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「マスター、ちょっと良いかしら?」

「アビー、どうしたんだい?」


 ある日立香がマイルームでくつろいでるとアビゲイルが訪ねてきた。

 何事だろう。不思議には思ったが、立香はひとまずアビゲイルを部屋に招き入れる。

 部屋に入ったアビゲイルは、そわそわと周囲を見回し落ち着きがない。

 とりあえず、彼女に事情を聞いてみることにしよう。


「アビー、何かあったのかな?」

「実はね、マスターにお願いがあって来たの……」

「お願い?」


 よく見ると、アビゲイルは頬を紅潮させ息が荒かった。

 熱でもあるのだろうか。心配して聞き返すと、彼女は話しづらそうに事情を明かす。


「マスター、今日はずっと身体が熱くて仕方ないの。胸の奥がポカポカして、お股がジンジンして変な気分だわ。マスター、私おかしくなっちゃったのかしら?」

「あー、それは……」


 アビゲイルの症状に思い当たるフシはひとつしかない。

 しかし彼女にこのことを伝えるべきか。判断に迷う立香だが、アビゲイルをこのままにしておくのは可哀想だ。ここは彼女のためだと思って話をすることにした。


「それはおそらく、アビーはエッチな気分になってるんだ。エッチなことをすれば治ると思うけど……自分でできる?」

「エッチなこと……」


 立香に言われてエッチな想像をしたのか、少女の顔が真っ赤に染まる。

 ウブな反応を見られて非常に可愛らしい。マスターとして、年上の男として、彼女の手助けをしたいと心から思う。決して邪な劣情に駆られてのことではない。


「マスター。私ひとりで対処できる気がしないから、一緒にしてくださらないかしら?」

「アビー、相手は俺で良いのかい?」

「マスターが……マスターじゃないと嫌なの」

「分かった。それなら誠心誠意頑張るよ」


 苦しむアビゲイルを助けるために、文字通り一肌脱ぐことにしよう。

 立香は手始めに、彼女の服をめくり下半身の様子を見る。アビゲイルはドロワーズをはいているが、それの股間部分がぐっしょりと濡れていた。

 別に彼女がお漏らししたわけではない。それは全て愛液である。イジってもいないのにこれだけ垂れ流しになっているということは、相当欲情しているようだ。立香に相談しに来るのも納得の濡れ具合だった。


「このままだと肌に張り付いて気持ち悪いから脱がせるね」

「えぇ、お願い……」


 びしょ濡れの下着を脱がせると、これまた洪水状態の恥部が現れた。湧き出た愛液が膣口から漏れ太ももを伝っている。とても尋常ではない有様である。これだけ派手に濡れていたら辛いだろう。

 まずは一回彼女をイカせたほうが良いだろうか。そう判断した立香は、アビゲイルをベッドに座らせ股を開かせる。


「一旦イッてもらうから、じっとしててね」

「うん、分かったわ……」


 不安そうな彼女を笑顔にするべく、立香は濡れそぼった女性器に指を挿れてかき回す。膣内も蜜で溢れており、グチュグチュと淫猥な水音が周囲に響く。驚くべきはその濡れっぷりだ。まるで泉に手を突っ込んでかき回しているかのように愛液が溢れてくるのだ。彼女は本当に病気なのではと疑いたくなるくらいの状態だった。


「んあっ、あぁっ、ふあぁっ♡ マスターったら激しいっ♡♡」

「アビーはすっごく興奮してるんだね。ここまでエッチな臭いが漂ってくるよ」

「そんな恥ずかしいこと言わないでぇっ……んぐっ、うぅっ、んあぁっ♡♡」


 アビゲイルは欲情しているだけでなく感度も上々だった。ちょっとイジっただけで甲高い声を上げて感じてくれているのだ。男としてはこんなに嬉しいことはない。立香は指を伸ばしてGスポットを重点的に攻めていく。


