友人のSSにコメントを書いてみた (Pixiv Fanbox)
Content
お世話になっております。
今連載中の「同級生の推し作家に百合妄想がバレた結果」にて、文庫本に直接考察や感想を書くジュリちゃんのネタを描いたのですが、
楽しそうだし自分もやってみよう!と思い、事前に漫画のネタやこうしてブログで紹介するかもしれないという説明を十分に行い、友人に許可を取ってやってみました。
友人のSSはこちらです。
天城と赤城と加賀と加賀 | まこの助
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=13787412
アズレン加賀×赤城の成人向け小説です。シリーズものなので是非1作目から読んでほしいです…!
この記事は以下の三点で構成しています。
■具体的にどう行ったのか
■やってみてどうだったか
■やるときの注意点
■具体的にどう行ったのか
Pixivで発表しているSSをコピペしてGoogleドキュメントに貼り付け、ここすき!と思った箇所にコメントを入れていきました。(掲載許可済みです)
16,133 文字のSSにこんな感じで64個のコメントを書いていきました。
作者のまこの助さんとは二人で飲みに行って萌え語りするぐらい気心の知れた仲なので堅苦しくなく、しかし要所要所「ここがどう萌えるのか」という気持ちを本人にぶつけたくていろいろ言葉を尽くして語りました。
■やってみてどうだったか
無論とても楽しかったのですが、なにより、コメントをつけて自分の気持ちを書く工程を足すことで、よりその作品を楽しむことができました。
具体的に言えば、この文章がどうして心に響いたのか、ここはシリーズを通して毎回使われている台詞だ、気づかなかったけれど結構何度もこの描写が出てきているから拘りなんだろうな…と深く深く味わいつくして理解することで情景が浮かぶような心地になって、普通に読む時の何倍も満足感がありました。
Pixivだと読了目安: 32分とありましたが、コメントを書いては読み書いては読み、休憩を挟まなかったのに3時間ぐらいかかっていました。
好きな作品にそれだけ集中して向き合って楽しめたことが満足感に繋がったんだと思います!
これをその日に友人に見せて通話しながらコメントとさらに細かい良さを伝え、作品を作ってくれたことに改めて感謝をしました。ありがとう良き推しを書いてくれて…!!
前にも友達の漫画同人誌に赤ペン感想(画像データにコメントを入れること)をしたんですが、漫画を読んでよく観察してインプットしながら、「自分がどういいと感じたのか」書くアウトプットは非常に勉強になりました。
小説でも漫画でも、言語化することで具体的な目標や好きなものが可視化されるような気がして、確実に自分の財産になっていくのを感じましたので、是非同人仲間同士でやってみて欲しいです。
■やるときの注意点
私が気を付けたこととSS書きの友人本人から聞いたこれはやめて欲しい!という注意点を書いておきます。
・気をつけたこと
絶対にサプライズはしない。
感想をもらうのが苦手な人や文章の端々にコメントされるのは嫌だという人もいるので
・微妙な距離感の人にいきなり提案しない。
めちゃくちゃ気心の知れた間柄だからこそ成立する萌えの共有でもあると思います。尊敬しあえる友人とやりたいですね!
・SS書きの友人(まこの助さん)からの注意点
個人的には、先の展開の予想をするコメントは、その次を書くモチベーションがなくなってしまうことがあるのでそれは遠慮してほしい。
ただ人によるので、一般的に失礼のないようにかけばいいと思います!
とのことでした。
当たり前ですが悪意を伝えるために時間や手間を尽くしているわけではないですし、良き共有ができるようお互いが幸せになれる交流にしたいですよね!
最後に、ジュリちゃんの行為は本を綺麗に読みたいひとからするともしかしたら野蛮に思われたり引かれてしまったりするかもしれませんが、だからこそ絶対に見られたくないものだったんだと思います。
これは3話のオマケですが、読む用・保存用・こうやって「痕跡本」として「使う用」で購入しています。
うちのジュリちゃんのお嬢様キャラの発揮は、今のところこういう地味なところの財力ぐらいしかないです。書籍ならいくらでも買い与えるタイプの親御さんなんでしょうね…
とはいえさすがに三店舗×3冊は怒られそう。小冊子用なら小冊子をコピーするか余分に残った本を各慈善団体に寄付とかしていてもいいかもしれません。
お嬢様と言えど自分のお金ではないのでギャグになるほど派手には使わない女の子です。今のところ。
以上です。