パラドキシカル・パラサイト　人物紹介など (Pixiv Fanbox)

『パラドキシカル・パラサイト』の登場人物紹介です。

明神　晃（みょうじん　あきら）２０歳　大学２年生

巨大寄生蟲「グロセクト」に寄生されグロセクターに生まれ変わった。

寄生された瞬間、晃の性指向は女から男へ強制的に置き換えられたが肉体の変化同様に「肯定」させられている。

寄生体・グロセクターになると股間部分の外骨格には「Ｘ」状の裂け目が入り、ペニス放出時には花弁のように中央から四方にハッチが開扉し三段カリを備えた巨大陰茎を放出する。

観音寺　円（かんおんじ　まどか）２０歳　大学２年生　ラグビー部

晃の友人。晃によって同じグロセクターへと新生した。

食料の安定的な確保に向け晃にコロニーを作ろうと提案した。

寄生体・グロセクターの時は股間部分を覆う外骨格に「Ⅲ」字状の継ぎ目があり、ハッチが左右に引き寄せられ開扉すると陰茎に螺旋のねじれをもつドリルチンポが突き出てくる。

伊吹　多々良（いぶき　たたら）２２歳　ラグビー部副主将・円の先輩

晃と円の食料第１号。グロセクターによって部類の雄好きに、そして精液の質も変化させられた。

今ではグロセクターの下僕兼エネルギー提供者として身も心もスクイ―ザー（搾り取る人）に堕ちた。

しかしながら堕ちた後からの方が周囲からの評価は高い。

愛染　賢哉（あいぜん　けんや）３２歳　勤務していた会社が倒産して現在は無職　元の職業はＳＥ兼プログラマー

晃を寄生体にした寄生蟲の卵を生み出した人物。

謎のウェブサイトからダウンロードしたデータが実体化した事で現実には存在しない巨大寄生蟲を偶然呼び出した。

呼び出した寄生蟲によって寄生体になった事実を誰にも言えず、同棲中の彼氏である桐吾にも秘密にしてある。

セックス後に産まれた卵は公園の一角に埋めて処理していた。

何故なら育成用の精液さえ与えなければ一日後にはドロドロに融けて完全に消えてしまうからだ。

しかし、晃が出会ったのは蛹にまで成長してしまった卵だった。

偶然にも埋めた地面に向けて精液を発射する者が居たため卵が生き残るだけではなく蛹にまで成長していたのだ

聖　桐吾（ひじり　とうご）　３５歳　愛染の彼氏　カフェ『モーニングウッド』のオーナー

愛染とは５年前から交際を始めた。

しかし、ここ最近の愛染の様子が変だと気付き、ひどく心配している。

職を失ったがゆえの「不安定」なのだと思うようにしていたが、ある夜、こそりと聖の元を離れ、人目を避けるように公園に入っていくのを見てしまった。

公園で密会、つまり他の男と浮気を重ねているのかも知れないとの疑念を追求しようと探り始めた頃、晃や円と出会った。

七五三鬼　蓮太郎（しめき　れんたろう）　１８歳　大学１年生　特撮同好会に所属

晃や円の後輩

ダウンロードし現実世界に呼び出したグロセクトに寄生されグロセクターになった。

憧れのヴィランになれた事に喜び動画チャンネルを開設。アカＢＡＮを避けて性的な内容では無いもののグロセクター

の姿を撮影し投稿している。

股間に外殻には「Ｖ」字状の線が走っており、その線に沿って外殻ハッチが開き内部からペニスが放出される。

また興奮が高まると陰茎には吸盤が浮き上がり、カウパーを出したり相手の腸液を吸い取る事もできる。

食事となる精液は主に友人たちから回収。記憶は消している筈なのにノンケだった友人が徐々に男好きに変わってしまった。

白鳥　百木（しらとり　ももき）４５歳　無職　大学の近くにある山にてソロキャンプを行っている人物

もとは警備員だったが上司の誘いを断ったがため濡れ衣を着せられ会社をクビになった。

そして、友人の借金の保証人になっていたものの友人が雲隠れした事によって家も財産も失ってホームレスに。

その後、たまたまエッチな動画でも見ながらオナニーでもしてやろうとネットカフェに入り手頃なエロ動画を探すうちに

グロセクトを現実世界に召喚し寄生された。

それ以来強くなった嗅覚を利用し競馬で万馬券を掴むようになり、掴んだ賞金を元に車や道具類を買い揃えて

キャンプ生活をスタートさせた。

神籬　蜜加（ひもろぎ　みつか）１５歳　中学三年生　

受験勉強の息抜きに友達とオンラインゲームで遊んでいる時、突然謎のウェブサイトが表示されサイト内のデータを

ダウンロードした事によって蜂型寄生生物・グロセクト（アンチドート）に寄生された。

真名井　縋（まない　すがる）１５歳　中学三年生

神籬の友達。神籬と一緒にオンラインゲームで遊んでいる時にグロセクト（アンチドート）に寄生された。

鈴木　正直（すずき　まさなお）　１８歳　大学１年生　ＳＦ研究会に所属　ＵＦＯに夢見るお年頃

五百蔵　楓（いおろい　かえで）　１５歳　神籬の高校時代の友人　神籬に恋心を抱いている。

【グロセクト（グロセクター）】

昆虫型巨大寄生生物。

寄生生物のベースとなっているのは昆虫だが、全体としては昆虫とは大きく異なっている要素も多分に持っている。

主なエネルギー源は人間の精液。

精液を確保するため宿主を著しく淫乱に変え、肉体的にも交尾に到りやすい構造に改変してしまう。

また、人間の精液は自身のエネルギー源にするだけではなく産卵にも用いる。

外性器（ペニス）から取り込んだ精液は尿道から産卵管、そして卵巣の集合体である産卵器官へと送られその時もっとも成熟している卵巣に受精する。

受精後ただちに卵子は卵へと成長し、３０分後、もっとも優勢な卵以外は卵巣に再吸収されその卵巣の滋養となる。

そして再吸収されずに残った唯一の卵だけが産卵管を下ってペニスに至り外部へ産卵される。

産み落とされた卵はほぼ４時間置きに精液を授乳させなければわずか１日で融けて消えてしまう。

ただし消えるのを防ぐため卵は精液を欲する時刻になると強力な催淫フェロモンを周囲に放つ。

そうしてフェロモンに引き寄せられた雄から半ば強制的に精液を引き出し自らのものとする。

寄生生物（寄生蟲）グロセクトが寄生した人間をグロセクターと呼んでいる。

グロセクトに寄生されグロセクターになると、肉体の著しい強化、精力の激しい上昇、性欲の劇的な肥大、生殖器の猛烈な発達と産卵器官の増設などの機能拡張が為される。

また、性指向が男に対してのみ向かうようになる。

これは上述した通りグロセクトのエネルギー源が精液のためである事は言を待たない。

グロセクターファゴサイト―シス

グロセクトに寄生されグロセクターとなった者の内、特に貪食作用に特化した存在を指す。カブトムシ型怪人の姿を採る。

（晃や円たちがこれにあたる）

グロセクターアンチドート　

グロセクトに寄生されてグロセクターとなった者の内、特に解毒作用に特化した存在を指す。蜂型怪人の姿を採る

（神籬や真名井がこれにあたる）

グロセクターアンセルミンティック

グロセクトに寄生されてグロセクターとなった者の内、特に駆虫作用に特化した存在を指す。バッタ型怪人の姿を採る。