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お世話になっております。


クリスマスに一言後書きを書くとは思わなかった。

2巻の続きのエピソードに突入しましたね!来年の【1/6まで】ジュリと伊緒のわちゃわちゃエピソードです。よろしくお願いします。


【百合カプ絶対幸せでいて欲しいオタク】

推しカプの愛は素晴らしいのに自分が愛情を上手く相手に与えられるかと言われるとアレですがそれはわかっていても幸せでいて欲しい。できるかどうかではなく願望の話です。


【規模デカ奴】

人類とか世界とか宇宙とか言い出すオタク。相手を大事に思いすぎるあまりに自分を抑えてしまうのってあるあるだと思ったけどそうでもないみたいです。


【幸せでいて欲しい】

ロミジュリの関係性を画面で描きたかった回です。ジュリはとにかく理論武装までして百合カプ幸せでいてよ!という人間でしたが、→【悲恋推しカプを救いたい】

伊緒を鼓舞することで「自分は応援することしかできない」ということを知ってなお、「幸せになってほしい」という願望の質が少し成長した=階段を上る、

成長していくジュリを追うロミ先生の構図でした。



【友達だから】

3コマ目でのばらと伊緒がすれちがいしています。4コマ目はモールス信号になってますが大したことは言ってません。

最初のネームではここは「友だちだから言いたくない」的なことを言って突き放されてショックで追いかけられないシーンでした。

「友達だから何でも言い合おう」みたいなのが苦手で、「友だちだからこそ言えること」「友だち関係を続けたいからこそ言いたくないこと」と色々あるよな~と考えていました。また、フェンスのネタは1巻表紙でデザイナーさんが網目模様を採用していたことで思いつきました。なので2巻は同じ柄でフェンスを作ってもらいました。

予定調和的に見送るのはジュリちゃんらしくない気がしたので、言葉の真意を確認させたかったんです。


【フィジカル勝ち】

ジュリちゃんの筋力が凄い。絶対にマネしないでください。

先生とお友達なんて恐れ多い…と言っていた彼女がきちんと「そう言われたら寂しい」「心配だ」と言えるようになった関係性の変化を感じてくださると嬉しいです。


これは小ネタですがジュリちゃんはロミ先生のことを初見で「綺麗な人」と言ってるんですが→【西園寺ジュリという女】

以降はずっと「素敵な人」とか「可愛い」と言ってます。 「かっこいい」は振る舞いに対して言っています。

【「かっ…!」】 【抗えぬ興味】 【積み上げていくもの】

私のできうる限りで立花ひろみは美形に描いているんですが、ジュリ自身も可愛いって言われてもどぎまぎしない程度には言われ慣れているので忖度なしの感想では言うけど、褒める目的では使ってないと思います多分。

顔がいいことでテンションが上がらない贅沢な女です。


逆を言えば、その他の要素で大好きになったお友達といえます。


【対等に】

ロミ先生のネクタイを締める=ジュリの心配する気持ち

自らのネクタイを少し緩める=ロミ先生の決着に向かいたい気持ち

送り出す側と戦いに向かう側、どちらの気持ちも対等にした話です。


【お疲れ様でーす】

のばらを出すと決めた時紀平さんを作りました。のばらというひろみが苦手な上級生をジュリが一方的に救ってしまうと依存先を移すだけだと思ったからです。

ロミ先生は小説はすごいけど人間として未熟、ジュリちゃんは生き物として強い(ステゴロなら絶対負けない)けど人生経験が未熟、のばらは人生経験を二人よりも積んで色々見てしまった結果何やら将来に不安がある様子、これを御するためには社会人を持ってこないといけない。でものばらは性格がゆがんでいるので他人の説教は聞かないかな~。。。という経緯で親戚にしました。


【運動部の食べっぷり】

ここから2巻の続き!開幕を明るくしたくて唐揚げ定食(5個)食べる西園寺にしました。いっぱい食べて元気だしていこう!


