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 それはある日のこと、立香が刑部姫の部屋を訪れた時のことだ。


「おっきー、来たよー……って、部屋汚くない?」

「あ、まーちゃんやっほー。ごめんねー、最近掃除してなくて」


 刑部姫の部屋は物が散乱しており、足場の踏み場もない状態だった。

 そのゴミ山の中心に、コタツに寄生した刑部姫の姿があった。

 立香は障害物を掻き分けて刑部姫の元まで向かう。


「おっきー、元気ないけど大丈夫?」

「うーん、ぶっちゃけ大丈夫じゃないかなー。同人誌の締め切りがもうすぐなのに、全然原稿ができてないんだよ」

「なるほど……」


 刑部姫は見るからにゲッソリしており、原稿の進捗が良くないことがひと目で分かる。

 立香は心配そうに刑部姫の隣に座る。マスターが現れたことで、彼女の表情もいくらか和らいだような気がする。


「それで、俺に頼みって何? もしかして原稿の手伝い?」

「それも頼みたいんだけど、それより先にやってほしいことがあるの」

「それは?」


 頭上に疑問符を浮かべながら問いかける立香に、刑部姫は顔を赤らめながら答える。


「あの、その……私とハメ撮りエッチしてほしいなーって……」

「えっ……ハメ撮り?」


 予想外の返答に、立香は目を白黒させる。

 まさか刑部姫が自分とハメ撮りエッチを望んでいるとは。立香の彼女への見方が少し変わった。


「おっきーって、そういう趣味があったんだ」

「違う違う、そういうことじゃないから! まーちゃん勘違いしないでよね!?」

「えっ、だったらどうしてハメ撮りなんかを?」

「それが実はね……」


 なぜ立香とハメ撮りエッチしたいのか。刑部姫は深い深い事情について語る。


「実は次に作る同人誌は18禁で、男女がイチャラブエッチする話なの。だけど濡れ場を描くのが初めてで上手く描けなくて……。だから、まーちゃんとのエッチを撮影すれば作画の参考になると思ったんだ」

