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 それはある日のこと。

 マシュの身に起きた大事件である。


「先輩、実は……お願いしたいことがありまして」

「どうしたんだい、マシュ?」


 マイルームルでくつろいでいた立香の元にマシュがやってきた。

 一体何事だろう。彼女の雰囲気からそこまで深刻そうではないものの、何か困ったことが起きたのは明らかだ。

 マシュは恥ずかしそうに顔を赤らめ、もじもじと話すのをためらっていた。

 しかし打ち明けてくれなければ話が進まない。十数秒悩んだ後、彼女は意を決して口を開いた。


「先輩……これを見てください」

「マシュ? それは一体……」


 マシュはおもむろにスカートをめくり股間を顕にした。

 そこには、ビンビンに勃起し下着からはみ出た男性器があった。

 何故彼女に男根が生えているのか。

 理解が追いつかない立香は、頭上に?マークを浮かべ言葉を失っていた。


「いきなり申し訳ありません。こんなの、驚いてしまうのも無理ないですよね……」

「いや、あまりに唐突すぎたものだから……どうしてマシュのアソコに男性器が生えてるの?」

「それはですね、斯々然々……」


 マシュは事の経緯を説明する。

 月に一度の女の子の日だったマシュは、鎮痛剤をもらいにナイチンゲールのところへ行くことにした。

 ところが道中、彼女は新しい薬を開発したパラケルススと出会う。

 どんな痛みにも効く安全な薬らしいのだが、どう考えても怪しい。

 怪しいのは分かっているが、一秒でも早く痛みから解放されたかったマシュは危険を承知で彼から薬を受け取った。

 パラケルススも大丈夫と言ってるし、まさか死にはしないだろう。

 そう思い安易に薬を飲んだ彼女はその後どうなったのか。

 その結果がマシュの股間に生えている男性器であった。


「痛みは無事に引いたんですけど、その代わりにおちんちんが生えるそうで。副作用のことをちゃんと聞いてなかった私が悪いんです。彼に話を聞くと、何回か射精すれば元に戻るそうなんですが……」

