夜縛エクストラ、第4話後編❗️ (Pixiv Fanbox)
Content
夜縛エクストラ第四話・後編
いよいよ公開です😌
ミューズマスク、悲しみの献上品化!
救い無しのラスボス献上ルート!
そしてまさかの方法で、女の花園が解禁されてしまう!
遂に、妊娠の恐怖が、女神に襲いかかる時が…!
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月夜の照らす富士山の山中、
森の中。
クォーツォの七罪ブレイン、エヌシーは頭を悩ませていた。
エヌシー「…どれもぴんと来ないわね」
目の前には、大きな絵画がおいてある。
そこには艶かしい全裸の女が全頭マスクのみを被った姿で描かれており、よく見ると、その肉体は少しだけ立体的に膨れている。
絵のタイトルは「服従」。
描かれている女は足をガニ股に開き股をこちらに見せつけつつ、上半身を折り曲げてアクロバティックなポーズをしている。
巨大な乳の乳首は絵画の中からしっかりピン!と立体として突き出しており、
無様に開かれた股間からはリアルなクリトリスが勃ち、さらにそこからは無色透明で独特の甘い匂いがする粘液のような液体が染み出している。
エヌシー「あらあら、こいつとめどなく身体中から液体を漏らすから、絵画にするには不適合ね。
もう、嫌になっちゃう。
これだけ散々試したっていうのに今だにクォーツォ様に献上する最高の品物化が思い浮かばないわ。」
ふう、とため息をつく。
この絵画は、正義のヒロインミューズマスクが、敗北後に魔法で物に変えられた姿である。
これまでに既に20以上の物品化案を試していた。
まず献上に際し、最初にしたのは、「魚拓」をとる事だ。
日本では、釣った魚の全身に墨を練り、紙に押し付ける事で獲物のサイズを記録したという。
そこで、ミューズマスクの魚拓を、「正義のヒロインミューズマスク撃破の証」としての記念品を残したのである。
潰れたカエルのような体勢でのこされた魚拓は実に無様だったが、大きな乳房がぶるんと揺れて墨を飛び散らせ、服が汚れてしまい、思わず背中をヒールで踏みつけた。
食い込んだヒール痕は赤くかなり痛そうだが、今は思考を封印してあるため人形のように無反応だった。
あれだけイキっていた正義を気取ったヒロインも、これでは形無しである。
そして、その後
いよいよ本格的な魔法によるミューズマスクの状態変化、献上品物品化の試作が始まった。
まずは「ミューズマスク剥製」。
体は生きたそのままの姿で、内部を完全に固め生体行動を停止。生きたまま保存状態にする。
無様な姿勢で剥製化する事により生々しくも滑稽なアートにする事ができる。
献上品に相応しいいろいろな体勢を試してみた。
お辞儀や尻を突き出させて性器を広げさせたり、ダブルピース、服従のポーズも取らせた。
あまりにスタンダードすぎたためか、献上品として華やか無いまいちだった。
そのため没案件となった。
次に、体を植物に変え、の「木の彫刻」にした。
体の各所から芽がはえていたり、乳首の先・股間からは樹液が染み出し、自然の匂いがする。
それはまるで、大自然に溶けたようなミューズマスクだった。
総じた出来栄えはなかなかのもの。
しかしゴツゴツした肌触りは艶かしい献上品のイメージからはかけ離れていた。
大変醜いのは良ポイントだったのだが…。
女らしく生々しい醜さと上品さ、豪華さを合わせ持つ献上品とは、…なかなか難しい。
次に中国で有名なホラー、「キョンシー」化。
頭に思考停止の札を貼り、手足を前習え体勢で固め、ぴょんぴょんと飛び跳ねる事しかできないデク人形にした。
もともとゾンビと言われる彼女にはうってつけとも思ったが、思考を停止すると快楽に対しいろいろ我慢が緩いこの女の身体がさらに抑制が効かず、すぐに跳ねながら小便をスプリンクラーのように撒き散らす事に気がついた。
これはあまりにクォーツォ様に対して非礼…
当然ボツになった。
ゾンビは体の回復力が早く、それは体の時間が巻き戻される形で行われるため合わせて失った水分や尿もすぐに元に戻る。だからとめどなく垂れ流しができるのだ。
さらに快楽刺激に極端に弱くなっているため簡単に防波堤が壊れ、簡単に漏れ出る。
…ここは気をつけよう。
しかし、哀れな女ね、とエヌシーは少し同情した。
次は、ミューズマスクを極限までえび剃らせ、そこで固めて黄金化。
日本の誇る「シャチホコ」を再現する。
日本のヒロインミューズマスクが形どる無様なシャチホコ…
日本の風流はわからないが、なかなかいい。
普通の金属化より味がある。
無様な体勢は敗北・屈服・服従・従順感はたっぷりだ。豪華さもある。しかし、下品に振り切りすぎている気がする。
