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「アンタ、最近太ったんじゃない?」


 冬のある日。立香が2人のジャンヌとこたつでくつろいでいると、ジャンヌオルタがジャンヌにポツリと言葉を投げかけた。

 唐突に言葉の刃を向けられたジャンヌは、顔を真赤にして箸で掴んでいた餅をポトリと落とす。


「なななっ、何を言ってるんですか!? マスターの前で変なことを言わないでくださいっ!」

「だってここのところ、任務にも出ずにこたつで食っちゃ寝ばかりしてるじゃない。こころなしか前よりもほっぺたがふっくらしてる気がするわよ」


 ジャンヌが動揺で反論できないスキに、オルタは畳み掛けるように追撃をかける。

 オルタの口撃がクリーンヒットしたのか、ジャンヌの顔色が面白いようにコロコロ変化していく。


「たっ、確かに最近任務に出てなかったですけど……私はサーヴァントなので太らないはずですっ!」

「ホントに~~。ほら、お腹が前よりぷにぷにしているわよ」

「いやっ、触らないで~!?」


 立香の眼の前で、2人の美女が仲睦まじくイチャイチャしていた。

 日常の何気ない目の保養に、頬が緩んで仕方ない。

 姉妹の仲の良いケンカを、立香は微笑まし気に見守っていた。


「そっ、そう言うオルタはどうなんですか? オルタだってこたつでゴロゴロしてますよね?」

「私はチョコチョコ任務に呼ばれて身体を動かしてたわよ。ずっと留守番していたアンタと違ってね」

「うぐぐ……」

「オルタ、ジャンヌをあまり責めないであげて……」


 マスターとの蜜月の日々を誇らしげに語るオルタと、トドメを刺されてぐうの音も出ないジャンヌ。

 オルタが言ってることは事実だが、こうも葉に衣着せないとジャンヌのことが心配になる。

 立香が心配そうにジャンヌの様子を窺うと、彼女はわなわなと肩を震わせボソボソと呟く。


「……もし本当に私が太ったのなら、それは私の怠惰のせいなので別にいいです。それよりも、オルタだけマスターと任務に行ってるのはズルいです!」

「そっち……?」


 ジャンヌは自分だけ仲間外れにされたことが許せないのだろう。

 彼女は立香に近寄ると、腕を引っ張り抱きついてきた。


「ちょっとちょっと、何抱きついてんのよ」

「ジャンヌ……?」

「任務でマスターのお役に立てない分、こっちのほうでお役に勃ちますね♡」


 ジャンヌはそう言うと、立香の股間に手を当て優しく撫で上げる。

 彼女とは何度となく交わってきた。ジャンヌに触れられると、身体が自然と反応してしまう。

 ジャンヌにいやらしい手つきで撫でられたことで、愚息は瞬く間に雄々しく屹立していった。


「うぅ、ジャンヌの手が……」

「ふふ、もうこんなに大きくなってますよ♡ マスターもやる気満々なんですね♡」

「アンタがチンポを触るからでしょうが。それになに真っ昼間から発情してるのよ」

「オルタはマスターと一緒にデートに行ったんだからいいじゃないですか。今度は私の番ですよ」


 出番がなくて引きこもりがちだったので欲求不満なのだろうか。

 一度情欲に火が点いたジャンヌは止まらない。彼女は流れるようにな動作で立香のズボンを下ろすと、勃起したペニスを露出させる。

 外気に触れた逸物は天高くそびえ勃ち、これから行われる情事を心待ちにしているようだった。

 自分に欲情した男根を見やり、ジャンヌも頬を赤らめ劣情を隠せないようだった。


「こんなに赤くして辛そうに……。今癒してあげますからね♡」

「ジャンヌ……うわぁっ!」


 ジャンヌは剛直をおもむろに握ると、上下にシコシコと扱く。

 彼女の柔らかく瑞々しい手で扱かれると、勃起したペニスが益々元気になっていく。

 これが本当に唯の手コキなのだろうか。自分でするのとでは段違いの快感と幸福感に立香は心を震わせていた。


「ジャンヌの手、気持ちいいよっ……!」

「うふふ、マスターのおちんぽご立派ですね♡ 手の中でピクピク動いて元気いっぱいです♡♡」


 立香とジャンヌは、めくるめく情事の世界へと没入していく。

 しかしこの場所にもうひとり、2人の情事に入り込めていない者がいた。


「ちょっとちょっと、私を除け者にしないでよっ! なーに2人で盛り上がってるのよ!」

「オルタはマスターと任務に行ってたんだから、今回は私に華を持たせてくださいよ」

