きてきたのに。   「マンコも随分といやらしくなった。あの処女マンコが使い込んだ色になっている」 「へお゛お゛おおぉっ❤❤❤お、おおぉまんこおおぉ❤あ゛ああぁ❤❤」  内ももをくすぐる指が、紐パンの食い込んだ雌肉を鷲掴みにした。ケツと乳首を責められ発情したまんこはたっぷりと膨らんでいて、グニグニと指圧されると腰の骨が歪むのではないかと錯覚する程に腰が跳ねた。恥骨の奥で弾ける快感におれは反射的につま先立ちの体勢になるが、監督の手は逃がしはしないと吸い付いて来る。そればかりか指をマンコに強くめり込ませてくる。    まんこを弄られ腰をカクカク動かすおれは無様極まりない。監督は嘲笑いながら指を躍らせ、こんもりと盛り上がったマンコ肉を左右から挟み込む。唇よりも柔らかい雌のまんこがごつい指に挟まれ醜くひしゃげる。ちんぽで引き延ばされた紐パンがまんこに食い込み、恥肉をよりいじりやすいように浮きだたせてしまう。   「ンひい゛いいぃいぃ❤❤❤おまんこしびれるうぅ❤めすおまんこあづいいぃ❤そこ、そこもっと強くいじっでええぇ❤❤」 「もっと強くだと?これならばどうだ、マゾ猫」 「ぞ、ぞれ良い゛いぃいぃぃ❤❤❤うぎぃ❤おまんこにくいこむ゛うぅうっぅ❤❤」  監督は自由な手で紐パンを引っ張り更にまんこへと食い込ませる。充血した雌肉を甚振られると喉が詰まるような快楽が流れ、はしたない嬌声を上げながら後頭部を監督へ押し付ける。タコができた男の指で挟まれ捩じれ、ケツマンコのようにクパクパ開閉する大陰唇は、どんどんボリュームを増して汁で濡れ輝いていく。  巧みな指遣いでトロトロになったマンコは、触れられてもいないクリトリスが破裂しそうなぐらいに勃起していた。充血した真っ赤な姿でいじってほしいと膨れ上がり、じぃんと痺れる悦波を発生させている。  揉み込まれるおまんこの奥からは脂汗のように愛液が染み出して、膣壁を灼熱させながらたてわれより溢れ出す。監督は指先だけで愛液の湿り気を感じとり、にちゃにちゃとわざとらしく水音を鳴らしながらまんこをまさぐる。そして指先が辿り着くのはビンビンに勃起したクリトリス。ちんぽ同然に敏感になったクリトリスを左右からぎゅっと抓み上げてきた。 「ほひぃい゛いいいいぃぃいぃいぃぃぃ❤❤❤」 「うっわー凄い顔。イっちゃったのかな?」 「もうとっくにイってんだろ。見ろよ、ちんぽ汁漏らしっぱなしだ」  乳首よりも弱い雌の突起を抓まれて、悲鳴にも似た嬌声が迸る。先輩達の言う通りおれはとっくにイってるのかもしれない。快感でふやけた脳みそでは分からないだけで、穴という穴から汁を流しっぱなしだ。クリトリスにわずかな力がこもるだけでも電撃のような快楽が全身に走る。  監督は痙攣するおれを抱き寄せてクリ責めから逃がさない。おれの最大の弱点であるまんこ、その中でも弱い雌肉が、痛いぐらいの力でグニグニと摘み揉まれる。ビンビンの突起が指先で扱かれる。  クリ責めで与えられるのは快楽を通り越した圧倒的な感覚。全身の神経がクリトリスに集中し、監督の指先以外の何も考えられなくなっていく。火照った子宮が愛液を作れて発破をかけて、ドロドロのマンコ汁がおれの太ももを汚していく。トレーニングで鍛えたぶっとい両脚はみっともない内股にになったまま痙攣し、崩れ落ちる寸前だ。 