1060 - パリ日記(3)ルーヴル美術館 (Pixiv Fanbox)
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たっぷり寝て、朝の支度をし、ルーヴル美術館へ向かいます。
何年か前に一度来ていて、二度目の訪問なので気持ちに余裕があります。チケットは事前にPARIS MUSEUM PASS 6 JOURSを購入していて、パリ市内の様々な美術館に6日間入り放題です。もちろんルーヴル美術館も対象。MUSEUM PASSを持っていても、ルーヴル美術館だけは事前の時間指定予約が必要です。
朝食にルーヴル・ピラミッドのすぐ下にある Le Comptoir du Louvre - Paul で、サンドイッチとピスタチオのマカロン、コーヒーを注文しました。美味しいです。余裕があると言いつつ、早く美術品を見たくて急いでぱくぱく食べました。
まず向かったのはもちろんドゥノン翼ダリュの階段踊り場、大好きな彫刻のサモトラケのニケです。
また会えたのが本当に嬉しくて、鼻の奥がつんとしました。何度も写真を見返していましたが、やっぱり本物は圧巻です。幸せです。
ニケに後ろ髪を引かれつつ、面積6万600㎡に3万5,000点の作品数があるので、別の作品も見て回ります。以後名画の洪水で気が狂い、写真はブレブレ、記憶は朧ろです。
ファエロ・サンティ「美しき女庭師」
ファエロ・サンティ「悪魔を倒す聖ミカエル」
一番大好きな天使ミカエルの絵。天使ミカエルのホーリーカードの収集が趣味です。
レオナルド・ダ・ヴィンチ「聖アンナと聖母子」
ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジオ「女占い師」
カラヴァッジオ、私が最も影響を受けた画家のうちの一人
レオナルド・ダ・ヴィンチ「モナ・リザ」
もちろんすごい人混みと行列で、近づくこともできません。今回はスルーします。数日後の再訪で友人を案内する際に、きちんと並んで近くで見ました。
絵画も好きですが、彫刻も大好きです。ルーヴル美術館では古代ギリシャ・ローマの彫刻を沢山見れて幸せです。
美術学生時代にデッサンした石膏像の本物があちこちにあったり。
特にお気に入りの場所、美しい彫刻群に日が差し込む『ピュジェの中庭』と『マルリーの中庭』。休憩しながら彫刻のスケッチをしました。
その後も絵画や彫刻の至宝の数々を閉館時間まで堪能しました。この美術館に再訪したい念願が叶った幸せな一日でした。もちろん全然回りきれないので、また滞在中に何度か訪れて楽しみます。PARIS MUSEUM PASS 期間中に入館できるのは一つの美術館一度だけなので、明日から5日はルーヴル以外の美術館を回ります。
ERIC KAYSERでバゲットとカヌレ、パリのお気に入りスーパーMonoprixでバターや野菜や果物を買って帰って、簡単な夕食にしました。
朝にサンドイッチとマカロンを食べたきり、夕方18時まで食事を忘れて鑑賞していました(美食の国へ来たのに、美術鑑賞最優先でだいぶ痩せます)。焼き立てバゲットにエシレバターをたっぷり塗って食べました。それだけで感動するほど美味しいです。早めに休んで明日に備えます。また更新します👋