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 それは10月31日、世間で言うハロウィンが行われている日の出来事だ。


「提督さ~ん! 今日はハロウィンっぽい!」

「おー、夕立もハロウィンモードか」


 執務室にやってきた夕立は狼の被り物をしていた。季節行事に敏感な鎮守府と艦娘たちだが、彼女も例には漏れないようだ。普段と違う格好をしている彼女は大変可愛らしく、つい見惚れてしまう魅力があった。


「今日の夕立は狼さんっぽい! がるる~!!」

「ははっ、中々似合ってるぞ。そうしていると本物の狼みたいだ」


 普段からワンコっぽい振る舞いの夕立だが、コスプレをしていると犬っぽさが更に増してくる。

 提督に褒められて嬉しいのか、夕立は文字通りしっぽを振りながら喜びを表現してくる。


「ふふーん。そんなに褒めても何も出ないっぽい。それよりも、提督さん。夕立はアレが欲しいっぽい!」

「アレとは……?」


 提督が素知らぬ顔で聞き返すと、夕立は瞳をギラつかせながら元気よく言い放つ。


「提督さん、トリック・オア・トリート! お菓子をくれなきゃイタズラするっぽい!」

「はいはい、お菓子ね」


 艦娘たちは季節行事に敏感だ。

 これまでに何人もの艦娘と同じやり取りをしているので、提督の対応はスムーズだった。机の引き出しからお菓子を取り出すと、今か今かとお菓子を待ちわびている夕立に手渡す。


「はい、骨キャラメル」

「わーい、提督さんありがとうっぽい!!」


 手渡された骨キャラメルを、夕立は喜び勇んで口に咥える。その姿はどこからどう見ても立派なワンコだ。こんなに喜んでもらえるとは、提督としても嬉しい限りだ。


「もぐもぐぽいっ。もぐもぐぽいっ」


 提督に見守られながら、夕立は美味しそうに骨キャラメルをかじっている。

 戦場では勇ましい彼女も、鎮守府に居る時はどこにでも居る普通の女の子なのだ。

 提督が微笑ましい気分で眺めていると、夕立の様子が段々と変化していった。


「ふーっ、ふーっ。ぐるる~っ、ぐるる~……っぽい」

「……? どうした、夕立?」


 夕立の顔がまるで風邪でも引いたかのように赤くなっていた。そして鼻息が荒く見るからに様子がおかしい。

 心配した提督は夕立に声をかける。すると彼女は語気に色気を滲ませながら言う。


「……提督さん、夕立の身体ぽかぽかしてるっぽい」

「ぽかぽか?」

「そう、胸の奥がドキドキして我慢できないっぽい♡」


 そう言うと、夕立は提督に歩み寄り彼に抱きつく。そして提督が反応する間もなく自分の唇をこちらの唇に押し付けてきた。


「むぐっ……!?」

「れろっ……ぽい♡」


 突然のキス。そればかりか、間髪入れずに口内へ舌を挿入しディープなキスをせがんできたのだ。

 いきなりのことで驚いたものの、提督は彼女の要求を拒まずにすぐに受け入れる。侵入してきた舌を迎え入れ、自分の舌と絡め合う。


「んんっ、んくっ……」

「ちゅぷっ、んくちゅうっ、ちゅるっ、んはあぁ……♡♡」


 夕立との濃厚なディープキスは、彼女が直前に食べていたキャラメルの味がした。

 脳まで溶けそうな甘い感触で、冷静な思考が鈍ってしまう。


「どうしたんだ、夕立。いきなりキスなんかしてきて」

「狼の被り物をしたら、なんだか気分が高まってきたっぽい。提督さん、夕立としよ?」

「俺は別に構わないが……」


 どうやら彼女は発情しているらしい。

 夕立とのキスで提督も興奮したのだが、この場の勢いに任せるのはマズイ。


「まだ日中で誰が来るかも分からないから、流石に場所を変えよう。いいよな?」

「分かったっぽい。提督さん、夕立を連れてって♡」


 頬を紅潮させて期待の眼差しを向けてくる夕立の手を引きながら、提督は執務室を後にした。



 ×××



 宿舎までは行くのは遠かったので、近くにある仮眠室に二人は入った。

 一人用の狭いベッドに男女が仲良く寄り添っている。燃え盛る情欲の炎を抑えられないのか、夕立は瞳を爛々と輝かせていた。


「提督さん、夕立もう我慢できないっぽい。提督さんのおちんちん、ペロペロしても良い?」

「別にいいけど、せっかくだし一緒に相手の性器を舐めよう」


 提督が提案したのはシックスナインだ。仰向けに寝る提督の上に夕立が乗る。彼女の眼前には雄々しく勃起する男根がドンとそびえ勃ち、少女の愛撫を待ち構えていた。


「わぁ……提督さんのおちんちん、すごく大きくて美味しそうっぽい♡ それじゃあ、いただきまぁすっ……あむっ♡♡」


 立派な剛直を前にして我慢の限界に達した夕立は、興奮した様子で陰茎に食いついた。

 そして肉棒を喉奥まで一気に咥え込むと、最初からトップスピードで竿全体をしゃぶりだす。


「じゅるっ、ぐちゅっ、んじゅうっ、じゅぶうっ♡ んぶっ、じゅるるっ、じゅぶぶっ♡♡」

「おぉっ、いきなりすごいフェラだっ……!」


 前戯とは思えないほど激しいフェラチオが炸裂する。夕立の口淫はセックスと言うよりもはや肉食獣の捕食だった。骨でもしゃぶるように肉棒を荒々しく舐め回し、男根はあっという間に唾液まみれになってしまう。提督の巨根は食べごたえがあるのだろう。彼女は極上の料理でも味わっているかのように至福の表情をしていた。