「なるほど、そういう事情があったのか」


 意外と真面目?な理由に立香は納得する。

 そういうことなら、マスターとして協力するのはやぶさかではない。

 立香は刑部姫の頼みを快く了承した。


「分かった。俺で良ければ手伝わせてもらうよ」

「本当!? 流石まーちゃん、話がわかる男!」


 望み通りの言葉を聞き、彼女の表情が一気に花開く。やはり美女は憂い顔より笑顔のほうがよく似合う。


「今から早速撮影の準備に入るから、まーちゃんはちょっと待っててね」

「分かった」


 そんなこんなで、立香は刑部姫とハメ撮りセックスをすることになったのだった。



 ×××



 撮影の準備が整い、カメラの前で二人の男女が裸になって待機している。

 刑部姫は立香の腕に抱きつくと、空いた片手でピースを作り笑顔の頬に貼り付ける。


「はいはーい。カメラの前の皆さんこんにちはー! これからおっきーはぁ、まーちゃんとイチャラブ濃厚なエッチをしちゃいまぁーす♡」

「……その挨拶っているの?」

「雰囲気を盛り上げるためにはいるの! 誰かに見られてると思ってエッチしたほうが興奮するでしょ?」

「そんなものかなぁ……」


 刑部姫の隠れた性癖を垣間見つつ、二人のセックスが始まった。


「それで、まず何からするの?」

「そうね、やっぱり本番の前に前戯は必要だよね。キスシーン……は省略して、フェラチオの画を撮りたいかな」

「フェラチオか。OK」


 立香の愚息は既にビンビンに勃起しており、いつでも戦闘に入れる構えだ。

 刑部姫は立香の前にしゃがむと、雄々しくそそり勃つ男根を手に取った。


「はぁ、んはあぁ……雄臭いおちんぽの臭いがここまで漂ってるよ♡ まーちゃん、ちゃんとお風呂入ってるの?」

「当たり前でしょ、ちゃんと入ってるよ。おっきーこそ、最近引きこもってて身体が臭うんじゃない?」

「なぁっ……私はサーヴァントだから、お風呂に入らなくてもいつもフローラルな良い香りがするんだから! それに女の子に臭いって言ったら失礼なんだよ!?」

「ごめんごめん。それよりフェラチオをしないと、いつまで経っても原稿を進められないよ?」

「うぅっ、そうだった。それじゃあ、おちんぽ舐めるね……ぺろっ♡」


 刑部姫は興奮した様子で陰茎を舐め始める。彼女の艶めかしい舌が亀頭に当たり、立香はビクッと反応する。フェラチオ自体は何度となく経験しているが、何度味わっても良いものだ。

 彼女は亀頭の味を確かめるように、丁寧に丁寧に舌を這わせる。ザラザラとした舌の感触が敏感な亀頭へダイレクトに伝わり、全身にこの上ない快感が伝播する。

 立香が感じているのをペニス越しに感じ取ったのか、刑部姫は嬉しそうに舐めている。


「ぴちゃっ、ぬちゃっ……まーちゃん気持ちいいんだね。おちんぽビクビク震えているよ♡」

「それはっ……おっきーのフェラが上手だからだよ」

「ふっふっふ。嬉しいこと言ってくれるじゃない。お世辞でもそんなこと言われたら頑張っちゃうよ……はむっ♡」


 立香の反応に気を良くした刑部姫は、続いて逸物を咥えてしゃぶり始めた。口いっぱいに男根を頬張っている様は、まるで頬袋に餌を溜めたハムスターのようだ。しかしその口淫はハムスターのように可愛らしいものではなく、思わず息を呑むほどの快感の嵐であった。


「うおっ、おっきー……それすごいっ!」

「んぐっ、もごっ、んぐうぅっ……まーちゃん、こういうの好きでしょ? 先っぽをイジられると情けない声出すんだからぁ。そういうまーちゃんも嫌いじゃないよっ……じゅぷっ、ぬちゅっ、ちゅぷう、ずちゅうっ♡♡」


 刑部姫は頬裏に亀頭をグリグリと押し付けて愛撫している。端正な美顔が淫猥に歪んでいるのがまた、立香の肉欲を殊更に引き立てていた。歴史に名を残したお姫様が自分のモノをしゃぶっている。サーヴァントと交わってきて幾度も抱いた感想だが、情事の驚きは何度だって色褪せない。立香の精神は心地よい快楽に包まれ、あっという間に射精感がこみ上げてきた。


「あぐっ……おっきーそろそろイキそうだっ!」

「じゅるっ、じゅぶぶっ、んぐちゅっ、じゅぽぽっ……良いよぉ、いつでも射精して。私の口マンコにぃ、まーちゃんのおちんぽ汁をドピュドピュいっぱいらしてぇっ♡♡」


 マスターの射精が近いと知って、刑部姫のフェラの激しさが増す。じゅぷじゅぷと卑猥な水音を立てながら、口を窄めて強烈なバキュームフェラを繰り出したのだ。見るも下品なひょっとこ顔に劣情を煽られつつ、ザーメンが尿道口を駆け上がっていく感覚に身を委ねていた。


「おっきーっ、射精すよっ……!」

「じゅるっ、じゅぶぶっ、んぐぐっ、ぐぶううぅぅっ♡♡」


 抑えきれない欲望の猛りを解放し、刑部姫の口内に大量の精子をぶちまける。凄まじい量の白濁を浴びて、刑部姫は恍惚とした表情でザーメンを飲み込んでいく。


「おおっ、精液が搾り取られるっ……!!」

「んぐっ、んくっ、んんっ……ぷはあぁっ♡ まーちゃんのおちんぽミルク、濃厚で美味しいっ♡♡ こんなに魔力たっぷりのザーメンを飲んだら、どんなサーヴァントだって落ちちゃうね♡♡」