「んぐっ、あぁっ、んはあぁっ、そこっ、感じちゃうわマスターっ♡♡」

「ためらわなくていい。どんどん感じて良いんだよ」

「ひあっ、んんっ、んぁあぁっ、そんなぁっ♡♡」


 湧き上がる情動に困惑しているのか、アビゲイルは素直に快楽を楽しめないようだった。

 それではせっかくのエッチなのにもったいない。彼女の肉欲をさらけ出すために、更に勢いを増して手マンを続行する。


「んんっ、あうっ、ひゃあっ、マスターっ、何かお股の奥から来ちゃいそうだわっ……♡♡」

「おまんこで気持ちよくなってる証拠だよ。そのまま衝動を爆発させよう」

「あぁっ、んあぁっ、ダメえぇっ♡ んはあぁっ、くるぅっ、きちゃうぅっ、ひゃうぅっ♡♡」


 激しい手マンの末、アビゲイルは腰を震わせ絶頂した。尿道口から盛大に潮が吹き出し、彼女の絶頂の凄まじさを物語っていた。


「はぁ、んはぁ……マスター、気持ちいいのが溢れて止まらなかったわ……♡」

「それがイクってことなんだよ」

「そう、これが……」


 絶頂の余韻で極度の浮遊感を味わっているのか、瞳の焦点が合っていなかった。

 おそらく生まれて初めてであろう絶頂の凄さを味わっているのだろう。女性として一皮剥けた彼女は、少女とは思えないほどの色気を醸し出していた。


「マスターにこんな恥ずかしい姿を見せるなんて、私は悪い子だわ……」

「そんなことないよ。イッてるアビーはとても可愛かったよ」

「そんな可愛いだなんて……マスターも悪い人だわ」


 少女の痴態を垣間見て興奮したのは事実だ。

 立香の愚息は痛いくらいにパンパンに勃起しており、ズボンを突き破ろうとしていた。


「あら、マスターの……」


 身体を密着させているので、アビゲイルは立香の変化をすぐに察知した。

 膨らんだ股間に手を当て、聖母の如き慈愛を込めて優しく撫で回す。


「マスターのおちんちん、硬くなってるわ。もしかして、マスターもエッチな気分になったのかしら?」

「そりゃあ、アビーのエッチな姿を見てたらね」

「ふふ、それじゃあ今してくれたことのお礼も兼ねて、私がマスターのおちんちんを鎮めてあげるわね」


 アビゲイルはそう言うと、ズボンのチャックを下ろして逸物を露出させる。

 股間の封印が解けたペニスは、外気に触れてブルンと震える。立香の屹立した男根を目の当たりにし、アビゲイルは先程とは別の意味で顔を赤らめた。


「書物では読んだことあるけど、本物は初めて見るわ。これを舐めれば男性は喜ぶのよね?」

「そうだけど、無理してやる必要はないよ」

「マスターにだけしてもらって自分は何もしないなんて嫌だわ。私だってマスターのお役に立ちたいもの」


 彼女がやる気になっているなら邪魔をするのはナンセンスだろうか。


「……分かった。アビーの好きなようにやっていいよ」

「ありがとう。マスターが気持ちよくなってくれるよう頑張るわ」


 勃起した男根の迫力に気圧されながらも、アビゲイルは勇気を出して亀頭に口をつける。少女のプニプニした瑞々しい唇が敏感な亀頭に触れて気持ちいい。

 アビゲイルは亀頭を咥えると、ペロペロと先っぽを舐め始める。犬のような愛らしい動作でも、やってることはちゃんとフェラチオになっている。ゾクゾクと背筋を這う快感が徐々に全身へと伝播していく。


「ちゅぷっ、んんっ、れろっ……マスター、私のお口は気持ちいいかしら?」

「うん、とても気持ちいいよ。そのまま続けてくれ」

「分かったわ……れろっ、んぷう♡♡」


 アビゲイルの口淫は決して上手とは言えない。しかし技術の有無だけが快感に繋がるのではない。

 エロ初心者の少女が自分のために頑張ってフェラチオをしてくれる。その事実だけで胸が一杯になり、快感を二倍三倍に引き上げてくれているのだ。


「じゅるっ、ちゅぷっ、ぬぷっ♡ マスターのおちんちん、しょっぱくて変な味ね」

「苦手だったら無理しないでね」

「いえ……大人の味っぽくて悪くはないわ。んぐっ、じゅぷぅっ……♡♡」


 続いて彼女は男根を奥まで咥えてネットリとしゃぶる。彼女のような可愛い女の子が大きな口を開けて巨根を咥えている様は官能的で唆るものだ。立香はこの上ない充実感を抱きながらアビゲイルの口マンコの感触に身を委ねていた。


「アビー、その調子だ。もうすぐイキそうだから、そのまま続けてくれ」

「んぐっ、んくっ、分かったわ……じゅいるるっ、んぶっ、んくぅっ♡♡」


 こみ上げてくる射精感に合わせて、彼女の口淫も激しくなっていく。

 口内に唾液をたっぷりと含んで竿を啜り、頬裏に亀頭を擦り付ける。

 未熟ながらも確かな快感で愚息のリビドーは天井知らずに急上昇。そのまま沸点を突き抜け燃えたぎる衝動を少女の口内へぶちまける。


「もう我慢出来ないっ……アビー、口に射精すぞっ……!」

「んんっ、んぐっ、んぶううぅぅっ♡♡」


 少女の口内にドロドロの濃厚ザーメンが流れ込む。

 初めての口内射精にアビゲイルは動揺しているものの、必死に喉を鳴らして飲み込んでいく。


「んんっ、じゅるるっ、んぐっ、んじゅうぅっ♡♡」

「うぅっ、搾り取られるっ……!」


 ほぼ強制的とはいえ、初フェラチオの初口内射精で臆することなく精子を飲むとは大した根性である。あれだけ出した大量の精液を、彼女は一滴も残さずしまった。


「んぐっ、ぷはあぁ……精液って苦くてドロドロして飲みにくいわ。……でも、不思議と嫌な感じはしない。マスター、私はちゃんとできたかしら?」

「うん、とっても良かったよ」


 射精は済んだが立香の性欲は萎えていなかった。それどころか、精飲するアビゲイルに興奮して更に欲情したくらいだ。

 それは彼女も同じようで、夢うつつの表情で男根に熱視線を送っていた。


「マスター、本番も……する?」

「アビーが望むなら」

「私は……マスターとエッチしたいわ」


 アビゲイルはベッドに仰向けに寝ると、自分から股を開いて陰裂を見せる。乙女の聖域はピッタリと閉じており、つい拝みたくなる神聖な雰囲気を放っていた。今から彼女を女にするのだ。想像するだけで情動が滾り剛直が爆発しそうだった。


