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  それはある日の休日。

  提督が鈴谷と買い出しという名のデートに行ってる日のことだった。


「ごめんねー、一日鈴谷に付き合わせちゃって。せっかくの休日なんだし、ゆっくり休みたかったでしょ?」

「いや、良い気分転換になったよ。たまにはこうして外に出かけないとな」


 提督は両手に戦利品の荷物を持ちながら鈴谷の隣を歩く。

 こういうのんびりとした時間も悪くない。

 鈴谷と過ごした一日は、貴重な休日を使うに足る充実したものだった。

 提督がしんみりした気持ちで一日を振り返っていると、鈴谷が顔を赤らめながら話しかけてきた。


「……それでさ、提督。今日はこのまま帰る? それともどこか寄ってく?」

「まだどこか行きたいところがあるのか? あるなら付いていくぞ」

「そう、それなら……」


 鈴谷は提督の腕を抱き寄せ、カーディガンの首元を引っ張り健康的な鎖骨を見せてくる。


「ちょっと疲れたんだけど、どこか一息つけるところに寄ってかない?」

「……あぁ、別に良いぞ」


 彼女が言わんとすることを察せないほど、提督は鈍感ではなかった。



 ×××



 所変わってラブホテルの一室。

 そこには二人の男女が居た。

 それは言わずもがな、提督と鈴谷である。


「……ふぅ。今日は一日歩いたから汗かいちゃった。ちょっとシャワー浴びてくるね」


 鈴谷は一日の汗を流すためにバスルームへ。

 こういう時、ひとり残された男は気まずいものだ。

 ただ黙って待っているのも退屈なので、提督は鈴谷の後を付いていきバスルームへと向かった。


「ふんふんふーん♪」

「鈴谷、お邪魔するぞ」

「てっ、提督っ!? なんで入ってきたの!?」

「俺も汗をかいたから流しにきたんだよ。一緒に入ったほうが効率的だろ?」

「それはそうだけど……仕方ないなぁ」


 鈴谷は気恥ずかしそうにしているものの拒絶はしなかった。

 ラブホテルの広いとは言えないバスルームの床に、二人の男女が立っている。

 鈴谷を背中から抱く提督は、いやらしい手つきで彼女の肌を撫でる。


「せっかくだし、俺が洗おうか?」

「いや、それは恥ずかしいし……」

「どうせ後でいっぱい触るんだし良いだろ?」

「それはそうだけど……」


 嫌がりつつも抵抗しないので、承諾とみなして胸を触る。

 鈴谷の豊かな胸部は触り心地がよく、手がすっぽりと乳房に沈み込んでいく。


「鈴谷、前より胸が大きくなったよな?」

「そりゃあ提督がたくさん揉むから……」


 鈴谷の腋の下から両腕を通しおっぱいを揉みしだく。

 やはりおっぱいは何度揉んでも良いものだ。

 揉んでいるだけで一日の疲れが洗い流されるようだった。


「んんっ……触るには良いんだけど、揉んでるだけで洗ってなくない?」

「どうせシャワーから上がった後汚れるんだし、またシャワー浴びればいいだろ?」

「それじゃあ二度手間なような……まぁいっか」


 観念した鈴谷は純粋に情事を楽しむ。

 胸を揉む提督に身を委ね、声に甘い吐息が混ざり始める。


「あっ、んんっ、んあぁっ、ひあっ……♡ 提督、おっぱい揉むの上手いね。色んな艦娘とエッチして上達したの?」

「鈴谷のおっぱいを揉みまくって上手くなったんだよ。ほら、胸を揉まれて感じてきたんだろう?」

「んんっ……♡」


 胸を揉みまくって鈴谷が段々と欲情してきたので、提督は次の部位をイジることにした。