 刑部は幸せそうに喉を鳴らして子種汁を嚥下した。サーヴァントにとって精液は貴重な魔力源である。それがマスターのものとなれば、快感以上の幸福感を得られることだろう。

 彼女は精飲しながらビクビクと肉体を震わせる。どうやら性感帯をイジらずとも、フェラだけで軽くイッてしまったようだ。霊体では味わえない肉の快楽を堪能し、刑部姫はだらしなく頬が緩んでいた。


「うふふっ。原稿のためのハメ撮りなのに、普通にエッチを楽しんじゃってる♡ まーちゃんとのセックスはやっぱり気持ちいいよ♡」

「はぁ、はふぅ……それじゃあ、次は本番行こうか」

「そうだね。ヤッてみたい体位があるから、それを撮りたいな」


 二人のハメ撮りはいよいよ本番セックスへと移行する。

 まずは立香が布団に座り、刑部姫が背面座位の体勢で股の上に乗ってくる。


「この体位は結合部が丸見えでとってもエッチなんだー。カメラにしっかり映るような位置について……おちんぽをおまんこに挿れるね♡」


 刑部姫はゆっくりと腰を下ろし、濡れそぼった膣に男性器をズブズブと埋没させていく。


「うおぉっ、締まるっ……!」

「んぐっ、あぁっ、んあぁああぁっ♡ まーちゃんの極太おちんぽきちゃああぁあっ♡♡」


 マスターの巨根を膣奥に食らい、刑部姫は歓喜の嬌声を上げる。

 精飲で極限なまでに欲情し精神が高ぶった状態で挿入される男根が気持ちよくないわけがない。

 発情マンコで陰茎を根本まで咥え込み、刑部姫の顔面が喜悦で染まる。その快感で蕩けた表情も作画の参考にするのだろうか。彼女の頭からは、原稿のことなど吹っ飛んでいるように見えた。


「あぐっ、んんっ、んあぁっ……最近ご無沙汰だったけど、やっぱり生のおちんぽは良いわぁ♡♡ んあっ、うくっ、んはあぁっ♡ 全身に力が漲って……挿れてるだけでイッちゃいそうっ♡♡」

「おぉっ、おっきーのおまんこ気持ちいいっ♡ 俺も挿れてるだけでイッちゃいそうだっ……!」

「あうっ、んふぅっ……あんまり早くイッちゃったら作画の参考にできないから、なるべく長く頑張ろうね♡ ほら、まーちゃん腰を動かして」


 刑部姫に促されるままに、立香は腰を突き上げピストン運動を開始する。体勢的に腰を動かし辛いものの、男としてそんなことは言ってられない。彼女の期待に応えるべく、全力で相手をするのだ。

 マスターの力強いピストンは刑部姫にしっかりと伝わっていた。膣奥を突かれる度全身に無上の快感か駆け抜け、セックスの事以外考えられなくなる。今の彼女はマスターのチンポでよがり狂うメスである。こうなってしまっては、最高の絶頂を迎えるまでは性欲が治まらない。


「あうっ、んんっ、んあぁっ、あぁんっ♡ まーちゃんのおちんぽがぁっ、おまんこの奥まで届いてるよぉっ♡ んぐっ、ひあっ、んあぁっ、そんなに突いちゃダメなのぉっ♡ 気持ちよすぎて変な声出ちゃうからぁっ♡♡」

「おっきーの喘ぎ声可愛いよ。俺にもっと聞かせてくれ」

「そっ、そんにゃあっ……ひあっ、んんっ、んぐっ、んはあぁんっ♡♡」


 立香に抱かれながら、刑部姫はセックスを覚えたての少女のように可憐な声を上げて感じていた。

 もしかして原稿は建前で、マスターとセックスすることが本当の目的ではないだろうか?