「それで俺のところに来たのか……」


 ようやく合点がいった立香は、安心したのか胸を撫で下ろす。

 とりあえず彼女の身に危険がないのと、解決法が分かっているなら問題ない。

 とにかく、マシュのペニスを何回も射精させれば良いわけだ。


「それで、その、先輩……。私一人だと心細いので、先輩に手伝ってもらいたいのですが……」

「マシュの頼みなら、喜んで引き受けるよ」


 何はともあれ、マシュとエッチできるなら大歓迎だ。

 ふたなりマシュといういつもと違うシチュエーションに、立香の愚息はあっという間に硬く大きく膨らんでいった。


「ふふ、先輩のおちんぽも大きくなってますね♡ それじゃあまずは、お互いのおちんぽをシコシコ扱きましょうか♡♡」


 二人はベッドに隣り合って座ると、互いの男根を優しく握り上下に擦り始める。

 マシュのペニスはスベスベしていて肌触りがよく、扱いていて楽しかった。

 他人の男根を触るのに抵抗感はなく、それがマシュのものだと思うと途端に興奮してくる。

 立香は鼻息を荒らしてマシュの陰茎を擦る。手首のスナップを効かせて小気味よく扱くと、マシュは可憐な声で鳴いてくれた。


「あぁっ、ふあぁっ、あぁんっ♡ マスターの手コキ、気持ちいいですっ♡ これがおちんちんの快感なんですねっ……♡♡」

「そうだよ、マシュ。チンポを擦ると気持ちいいって、これで身を持って体験しただろう?」


 初めてペニスが生えたマシュだが、感度は中々のようだ。

 彼女の新鮮な反応を見るのが楽しくなった立香は、意気揚々と男根を扱いていく。陰茎を擦る度にビクッと反応するので可愛いものだ。


「あっ、くっ、んんっ、んああぁっ♡ 先輩っ、そんなに激しく擦ったらぁっ♡ 気持ちよすぎてすぐイッちゃいそうですぅっ♡♡」

「おや、早く元に戻りたいならたくさん射精しないといけないんじゃなかったか? その口ぶりだと、マシュはチンポが生えたままで良いのかな?」

「そっ、それは違いますけどっ……んあぁっ、先輩の手が気持ちよすぎるんですぅっ♡♡」


 マシュに意地悪をしつつ、彼女の陰茎を攻め立てる。

 立香が一方的に攻めているように見えるが、マシュも負けじと懸命に立香の男根を手コキしていた。

 敬愛する先輩の剛直に奉仕した経験で言えば、彼女は負けていないのだ。マシュの愛のある扱きによって、愚息に段々と快感が蓄積していく。


「んあっ、あくっ、んあぁんっ♡ 先輩っ、私の手コキは気持ちいいですかっ♡」

「あぁ、気持ちいいよ。もうすぐイッちゃいそうだっ……!」


 エッチなマシュを見てて、余計に情欲を掻き立てられたからだろうか。

 立香の射精欲求は瞬く間に上昇し、いよいよ我慢できない状態になっていた。


「マシュっ、もう射精そうだっ! 一緒にイこうっ……!」

「はいっ、先輩の手コキでイッちゃいますぅっ……♡♡」


 互いのリビドーは限界まで達し、後は体外へ吐き出すだけとなった。

 彼らは快楽を分かち合い、腰を浮かせながら一緒に射精した。


「くぅっ、射精るっ……!」

「あぁあっ、んぐっ、イクっ、イッちゃううぅぅっ♡♡」


 二人の逸物から勢いよく精液が噴射し、彼らの手を汚す。

 手コキとは思えないほどの快感が全身を突き抜け、心地よい余韻に彼らは浸っていた。


「はぁ、んはぁ……マシュ、初めての射精はどうだった?」

「んんっ、んあぁっ……射精がこんなに気持ちいいなんて、知らなかったれすぅっ♡♡」


 射精の快感のあまり、マシュの呂律が怪しくなっていた。

 それだけ射精の衝撃がすごかったのだろう。彼女はすっかりふたなりペニスの虜となったようだった。


「流石に一回の射精くらいじゃ元に戻らないようだね。けど勃起したままだから、すぐに次へ行けそうだ」


 マシュの愚息は精液を垂らしながら血管を浮き上がらせイキリ勃っていた。

 そんな性欲盛りの益荒男のために、立香はあるものを用意する。


「それは……オナホールですか?」

「うん。これからこのオナホでマシュのチンポを扱くよ」


 立香は貫通型のオナホを取り出すと、彼女のザーメンをローション代わりに男根に突っ込んだ。


「うぐっ、んんっ、んはあぁっ♡ おおっ、オナホの中におちんぽが入っていきましゅうぅっ♡♡」


 初体験のオナホの感触で、マシュは甲高い嬌声を張り上げた。