「じゅるっ、じゅぷっ、ぬぷっ、ぐぷうぅっ♡ んぱぁ……提督さんのおちんちん美味しいっぽい♡ 塩味が効いてて先っぽからエッチなお汁が溢れて病みつきになっちゃう♡♡」

「夕立のフェラチオ最高だっ。これは俺も負けていられないな」


 今は夕立がフェラチオをしているだけだが、それではシックスナインにならない。

 フェラを頑張ってる彼女に報いるために、提督はおもむろに夕立の性器に舌を這わせる。


「んひゃっ、あぁっ、んあぁっ♡ 提督さんの舌がおまんこにぃっ♡♡」


 性感帯を刺激され、夕立の肉体がビクンと跳ねる。発情した身体を提督から愛撫されれば感じてしまうのは艦娘の本能のようなものだ。彼女は今、提督との情事で歓喜と幸福の真っ只中に居る。提督と交わることが艦娘の最大の悦びなのだ。


「れろっ、ぺろっ……どうだ、夕立気持ちいいか?」

「んあぁっ、あぁっ、あぁんっ♡ 提督さんのペロペロ気持ちいいっぽい♡ 夕立も頑張るっぽいっ♡ じゅぶっ、れろっ、ぐちゅうっ……んんっ、んぐっ、じゅるるっ、じゅずううぅっ♡♡」


 提督に性器を愛撫され歓喜した夕立は、更に激しく陰茎を啜る。口内全体を巧みに使い愚息を刺激していくのだ。彼女は性経験が豊富なわけではないが、本能的にどこをどうイジれば提督が喜ぶか分かっている。夕立の野生の勘的な愛撫によって、提督の肉棒は夢幻の快楽に包まれる。


「じゅぶっ、んちゅうっ、じゅずうっ、ぐちゅっ、んぷうぅっ♡ 提督さんのおちんちん、さっきより大きくなってるっぽい。提督さん、もうすぐイキそう? 提督さんのおちんぽミルクは、夕立のお口にいっぱい射精して欲しいっぽい♡♡」

「ああっ、もうすぐイキそうだっ……このまま一緒にイこうっ……!」


 提督の射精が近いことを察知して、夕立はトドメとばかりにバキュームフェラで剛直を攻め立てる。よほど提督のザーメンが飲みたいのだろう。飢えた獣を止める術などない。肉食獣と化した夕立は喉奥で亀頭を扱いて射精を促す。こんなことをされて射精が我慢できる男なんて居やしない。

 夕立の濃厚な口淫を受けて、提督も負けじと彼女の性感帯を攻め立てる。クリトリスと性器を同時にイジると、膣内から愛液が溢れてくるのだ。彼女をイカせるために、提督は指と舌を小刻みに動かして絶頂へと背中を押した。


「くぅっ、射精るっ……!」

「じゅぶっ、じゅぶぶっ、じゅるるっ♡ ああぁっ、んあぁっ、イクイクぽいぽいぽいぃっ♡♡」


 この上ない快感を噛み締めながら二人は同時に絶頂した。男根からは吹き出したザーメンは勢いよく夕立の口内に流れ込み、尿道口から吹き出した潮は提督の顔面に飛び散った。


「んぐっ、んんっ、んぐじゅっ、じゅぶううぅっ♡♡」


 口内に吐き出された大量の精子を、夕立は鼻息を荒くしながら嚥下していく。

 なんて美味しそうに飲み干していくのだろう。こんなに喜んでもらえて、射精した方も嬉しくなる。

 長い長い射精を終え、尿道に残った精液も一滴残らず全て飲み干し、夕立は満足そうに男根から口を離した。


「はぁっ、んはぁっ、ふはぁ……夕立のフェラチオ、気持ちよかったぞ」

「んんっ、んあぁ……提督さんのおちんぽミルクも美味しかったっぽい♡♡」


 前戯とは思えないほど濃密なシックスナインを終えたが、二人の性欲は萎えてはいなかった。

 むしろ夕立は精飲し余計に欲情したようだ。自ら四つん這いになりお尻を振って、濡れそぼった肉壷をこちらに見せつけてくる。


「提督さん、次はおまんこにおちんちん欲しいっぽい♡」

「あぁ、分かった。挿れるぞ……」


 提督はギンギンに漲った男根を手に取り、ビショビショに濡れた膣口に先端をあてがう。そして腰に力を入れて陰茎を膣内に突き刺した。


「ふあっ、んひゃあっ、んはああぁっ♡ 提督さんのおちんちん入ってきたっぽいぃっ♡♡」


 膣内にぶっとい巨根を打ち込まれ、夕立は声を張り上げ狂喜に酔いしれる。本番セックスの快感は前戯の比にならない。挿れた瞬間から夕立の肉体は抗えない快感に支配され、交尾以外のことなど考えられなくなる。夕立は全身をビクビクと震わせながらセックスの愉悦に浸っていた。