「この程度で足が震えるとはトレーニングが足りんな。おれが鍛えなおしてやろう」 「ぉおお゛おおぉおぉ❤❤だべえええぇ❤もうクリトリス無理ぃい゛いいぃいぃ❤❤❤」 「いつも教えているだろう?限界を超えるまで追い込まんと成長はしない。そら、まずは一度アクメしてみせろ」 「ぐひゃあああぁぁ❤クリッ❤クリトリスでいぐいぐいぐううぅううぅ❤❤❤❤」  監督は最後の一押しに指先を踊らせた。クリトリスを抓んだ指がきゅっきゅっと左右に捻り、クリ責めアクメという雄として最悪の絶頂を迎えさせられる。おれは部室の外にまで響くほどの雄たけびを上げ、背筋を弓なりに反らせ、雌のまんこで絶頂へのきざはしを駆け上がる。   「お゛ひいぃいいぃいぃぃ❤❤❤おでいぎまずううぅ❤おとこなのに゛クリでいぅ❤んひっ❤ふぎっ❤んひいぃいぃいいぃぃぃいぃ❤❤❤❤」    クリ責めでイかされるのはまさに快楽の爆発。クリトリスで起こった快感がまんこから肛門、つま先や脳みそにまで駆け巡り、全身の細胞が歓喜に打ち震える。おれが必死に築き上げてきた虎縞軍司という人格をたやすくぶち壊す激悦。   「いぐっ❤❤❤いぐのとまんない゛いいぃぃぃ❤ぎぃ❤あがあ゛あああぁ❤❤❤」    つま先立ちになった身体がカクカクとしゃくり上げ、虎の毛皮に噴き出した愛液がぶちまけられる。監督にぐりぐりと頭を押し付け、震えるのを止められない。奥歯を噛み締めて耐えようとするがトビそうだ。このままじゃ気絶してしまう。   「ふぎっ❤ほ、ほおぉ❤❤お゛お゛っ❤❤❤」 「最初はクリ責めをしてやるだけで気絶したが。成長したじゃないか」 「ほお゛っ❤あ゛ぁ❤❤」 「だがこの程度で息が上がっていてるのはいただけんな。そら、次は乳首もいくぞ」 「ふぎいぃ❤❤だべえぇ❤いまイったばがりだから、お゛ほおぉおぉ❤ちくびごりってぎたああぁ❤」  これでもかと張り出した雄胸の頂点を抓まれて、万力のような力で捏ね潰される。クリトリスとは異なる鮮烈な快感で嬌声を上げると、いまだに蜜を零すまんこで指が這いまわる。愛液でぬらついた指で、勃起したままのクリトリスをコリコリと転がす。  たった今イったばかりのクリトリスは空気に舐められただけでイいけそうなぐらいにモロ感になっている。それを指で掻き弾かれている。加えて乳首までも同時に、だ。おれは意味を成さない声を上げながら連続してアクメへと到達した。  勇大とのセックスでは絶対に辿り着けない、脳が暴れ狂う感覚。  視界が白濁し、腰は勝手にへこへこ突き上がり連続アクメに飲み込まれる。ブチュゥッと鳴る下品な水音は収縮するまんこから噴き上がる愛液の音だ。床をビシャビシャに穢すまんこの涎は射精と変わらない勢いで射出される。おれの筋肉から放たれる汗の匂いとは違う雌の芳香。監督が放つちんぽの匂いにまんこ汁の匂いが混ざり、おれの周囲はちんぽをいきり勃たせずにはいられないテリトリーと化している。  それに釣られたのが猪と狐の二人で、ちんぽを硬くしたままおれのまんこを視線で舐り回す。お漏らしを続けるマンコを見られているのに、指先まで痺れて隠す気力も無い。 「マン汁出しすぎだろ。どんだけイけば収まるんだメス猫」 「前より匂いがきつくなってるよね。僕達にオマンコされまくって身体が雌に変わっていってるのかもね」 「スン……確かにくっせェな。