 立香自身が試してみて、本物の性器と遜色なかった良オナホールだ。何物にも挿入したことのない童貞チンポには刺激的であろう。

 オナホ一擦りで過剰なほどに感じているマシュは、四肢をビクビクと震わせながら愚息の快感に酔っていた。


「んんっ、あぁあっ、んはっ、ひああぁっ♡ おっ、オナホしゅごく気持ちいいれすうぅっ♡♡」

「マシュ、そんなにオナホが気持ちいいのか? ならもっと扱いてあげなくちゃな」


 マシュが腰をくねらせ淫らにヨガっている。その淫靡な光景に魅入られた立香は、激しくオナホを擦り陰茎を攻めて攻めて攻めまくる。

 立香の熱心なオナホコキによって、マシュはめくるめくふたなりチンポの快楽へと染まっていく。


「んあっ、ひあぁっ、あうぅっ、はひいぃっ♡ そんにゃにオナホでゴシゴシしたら皮が破れちゃいましゅうぅっ♡♡」

「これくらい全然平気だよ。マシュのアナルのほうがもっとキツいからね」

「んおっ、おおっ、そんなこと言わないでくだしゃいぃっ♡♡」


 立香が操るオナホに扱かれて、マシュの美顔は盛大に崩れていた。

 健気で可愛い後輩が、こんなにはしたない表情で喘ぐのだ。

 突発的なハプニングであったが、ふたなりペニスで乱れるマシュを見られて万々歳だ。


「チンポがついてるマシュもエッチだなぁ」


 最初は楽しくチンポを扱いていた立香だが、彼女があまりにもエロすぎるので無性にムラムラしてきた。

 愚息はギンギンに漲り、亀頭は赤黒く変色していた。自分も早く参戦させろと主張しているかのようであった。

 オナホでマシュを攻めているだけというのも楽しくはあるが、どうせなら自分も気持ちよくなりたい。

 そう思った立香はマシュを正常位で寝かせて、彼女の肉壷に自分の逸物を突き刺した。


「おひっ、ほひっ、あひいぃっ♡ 今おまんこにおちんぽ突っ込んじゃらめええぇぇっ♡♡」


 ペニスに意識が集中している中、無防備な女性器を攻められマシュは絶叫した。

 オナホによる男根への刺激とマスターペニスによる蜜壺への攻撃は、彼女をさらなる快楽へと突き落とした。

 片方だけでも頭がおかしくなるほどの快感なのに、性器が2つなので単純に快感が倍なのだ。

 彼女の脳内には許容量をオーバーする快感で溢れ、まともな思考が一切できなくなってしまった。

 後はチンポによがり狂う肉奴隷になるだけだ。立香のピストンで彼女は発狂したかのような嬌声を上げていた。


「あぐっ、んんっ、おおっ、んおおぉっ♡ オナホじゅぼじゅぼしているのにおまんこしちゃらめれしゅうぅっ♡ おごっ、んおぉっ、おちんぽ強しゅぎるうぅっ♡ ひあっ、んあぁっ、んほおぉっ♡♡」

「マシュのおまんこ、いつもよりキツいなっ! ふたなりチンポを扱いてるからかな?」


 立香は腰を振って肉壷を突きつつ、オナホを動かしマシュチンポを扱いた。

 ふたなりペニスと女性器が連動しているのか、膣奥を突く度に男根がビクッと反応するのだ。

 彼は乱れるマシュを見たいがために、一心不乱に腰を振る。彼女が下品に喘ぐ姿を見るのは、男の欲望を刺激され余計に興奮するのだ。

 オスの欲求に駆られた立香は、情け容赦なく2つの性器を攻め立てていった。


「おおっ、んおっ、おほっ、んほおおぉぉっ♡ おおっ、おちんぽらめぇっ、おちんぽおちんぽおちんぽぉっ♡ おちんぽ良すぎるぅっ、気持ちよしゅぎましゅうぅっ♡ んあぁっ、あはぁっ、んはあぁんっ♡♡」


 2つの性器を襲う凄まじい快感で、マシュの言動が段々怪しくなってきた。

 もはや人語を話すことすらできないのか、ただひたすら喘ぎ声と淫語を繰り返すセックスマシーンと化していた。

 このままでは彼女は廃人になってしまうかもしれない。そんな危険を考慮しつつも、立香は心を鬼にして腰を振る。マシュをふたなりペニスの呪いから解き放つための、これはやむを得ないピストンなのだ。決して己の快楽のためだけに突いているわけではないのだ。

 そう自分に言い訳しつつ、立香は本能の赴くままにガンガン腰を振っていった。


「くぅっ……マシュのおまんこ気持ちいいっ! 腰が止まらないよっ!」

「んあぁっ、らめえぇっ、おちんぽ感じ過ぎちゃいましゅうぅっ♡ イクっ、イクうぅっ、おちんぽイキましゅうぅっ♡ おちんぽからミルクがドピュドピュでちゃいましゅうぅっ♡♡」


