雑記 (Pixiv Fanbox)
Published:
2018-06-03 02:48:16
Edited:
2020-04-29 00:48:42
Imported:
2023-05
Content
(前回からの続き)
いきなりですが自分は「サラミ・スライス法」とか
「ハードルを低くする」といったやり方が好きです。
つまり普通の漫画は無理でも2ページとか4ページの漫画なら
描けるはず…!とハードルを低くすることで、ようやく
小編の漫画を描くことができました。
それが最初のまんが「酉年のまんが」
https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=61005190
でしたが、驚いたことに今までのイラストより10倍くらいの
反響をいただきました。
まぐれだろうと思って続けていろいろ描いてみましたが、
SNS上では割と安定した評価をいただきつつ今に至ります。
twitterやpixivがそもそも、漫画を読まれやすいメディアである
ということは疑いがないと思います。
(実務面ではどうなのか?と言われると、実際まんがを
見たというお仕事のメールは何度かいただいているのですが、
今の仕事が忙しくてお引き受け出来ていない状態です。
次のステップに進んだ人の体験談とかを逆に
聞いてみたいですね…)
※
また自分なりに頂いた反響を分析すると、
SNSでより読まれやすい漫画には、
以下のような特徴があるのかな〜と考えています。
・情報が簡潔。
とにかく読みやすい、前情報が必要でなく
無駄といえる情報(名詞・セリフ)を削ぎ落とした構成。
・情報が的確。
最小限のセリフと絵を置いていくだけで
展開やあとあとの伏線を明示できている。
コマ運びや視線誘導の導線が明らかな状態。
・共感を呼ぶ。
題材がみんなの知っている、関心のあるイベントだったり、
キャラクターの行動や心の動きに共感を持てる。
(逆に、共感の持てないことであることが明示できる)
・世界観が独特。
その漫画に特有のムードや関係性がある。
・起承転結がある。
とくに転結をいろいろがんばってみる。
とか言ってまだ50ページすら漫画を描いたことがないので
お前何偉そうに分析しとんじゃ〜〜〜〜って
感じかもしれませんね。
100ページ、1000ページと描いてみて
さらなる技術向上や分析につとめていこうと思います。