あまりに女として終わっているその情け無い姿には苦笑いが出てしまう笑
…まあ、とりあえずキープしておこう。
頭が低い姿勢で顎を上げ、口を鯉のように開けたまま固まっているミューズマスクを見ると…思わずの顎をつま先でしゃくり上げてやりたくなった。
突き出された口と焦点の合わない目。その
無様さも相まって最高。笑えてくる。
この女にたてつかれ、イライラしていた気が少し晴れた。
うっかり、力を入れすぎて首の部分に亀裂が入ったため、慌てて離す。
脆さを忘れていたわ。本物の黄金なんて作れないものね。…笑
その後も、試行錯誤を重ねいくつもの傑作物品化を作り上げてたが、どれも決定打に欠け。今一歩…
そして現在、絵画化した敗北肉豚ヒロインを前にこうして悩んでいるのである。
エヌシー「次は…興を変えてみましょうか。
クォーツォ様の身をお守りする、武具にするのはどうかしら。」
武具ならば、実用性があるし、飾りとしても最適だ。
それに、女をモチーフにする武器化は初めて作るので、興味もある。
エヌシーが呪文を唱え
ミューズマスクは再び魔法に包まれる。
そして、
正義のヒロインは悪の装備する「剣」と「盾」へと変わり果てた。
エヌシー
「正義の敗北ヒロインのアームド化。
ジャスティスミューズ・ブレイク・ソード&シールドよ。」
剣には、ミューズマスクの手足が滑稽にあしらわれ、非力そうな見た目ながらに攻撃的意思を表している。
盾にはミューズマスクの頭と胴体があしらわれ、尻の方は縦の裏側に突き出ている。その尻だけが生肉のままで、他の体は金属と化している。
金属でありながら盾表面の乳房や股間からはゾンビサキュバス特有のフェロモンが混じった液体が染み出しており、敵の理性を狂わせ攻撃を盾に集める事で高い防御率を誇る。
エヌシー「武器として使い倒しつつ、盾の裏でいつでも性処理も行えるトイレ機能も合わせた優れものよ。
最高じゃない?。
…でも、問題もあるわね。飾りとしてはいいけど実用となると。クォーツォ様が戦場に立たれる事自体あってはならないし…。
コレクションを戦いで傷ものにするのもクォーツォ様はお嫌いだわ。」
それに、我々は防壁で防げるとはいえ、こいつのフェロモンは一般メイドレベルじゃ手にしただけで狂わされる危険もある…装備としては明らかに不合格。
はあ、ため息をつく、エヌシー。
ふと、盾のうらを見ると、
負けマスクの惨めに晒されたぷりっとした生尻がある。尻穴が生意気にひくひくしている。
思わず、引っ叩く。
びくびくっと痙攣すると、懲りずにまた液を垂れ流す。
…やれやれ。汚らしい正義だ。
今の姿は、ただのヒクつく肉塊にしか見えないというのに。
エヌシー「ううん、惜しいけど、やめましょ。
じゃあ…次は1番最初に考えていた、《アレ》をやろうかしら。
献上品というかオモチャみたいで、品性が足りないかなと思っていたんだけど。やはりぶっ飛んだインパクトがあるものね。」
それは
箱化。
四角いボックス状に、人間の体を変形させる。
とてもコアな魔法状態変化だ。
ヴァンパイア裏世界でも、捕虜にした美女を拷問し、その心を折る際に拷問でたまに使われると聞く。
初めてやるけど、これも楽しみだ。
ただし、これはセレブな贈り物。
完全なボックス状では高貴さに欠け、ただの醜いSEX玩具になってしまうため 、あえて頭部は元の状態で残す。勿論思考を奪い、クォーツォ様に無礼をはたらかぬよう、口も封じて。
エヌシー「醜さと品性のバランスね❤️面白い、やってやるわ。」
22度目の正直だ。
ブアアッ❗️
再び吹き荒れる、魔法スパーク。
そして眩い閃光の中、「ミューズ・ボックス」が誕生する。
奇怪なるアート。
頭、乳房のみ元の形状だが、性器含めあとはボックス化されている。
勿論、箱型であっても全身全て生肉のまま、いつでも虐めて楽しめるようになっている。
プッシュポイントは、突き出した口と、頭頂部のみを鋭利化させる事により箱と人とのバランスをとっているところだ。また、乳房はあえて箱にせず生で残しその下品なボリュームが存分に分かるようにした。
口先・ヴァギナ・乳首を鋭利化で潰してあるため、必要以上に液体を撒き散らし、粗相をする事もない。
うん。
我ながら良い出来。
このカオが最高。
素晴らしい。
いつまでも眺めていられる。
…しかし、
ううん…
これが私にやれる最高の品物化かしら。
我ながら即決力が無いのかもしれないけど…
エヌシー(うーん…ゴージャス感はシャチホコの方があったし、他も沢山も尖りはあった…それともこれらの特徴を混ぜ合わせて考えるべきかしら…ん?)