【まずはお腹を満たしてから】

私自身疲れた時やしんどい時はご飯を食べることにしています。このとき食べるのがお菓子だと急に上がった血糖値が後で下がるときにすごく気分が落ち込むので、余裕があれば自炊、なければ外食で定食の野菜からゆっくり食べることにしてます。

そんなことより西園寺が大根とオアゲ、辨野がアサリの味噌汁が好きなのめっちゃ可愛いと思います。


【一途乙】

ご飯を食べたら最強!なんでも解決!するわけはなく、やっぱり通知は気になる西園寺。もしも立花さんから助けて!とか連絡があったらすぐに飛び出して行きたいんだと思います。辨野はオタクを隠してないのでセンシティブな話以外は普通に食堂で話します。


【オタクすぐ誇張するから】

16861158632回言ってるけどオタクの誇張マジで信用できない。

目で追ったとたんゾワっとするほど感動する本に出会えたら幸せですよね。


【見えないものが見えた日】

たまたま聞いたラジオでカフカの「変身」翻訳を対比する企画をやっていたのですが訳者の色んな表現で印象が変わるのが面白くもありおそろしくもあるなと思いました。また母国語が一緒でも作者と生きていた時代が違うことによって、生活様式が違いすぎて普通のシーンがギャグに思えてしまったり感情移入しづらいこともあるので「母国語が一緒で、生きている時代が一緒で、本当に良かった!」と思う作品、個人的には本当に重要だと思うんですが、あんまり読んでいる方には伝わらなかったです。表現の仕方が悪いのかもしれない。もっと意識したいです。


【その一言で】

あるある。私自身も言われたことがあるんですが従兄「テオ」の発言を否定したいわけじゃないです。

「推し百合」はすべてが上手くいったり主人公が常に正しかったり強かったりする俺TUEEE!な痛快作品ではないと思います。

「高校生の百合作品」を、二次創作の同人誌で楽しく描いていた私が表現するにあたり、自分や周りが体験した「普通にあること」にどう傷ついて・葛藤して・成長していくのか描くことで他と差別化できるんじゃないかと試行錯誤した結果、こういうネタも描くことにしました。


きっとマスには刺さらないとしても、自分に刺さる話を描いていれば誰かに引っかかるとおもって描き続けたいです。


以下は落書きです。

クラスメイトから見たロミジュリとおもち。見る人によって印象が違うの超好き。


鍋食べさせるの好き。ねじり梅上手くいったためしがないです。もみじなんてもっと難しそう。型抜きなんて買ってられませんので熟練度を上げるしかないですね。

アニメーション


突然のGIFアニメ。やっぱり鍋を食べている。ショウガたっぷりのお鍋を食べてあったかくしてくれ。







クリスマス滝行漫画。「プレゼントは私!」ってすごく王道で可愛いけどそんなことをジュリちゃんが言えるはずないので夢の中で「立花さんに求められてみたい」とかいう感情があれやそれになったんだと思います。香水をつけた方の手を撫ぜられるのがセンシティブで大変満足しました。


ジュリちゃんの私服は現宝塚星組のリアルジュリエット・舞空瞳さんの年末特別番組の衣装を参考にしました。お嬢様の私服って全然想像つかないし、検索しても「お嬢様風」みたいになっちゃうので最近は「娘役 私服」とかで検索してます。すごくお上品で可愛らしいです。

ちなみに財布とバッグは「FRUTTI DI BOSCO」です。1巻で書店に行った時にも持ってるバッグです。


ちなみにリアルロミオなトップスタア礼真琴さんの方を参考にしたらめちゃくちゃオラオラ系になってしまいました。

多分もっと可愛い顔立ちならいいんだけどしっかり身長が高くて大人っぽいロミ先生だと正式なヤカラっぽくなってしまうんだと思います。


これは俳優パロ。ジュリちゃん俳優さんの方が子役からやってる先輩でロミ先生の方がモデルの新人とか。

多分夢オチじゃなければこういうクリスマス。


ここまで読んでいただきありがとうございました。

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Comments

坂神

ありがとうございます(合掌) もっとイチャイチャしてもいいのよ。