 息つく暇もない連撃で限界に達したのか、マシュの陰茎の先端からザーメンが噴出した。

 貫通型のオナホなので、吹き出した精液は放物線を描きマシュの顔面へと降り注ぐ。

 彼女は射精の快感で恍惚とした表情を浮かべている。己の子種で汚れたアヘ顔も、それはそれで美しいものだ。

 立香はマシュが射精中なのも気にすることなくピストンを続行。膣奥を突く度に射精するので、ところてんのようにザーメンを押し出しているみたいで面白い。彼女の喘ぎ声をBGMにして、パンパンとリズム良く腰を打ち付けていった。


「んがっ、んはぁっ、んおぉっ、おぉんっ♡ おちっ、おちんぽ射精してる最中におちんぽしちゃあダメれしゅうぅっ♡ んおぉっ、おちんぽミルク止まらないいぃぃっ♡♡」


 これも薬の副作用なのか、マシュのチンポからザーメンが止まらなかった。

 尿道口から勢いよく放たれた精液は彼女の肉体を白く染め上げていく。数十秒もすれば色白の肌は別の白濁で染まり、肌の面積よりもザーメンの面積のほうが上回っていった。

 どう考えても異常な事態ではあるが、射精し続けなければ元に戻らないようなのでプレイを続行。肉壷の極上の締め付けのおかげで、立香の射精感も段々とこみ上げてきた。


「マシュっ、俺もそろそろ射精しそうだっ……!」

「あぐっ、んんっ、んあぁんっ♡ いぎぃっ、イッてくらひゃいぃっ♡ んおぉっ、おちんぽザーメン中出ししてぇっ♡ 私のおまんこに先輩の子種をいっぱい注いでくださいぃっ♡♡」


 壊れた蛇口のように子種汁垂れ流し状態になっているマシュは、高速ピストンに翻弄されながらも膣内を締め付け射精を促してくる。

 立香は最後の力を振り絞って子宮口を突き上げる。愚息はメスを孕ませたいという欲求に抗えない。その本能に従って、肉壷の最奥に濃厚種汁をぶちまけた。


「くぅっ、射精るっ……!」

「うぐっ、んあっ、ひあっ、んはあぁんっ♡ おちんぽザーメン中出しきましたああぁぁっ♡♡」


 中出し射精の衝撃でマシュは追い射精。

 彼女は海老反りになりながら特大アクメに浸る。その射精は凄まじく、天井に届きそうなほどであった。


「すごい締まりだっ! 搾り取られるっ……!!」

「あひっ、はひぃっ、おちんぽアクメしゅごいいぃっ♡ イグイグイッグううぅぅっ♡♡」


 最後に断末魔の叫びめいた嬌声を上げて、マシュはとうとう気を失った。

 彼女の射精が終わる頃には、マシュの肉体はおろかベッド中が白濁まみれになっていた。

 緊急事態なので仕方ないのだが、掃除してもザーメンの臭いが取れなさそうだ。


「はうっ、おおっ、んほおぉっ……♡ ふたなりチンポしゅきぃっ、しゅごいぃっ……♡♡」

「おおっ、いつの間にかマシュのチンポが無くなってる」


 薬の副作用がようやく切れたのだろう。

 今までの激しいプレイが嘘のように、彼女の股間から男根が跡形もなく無くなっていた。

 これで自分の役目を無事に終えることができた。一仕事終えた後の疲労感で、立香は心地よい充実感を抱いていた。


「マシュ、大丈夫かな? 肉体はともかく心に傷が残らなければ良いんだけど……」


 立香の心配は別の意味で当たることになる。

 今回の件でふたなりに興味を持ったマシュが、自分からふたなりになってエッチをすることになるのはまた別の話である。

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