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【人物紹介】 卯波 開(うなみ かい)25歳 主人公  都内のとあるデータセンターに勤務する会社員 性的な興奮が高まると兎男に変身してしまう体質の持ち主 寅浜 咬牙(とらはま こうが)29歳 開と同じ会社の先輩社員。 雄兎成島の出身で12年前の『新年奉迎祭』大祭経験者。 辰器 創平(たつき そうへい)29歳 咬牙の幼馴染  島で唯一人の警察官。咬牙と同じく大祭経験者。 卯佐野 電場(うさの でんば)27歳 咬牙の幼馴染  電気工事士。弟に磁場と力場がいる。 (卯佐野 磁場(うさの じば)23歳 兄の電場と共に電気工事士をしている。 物語には名前のみ) 子河 遼(ねがわ りょう)31歳 島の漁師。 丑満 美角(うしみつ みづの)29歳 咬牙の幼馴染 島でただ一人の歯科医。 巳園 雄二郎(みその ゆうじろう)38歳 島で唯一の薬局を営む薬剤師。 午枝 吾郎(うまえだ ごろう)35歳 島で農業と居酒屋「兎弐角(とにかく)」を営む。 未江 治樹(ひつじえ はるき)33歳 村役場の職員。 申尾 純善(さるお じゅんぜん)44歳 島で唯一の寺院「佛兎慰寺(ぶっといじ)」の住職 酉原 告至(とりはら こくし)44歳 島で唯一の神社「兎股露天神社(ところてんじんじゃ)」の神職 戌桃 俊多(いぬもも しゅんた)22歳 島で唯一の和菓子屋「雄兎子餅(おとこもち)菓子舗」の跡継ぎ。 亥坂 一光(いさか いっこう)22歳 島で唯一のカフェ「ラビットハッチ(うさぎごや)」の跡継ぎ。 ラビット  雄兎成島の歳神様、と称されているが実は太古の昔、地球を侵略しにやってきた地球外生体端末。 つまり人工生物の宇宙人。   実情は不明ながら母星に捨てられたも同然の状況で地球に取り残され、エネルギーの減衰により肉体を失ってからは男根型記憶保存装置と精神のみの思念体とに分離して存在していた。 ラビットと言う名は仮の名である。 本来の姿は主人公と同じウサギ男に良く似た外見をしている。 【雄兎成島(おとなるしま)】 隣には砂州で繋がっている戸成島(となりしま)と言う雄兎成島と同規模の島があり春から秋にかけては徒歩で渡る事が可能。 ただし冬季は潮の影響で通行不可能となる。 島人口3000人。8割が男性。真冬の最低気温が15度を下回らない亜熱帯気候。 交通は3日に一度、本土と結ぶカーフェリーがありおよそ24時間で到着する。緊急用にヘリコプターでの移動手段も用意されている。 主要な産業は漁業、ならびに農業。温暖な気候を活かした果樹栽培が盛んである。 『新年奉迎祭』なる奇祭が毎年の大晦日から元日にかけて催行されている。 祭事の内容はほとんどが秘されており外部からの参加も基本的には不可能。 ただし、仄聞を記すとすれば「男性のみで行われる」「新年奉迎祭の開催前に女性は全員が隣の戸成島に移動する」 等が上げられる。 『新年奉迎祭』・大祭 十二年に一度、ご神体となる人物と近侍の十二人が大晦日の夜に斎館の裏手にある洞窟「四時の窟屋」に挑む。 四つの部屋ごとに存在する試練を超え四つの封印の扉を解除し中央の洞窟にある「大神竿(だいしんかん)」を手に入れれば 神の依り代たるご神体の人間は天より降臨した神を身に宿し、卯年の歳神・「卯歳神」へとその姿を替える。 そして、卯歳神が放つ精液が精気となって島中に降り注ぐと、邪を祓い悪を破り玲瓏たる気を島の全ての生命に与える。 十二年に一度の大祭はこうして執り行われている。 例祭の年は洞窟の入り口が開放されないため、有志の男たちが斎館で交尾を行ったのちに祈りを捧げるだけの儀式へと簡略化された形になっている。

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