ハイグレクエスト_キャラクターデザイン《2020/10/30 10:30 完成》 (Pixiv Fanbox)
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ROMの人だよ。ハイグレSS作家のぬ。さん(twitter /blog)とのコラボ企画『ハイグレクエスト』のキャラクターデザインが残り一人のみとなったので、過去のテンプレートを一新し、このページにまとめていくよ。線画や塗りなど、微妙に修正を加えていたりもするので、更新が遅いのは許してね。なお、過去のハイグレクエストの更新は、こちらの更新とともに削除していくよ。どうでもいいけど、このサムネイル、金田一少年の事件簿の容疑者リストみたいね。ふふ。
・ハイグレクエスト 【第1話/第2話/第3話/第4話/第5話/第6話/第7話/第8話/第9話/第10話/第11話/第12話/第13話/最終話】
・韓国語版 ハイグレクエスト 하이그레 퀘스트 【제 1화/제 2화/제 3화/제 4화/제 5화/제 6화】
《2020/10/30 10:30 完成》
【10】シルヴィア洗脳後を追加。ひとまずこれで完成だよ。ご支援いただいている皆様、並びに原作のぬ。さん、長らくお付き合い・ご協力いただきありがとぅ。【11】エレスの説明文については後日記載予定だよ。
【01】レナ
地球からレグロー王国に召喚された女の子。友達想いでどこまでも真っ直ぐな性格をしている。稀に思いがけない行動に出て周りを慌てさせることも。
自分を召喚した神官ルーナから、勇者となって侵略者を倒して欲しいと懇願されてしまう。元の世界に戻るために勇者になることを渋々了承するが、ある光景を目の当たりにして、世界を救う覚悟を決める。
【02】ツバサ
レナの幼馴染の親友。同じ中学に通っている。高身長かつ空気抵抗のないスレンダーな体型で、スポーツ万能なため運動部から引っ張りだこ。陸上や水泳はもちろん、野球やサッカーでも助っ人として出場すると必ず部員よりも好成績を残して帰ってくるらしい。醸し出されるクールな雰囲気から男子だけでなく女子からも人気があるとかないとか。無口だが友情に厚く、親友のためなら自分が犠牲になることも躊躇わない熱い性格の持ち主。
彼女もレナの召喚に巻き込まれ、レグロー王国に飛ばされてしまう。離れ離れになってしまったレナを探していると……。
【03】サクラ
レナとツバサと幼馴染の親友。同じ中学に通う仲良し3人組。幼い頃からマイペースな2人を引っ張ってきたためお姉さん的なポジションを確立していると本人は思っている。お姉さん的要素は中身だけでなく、流行を抑えたファッションなどでもカバーしてる(発育のいい体も一役買っていることを彼女はまだ気付いていない)
ツバサと一緒にレグロー王国に飛ばされ、必死にレナを探しているところを侵略者に見つかってしまう。レグロー王国で仲良し3人組は意外な形で再会することになる……。
【04】ルーナ
レグロー王国の神官たちの中で最も位の高い大神官。美しい容姿と気品溢れる佇まいだけでなく、国内でもトップレベルの魔力を誇る彼女への国民の信頼は厚い。
女王サーラの言い付けを守り、勇者の召喚を試みる。国を守り女王を取り戻すため、祭壇に現れた少女レナを勇者に任命する。勇者レナ一行を送り出したルーナは、彼女たちの旅の無事と成功をスノー神殿で祈り続ける。
【05】サーラ
レグロー王国の女王。美しい容姿と気品溢れる立ち振る舞いに加え、常に民へと寄り添う姿はまさしく理想的な王そのもの。多くの国民から尊敬の念を抱かれ、強固な信頼関係を築き上げている。レグロー王国の中でもズバ抜けた魔力の持ち主だが、血筋で受け継がれた能力を私利私欲に利用することを好まず、平和な世界を維持するために力を注いでいる。
