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 どこにでもいる普通の小学6年生だった七海恋春(ななみこはる)は、ある日ひょんなことからクラスの知られざる交流会を目撃してしまう。

 それは放課後の教室で生徒たちが乱交に耽っているという、信じられない光景だった。

 その背徳的な情事を目撃して以来、恋春の中で性行為に対する強烈な好奇心が生まれた。

 日常生活にすら支障が出るくらい性行為に心を囚われた恋春は、クラスメイトの真宮魅咲(まみやみさき)の導きによって禁忌の交流へと足を踏み入れることになる。

 一度ハマれば二度とは日常に戻ってこられない、禁断の『乱交教室』へと。



 ×××



「恋春ちゃん、今日の放課後は時間あるかしら?」


 6月のある日、給食の後に魅咲は恋春にこっそりと耳打ちをした。

 魅咲の放課後のお誘いである。だが彼女は恋春のことを遊びに誘っているわけではない。

 いや、魅咲は遊びのつもりなのかもしれない。ただ遊びは遊びでも、彼らが興じるのは淫らな遊びである。

 小学生が手を出していいような種類の戯れでは決してない。


「……うん、放課後暇だから良いよ」

「良かった。それじゃあ放課後よろしくね」


 いけないことと理解しつつも、恋春は魅咲の誘いを断らなかった。

 魅咲に脅されているからではない。彼女の誘いに応じるのは、紛れもない恋春の意志であった。



 ×××



 その日の放課後、恋春は約束通り教室に残っていた。

 他のクラスメイトが帰宅するまで待ち続け、残ったのはいつものメンツだった。

 乱交教室の中心人物である魅咲と、鈴木・佐藤・田中の男子三人組だ。


「先生は今日生憎仕事で忙しいらしいから、5人で始めちゃいましょうか」

「田中、誰かが入ってこないようにちゃんと見張ってろよ」

「ちぇっ、分かったよ。でも一発終わったら交代してくれよな」


 田中が教室の外に出て見張りを始めるやいなや、早速佐藤が駆け寄ってきた。


「七海っ、早くお前のおまんこに挿れさせてくれっ!」

「えぇっ……!?」


 がっつく田中に恋春が戸惑っていると、横から魅咲が助け舟を出してくれた。


「田中くん、エッチには順序というものがあるのよ。女の子のアソコは、準備ができてないとおちんちんを受け入れられないの。お互い気持ちよくなるためにも、ちゃんと前戯はしないとね」

