四方山話 その4「黒歴史」 (Pixiv Fanbox)

やあ、ROMの人だよ。

「黒歴史」って言葉、オタクの皆なら当然知っているよね（決めつけ）。

実はこの言葉、アニメ『ターンAガンダム』が出典なんだよ。

知っていた？ふふ。明日学校や職場で話していいよ。

さて、現在、FANBOX3周年特別企画で「#わたしのこれから」をタグ付けして投稿すると、抽選でQUOカード5,000円分がもらえるってんで、おいらも便乗して投稿することにしたよ。

今まであまり出してこなかった過去の黒歴史を振り返りつつ、これからのことを話していきたいと思うよ。そいじゃ早速いってみよう。

追記：黒歴史って少し言葉が強かったね。ごーめん。今の自分の技術と相対して、稚拙な部分が多いので、現在あまり公開したくない作品のことだよ。決して絶対的な評価で下手だからという意味じゃないよ。だからもし持っている人がいたら転載せず個人でこっそり楽しんでもらえたら嬉しいな。

※今回掲載する黒歴史は漫画（台詞等があるもの）に限定するよ。

※以下投稿順は曖昧なため、前後している場合があるよ。

黒歴史1

ハイグレファンサイト『ハイグレ教』が設立したのが2007年ごろ(※訂正:2016→2007。ごめん10年ズレてた)。おそらく初めて投稿したハイグレ漫画がこれ。この頃はまだ鉛筆とコピックで描いていたよ。パースがちぐはぐだったり、全員同じ向きだったりと、初々しさが残っている作品。未だにこのイラストが好きだと言って掲示板に貼ってくれる人いるけど、さすがに今更恥ずかしいからやめてくんちぇ（まぢで）

黒歴史2

それからしばらくしてデジタル環境に移行。ニュースの中継風にテロップを入れるなど、姑息な手を覚えてきた頃だね。この頃はまだCLIP STUDIOがリリースされる以前で、おいらはComicStudioを使用して描いていたよ。背景のハイグレ星人の宇宙船が頑張って描かれていて、なかなか素敵だと思う（自画自賛）。

黒歴史3

おそらくこれが複数ページで描こうと思った最初のハイグレ漫画。ハイグレ侵略された後の世界が舞台という、今でもあまり描かない題材だよ。たった2ページだけなのに、トーン貼りすらもできず終了した残念な作品。この頃から絵柄が濃くなってきている。

黒歴史4

それからしばらく経った後、再びハイグレ漫画に挑戦してみたいと思い描いた作品がこれ。アナウンサーのハイグレ洗脳シーンを再現したくて描いたのだけど、力不足で、洗脳シーンまで辿り着けなかった未完成作品。画力不足で、スクランブル交差点が、ぜんぜんスクランブルしていないというね。

黒歴史5

そのころハマっていた漫画に影響を受けて、絵柄が濃くなった時期に描いた作品。無駄に斜線トーンを多用したり、筋肉を意識しすぎてゴツゴツしたりと、あまり万人受けはしなかった（今が万人受けしているとは言っていない）。

黒歴史6

まだまだ絵柄の濃さが抜け切らない頃、アナウンサーのハイグレ洗脳シーンのリベンジで描いた作品。以前よりも背景の描き込みが増え、スクランブル交差点のスクランブル感は増している気がする。でもハイグレ人間の縮尺が大きいのは相変わらず。これも体力が続かずこのページのみで終了している。

黒歴史7

ハイグレ映画20周年の記念で、何を思ったのか18ページ漫画を作ろうと描き始めたのがこの迷作。相変わらず絵柄の濃さは抜け切らないけど、ハイグレ魔王の顔のカットは今見ても格好いい（本日二度目の自画自賛）。ただし10ページにも及ばず頓挫。未だに「続きはまだか」というメッセージをいただくけど、正直もう忘れて欲しい。デイブレイク3が学校を舞台とするので、この作品のリメイク的な感じになると思ふ。

黒歴史8

複数ページの漫画に懲りたのか、この頃からは1〜2ページの漫画しか描かなくなる。絵柄の濃さも和らぎ、徐々に軽いタッチになっていった。ちなみにこの絵のモチーフは、人間の進化図。

黒歴史9

この頃からいろんな漫画を参考に、スピード線の入れ方や、効果線の書き方を変えているよ。アオリ構図やフカン構図など、苦手な構図ばかり取り入れていて、洗練さはないけど今見てみても、なかなか面白いアイデアがあったりする。

黒歴史10

１ページ漫画シリーズが始まった当初に描いたハイグレ漫画。またしてもアナウンサーのハイグレ洗脳シーン。原作映画をなるべく忠実に再現した結果、それなりに評判は良かった気がする。テレビの時間が8:19になっているところが、してやったり感が出ていてムズ痒い。

黒歴史11

頑なに版権キャラを描いてこなかったおいらが、何かみんなの知っているキャラクターを描きたいと思って描いたのがこのハイグレ人間 初●ミクの1コマ漫画。今まで動きがなかった髪の毛やおっぱいに躍動感が加わり出した頃だよ。

大体こんな感じかな。

この後、2年間ぐらい引退していたのだけど、2019年に復活し、2020年の『デイブレイク1』で初めて短編漫画を描き切り、現在の『デイブレイク2』の制作に至っているよ。

ハイグレを描き始めてはや15年ぐらい経つのだけど、このハイグレというコンテンツが世間に認知し始め、新しい絵師さんがどんどん増えてきている現状は、とても素敵なことだと思うよ。

自分たち第一世代のハイグレ絵描きさんたちがみんな引退した後も、世代を超えて新しい若い絵描きさんがどんどん出てきてハイグレを描いて欲しいし、おいらが天寿を全うする頃でもどこかで誰かが描いていてくれると嬉しいな。

さて、これからの話を全然していなかったね。

これからはまず『デイブレイク2』を完成させること。そして、スピンオフやコラボ作品などを描きつつ、休息を挟んだ後に『デイブレイク3』を描きたいと思っているよ。いつかは必ず描きたいと思っているので、その頃には、また今見てくださっているみんながここに顔を出してくれることを楽しみにしているよ。

そいじゃ、ちょいと長くなっちゃったけど今日はここまで。

『デイブレイク2』の更新は5/18からだよ。