ふと気がつくと、そのうしろで、偽のハイパーエリカ魔法体がミューズボックスの前に歩み出た。
ハイパーエリカ「ちっ
ただ無様なだけだ。
こんなアートじゃおれは……満たされねえ…!」
ドズ‼️
肉の弾ける痛々しい音。
ハイパーエリカがミューズボックスの背中部分に向けて、拳を振り下ろしたのだ。
赤く腫れあがる、ミューズボックスの背中。
ビクビクッと肉が震えたが、口が開けないため、声は出ない。
近くで腕を組んで立つ、洗脳された波切夜涼秘・メイドオンデスが話しかける。
メイドオンデス
「創エリカの模倣体よ、やめておけ。彼女は不死で死亡こそしないものの、完全に昏倒させてしまえばエヌシー様がいう、『艶かしい生気がありつつも無機質で無抵抗な正義のヒロインの物品化』という理想を実現させる足枷になってしまうではないか。」
ハイパーエリカ
「…ごちゃごちゃうるせえ
今細かい事は、考えられねえんだ。
もどかしい。
俺は春角由愛が『想像する脅威』までしか実現させられねえ。
完全に倒しちまったからか、
おかげで俺はこれ以上昂れねえ…打ち止めなんだ。
こいつの想像した、『恐怖の限界』って事だ。
くそ…本物の俺、オリジナルに言ってやりたいぜ。
もっとこいつに深い恐怖を覚えさせておけってな。
そうすりゃ、俺はもっと、もっとこいつを…!!」
頭を抑えながらうめく、ハイパーエリカ。
エヌシー「不安定になってきたわね。貴女もそろそろ時間ね。
あなたは私が使った魔力で2時間ほどは確実に存在できるわ。ただし、それ以降は私が魔力を消費して維持し続ける必要があるの。それがまあ、かなり魔力を食ってしまってね。燃費が悪いの。」
エヌシーは自分の能力の、ある意味弱点ともいえる部分を堂々と口にする。
だが、ミューズマスクは完全に思考が剥奪されていて、記憶される事はない。
エヌシー「あら、うっかり正義のヒロインの前で口を滑らせてしまったわあ。笑
まあ、いいけど。
つまりね、魔法体のあなたが存在できるのはあと少しの間だけ。
あなたには世話になっし、最後にしたい事は無い?
こいつの物品化の提案でもいいし、さらに痛めつけたいというなら、それでもいいわよ?」
ハイパーエリカは、少しの間黙ると、
口を開いた。
「マスクだ。」
ハイパーエリカ「こいつのマスク剥ぎを、やりたい」
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夜空の下
富士山の付近に、
なんと「あの人物」が偶然訪れていた。
ジャケットから長いマフラーをのぞかせ、パンツルックのその女は、かつては三つ編みでまとめていた髪を解き、自由奔放に流れた髪をなびかせ山の方を見上げていた。
彼女は創エリカ。
ハイパーエリカ模倣体の元となったオリジナルである。
創エリカ
「ククク…
匂いがしやがるぜ。
あの女…春角由愛が痛めつけられ、喘いでいる時に発する、汗と尿、卑猥な液体が入り混じったあの甘い匂いがよお…。」
あの女からは魔法のフェロモンが発されているという。
おれはあの戦いで、いつしかそれを鼻に強く覚えていた。
あの興奮を引き出され、昂る感覚。
狂わされるような快感。
おかげで、今のエリカは感じとる事ができる。
あいつが、ここで何者かとやり合っている。そしておそらく…倒されたのだと。
創エリカ
「ち…俺以外の奴に敗れ陵辱されるとは。
ふざけた奴だ…次にあったら前の10倍、いや100倍の陵辱・アート化にしてやる。」
学園のミューズバウト。
あの後嫉妬の魔法を手に入れ、
かなりの修行をしたが、未だ魔法というものに関してはわからない事だらけだ。
ここには魔法が張り巡らされている。
ここに、あの春角が敗れ去る程の強力な魔法を持つ奴等がいる…というのか?
ふと、自分の右手を見る。
右手には、以前嫉妬の魔力を持ち精神を暴走させた愛原ヒカリと同じ、醜いマダラ模様が浮かんでいる。
右腕にのみ、だ。
他はなんとも無い。少なくとも、あの女よりは制御できているという事だ。
常に話しかけてくる、『嫉妬の集合体』とかいうやつらの声には悩まされたが…
とにかく、『悔しいだろう、嫉妬の心を燃やせ、力を欲せ』、と呟いてきやがる。
寝ていようが起きていようが、尽きる事なく聞こえる。
あの愛原が狂うわけだ。
だが、おれは違う。
おれはあの春角や、華々しい女神どもに嫉妬なぞしちゃあいない。強いていうなら…
俺の標的、春角由愛に群がる敵。
あいつを軽く叩きのめして容易く陵辱する程の力を持った敵連中がいるとすれば…そんな奴らには嫉妬するかもな。
クク…
まあ、
すぐに全て俺が超えてみせるが。
一度、この嫉妬の忌々しい「声」を止める方法を求め、元の持ち主、愛原ヒカリに会いに行った事がある。
やつは実家の教会を継ぎ、今はシスターをしていた。
邪念を祓い、自らの罪もまた懺悔するために。
だが、俺にはわかる。人は、そんな事で根本は変わらない。
嫉妬したいなら、それでいいじゃあねえか。
俺なら、強ければそれがどんな力でも賞賛する。
持つことを不名誉とも感じない。
敵を嬲り、最高の気分で屈服させる。
手段なぞ関係あるか?