「私だってエッチまではしてないわよ! 眼の前でヤラれて黙っていられないわっ!」


 ジャンヌのプレイに対抗心を燃やしたのか、オルタが2人の情事に割って入ってきた。

 彼女はジャンヌが持つ陰茎を横取りすると、我が物顔で扱き始める。


「うあっ、オルタまでっ……!」

「オルタっ、私が先にマスターとしてたのにっ……!」

「私のほうがマスターを気持ちよくしてあげられるわ。どう、私の手コキは気持ちいいでしょう?」


 オルタの手コキはジャンヌと違って荒々しいが、それがまた刺激があって気持ちいい。

 2人のジャンヌの甲乙つけがたい手コキに酔いしれる立香。ここが現代の桃源郷だ。

 聖女たちの魅惑の奉仕で身も心も温まる立香なのだった。


「ジャンヌと私、どっちの手コキが気持ちいい?」

「そっ、そんなの決められないよっ」

「ふふ、マスターは私の手コキが好みですよね?」

「違う、私のよっ!」

「そんなこと言われても……」


 どちらの手コキも気持ちいいのに、一番なんて決められない。

 2人のジャンヌの圧に困っていると、立香の煮えきらない態度に2人の熱が更に加速する。


「手コキでわからないのなら、次はフェラチオで勝負しましょう!」

「いいわね、このままじゃ終われないわ」


 2人の性欲と闘争心はメラメラと燃え盛り3人を包み込む。

 ジャンヌとオルタは立香を寝かせると、彼の股間に顔を埋める。

 そしてギンギンに漲った逸物に舌を這わせた。


「れろっ、んちゅっ、ちゅぱっ、ぬぱぁっ……♡」

「ちゅぷっ、れらっ、ぬぷっ、ちゅぱぁっ……♡」

「ジャンヌっ、オルタっ、それはヤバいっ……!」


 2人のジャンヌは競うように男根を舐めまくる。

 各々がマーキングでもするように唾液を塗りたくり、マスターのペニスが自分の所有物だと主張しているのかのようだ。

 彼女たちの勢力争いの場になった愚息は、吹き荒れる快感の嵐に翻弄されるしかなかった。


「んちゅっ、ちゅぱっ、れろぉっ、おちんぽぉっ♡ マスターの逞しいおちんぽ美味しいれすぅっ♡ じゅじゅっ、ちゅるっ、んちゅうっ、ちゅぷぅっ♡♡」

「ちゅぱっ、ちゅちゅう、んちゅっ、んぱぁっ♡ こんなデカチンぶらさげて反則よっ♡ 女の誑かす魔性のチンポだわっ♡ ちゅぶっ、れろっ、んぷっ、ちゅぱぁっ♡♡」


 巨根が持つ魔力に取り憑かれた2人は、飢えた犬のように我を忘れて肉棒をしゃぶっていた。

 マスターの逸物はサーヴァントを狂わせる。彼女たちもその例に漏れず、普段とは別人と見間違うほどの豹変っぷりである。

 その姿はまさに発情したメスそのものだ。性に貪欲な卑しいメス豚と化した2人は、ただひたすらにチンポを求めていた。


「ちゅうっ、んちゅっ、れろっ、ぬぱぁっ♡ マスター、私の舌とオルタの舌、どっちが気持ちいいですか?」

「んちゅっ、ちゅぱっ、ぬぷっ、くぱぁっ♡ そうね、私たちのどっちがいいか、白黒つけてほしいわね」

「そっ、それは……どっちが上手いかなんて決められないよ」


 実のところ、2人の実力は全くの互角だった。

 技のジャンヌ力のオルタといった感じで、どちらにも長所がありどちらが上かなんて決めるものではない。

 そのことを正直に伝えたのだが、彼女たちは納得してくれなかった。


「アンタが優柔不断ならそれでいいわ。私たちで勝手に甲乙つけるから。先にこいつをイカせたほうが勝ちってことで」

「それは面白そうですね! オルタ、負けませんよ!」


 立香の眼前で何やら勝負を始めた2人は、更に激しく陰茎を攻め立てる。

 2人の舌が縦横無尽に這い回り、とてつもない快感が全身を突き抜けた。

 これほどまでの快楽、2人が競い合って舌技を披露しているからこそ得られるのだ。

 立香は股間で繰り広げられるジャンヌたちの技巧を心ゆくまで堪能していた。


「うぅっ……ジャンヌっ、もうっ……!」

「じゅぷっ、じゅちゅっ、れろっ、ぬちゅうぅっ♡ んふっ、マスターのおちんぽ気持ちよさそうに震えてますよ♡ そろそろイキそうなんですか?」

「ちゅぶっ、んちゅっ、れちゅっ、じゅぷぅっ♡ ちょっと舐めたくらいでイキそうになるなんてだらしないわねぇっ♡」

「それはっ……2人のフェラが気持ちよすぎるからだ!」


 極上のフェラが2人分合わされば、どんな男でも一瞬で射精してしまうだろう。

 立香もなるべく長時間楽しもうと耐えてはいるが、我慢すればするほどイキたいという衝動は大きなっていく。