そんな女王が侵略者に屈したという一報に国中が動揺した。ハイグレ人間となったサーラは身も心もハイグレに染まり、ありとあらゆる知識や力、自身の全てを惜しみなくハイグレ魔王へと捧げていた。本来の自分では絶対に行わないであろう民の命に関わることですら支配者のためなら躊躇しない。
また、腹心である大神官ルーナに託した王家に伝わる勇者召喚の呪文に加え、勇者を元の世界に戻す方法を唯一知る人物。レグロー王国だけでなく、レナが元の世界に帰るためにも彼女は必要不可欠の存在である。
【06】リン
スノー魔術学園の中等科に通う魔術師見習いの女の子。ルーナに命じられ勇者レナのサポート役に抜擢される。主に炎系の魔法を得意として、愛用の杖でレナを守る。
実はスノー魔術学園の実技部門で中等科チャンピオンであり戦闘力は折り紙つき。持ち前の攻撃力と強気な言動とは裏腹に優しい性格の持ち主で仲間から慕われている。敵の魔力や異変の察知が苦手で本人も少し気にしている。
【07】ルル
スノー魔術学園の中等科に通う召喚師見習いの女の子。レグロー王国の召喚師の正装で行動する。着用は義務的な面が強く本人の服装への思い入れは薄いが、レナからは「自分の世界の巫女さんの服と似ていて可愛い」と絶賛されている。学科・実技共に優秀で学園でもトップクラスの成績。そのため同学年でクラスも一緒のリンを密かにライバル視している。どこか冷めた性格の持ち主で、悪気はないが言葉に棘があることもしばしば(本人に気にしている様子はなく指摘されても治す気はないらしい)学園生活中は賑やかなリンよりもサボり癖のあるカロラと行動を共にすることが多かった。
「スノー学園の悪夢」によって彼女の運命は大きく変わることになる。スノー学園から脱出しスノー神殿へと辿り着いたルルは、ルーナによって勇者レナの仲間に抜擢される。召喚師見習いは学生の間は召喚や契約を許されていないため呪符に魔力を込めて戦う。レナたちと共に旅を続けることでルルの冷えていた性格にも少しずつ変化が訪れる。彼女の召喚師としての力は仲間を助け、レグローを救うのか。
【08】カロラ
スノー魔術学園の中等科に通う風使い見習いの女の子。風使いの正装で行動する。勉強も修行もほどほどにこなしてマイペースに学園生活を楽しんでいる。常にニコニコ笑いながら飄々と修羅場を交わしていく。学園内でよく行動を共にしているルル曰く本気を出したら凄いらしい。
「スノー学園の悪夢」ではリンたちと共闘して侵略に抵抗する。ハイグレ人間に洗脳され教え子に手をかけた教師たちに怒りを露わにしたり、自分自身が囮となってルルを逃すなど、心の内に秘める魔力と正義感は本物。1人で洗脳された教師たちに立ち向かうも、相性の悪い能力の前に敗れハイグレ人間へと生まれ変わる。洗脳によって怠惰な部分は取り払われ、従順で精勤なハイグレ人間としてレグロー侵略の尖兵となる。
ハイグレ星人の勇者捜索の随行中に、かつての友人のルルたちと再会する。身を呈して守ったルルが勇者と同行していることを知る。奇しくも勇者レナも変わり果てた友人たちと再会していた。月の神殿で運命によって狂わされた想いが交錯する。カロラとルルは再び笑い会える日を取り戻す事ができるのか。
【09】ソニア
スノー魔術学園に通う女の子。天才的な学力が認められ初等科に通う年齢ながら高等科に在籍している。王家に伝わるとされるアクション・ソードや精霊の伝承にも詳しく、レグロー王国の歴史や文化への知識は教師や神官たちも認めるほど。その学力や知識量、飛び級という偉業から好奇の目で見られ、高等科に馴染むことが出来ずに学校を休んでいる。
住まいのあるソウスシティの宿屋に身を寄せていたことで結果的に「スノー学園の悪夢」から逃れることが出来た。いくら博識とはいえ精神的に幼い面も目立ち、肩書きは女子高生でも中身は幼い年相応の女の子。物心ついた頃に両親を亡くし一人ぼっちになってしまった彼女を、母親の古い友人のメルシが引き取った。ソニアも彼女のことを母親同然に慕っている。