「アビー、挿れるよ」

「マスター、きて♡」


 先端に愛液を塗り込み、ゆっくりと膣内へと挿入していく。

 メリメリと処女膜を突き破る感触とともに、結合部から一筋の紅い雫が垂れ落ちる。


「んあぁっ、んんっ、はあぁんっ……!」

「アビー、大丈夫か?」

「あぐっ……えぇ、これくらい平気よ」


 少女の初物マンコは強力な膣圧で男根を締め付ける。筆舌に尽くしがたい快感がある一方で、彼女の負担は計り知れない。あまりはしゃぎすぎて彼女を傷つけてしまわないよう、丁重に接するべきなのだ。

 立香はアビゲイルの身体を気遣いながらも、己の欲望に急かされて慎重にピストンを開始した。


「あうっ、んんっ、んあぁっ……マスターのおちんちんが膣内で動いてるわっ♡♡」

「アビーの膣内、締まりが良くて良い感じだよっ……!」


 アビゲイルの肉壷は強烈な締め付けで男根に襲いかかってくる。油断すれば根本から食いちぎってきそうなほどの圧迫で、愚息は嬉しい悲鳴を上げていた。

 しかしせっかくの初体験で簡単にイカされては男が廃る。立香は腰に力を入れて膣壁を抉るようにピストンしていく。


「あっ、んっ、んんっ、あぁんっ♡ マスターのおちんちんすごいわっ♡ おまんこの奥を突いてっ……んあぁっ、感じちゃうぅっ♡♡」


 破瓜の痛みを感じていないのか、アビゲイルは既にセックスの快楽にハマっているようだった。快感で蕩けた嬌声を上げながら、ピストンの度によがっていた。

 立香は立香で彼女の蜜壺の魅力に心を囚われていた。彼女の初体験を奪ってしまったという背徳感と予想以上の気持ちよさで余裕がなくなっていたのだ。どうしようもないオスの欲求に支配された立香は、本能の赴くままに肉欲を貪っていく。


「あぐっ、んんっ、んあぁっ、ふわあぁっ♡ マスターっ、アソコがおかしいのっ♡ おまんこ気持ちよすぎて頭がおかしくなりそうだわっ♡♡」

「アビー、大丈夫だっ……! 一緒に気持ちよくなろうっ……!」


 立香とアビゲイルは情事の熱狂に包まれながら互いの性器を擦りつけ合う。もはや二人にまともな理性など残っていなかった。獣性の限りを尽くした野蛮な性行為に興じる彼らは、マスターとサーヴァントとしてではなく、性欲をぶつけ合う男女のように激しく交わっていた。


「あうっ、んんっ、ふあっ、んあぁっ♡ マスターっ、私もうダメだわっ♡ 気持ちいいのが溢れてトンじゃいそうっ♡ あぐっ、んんっ、イキそうっ、イキそうなのっ♡♡」

「くっ……俺もイキそうだっ……! 一緒にイこうっ……!」


 果てしない快感の連続で、いよいよフィニッシュが近づいてきた。

 立香はアビゲイルとともに絶頂へ至るために膣奥を突く。激しいピストンで顔面を体液まみれにしたアビゲイルは、人語になっていない喘ぎ声を吐いて快感を訴えている。立香も限界が迫りセックス以外のことなど考えられない状況だ。

 立香は残る体力を振り絞って腰を振る。ガクガクと四肢を震わせるアビゲイルの手を握り、絶頂の階段を二人で駆け上がっていく。


「んあぁっ、んぐっ、むぐっ、イクっ、マスターのおちんちんでイッちゃうぅっ♡♡」

「アビー、膣内に射精すよっ……!」


 少女との一体感を抱きながら立香は膣内にザーメンを吐き出した。強靭なオスの白濁が、乙女の深奥を汚していく。


「あぐっ、んあぁっ……おまんこにマスターの精液がいっぱい出てるわっ……♡♡」


 絶頂と中出しで多幸感に浸っているのか、アビゲイルは幸せそうに腰をガクガクと痙攣させていた。立香も心地よい射精で最高の気分だ。少女の肉体を抱き、彼女にそっとキスをする。


「アビーとのセックス気持ちよかったよ」

「うん、私もよマスター……♡」


 最初は戸惑っていた彼女も、今やすっかりエッチな女の子へと進化を遂げた。

 二人はしばらくの間、挿入したまま抱き合い事後の余韻に浸っていた。

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