 射精欲求の肥大化に比例するように男根は膨張し、終いには破裂しそうなほどパンパンになっていた。


「んじゅっ、じゅぷっ、ぐちゅっ、れろぉっ♡ んぽぉっ、おちんぽミルク射精してくださいぃっ♡ 私たちの口マンコにいっぱいらしてぇっ♡♡」

「じゅぷっ、じゅちゅっ、ちゅちゅう、んじゅうっ♡ ほらっ、射精しなさいっ♡ アンタの汚いザーメンを盛大にぶちまけてぇっ♡♡」


 2人の情熱的な口淫のおかげで、射精が間近まで迫ってきた。

 立香は己の欲求に従い、愚息の欲望を解放する。

 赤黒く腫れ上がった亀頭の先端から、白濁の液体が勢いよく噴射した。


「うあぁっ、射精るっ……!!」

「んあっ、ふあっ、あぁんっ♡ すごいっ、おちんぽミルクいっぱい射精ましたぁっ♡♡」

「んぐっ、んあぁっ、はあぁんっ♡ んはぁっ、臭くて熱いおちんぽ汁がいっぱいぃっ♡♡」


 2人の顔や胸に大量の精液が飛び散った。

 常人離れした量のザーメンを浴びた彼女たちは、のぼせたように顔を真っ赤にする。

 サーヴァントにとって、マスターの精液は濃密な魔力であると同時に媚薬でもある。

 それを顔面に浴びたのだ。ジャンヌもオルタも、発情期の獣のように身を捩っていた。


「んあっ、あぁっ、んはぁっ♡ マスターのおちんぽ汁に包まれて幸せですぅっ♡ はぁっ、んあぁっ、精液を浴びて身体がポカポカ温かくなってきましたぁっ♡♡」

「はぁ、はふぅ……なんて臭いザーメンなの♡ 臭すぎて鼻が曲がりそうよ♡ くんくん、嗅いでるだけで頭がクラクラしてきちゃうっ♡♡」

「ふぅ……2人のフェラ、とっても気持ちよかったよ」


 今にも昇天してしまいそうな至福のフェラチオだった。

 最大級の賛辞を送る立香だったが、2人の意識は既に別のところに行っているようだった。


「オルタ、顔に精液が飛んでますよ。今綺麗にしてあげますからね……れろっ♡」

「こらっ、私の精液を勝手に舐めるな。お返しにアンタの顔に飛んだ精子を奪ってやるわ……んちゅうっ♡♡」


 発情した2人は互いの顔を舐め合い、仲良く精子を取り合っている。

 微笑ましくも扇情的な光景に、愚息は萎えることを知らないようだ。

 射精直後でも陰茎は元気にそそり勃ち、次のプレイへの期待を高めていた。


「んふふっ、おちんぽは硬いままですね♡ これならすぐに本番にイケそうです♡♡」

「というか、身体が火照って仕方ないわ♡ 汗かいちゃうから脱いじゃうわよ」

「そうですね。寒かったらマスターと温め合えばいいですしね♡」


 情事の熱で心身ともに燃え盛る聖女たちは、揃って着ていた服を脱ぎ捨てる。

 2人は瞬く間に生まれたままの姿になり、豊満な裸体を立香の前に晒した。


「どうしたんですか、マスター? ボーっとしてますけど」

「どうせ私たちのこと見惚れてたんでしょ? 見慣れてるくせにカマトトぶっちゃってまぁ……」

「いやぁ、2人の裸は何度見ても美しいなぁと……」


 それは嘘偽りない本心だ。

 ジャンヌたちのような美女とエッチできるというだけで類稀なる幸運なのだ。

 例え数え切れないほど彼女たちと交わってきたとしても、幸福に思う気持ちは消えないだろう。

 立香の率直な感想が意外に効いたのか、2人はウブな乙女のように頬を紅潮させる。


「マスターったらいきなりそんな恥ずかしい……」

「褒めたって何も出ないわよ」

「本当のことなのに……」


 褒められて嬉しいのだろう。

 ジャンヌとオルタは気恥ずかしそうにしながらも、誇らしげに立香に迫る。

 圧倒的なまでに完成された女体を前にして、あまりの興奮で我を忘れてしまいそうだ。


「ジャンヌ、俺もう……」

「うふふ、マスターも我慢できないようですね♡ それじゃあ私が先にいただきますね♡」


 ジャンヌはそう言うと、寝ている立香の腰にまたがった。

 彼女の艶めかしい肌が腰に触れて、愚息がビクンと反応する。


「あぁっ、あぁんっ♡ お股におちんぽが触れて、私も興奮しちゃいますぅっ♡」

「ちょっと、なんでアンタが先なのよ!」

「私が始めたエッチですし、私からするのは当然ですっ! オルタは私の後でお願いしますね」


 ここまで来て溢れ出る欲求を抑えられるはずがない。

 ジャンヌの性器からは愛液が滲み出し、愚息にメスの蜜を垂らしている。

 彼女は膣口に亀頭をあてがうと、ゆっくりと腰を下ろし男根を膣内へと導いた。

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