 そんなことを勘ぐってしまいそうになるほどの乱れっぷりであった。

 どちらにしても、刑部姫とのハメ撮りセックスは刺激的で楽しいことには変わりなかった。

 ハメ撮りというシチュエーションが、誰かに見られているようで興奮を掻き立てるのだ。

 立香はカメラの向こうに見せつけるように激しく腰を振る。刑部姫が自分の女であると誇示するように。


「あっ、ぐっ、んんっ、んあぁっ♡ ひあっ、んぐっ、ふあぁっ……誰にも見せられないエッチな顔しちゃってるぅっ♡ ひゃあっ、あぐっ、あぁんっ♡ 自分の下品な顔がカメラで撮られちゃってるぅっ♡♡」

「良いじゃない。せっかく撮影してるんだから、おっきーのエッチな顔を参考にして漫画を描こうよ」

「あうっ、いやっ、何その黒歴史漫画っ……そんなの絶対に描けないし読めないよぉっ♡♡」


 無事にプレイが録画できたら、映像を彼女に見せるのも面白いだろう。きっといい反応をしてくれそうだ。そんなことを思いつつ、立香は徹底的に膣奥を攻め立てる。

 性感帯を攻めまくると、彼女は艶やかな声で喘ぐのだ。刑部姫の嗜虐心を煽る妖艶な喘ぎ声はオスの本能を刺激する。立香は全身を野蛮な獣性に支配されながら、本能の赴くままに一心不乱に腰を振る。あまりに激しい突きで、愛液が白く泡立ちチーズのように固まっていた。


「あうっ、んんっ、おおっ、んおおぉっ♡ まーちゃんのおちんぽがぁっ、おまんこをゴリゴリ抉ってるぅっ♡♡ 私のおまんこがっ、まーちゃんの極太おちんぽの形に広がってるのが分かるのぉっ♡♡ んおっ、おおっ、おまんこがまーちゃん専用おちんぽケースになってるぅっ♡♡」


 刑部姫の限界が近いのか、彼女は結合部からダラダラと愛液を飛び散らせながら極上のピストンに酔っていた。肉の快楽の前では人間もサーヴァントも変わらない。どれだけ醜かろうが、最高の快楽を追い求めてひたすら肉体を重ねるだけだった。


「おおっ、おっきー、俺そろそろイキそうだっ……!」

「あひっ、んんっ、あぁっ、はあぁんっ♡ んあっ、私もイキそうだからっ、一緒にイこうっ♡♡」


 熱烈に交わる二人の情事はクライマックスを迎え、後は絶頂を残すのみとなった。立香は最後の力を振り絞って全力の高速ピストンで子宮口を叩く。立香の渾身の子宮口攻めで、刑部姫のアクメはすぐにやってきた。


「おっきー、射精すよっ……!」

「あがっ、ひあっ、んおぉっ♡ らめえぇっ、私もおまんこイッちゃううぅぅっ♡♡」


 膣奥で怒涛の如き中出し射精を感じながら刑部姫は絶頂した。カメラの前でだらしのないアヘ顔を晒しながら、四肢をガクガクと痙攣させ噴水のように潮を吹いて天国のアクメに浸っていた。


「あうっ、ううっ、んほおぉっ……おまんこにザーメン出てりゅうぅっ♡ ひあっ、あひぃっ、中出しおちんぽミルク気持ちいいっ……!」

「おっきーの絶頂マンコも最高に気持ちいいよ。締まりが良くて射精が止まらないっ……!」


 膣内に入り切らなかった精子が結合部からドバドバと溢れ出し、布団に白濁の水溜りを作っていた。これだけ大量射精をしてしまうとは、ハメ撮りセックスでよほど興奮していたのだろうか。

 長い長い射精が終わり、グッタリと脱力する二人。その表情は事後の心地よさと充実感で満ちていた。


「おっきー、俺とのハメ撮りセックスはどうだった? 原稿に役立つかな?」

「はぁ、んはぁ……うん、絶対役に立つよ。それより、ハメ撮りセックス気持ちよかったから、今度原稿関係なくしてもいいいかな?」

「あぁ、俺も気持ちよかったから喜んで相手になるよ」


 新たな快楽に目覚めつつ、二人はしばらくの間挿入しながら抱き合っていた。

 たまには趣向を変えてセックスするのも、違った刺激を味わえて良いものだ。

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