「うぅ、分かったよ……」


 魅咲にたしなめられては、田中としても引き下がるしかない。

 一旦退いた田中に一安心する恋春。その無防備な彼女の身体を、魅咲が後ろから抱きしめた。


「恋春ちゃんの身体は成長したかしら?」

「わわっ、魅咲ちゃんっ……!?」


 魅咲は両脇から手を回すと、恋春の胸を揉み始める。

 恋春のささやかな胸を服の上から揉みしだき、少女のウブな反応を見る。

 魅咲に胸を揉まれ、恋春は可憐な声で鳴いていた。


「んあっ、はぁっ、んあぁっ♡ 魅咲ちゃんっ、何をっ……!?」

「恋春ちゃんのおっぱいは大きくなったかしら? うーん、まだ私のほうが大きいようね」

「そんなにすぐ大きくなったりしないようっ……んんっ、んあぁっ、ふあぁっ♡♡」


 恋春の甘い嬌声が教室中に響き渡る。

 少女たちの艶やかな戯れを目の当たりにし、少年たちの性欲に火がついた。

 股間に雄々しきテントを張った彼らは、鼻息を荒くして少女たちに迫りよる。


「もう我慢できん。真宮、俺のチンポをイジってくれ」

「分かった分かった。おちんぽをこっちに出して♡」


 魅咲は鈴木の勃起ペニスを手に取ると、シコシコと上下に扱き始める。

 彼女の流れるような手コキを、恋春はマジマジと見つめていた。


「ふふっ、これは手コキと言っておちんちんを手で擦るプレイよ。恋春ちゃんもやってみる?」

「うっ、うん」


 魅咲に促されるまま、恋春は恐る恐るペニスを握る。

 初体験の時は性器に男根を挿れただけなので、直接触るのはこれが初めてだった。

 肌とは違う独特の手触りに、恋春の好奇心が疼いて仕方ない。

 恋春は興味津々に陰茎を手で擦る。だが初めてで勝手が分からないので、その動きはどこかぎこちなかった。


「うんうん、恋春ちゃん上手よ。手コキは弱すぎず強すぎず、ちょうどいい加減で擦るの。鈴木くんの反応を見ながら、手首のスナップを効かせてやるといいわ」

「こう、かな……」


 恋春は魅咲の言われた通りに男根を扱く。

 最初は手探りで始めた手コキだったが、確かに相手の反応から得られる情報は大きかった。

 少年は快楽に対して素直だ。気持ちよければ表情に、声に、身体に分かりやすく出てしまう。


「うぅっ、七海の手コキ気持ちいいぞっ! 七海の手がスベスベでいい具合だっ……!!」

「うふふ。恋春ちゃんったら、あっという間に手コキをマスターしたわね。やっぱり恋春ちゃんにはエッチの才能があるんだわ」

「私はそんな……魅咲ちゃんの教え方が上手なだけだよ」


 エッチの才能と言われても、恋春にはてんでピンとこない。

 初体験を終えて間もない彼女は、圧倒的にセックスの経験値がない。

 何が良くて何が悪いかも判断がつかない初心者だ。

 それでもただひとつ、確かな真実がある。

 結局のところ、気持ちよくなるのが正解なのだ。


「うおっ、良いぞ七海っ! そろそろイキそうだっ!!」

「鈴木くんがイキそうよ。恋春ちゃん、貴女の手コキで彼をイカせてあげて♡」

「わっ、分かった……!」


 鈴木の逸物を扱いていくうちに、竿がパンパンに膨らんでいくのが分かる。

 おそらく射精の前兆なのだろう。亀頭は赤黒く変色しており、先端から透明な汁がダラダラと垂れていた。

 男根の熱を感じながら恋春は熱心に扱く。彼女の頑張りが実を結んだのか、陰茎から特濃の飛沫が勢いよく吹き出した。


「くぅっ、射精るっ……!!」

「んあっ、ふあぁっ、すごいっ……♡♡」


 熱々の搾りたてザーメンは天高く舞い飛ぶと、恋春の顔に恵みの雨をもたらした。

 彼女はそれを、発情しきったメスの表情で浴びている。

 経験は浅くとも、今や恋春は立派なメスである。


「鈴木くんの精液とっても熱いっ♡ それにこんなにいっぱい……私の手で感じてくれたんだね」

「そうよ、それがセックスの悦びなの。セックスは相手がいないと成り立たないの。そして、相手が気持ちよくなれば自分も嬉しくなるのがセックスの良いところよ♡」


 魅咲は嬉しそうに恋春の顔に飛んだ精子を拭う。少女の成長を確かに感じ取っているようだった。

 初めての手コキで鈴木をイカせることができた。これは彼女に大きな手応えと自信を与える出来事となったはずだ。

 そして恋春の性的欲求はとどまるところを知らない。その瞳はうっとりと蕩け、さらなるプレイを望んでいるようだった。


「七海、真宮。鈴木だけじゃなくて俺のチンポも扱いてくれよ~」


 恋春の手コキを見て我慢できなくなったのだろう。佐藤が必死にせがんでくる。

 そこで魅咲は次なる手に出る。佐藤の男根を恋春の顔の前まで持ってきたのだ。


「恋春ちゃん。次はフェラチオをしてみましょう♡」

「フェラチオって、おちんちんを舐めるあの……」

「そうよ。恋春ちゃんならきっとできるわ。私が教えるから、まずはやってみましょう」


 恋春の眼前にはイキり勃った逸物がドンと鎮座している。

 これが自分の性器に入っていたんだと思うと、自然と股が熱くなっていくのを感じた。

 彼女は佐藤の陰茎を手に取ると、子猫のようにペロペロと舌を這わせる。


「れろっ、れちゅっ、んちゅっ、ちゅぱあぁっ♡♡」

「うおぉっ、七海の舌すごいっ……! ヌメヌメしてザラザラして気持ちいい!」