マンコの匂いでちんぽ誘ってんのか?」 「う゛ひゃあぁ❤❤い、いやだぁ❤嗅がないでぐれよおぉ❤やだあぁぁあ゛っ! があ"あ"あああぁ❤❤❤❤」 「マン汁を漏らしたぐらいどうという事もあるまい。これからもっと恥ずかしい汁を噴き上げるのだから、なぁ?」 「んほおおぉおお゛おおぉおぉ❤❤❤あ゛~~っ❤きてるぅうぅ❤❤おまんこに太いのはいっぢゃっでるうぅぅぅ❤❤❤❤」  おれが太ももを擦りあわせていると、滑り込んできた指が熱く蕩けた淫乱まんこにズブズブと入り込んで来た。舌を千切れそうなぐらいに引き延ばしているおれを無視し、地面に潜るミミズさながらに指はまんこをほじくり返す。  太い指が屈伸すると卑猥な蜜の音が鳴り、ちんぽに使い込まれて変色したまんこがかき回される。ようやく弄ってもらえた膣道は歓喜して指に絡みつき、より鋭敏に指マンの快感を得ようとする。  クリ責めは痛みにも似た快感だったが、まんこを指で掻き回されるのはひたすらに甘く蜂蜜みたいな妖悦だ。まんこを犯された身体は交尾の為の準備を整え、発汗が活発に。ボレロに覆われた肩や腕は汗で蒸されてよりきつい匂いを漂わせる。  監督はおれの肩に顔を埋めると、蒸されたおれの匂いをたまらぬといった顔で肺へと送る。   「こちらの匂いもきつくなったな。発情した雌の匂いだ。ちんぽが欲しくて耐えられんのだろう?」 「はっ❤はい゛いいぃいぃ❤❤❤お゛おぉぉぉ❤❤おちんぽ欲じいでずううぅうぅ❤ぶっといおちんぽでおまんこ突いてくだしゃいいぃ❤❤」 「おれのちんぽを、か?お前には大事な恋人がいるだろう?あいつのちんぽのちんぽを貰いに行ったらどうだ」 「やだやだやだあああぁぁ❤❤❤今しゅぐいぎだいいいぃいぃぃ❤❤❤❤まんことろとろになっでるがらああぁ❤❤指でもなんでもいいがらイカぜでええぇ❤おまんこですぐいぎだいんでずううぅぅ❤❤❤」 「恋人のちんぽよりも他の男の指が欲しいとは、救えん淫乱だなお前は。ならばお前の先輩に見られながらイくがいい」 「んお"ッ❤❤❤んほお"お"お"ォおおおおぉおぉおぉおぉぉ❤❤❤❤」  嘲りの言葉と共に監督の指が躍動した。一気に突き入れてはまた引き抜き、汁が飛び散る勢いでぶちこむ。手マンと呼ばれるマンコへの暴虐がコンマ0.01秒で繰り返される。膣壁を引き抜きそうな勢いで行われ、出し入れに合わせて入り口でマンコ汁が泡立っていく。  一回ピストンされると視界の中で星が飛び、ブポブポ鳴る下品な音をBGMにして吠えてしまう。膣が開きっぱなしだ。めくれる。まんこがめくれて戻らなくなる。 「ぐぎゅう゛ぅうううううぅぅ❤❤❤めぐれるう゛う゛ぅううぅぅ❤❤❤❤まんこごわれぢまうよおおぉおぉ❤❤」  鼻水や涎で顔面をぐしゃぐしゃにしながら吠えた。自分の身体を壊される恐怖に叫んだのではない。快楽を讃える感謝の歌。まんこを掻きむしられる魔悦でちんぽからは小便を漏らしているような先走りをぶちまけていた。  ちんぽの裏側を引っかけて雌肉を掻き出されて腰が大きく跳ねる。いつの間にか増えていた指でまんこの襞を伸ばされて、膣道がぶるぶると震えた。    下品で汚らしい音が響く中、おれは首を仰け反らせたまま笑んでいた。  幸せだった。子宮に届きそうなぐらい奥まで突っ込まれ、入り口までがりがりと引っかきながら抜かれる。