俺には無いね。
ああ…はやくまたあの女をぶちのめしてえ。
気がつけば、富士山の山中に足が向いていた。
登るところ1時間。
妙な集団が俺の横を通り抜けた。
明らかに、戦う力もねえ一般人だが…
格好が妙だ。
ほとんど全身丸出しの痴女どもが、大人子供混ざって綺麗に整列して進行してやがる。
何かの宗教か?と思ったが、こんなクズどもは気にしてられねえ。
先にいかせてもらう。
闇夜の森で、俺はスピードをあげた。
どこかから、あの女の陵辱される悲鳴が聞こえやしないか、
内心、ゾクゾクした思いを秘めながらーーーー
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富士山山中
「はあああっ…あはあ❤️」
甘い吐息が、生身に戻った正義のヒロインの唇から漏れる
ミューズマスク「はあっ…あっ…はあっは…あっ」
状態変化と思考力封印が解除されたミューズマスク。
彼女は今、しばらくぶりに人間の肉体へと戻っていた。
しかし、身体は受けたダメージの大きさで激痛、意識は朦朧としたままだ。
思考力がない状態で弄ばれた数々の仕打ちも、体への疲労となってあらわれている。
しかもその間の記憶が薄いため、混乱状態だ。
目の前には、ハイパーエリカが直立している。
ミューズマスク「ひっ…!ああ…っ…い、いやあっ……!」
思わず尻もちのまま無様に後ずさる、ミューズマスク。
そこには、以前の正義のヒロインとしての威勢はかけらも残っていないかった。
抗っても勝てない圧倒的暴力から、少しでも逃げようとするその行為は、非力な弱者そのものだ。
自分の敗北を分からされたその姿は、屈服を通り越し哀れそのものだった。
エヌシー「よかったわねえ、正義のヒロイン、ミューズマスクさん。
あなたはさっきまで、人間では無いただのモノに変えられていたのよ。
けど、私達「悪」の情け深さにより、一時的に元に戻してあげ。
手足だけは、まだ封じてあるけどね?」
ミューズマスクの手足は関節より手前で消失し、金属パーツで《蓋》をされている。先が鋭利に形取られているため、四つん這いでいる事はできる。が、立ち上がる事は困難だ。
以前学園で四つん這い以外を禁じられた事があったが、今の惨めさはその時の比ではない。
あの時の自分には、根拠もなく「自信」があった。
折れない自信、
晴臣からの信頼。
仲間からの助け。安堵。
未熟だったからこそ、ぶっきらぼうにまだまだ進める、そう思っていた。
けど、今ならわかる。私は、ひとりじゃなんにもできない。
ゾンビの力には振り回され制御が効かず、
自力で戦おうにもバウトには向かないとわかっている…
いつも浅はかな考えで前に出ては負けて、ぬっぽんちゃんたちにフォローしてもらって…やっとまた立ち上がって。
それを、自分自信の頑張りだと思い込んで、傲って。
挙句にまた…こうして負けて、みんなを苦しめてしまう。
弱いんだ。
とんでもない…雑魚だ。
強い私は、みんなが私を支え、守ってくれていないと存在しない。
今のほどそれを思い知る状況はない。
力は到底叶わず、それどころかこのゾンビの体を逆に利用されて貶められ、いいように責められ…敵の思うがまま。
なのに…私の身体は無慈悲に反応し、どんどんえっちになって…
恥ずかしいのに…悔しいのに…
おしっこも止められない…
もう、
だめ。
何が正義のヒロインなの(?
何が…ミューズマスクよ。
怖いよ…。
体が動かない。
体が痛い。
心が痛い。
目の前に立つ彼女…創エリカ。
以前は倒した相手なのに。
どんなに痛ぶられても、最後には、決して負けない自信があったのに…
今は
その存在が…怖い。
お願い…
もう、許して…私は弱いから。
もう、負けたから。
謝るから…
だから、見逃して…ください
由愛の何事も諦めない、あの強い意志をも、すでにハイパーエリカの圧倒的絶が打ち砕いていた。
そこには、怯えるただの魅惑の豊満ボディを引きずる気弱な女子高生がいるだけだった。
涙が滲む、ミューズマスクはうなだれたま、全てを諦めたように
かすかに呟く。
ミューズマスク「私が…
欲しいんでしょう。
なら、はやく本拠地につれていけば…いいわ。
洗脳でもなんでもして…
あなたたちの勝ち。…私は敗北者。
もう、もう…惨めなほどに、分かってる。
認めて…いるから…」
エヌシー「悪だと罵った相手に、あなたの正義が負け、屈服したと意思表明するのね?