「恋春ちゃんのフェラ、中々いい感じのようね。その調子で丁寧に舐めるのよ♡」


 陰茎を舐めるのは初めての恋春だが、それは不思議な感触だった。

 素肌とは違う舌に吸い付いてくる質感。そして独特の臭気が鼻を突く。

 尿の臭いもかすかに香るし、決していい臭いではない。それに舌に伝わる味も美味しいものではなかった。

 なのに、それなのに、どうしてだろう。どうして舐めるのが止まらないのだろう。

 魅咲に言われたから? いや、それだけが理由ではない。フェラチオは自分の意志で行っている。

 さりとて、自分の意志だけで動いているわけではない。気づくと身体が勝手に動いてしまうのだ。


「れちゅっ、んちゅっ、ちゅぷっ、ぬぱあぁっ♡ おちんぽって変な味だね。ちゅう、んちゅうっ……正直好きではないけど、なんか嫌いじゃないかも」

「七海、なんだよそれ」

「ふふ、恋春ちゃん私は分かるわよ。おちんぽに惹かれている自分に戸惑っているのよね? 誰だって始めは自分の感情が分からないもの。少しずつ慣れていけばいいと思うわ」


 魅咲が言いたいことの意味を完全に理解できたわけではない。

 だが彼女の言う通り、少しずつ慣れていくしかないだろう。

 恋春は黙々とフェラチオを続ける。続けていくことで、佐藤の反応からどこを刺激すると気持ちいいのかなんとなく分かってきた。


「んじゅっ、ちゅぷっ、んくっ、んじゅうっ♡ ちゅじゅっ、んくっ、んんっ、ちゅぷうっ♡♡」

「うあぁっ、七海そこ良いっ! 先っぽを舌でイジられるの気持ちいいっ!!」

「んんっ、ここだね。んずっ、つつう、んぷっ、くちゅうぅっ♡♡」


 佐藤は舌先で尿道口をほじられるのが好きなようだ。彼の要望に従って、尿道口を丹念に丹念に攻め立てる。

 すると、尿道口から透明な汁が溢れてきた。

 カウパーだ。恋春はそれを舐め取ると、口内で転がし味を確かめる。


「んんっ、んはぁっ……苦ぁい、変な味ぃ……」

「それは我慢汁よ。気持ちよくなるとおちんぽから出てきちゃうの。恋春ちゃんのフェラで感じた証拠だから、しっかりと味わうのよ♡」


 恋春は苦い食べ物があまり好きではない。

 それなのに、同じく苦い我慢汁は抵抗なく舐めることができた。

 カウパーと食べ物で何が違うのだろう。

 恋春は自分の感情が分からぬままペニスを熱心に舐めていた。

 これは感情の問題ではない。本能の問題なのだ。


「んじゅっ、ちゅぷっ、ちゅじゅっ、んぷうぅっ♡」

「うんうん、恋春ちゃんいい調子よ。次はおちんぽを咥えて舐めてみましょう」


 恋春は続いて男根を咥えて口をモゴモゴと動かし亀頭をしゃぶる。

 書物や魅咲の口淫を思い出し、なんとか形にしようと口を動かした。


「んぷっ、じゅずっ、んちゅうっ、ちゅぷっ、んぷうぅっ♡♡」

「絶対に歯を立ててはダメよ。おちんぽを大切に扱った上で、適度な刺激を与えて気持ちよくしてあげるの。最初は加減が分からないと思うけど、一歩ずつ覚えていくといいわ」


 恋春は魅咲に言われたとおり、ペニスに歯を立てないよう気をつけてしゃぶる。

 これが意外と難しい。陰茎を口内へ入れようと思えば、どうしても最初に歯がぶつかってしまう。

 そうでなくとも、しゃぶろうとすれば自然と噛んでしまいそうになる。

 恋春は最新の注意を払ってフェラチオを続ける。始めたばかりで拙いながらも、彼女の口淫は佐藤に快感を与えたようだ。


「んじゅっ、ちゅぷっ、くちゅっ、んぐうぅっ♡♡」

「うぅっ、七海のフェラ気持ちいいよっ! 俺っ、もうイッちゃいそうだっ!!」

「もうイキそうなのか。佐藤はそーろーだな」

「うっ、うるさいっ! 気持ちいいんだから仕方ないだろ!」

「佐藤くん落ち着いて。恋春ちゃんのフェラは初めてにしては上手だから無理もないわ。恋春ちゃん、佐藤くんの精子を口で受け止めてあげてね♡」


 佐藤の男根が口内でビクビクと震えているのを、恋春も感じ取っていた。

 恋春は佐藤をイカせるために、懸命に舌を動かし尿道口を刺激する。

 彼女の献身的な口淫の甲斐あって、佐藤はたまらず射精した。


「うあぁっ、射精るっ……!!」

「んんっ、んぐっ、んぶううぅっ♡♡」


 恋春の口内にドロドロの精子が流れ込む。

 口内を通り鼻に抜けるザーメン臭を感じながら、彼女は必死に喉を鳴らして精飲する。


「んんっ、んくっ、んぶっ、じゅずうっ……♡♡」

「そうそう、出してくれた精液は全部飲むの。恋春ちゃん、頑張ってるわね♡」


 程なくして射精が終わり、精液を飲み終わった恋春は陰茎から口を離した。


「んんっ……ぷはぁっ♡ 精液苦ぁい……」

「ふふ、ちゃんとザーメンを全部飲んで偉いわよ♡」

「ふぅ、七海のフェラチオすごかったよ」


 初めてのフェラチオだったが、皆に概ね好評だったようだ。

 恋春としても、ひとつのことをやり終えて充実した達成感が胸に湧いていた。


「恋春ちゃんはやっぱりエッチの才能があるわね。それじゃあ、どんどん新しいプレイを覚えましょうか♡」

「えぇっ……!?」


 魅咲によるセックスの指導はまだまだ続く。

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