まんこがめちゃくちゃにされるのがたまらなく気持ちいい。勇大は絶対にしてくれそうな荒々しいセックスは、おれの価値観をぶち壊す快楽をくれる。しかもまだ終わりではないのだ。監督に躾けられたまんこは、これ以上の快楽がある事を身をもって知っている。   「くく、そう物欲しそうな目で見るな。そうら、ここを突いて欲しいのだろう!」 「あ゛っひゃあああああぁ❤❤❤ぞうですうぅうぅぅ❤イイッ❤❤しょこおれのおまんこスイッチぃいぃぃ❤❤❤❤ん゛おっ❤ごおぉ❤❤んほおぉぉおぉ❤❤❤もっどごんごんじてぐだしゃいいぃいぃぃぃ❤❤❤❤」  ある一点を抉られた時、おれは求め続けた快感に泣きわめいてしまう。それは監督に開発されたGスポット。優しく撫でられるだけでアクメしてしまう急所。  まんこを突き抜けて脳みそまで指を突っ込んでかき混ぜられる快感。小便を漏らす感覚を何百倍にも煮詰めたような切迫感。深い絶頂が子宮をノックする。子宮が悦びに打ち震えて降りてきている。百戦錬磨の指先がおれの弱点を引っかき、捏ね、執拗に突いて責め立てる。  内股だった両脚はまんこが実に良く見えるがに股に変わっている。つま先立ちで、内ももを突っ張らせて、逞しい足腰だからこそできる卑猥なポーズ。  Gスポットをグチュグチュと突かれながら、全身を知悦でわななかせながら、それでも大股開きでまんこを見せつける。目の前でちんぽを勃たせる先輩に良く見えるように。もっと気持ち良くなる為に。  猪と狐の先輩はおれのイキ様を間近で見ようと、まんこから飛び散る汁がかかるほどに近く顔を近づけている。こんな近くでおれのまんこを見られている。おれが手マンでアクメをするさまを見られるんだ。そう考えただけで下腹部が灼熱する。ああ、熱が尿道とまんこ穴にまで伝わってくる。熱と疼きにジンジン昂っている。爆発してしまいそうだ。来る。最高のアクメが来る。 「んっほぉお゛オオオォおおぉ❤❤❤❤来ちゃう来ちゃうきちゃううぅぅうぅ❤❤雌スイッチごんごんされでアクメするうぅぅん❤❤❤」 「イキやがるか、いいぜェ!みっともなくマンコ汁ぶっ放しやがれ淫乱!」 「ちゃーんと撮ってあげるからね。後で一緒に鑑賞会しようか」 「はぃい゛いいいぃぃ❤❤❤イキましゅううぅ❤❤クルッ❤おまんこくるぅ❤❤み、見られながらおまんこいきしちゃう゛うぅうぅぅ❤❤❤❤」 「いいぞ、イけ!恋人でもない男にまんこをほじられてイってしまえ!」  充血を極めて膨らんだGスポットをがりがりと引っかいて、指がまんこから一斉に抜け出ていった。まんこは抜け出ていく指を押しとどめようと締め付けるが、それは絶頂の快感を助長するだけにしかならない。  狭い雄膣を獣毛で擦りながら、ぢゅぶりと不快な音を立てて指が抜けた。まんこは慌てて膣道を収縮させるが、間に合わない。来る。皺が伸びきって戻らない。まんこからくる。ああ、あぁ、ああああぁぁ。   「イッぐう"う"う"ウううううぅうううぅぅうぅぅぅぅぅぅぅ❤❤❤❤❤」  天に向かって吠えながら、大量の喜悦水をぶちまける。愛液とは比較にならない多量で、濃密な臭気を放つアクメ汁が床をビシャビシャに濡らす。  止まらない。  もう乳首もまんこも弄られてないのに止まらない。  一滴残らず搾りだす勢いで潮噴きが迸る。