 右手を彼女の股間に伸ばし、陰裂を優しく撫でる。膣口が僅かに湿っているのは、シャワーのせいだけではないだろう。膣内から愛液が滲み出ているのだ。

 立香は指に愛液を絡めて陰核を攻める。すると鈴谷は快感で蕩けた声で鳴いた。


「あくっ、んんっ、んあぁっ♡ 提督っ……クリちゃんイジったらダメぇっ♡♡」

「そうなのか? それにしては嬉しそうな声で喘いでいるが」

「んあっ、あうっ、あぁんっ♡ 提督ばっかり……鈴谷だってやってやるんだからっ♡♡」


 提督に攻められてばかりの鈴谷は、ここで反撃に転じた。

 提督の勃起したペニスを握り手コキを始めたのだ。

 ジワジワとした快感が愚息に降りかかり、思わず笑みが溢れる。


「うーわ、提督のおちんぽビンビンじゃん。そんなに鈴谷で興奮したの?」

「当たり前だろ。鈴谷で欲情しない男なんていないさ」

「そんなこと言って。提督は艦娘だったら良いんでしょ?」

「それは……」

「別に提督が誰とエッチしても良いけどさ、今は鈴谷だけを見てね♡」


 愚息は正直だ。鈴谷に申し訳無さを感じていても、それはそれとして感じてしまう。

 鈴谷の丁寧な手コキによって、段々と射精感がこみ上げてきた。


「鈴谷っ……そろそろ射精そうだっ……!」

「良いよ、いっぱい射精して♡♡」


 鈴谷に促され、提督は熱い衝動を爆発させる。

 彼女の手に白濁の飛沫が飛び散り、色白の肌を更に白く染め上げた。


「提督ってば、手コキなのに出し過ぎだってば。本番にとっておけばいいのに」

「鈴谷の手コキが気持ちよかったからな」

「ふーん。なら、今度は鈴谷を気持ちよくしてくれる?」

「もちろんだ」


 身体を洗い終え、二人はシャワールームからベッドへ向かう。

 汗が浮かぶほどの肉体の火照りは、シャワーによる熱ばかりが理由ではなかった。



 ××



「提督のおちんぽ、大きいままだね♡」


 ベッドの上で二人の男女が抱き合っている。

 抱き合う二人の間に挟まっているのは、屹立した男根だ。

 愚息を鈴谷の下腹部に押し付け、提督は彼女の耳元で囁く。


「早く鈴谷のおまんこに挿れたいって興奮してるんだ」

「そっか。それじゃあさっさと挿れてあげないとね♡」


 鈴谷は座る提督の股に跨ると、対面座位の体勢で男根を膣内へ挿入する。

 肉をかき分ける感触とともに、陰茎が肉壷に吸い込まれていく。


「おおっ、鈴谷の膣内熱いっ……!」

「んぐっ、んあぁっ、ふあぁっ♡ 提督のおちんぽも熱くて逞しいよっ♡ 体内を杭で打たれたみたいっ……♡♡」


 提督の巨根を膣内で受け止めて、鈴谷は全身を歓喜で震わせる。

 欲情した性器に特大のペニスはよく効くだろう。それが敬愛する提督相手ならば尚更だ。

 鈴谷は全身に伝播する快感に思考を鈍らせながらも、欲求に突き動かされて腰を振り始める。


「あぐっ、んんっ、んあぁっ、あぁんっ♡ 腰を下ろすとおちんぽが奥まで突き刺さるのぉっ♡ んぐっ、ふあぁっ、子宮口をコツンコツンっておちんぽが叩いてるぅっ♡♡」

「鈴谷の膣内、締まりが良くて気持ちいいぞっ! そのまま腰を振ってくれっ!」


 鈴谷の膣内は灼熱の如き温度で剛直を包み込み、強烈な抱擁で扱いてくる。

 その締め付けは提督を絶対に離さないという意志すら感じさせるものだった。

 彼女の熱意が直に伝わってくるようで、その身に伝わる快感も二倍三倍に膨れ上がっていた。


「あんっ、んっ、すごっ、いいっ、おまんこ気持ちいいっ♡ 提督のおちんぽ大きすぎてぇっ、おまんこが限界まで広がってるのぉっ♡ 鈴谷のおまんこは提督専用おちんぽケースなんだからぁっ♡♡」