ふふ…それは結構。
でも、まだ楽にはなれないわ。
…これからこの子が、あなたを完全撃破した証にそのマスクを剥ぎたいというの。」
エリカが腕をボキっと鳴らす。
その横には、スマートフォンを構えるメイドオンデスの姿。
ミューズマスクは、反応する気力も湧かなかった。
エヌシー「この場で動画も撮影するわ。正義のヒロインのマスク剥ぎですもの。
私達は正体なんてとっくに知っているけど、日本中の人たちはそうではないものね。
まあ、安心なさい?生放送はしないであげる。
今すぐにあなたを捕らえた事が日本のヴァンパイアに伝わるのは、まだ都合が悪いの。
せっかく、爆弾を日本陣営に放ったのだから…」
もしかしたら、シェロに何かをしたのかもしれない。
もしくは、シェロのトラウマから産んだ私の偽物に、私を偽らせて学園内部から攻撃するつもりかもしれない。
どちらにせよ、私はやらかした。
もう、取り返しがつかない。
私が助けようとしても、むしろ事態を悪化させるのではないか。
どうせ、胸の谷間に潜ませていたスマートフォンは既に紛失し、今はもう仲間に連絡する手段すらない。
ミューズマスク「うっ…ううっ…ひぐっ…いひっ…ああ…」
子供のように顔を歪ませ嗚咽をあげる、正義のヒロイン。
エヌシー「あら、かわいそう。本気で泣いているのね。
悔しいわねえ、仲間を洗脳され、歯向かってもその仲間にさえ負けて。あまつさえ自分の恐怖から生まれた敵に惨敗。
あなたの戦士・女神としてな誇りは、全て奪い去られたわ。
しかも裸でオシッコを撒き散らして、正体まで撮影される。本当、可哀想ねえ。
でも……」
突然、エヌシーの表情がかわる。
顔にシワができるほどの悪辣な顔に。
エヌシー「まだ…足りないわ。」
普段は美しい彼女だが、怒るとその顔にはシワがはいり、外見年齢が上がる程の、鬼の形相へ変わる。
エヌシー「許せないのよ。私。
その、可愛らしく泣くだけで、惨めであっても許されてしまう、儚い可憐さ、ずうずうしい《若さ》が。」
魔力によってか、周りの気温まで下がる。
エヌシー
「ヴァンパイアにみそめられた七罪は皆、『人生で1番美しいとされる年齢』に肉体が固定されるのよ。知っている?
歳が高い場合は若返り、その年齢に達しない場合はそこまでは歳をとる。
それが、だいたい、16から18歳の体。
なのに…
私はいくつだかわかる?29歳よ。
なんで!
よりによって…!!
私だけっ‼️」
カツカツ、と、近寄り、
四つ這いのまま動けないみミューズマスクの頭を踏みつける。
ゴリッ‼️
ミューズマスク「ふぐっひっ…ぶひっ」
エヌシー
「私の1番美しい歳をこの歳にさだめたのは神?
それとも私の主人のヴァンパイア…?
私はクォーツォ様のおかげで歳を取らなくなっているし、勿論、彼には完全服従よ。
ただ…
他の七罪は違う。
ほら、目障りでしょ…?
自分より若い仲間なんて。
だから、あいつらをブレインとして使い倒してやっているのよ。」
ミューズマスク「そんな…仲間なのに…そんなな事…!」
エヌシー「あら、みんな分かっているわよ?
私が嫌な女だって、十分にね。
けど、私が持つ力の恐ろしさをクォーツォ様にかわれて司令塔の座についている…それは他の連中も承知の上なのよ。
七罪にも、序列が有るでしょう?当たり前の事。
そして、他所の七罪ね。
日本のブレインを陵辱したのも、このメイドオンデスも、あなたの事も。
醜く変えてやるのよ。私の家畜にしたり、モノに変えたり、
だって、そうすれば私はあんたたち全てに美しさでマウントを取れるもの。
私は自分より若い全てを許さないの。
わかった?」
ミューズマスク「く…なんて…好き勝手…❗️」
ズ……❗️
ミューズマスクの魔力が高まるのを感じる。
まだ体内に留めていた最後の魔力を怒りで引き出そうとしている。
エヌシー「やめておきなさい。あなたは残った魔力を内側に封じておき、捕虜になった後、脱出の力にそれを当てようとしているはず。
それが賢いわ。悪いこといわない。今からじゃ逆立ちしても私達には勝てないのよ。
それより今はダメージを抑える事を考え、私に媚び諂った方が利口よ?
私に平伏し、懺悔するのよ。
この足に[かすり傷]をつけた謝罪を、こころからね。」
冷徹は表情でいい放つ。
ミューズマスク「あ…うっ」
わかっている。
それが、今の現実だと。
気圧されて、魔力はすぐに下がっていく。
エヌシー「そうそう、おいたはダメよ。悪い子だわ。
…仕方ないわねえ。
あなたに私へ心から懺悔する、いい機会を与えてあげる❤️
今しがたね、洗脳が完了した[戦闘員]たちが山中に到着したのよ。
会わせてあげるわね。」
ミューズマスク「せ、戦闘員?」
エヌシー「ええ。
さあ、入ってきなさい、新たな我が軍の捨て駒、雑魚戦闘員たち。」
山中の暗闇から、足音がする。
しかも、複数の足音だ。
ゾロゾロ…
ザッザッ
沢山の女性たちが、信じられない服装をして、近づいてくる。
それはあまりに、目を背けたくなる光景。
ほぼ全裸にV字のパンツ、しかもそれは透明で、「中」が透けてみえているのだ。
明らかに常人がする格好ではない。
学園でアピールのためにエッチな服装をする生徒ならまだしも、彼らは明らかにそうではない。
ミューズマスク「…⁉️どういう事…これは…この人たち…日本人⁉︎」
エヌシー
「私達が捕らえ、洗脳改造調教を施し作り上げた戦力兼、人質用の戦闘員。
そうよ。日本の一般人女性たちよ。この山の麓から集めた可愛い女達。」
ミューズマスク「罪もない人たちを…!