まんこでイくのが気持ち良すぎてイく途中にまたイって、その快感でまたイく。性質の悪い無限ループに陥ってひたすらに潮を噴き上げる。   「こりゃあ新記録じゃねえか。雨でも降ったみてぇにグショグショだ」 「うわーまだ出てる。干からびて死ぬんじゃない、これ」  先輩達が潮噴きを楽しむ一方で、おれは見るに堪えないアクメ面になっていた。  目は完全にひっくり返り、裂けそうなぐらい開いた口からは舌がギリギリと引き延ばされている。全身の孔という孔から体液が流れ出して止まらない。雄がして許される顔じゃない。誰が見ても快楽に屈した売女だと断じるだろう。勇大が綺麗だと褒めてくれた毛皮も、頑張って鍛えた身体は汗と淫汁で濡れそぼって鼻が曲がりそうな性臭を纏っている。   「随分と溜め込んでいたな。無理をせず、搾って欲しい時は言えよ?お前はまんこを虐めて貰わなければ生きていけない雌なのだからな」 「うぁ❤そ、そんな事……❤❤」    何も言い返せない。おれはまんこ狂いの雌なんだ。  最低だ。恋人以外の男にまんこをほじられてイった。しかも、心の底からおねだりをした。媚びで塗り固めた言葉を吐き続けた。こんなの、雄として最低だ。まんこが付いた雄として不完全な身体なのに、心までも雌に堕ちた。  しかも、おれはまだ満足していない。膣は灼熱の淫欲が焦がしたままで、子宮は狂おしい程の飢餓感が襲っている。  欲しい。指ではない、おれを喜ばせてくれる肉が欲しいとまんこが訴えている。 「へへ、監督はまんこをたっぷり可愛がったからよぉ。おれはケツマンコを鍛えてやるよ。ケツ向けろ」 「あっ❤んあああぁ❤❤❤」  猪の股間にそびえ勃つちんぽを見ると涎が溢れ出てくる。大量に潮を噴いても性欲は収まらず、逆に全身が滾っている。潮と一緒に理性や恥まで流れ出てしまったようだ。  ちんぽが欲しくて欲しくて、押し付けられている監督のちんぽにけつをぐりぐり押し付けてしまう。おれは勇大を愛しているはずなんだ。おれは本物の雄になりたいはずなんだ。こんな事しちゃいけないんだ。   「ねーねー二本刺しやってくださいよー。おれが撮影してあげますから」 「それも良いな。虎縞、おれの首に腕を回して抱きつけ。駅弁でまんこを犯してやろう」 「いいッスねェ。どっちのまんこも鍛えてやれる」  ケダモノたちの下卑た笑いを聞いて身体が火照る。  どれだけ酷く犯して貰えるのかと子宮がうずく。  今のおれは唾棄すべき淫婦。昔のおれなら軽蔑していたはずだ。雄に憧れていたおれならば、ただの雌猫になったおれを殴ってでも正してくれたはず。    どうしてこんな身体になってしまったんだろう。  どうしてこんな事になったのだろう。    分かっている。全てはおれが悪いんだ。  おれが自分で選んだ。愛おしい恋人がいたのに、こいつらに身体を捧げる事を選んだ。雄であろうとする為に、おれは雌に成り下がった。矛盾している。愚かだ。間違っている事は自分でも分かる。    それでも、間違った選択をしたと分かっていても、過去に戻れば同じ選択をするだろう。おれにはこの道しかないんだ。  あの日、監督に呼び出された時におれの運命は決まっていたんだ。

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