「嬉しいこと言ってくれるね。鈴谷のためにも頑張らないとなっ!」


 提督は鈴谷の腰振りに合わせて下から腰を突き上げる。

 下からの突き上げと重力による埋没。加速した勢いは子宮口でぶつかり、とてつもない衝撃を生んだ。


「どうだっ、鈴谷っ、気持ちいいかっ……!?」

「んぐっ、んんっ、ヤバっ、それヤバいぃっ♡ 奥を乱暴に突かれて感じちゃうからぁっ♡♡ おちんぽ激ししゅぎておまんこ悦んでるのぉっ♡♡」


 力に任せた乱暴なピストンで、鈴谷の肉体がウサギのように飛び跳ねていた。

 彼女は既に余裕を失っており、普段の小生意気な雰囲気が消え去っている。

 その代わりに女の色気を醸し出していて、非常に官能的だ。

 鈴谷の色香で脳を麻痺させた提督は、本能の赴くまま一心不乱にピストンを続けた。


「あうっ、んんっ、ひゃあっ、んあぁんっ♡ んあぁっ、提督のおちんぽダメぇっ♡ そんなに激しく突かれたらイッちゃうよぉっ♡♡」

「良いぞっ、イッて……! 俺もそろそろイキそうだっ……!」


 セックスの快感に翻弄されているのは提督も同じだ。

 鈴谷の肉壷の容赦のない締め付けによって、愚息が限界に達していた。

 提督は彼女とともにイクために膣内を突きまくる。そして性器の一番奥で濃厚なザーメンを一気に解き放った。


「鈴谷っ、射精すぞっ……!!」

「あくっ、んんっ、んはあぁんっ♡ イクイクイクうぅっ♡ おまんこイッちゃううぅぅっ♡♡」


 鈴谷は声を張り上げ四肢を震わせアクメをキメる。

 絶頂の余波で腟内が収縮し、貪欲にザーメンを搾り取っていた。


「おおっ、鈴谷のイキマンコ気持ちいいぞっ……!」

「んぐっ、んあぁっ、すごいぃっ……膣内にドピュドピュおちんぽミルク射精てるぅっ♡ あうっ、んはあぁっ……お腹の中、精液でいっぱいだよぉっ……♡♡」


 鈴谷は多幸感で満ち溢れた恍惚とした表情でアクメの快感を味わっていた。

 提督と鈴谷は抱き合い、心地よい絶頂の余韻に浸る。この緩やかに流れる時間は何物にも代えがたい幸福な時間であった。


「……うっわ、射精したのに提督のおちんぽ硬いままじゃん。まだしたいの?」

「あぁ、鈴谷とのエッチは気持ちいいからな」


 提督は鈴谷をベッドに寝かせると、肉壷から男根を引き抜く。

 そして、性器の下にある肛門に亀頭をグリグリと押し付けた。


「えっ、ちょっとまって……そっちはお尻のっ……!」

「鈴谷の全部を味わいたいんだ。行くぞっ……!」


 鈴谷の制止の声を聞かずに提督は尻穴へ陰茎を突っ込む。

 その瞬間、性器以上の締め付けが愚息を襲い、強烈な刺激が全身に伝播した。


「うおっ、なんて締まりだっ……チンポが千切れそうだっ……!」

「んあっ、あぐっ、んはあぁっ……提督のおちんぽがお尻の中にぃっ……ひあぁっ、アナルパンパンにおちんぽ詰まってるのおぉっ♡♡」


 前準備はしていないものの、陰茎は愛液と精液で濡れているので挿入はスムーズだった。

 突然のアナルセックスにも彼女の尻穴は大喜びのようで、肉棒をぎゅうぎゅうに締め付け美味しそうにしゃぶっていた。


「鈴谷、動くぞっ……!」


 提督はアナルの締まりに負けじとピストン運動を始める。

 腰に力を入れて力強く腸内を突く。腰を引く度に陰茎が根こそぎ持っていかれそうな衝撃が走り、思わず愉悦で滲んだ声が溢れる。


「鈴谷のアナルはおまんこに劣らず名器だなっ。腰が止まらないぞっ……!」

「んがっ、あぁあっ、おおっ、んおぉっ♡ おおっ、おちんぽらめえぇっ♡ アナルそんなに激しく突いたらぁっ、お尻の穴ガバガバになって閉じなくなっちゃうよおぉっ♡♡」


 言葉では嫌がっている鈴谷だが、喘ぎ声には喜悦が混ざっていた。

 なんだかんだ言って彼女もアナルセックスを楽しんでいる証拠である。

 提督は鈴谷に感じてもらえるよう熱意を込めて腰を振る。腸壁を抉るようにピストンすると、鈴谷は涙を流しながら髪を振り乱し喘いでいた。


「あうっ、んっ、あっ、んおっ、あぁんっ♡ おちんぽぉっ、おちんぽらめぇっ♡♡」

「どうだ鈴谷っ! アナル突かれて感じてるんだろっ!」

「あひっ、はいっ、おちんぽでアナルじゅぼじゅぼされて気持ちいいよぉっ♡ 鈴谷はうんちの穴で感じちゃう変態なのおぉっ♡♡」


 鈴谷が快感に素直になったところで、アナルの具合が更に良くなった気がする。

 ここから二人で心をひとつにして気持ちよくなろう。

 提督は一心不乱に腰を振り腸内をかき回す。アナルから湧き出た腸液が、じゅぷじゅぷと卑猥な音を立てて結合部から溢れ出ていた。


「んあっ、ダメっ、んはぁっ、らめえぇっ♡ アナル気持ちよすぎてイッちゃうよぉっ♡♡」

「俺もそろそろイキそうだっ! 鈴谷のアナルに射精すからなっ……!」


 燃えるような白熱のアナルセックスの末、とうとうクライマックスが迫っていた。

 二人で共に絶頂するために、提督は怒涛の連撃でアナルを突きまくる。

 息をするのも忘れるほど激しくピストンし、精液が尿道を駆け上がる。


「鈴谷っ、イクぞっ……!」

「あがっ、んあっ、おおっ、んおおぉっ♡ イクっ、イクイクっ、イッちゃううぅぅっ♡♡」


 思考が焼き切れるほどの快感が脳髄に突き刺さり、二人は同時に果てる。

 鈴谷は目を剥いて潮吹き絶頂し、提督はアナルに中出しした。


「はぁっ、んはぁっ、良いっ、しゅごいぃっ♡ お尻の中に提督のザーメンが流れ込んでくるぅっ♡ ふあっ、んんっ、ひあぁっ、らめぇっ……♡♡」


 よほど気持ちよかったのだろう。鈴谷は満面のアヘ顔を浮かべながら背徳的なアクメに酔っていた。


「ふぅ……鈴谷、良かったぞ」

「ふあぁ、提督のおちんぽとっても気持ちよかったよ……♡♡」


 一息つくためという建前でラブホに寄ったが、結果的に余計に疲れることとなってしまった。

 しかし、嫌な疲労感ではなかった。


「提督……提督が誰のことを好きでも良いけど、鈴谷が好きなのは提督だけだからね……♡」


 横になる提督に抱きつきながら、鈴谷は熱い吐息とともに愛を囁く。

 鈴谷のように慕ってくれる艦娘の信頼を裏切ってはいけないと自分を戒める提督なのだった。

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