なんて酷い…。ヴァンパイアとも何の関係もないのにっ」
エヌシー「確かに無関係ね。
ただ[接触者]はいるわよ。
ほら、その中に、あなたが最近会った事がある母と娘がいるでしょう。
うちの偵察員メイドを倒した時よ。覚えがあるんじゃなくて?ミューズマスク。」
ミューズマスク「え……」
木々の向こうから次々と姿を現す卑猥な格好の日本人女性たち。
その中央には、あの時出会った…親娘
やよいさんとひなこちゃんらしき姿があった。
ミューズマスク「そん…な…」
やよいさんらしき女性は、目は隠れているが、左半身の胸元と股間近くに、二つホクロがある。
水着だった彼女のそれを、ミューズマスクは覚えていた。
そして、それはひなこちゃんにも同じ位置にほくろがあるのだ。
2人は間違いなくあの母子だ。
ミューズマスク「せ、洗脳…改造…!
だめよ、みんな、目を、目を覚まして…!」
メイドオンデス「…覚ますと思うかな?
皆私と同じく捕らえられ、陵辱の果てに改造され、このお方に忠誠を誓ったのだよ。
私に君が何を言おうと戯言でしか無かったように、この洗脳には説得など無意味。
むしろ私なら、その背徳感で気持ち昂るがね。ふふふ。
残念ながら、私ほど強い精神力が無い彼らは自我を完全に失っている。
それに、今の君の姿…はたして君に彼らを救う資格があるのかな?ミューズマスク君」
ミューズマスク「あ…う…」
ミューズマスクの目から、悲しみの涙が溢れる。
ミューズマスク「ううっ…ひぐっ…やよいさん…ひなこちゃん…」
やはり、2人の反応はまったくない。
エヌシー「さあ、あなたたち。
戦闘員らしく、この私に向かって敬礼しなさい。元気よく大きな声で。」
洗脳女性たち「ほおおおおおおおおおーーー‼️‼️‼️」
揃って奇声をあげる女性たち。
やよいも、ひな子も、全力で頭上に手をかざし、他の女性と同じくピチッときょうつけをしながら敬礼している。
ミューズマスク「そんな…私が守れなかったばかりに…ごめん…なさい…」
…だめだ。
怒りが、湧いて来ない。
こんな酷い事をした彼らを、許せないはずなのに。
正義のヒロインでなくとも、こんなの認めちゃいけないのに。
既に諦め、惨めに屈服宣言までしてしまった自分。
助けたいなんて、そんな資格があるのか。
どうせ、歯向かってもまた負けて、肉人形のようにサンドバッグにされるだけだ。
なけなしの魔力も、きっと何の役にも立たない。
弱い私にはもう、負ける事しかできない。
彼女達洗脳された一般市民と何も変わらない。単なる弱者だ。
逃げたい…もう全部放棄して。
エヌシー「悲しいわねえ。
けど、あまりにも哀れな貴女に、私も情が湧いているわ。
さっきも言ったように、もしあなたが誠意を持って私に謝るなら、貴女が知るその2人くらいは許されるかもしれないわよ?」
ミューズマスク「ほっ本当に⁉︎」
ガバっ❗️
思わず、本音で聞き返してしまう。
自分が謝ったところで、ここまでされてしまった2人をはたして助けられるのかもわからない。
けど、歯向かっても無駄。
なら、今できる事は、プライドなんて全て捨てて、懇願する事だけ。
そう。
これが…
現実なんだ。
ズリッ!
ミューズマスクは土下座し、地に頭を擦り付けた。
手足が無いので四つ這いのままだが、できる限り滑稽に身体を曲げ土下座に近い体制になる。
ミューズマスク「ごっごめんなさい!
私が…わたしが全て悪いの…だからっ…あの子達をこれ以上っ…お願いっ」
エヌシーはふっと笑い、
蔑んだ目で見ているのが分かる。
嘲笑っているだろう。
惨めな私の後ろ頭を見ながら。
敵への土下座、それは勝利への諦め。
それは仲間への裏切り。
その背徳感。
なのに、体が、アソコがジンと熱い。
内から熱い何かが溢れてくる。
そんなのとっくにバレてる。
だって、今もえっちな液が、体から垂れているのが分かるから。
こんな時に…抑えられない。
なんて…
なんてわたしは罪深いのだろう。
エヌシー
「ふう。
あーあ。
…あなた、だれかに謝った事あるの?」
冷たい声が頭上から響く。
ビクッと震える、ミューズマスク。
エヌシー「七罪であり女神、そのスタイルと、若さと美貌。
さぞずっとお高く止まっていたのでしょうねえ?」
ブゥ…ン
エヌシーは魔法陣を呼び出し、飛び出した触手から、白濁とした液体をほとばしらせる。
ドピュ‼️
ドピュ‼️
ミューズマスク「ひゃ…あっはあっ」
それは、ミューズマスクの頭、背中から尻まで満遍なく降りかかり、地にひれ伏すむちむちな裸体を、大量の精液をかけられた陵辱奴隷のようにベトベトにする。
ガッ❗️
更に、つま先でミューズマスクの頭を踏み付ける。
エヌシー「日本語には、❗️
敬語と!