高等科へ進級したことで初等科の友達とも離れ離れになってしまい、高等科で新たな友達も作れず塞ぎ込む日々を送っているところにレナたちが現れた。伝説の勇者であるレナ、等身大の自分を見てくれるリンに惹かれて、ソニアと勇者たちの距離は急速に縮まっていく。
【10】シルヴィア
スノー魔術学校の高等科に通う雷使いの女の子。両親は騎士団に所属し、彼女自身も同じ道に進むべく邁進している。学業はもちろん両親譲りの魔力と身体能力で類稀なる才能を発揮し成績は常にトップクラス。既に雷使いの修行も終えている。正義感に溢れ行動力もあり、初等科時代からリーダーを任されたりと周りから頼られる存在だった。父から教えられた「弱きを助け悪を挫く」という信念を守り、友人たちの先頭を走ることを誇りに思っていた。
しかし、高いプライドと自信が崇高な信念と対峙する。中等生時代に打ち立てた大会の記録が破られた。そのニュースを素直に祝福することができなかったシルヴィアを両親は「記録は破られるためにある」と慰めた。その言葉も綺麗事にしか聞こえず、彼女は生まれて他人に嫉妬した。これだけでは終わらなかった。飛び級で初等科から転入してきた少女の存在が、これまで常に自分が話題の中心となってきた学生生活を一変させた。当然ながら大きなニュースとなり、学園の主役は飛び級少女へと移っていった。
そしてやってきた試験の日。学科でシルヴィアは飛び級少女に学年1位の座を譲ることになった。人生で初めての敗北だった。実技では難なく学年トップの成績を収めたが、やはり中等科ではまた一つ記録が破られた。いつしか学園の先頭を走るのは年下の2人になっていた。彼女たちの才能はシルヴィア自身も認めていた。認めてはいるのだが、プライドが邪魔をして上手く接することができない。そんな度量のない自分を嫌悪したりもした。
挽回するチャンスはないか。彼女たちの邪魔や妨害をして足を引っ張るのではなく、学園の天才3人が美しく輝ける方法は存在しないだろうか。
まさにそんな時、ハイグレ魔王がレグローへとやってきた。女王も洗脳されてしまい王国のピンチだ。高等生にも戦いに参加する命令が降った。シルヴィアは愛用している雷の槍を持ってハイグレ魔王の率いる軍勢へと挑む。騎士の娘として、レグローを守り、輝かしい日々を取り戻すために。
【11】エレス
スノー魔術学園の中等科に通う白魔術師見習いの見習いの女の子。成績は優秀で主に回復や移動系の魔術が得意。薬用植物などの薬物学や、魔法の丁寧な施術はまるで教科書のようだと周りから一目置かれている。得意技のひとつにテレポートがあり、数センチレベルの誤差で目的地への移動が可能。これはレグロー国内でもトップクラスの精度を誇る。
……が極度の人見知りで恥ずかしがり屋。少し前から学校を休んでウェート神殿の手伝いをしていて、エレス自身も神職に就くことが将来の目標である。
神官セシルから神殿へと立ち寄った勇者たちの世話を任せられ、彼女たちは出会うことになる。勇者レナが見知らぬ世界を懸命に助けようとする姿に感銘を受ける。異界から来た少女1人だけに大好きな世界の運命を背負わせるわけにはいかない。エレスは何度も何度もスノー神殿、そしてレグロー城のイメージをまぶたの裏に描いた。戦いの役には立たないかもしれないけれど、レナのために出来ることがあるなら手伝いたい。エレスは勇者たちをスノー神殿へとテレポートで運びたいと意を決して神官セシルに願い出る。
セシルはエレスの変化に驚くと同時に成長を喜んでくれた。しかしエレスの体力では迷惑をかけてしまうと判断され、勇者に同行する許可を貰うことは出来なかった。当然の判断であり、エレス自身も納得していた。だから熱い想いはレナにも話さずにそっと胸の内側にしまい込んだ。
このときはまだ、封印したはずの気持ちと念入りなシミュレーションが役に立つことになるとは、彼女自身も全く予想していなかった。