「あぐっ、んんっ、んあぁっ、あぁんっ♡ 提督さんのおちんちんが、おまんこいっぱいに詰まってるっぽい♡ んぐっ、ふあぁっ、おちんちんズボズボしておまんこ感じさせて欲しいっぽい♡♡」

「OK、全力で行くからな」


 夕立に言われるまでもなく、冷静に交尾している余裕などない。脳で思考し肉体に指示を出すよりも早く、本能的に腰が勝手に動いていた。


「んあっ、んひゃあっ、ぽいっ、ぽいぃっ♡ 提督さんのおっきなチンポが膣内で暴れてるっぽい♡♡ はぁっ、んはあぁっ、良いっ、気持ちいいっ、もっと激しく突いて欲しいっぽいっ♡♡」

「良いぞ、壊れても知らないからなっ」


 夕立は容赦のない本気の交尾を望んでいる。ならば彼女の期待に応えるのが提督の役目だ。

 提督は力を込めて腰を振る。目にも留まらぬ高速ピストンが繰り出され、夕立の子宮口が激しく攻め立てられる。性器を破壊しかねない乱暴なピストンだが、それが夕立の望みだった。

 提督の渾身の猛攻を膣奥で受け止め、夕立は狂気じみた笑みを浮かべて感じていた。


「あぐっ、んあっ、ふあぁっ、んあぁんっ♡ ひぎっ、ぽいっ、ぽいぃっ、提督さんのおちんぽが子宮をドンドン叩いてるっぽいっ♡♡ ひあっ、んぎっ、ふあぁっ、ぽいぃっ、ぽいいぃっ♡♡」


 夕立は獣の如き咆哮を上げて腰をガクガクと震わせる。バックから男根を勢いよく膣奥に突き立てると、彼女は背を仰け反って甲高い声で喘ぐのだ。夕立とセックスすると動物の交尾をしているような気分になるので、本能的な獣欲をくすぐられる。提督は彼女の喘ぎ声を聞きながら、刺激的な膣内の具合を堪能していた。


「んあっ、ひあっ、ふあぁっ……おまんこが提督さんのおちんちんの形に広がってるっぽいぃっ♡♡ 夕立のおまんこは提督さん専用だからっ、どんどん突いて良いっぽいっ♡♡」

「あぁっ、遠慮なく突くからなっ……!」


 燃え盛る情動の炎は肉体を焼き、二人は汗だくになりながら一心不乱に交わっていた。

 夕立の肉穴を余すとこなく味わい尽くしたい。その一心で腰を振り続け、愚息に伝わる快感は限界に達しようとしていた。


「くぅっ……夕立っ、そろそろイクぞっ……!」

「ひぎっ、んあぁっ、ひゃあぁっ、ぽいぃっ♡ 提督さんのおちんぽザーメン、夕立の膣内に射精してえぇっ♡ 夕立のおまんこを精液でいっぱいに満たして欲しいっぽいいぃっ♡♡」


 この情熱的なセックスもいよいよクライマックスだ。夕立の膣内にマーキングするべく、提督は残る体力を振り絞って子宮口を叩きまくる。そして限界いっぱいまで溜まったリビドーを、夕立の膣奥へ一気に吐き出した。


「夕立っ、射精すぞっ……!」

「んあぁっ、はあぁっ、あぁんっ♡ イクっ、イクイクイクうぅっ、おまんこイッちゃうっぽいいぃっ♡♡」


 怒涛の如く流れ込んでくる精液の勢いに押されて夕立は絶頂した。舌を放り出したアヘ顔と絶叫は、彼女が本気アクメをキメた何よりの証拠である。アクメの余波でビクビクと痙攣する肉壷の感触を楽しみながら、提督は心地よい射精を堪能していた。


「ひあっ、んはあぁっ、ふあぁっ……提督さんのおちんぽミルクが、膣内にいっぱい入ってるっぽいぃ♡♡ ひあっ、おおっ、ぽいぃ、気持ちいい……♡♡」

「おぉっ、夕立の膣内すごく締め付けてくるっ……!」


 夕立は性器も凶暴なのか、ペニスを千切れんばかりに締め付け子種を絞ってくる。睾丸に残っている精液まで一滴残らず絞りつくそうという意思すら感じさせる締まりで、結合部からドバドバと溢れるほど大量の白濁液が排出されていた。


「んあっ、あはっ、ぽいぃ……提督さんとのエッチ大好きぃ……提督さん大好き……ぽい♡♡」

「あぁ、俺も夕立のことが大好きだぞ」


 セックスの疲労で二人仲良くベッドに横たわりながら、提督は熱い息を吐いていた。

 ただのハロウィンから性行為まで至ってしまったが、夕立との絆を深められたので悪い気分ではない提督だった。

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