いうものが!
あるでしょう!」
ガッ‼️
何度も、頭を踏みつけるエヌシー。
ミューズマスク「ああっ…ぶっ…ぶうっ」
土で汚れ、鼻血が出るミューズマスク。濃いピンク色のマスクに鼻血が滲む。
エヌシー
「ほら。手足を、元に戻してあげる。
次は五体満足で、しっかり行儀良く、日本の土下座をしなさい?」
シュウ❗️
金属で遮断されていた、手足が再生する。
本来なら、手足の自由は反撃の大きな機会になる。
しかも敵はすぐ眼前。
にもかかわらず、
すぐに姿勢を正し正式な土下座の体制をとり、声を荒げながら再度謝罪を続けるミューズマスク。
ミューズマスク「ごめんなさいっ!
正義だなどとうたい、気取って…
あっあなた様の美しい足に傷をつけてしまって…!許してくださいっ…!
あなたたちの勝利ですっ!敗者の愚かな私は、あなた方に媚びる他ありませんっ…
だっだからっ
どうかっ…あの子達をお救いくださいっ…!」
次は、ハイパーエリカが横から愚痴をこぼす。
ハイパーエリカ
「論外だ。
誠意が足りないな。
てめぇ、自分がまだ『正義のヒロイン』としての立場で語っているだろう?
今俺たち圧倒的強者にとって、その前にひれ伏すちいせえお前はなんだ?
まさか人間だとは思ってねえよなあ?
あ?
よおく考えて、やり直せ❗️」
メイドオンデス
「ふむ…さらに、
君は自分にマゾ気質があり、だからヒロインはヒロインでもこんな変態な格好をして戦場に来た、と大いに自覚すべきだ。
しかも心中、敗北し凌辱されることを願っていた事すらも疑われる。」
エヌシー
「何?
マゾヒズムなの?この子。ふふっ本当?
なら話は別ね。余計に全然足りないわ。
もっともっと自分を自虐するのよ。
わかるわね?
ほら、ここにあなたの身につけていた汗臭い布切れを持ってきてあげたわ。股間部分に、みっともないシミがついたコレ。そこがしっかりが見えるように丁寧に畳んで、その横で姿勢をただしてひれ伏すのよ。
それと同時に…小便もしなさい。
自分から股に力を入れて、ワザとみっともなく漏らしながら。
そして全力でお願いする事で、やっと誠意が示されるのよ。」
ミューズマスク「うっ…うう…」
羞恥で顔も耳も真っ赤になる。
紐に近い自分のコスチュームを行儀良く畳み、その横で姿勢をただしてから、しっかり、ゆっくりとひれ伏す。
そして、股間に力を入れる。
ゾンビの身体からは、いくらでも尿は出る。
由愛はもう、全てをがまんするのをやめた。
防波堤を失い流れ落ちる、体中の全液体。
完全な敗北を宣言する、悲しく惨めな水音。
ジョボボ…
ポタリ…ポタリ…
(画像は他企画から転載)
ミューズマスクは息を吸い
そして、
頭で考える事なく、ただ本能のままに。
謝罪と許しを、叫んだ。
ミューズマスク「あああああああっ‼️‼️
すっすみませっ…すみませんっ!
奴隷以下の家畜雑魚マスクの分際でっ
皆様にっ多大なご迷惑をっおかけしました!
私はどうなってもいいですっ!
敗北して虐められることをむしろ期待してここに来たんですっ!
私をいたぶって怒りをどうか沈めて‥あの子達をどうかっどうか…助けてください!お慈悲をっ・・どうかっお慈悲を…!
どうか洗脳を解いてあげて…!私が代わりになって捕虜にっいえ…家畜になって、なんでも受けてっ!洗脳も絶対されますっ!何があっても従いますからっ!
正義を語ったこの卑怯者を、仲間を裏切った愚かな戦犯を・・!
この負け豚を…意味のない裸を晒して火照る醜い変態をっ・・
どうか…皆様の手で戒めてください!
私だけを…私だけお仕置きしてっ!
どうかあの子達に手を…手を出さないでっ…!!
お願いっお願いしますっどうか…どうかっ
どうかっ‼️
卑しいこの敗北服従洗脳確定宣言済みマゾ豚の、ただひとつの懇願を…何卒、何卒聞いてくださいませっ…‼️‼️」
頭を地に何度もこすりながら一心不乱に考えついただけの自分への罵詈雑言を交えた謝罪。
品性を全て捨てた懇願。
人として、終わっている文言。
決して、あの子達を救いたいからだけじゃない。
我慢しきれない、感覚。
自分を蔑む自分の言葉が、本当に、気持ちいいから。
私は…どうしようも無い汚物だ。
家畜扱いすら、私には尊い…
そうだ
汚らしい私こそが・・悪なんだ。
シン…
エヌシー「へえ、
ですってよ?おじょうちゃん。
あなたが助けに来てくれると信じていた正義のなんとかマスクは、こうして敵に服従すると言って泣いているわ。
何故だかわかる?
勝てないからよ。
だから自分可愛さに赦しを乞うているの。
軽蔑したくなるわねえ。」
ひなこは敬礼の体制をとったまま微動だにしない。
ミューズマスク「ちっちがうっ!わたしはあの子達を…!決して自分の為じゃ…」
半分嘘であるこの叫び、惨めでたまらない。
エヌシー「ふふ。
安心しなさい。洗脳されたあの女たちに自我は許されてない、だからあの子供はあなたの惨めな姿なんて記憶もしないわ。
今の謝罪もなかなかよ。素晴らしい。間違いなく合格ラインだわ。
ふふふ
…けど、断るわ。」
ミューズマスク「………え?」
思わず間抜けな声を上げるミューズマスク。
エヌシー「だってあなた今、『あの子達を』って言ったわね。
つまり、あの母娘以外の女達を助けず、見捨てると言う事。
同じ日本人の中で、私情で誰かを贔屓。
しかもあわやくば、助けた自分へのヒーローイメージを保守する狙いを持った意図的な芝居の懇願とみなせるわね。
台無しね。ああ、下心が見えちゃった。
正義とか悪とか以前に、
あなた、最低よ?」
ゴミを見る目をむける、エヌシー。
ミューズマスク「そんな…
つもりじゃ!
全員たすけるなんて私の弱さじゃ無理だから!
だから、せめてって…」
エヌシー「屁理屈こねるな‼️‼️‼️‼️」
ミューズマスクの身体がビクッと跳ね上がる。
ミューズマスク「えうっひいっ…!?」
怯えて土下座の体勢は崩れ、間抜けにM字開脚したまま尻餅をつく。
ふふっと笑顔を作り直す、エヌシー。
エヌシー「だーめ。
そんなのヒーローじゃ無いでしょう?
よーく考えて?その下品で淫らな身体、もう子供じゃ無いんだから。
ほら、誰が今、裁かれるべきか。
分かるでしょう?
罪深い罪人変態マスクには、マスク剥ぎの罰が必要よね。
悪い子は、正体をみんなに告白しなくてはならないのよ。」
ミューズマスク「………あ…う…あ」
言葉にならず、呻くミューズマスク。
エヌシー「さて…
撮れた?メイドオンデス。」
メイドオンデス「はい。確かに。」
ミューズマスク「え…
と…撮れた…って」
メイドオンデス「言っただろう?撮影すると。マスク剥ぎを撮るとはいったが、ここまでのプロセスも全て企画演出なのだよ。
全てがミューズマスクの屈服土下座からの正体暴露までのストーリーとして繋がっている」
エヌシー「仲間に、
見てもらいなさい?
全てを諦める
惨めな貴女を。」
チョロ…
最後の小便が、落ち切る。
全部…
全部…
撮影…
され…
た…
ミューズマスクの頬を涙が伝う。
「いっ…
や…」
ミューズマスク「イヤアアアアアアアアアアアアアアアアーーーーア"ア"ア"‼️‼️‼️‼️‼️」
ズドオ‼️‼️
エヌシー「えっ
なっ…何⁉︎」
ミューズマスクから、今まで以上にドス黒い魔力が吹き出し、立ち込める。
しかも、圧倒的量。
エヌシー(まさか、全ての内包魔力を解放…⁈
いや、これは、それどころの量じゃ…!!
う、嘘…マズいっ‼️)
周りの木々が揺らぐ。
バキバキ…
オオオ…❗️
メイドオンデス「く、なんという…!主!私の後ろに!」
メイドオンデスが、エヌシーを庇う。
エヌシーも、後ろに下がる。
どうやら怒りや悲しみが呼び起こした魔力のようだが、ミューズマスクの目はもはや、正気を宿していない。
潜在的、無意識の感情爆発。
内部に留めていた魔力量どころではない。
エヌシー「く…っ‼️バカな…❗️どうやったら急にこんな…!」
スっ
だか、刹那、
ハイパーエリカがミューズマスクの前を遮る。
ハイパーエリカ「おれにやらせろ。
最後の仕事だ。」
バキ…腕を鳴らすハイパーエリカ。
2人が、再び対峙する。
エリカ「頭をかち割ってやったはずが、もうこれか。
凄まじい生命力だぜ。いや、もう体力自体は残ってねえとしたら、それは潜在能力ってやつか、それ以上の何かか。
どちらにせよ、楽しませてもらえるんだろうな?」
ニヤリと笑う、ハイパーエリカ。
ミューズマスクの、手足に力が入る。
ジャリ…
動物のように四つ這いになるミューズマスク。
舌をなめずる。
そこから、獣のように飛びかかる。
ミューズマスク「う"わ"ああああああああ‼️‼️‼️‼️」
凄まじい速度、勢い。
直後、ハイパーエリカも走り出す。
これが、この戦い最後の衝突となった。
ミューズマスクは、パワーがとんでもなく膨れ上がっていた。
だが…そこに技は無い。
闇雲に振り回す手足は、戦いのエキスパートであるハイパーエリカには無情に見切られた。
ブオ‼️
身をかわし、カウンターの体勢をとるエリカ。
ハイパーエリカ「堕ちたなあ。貴様も!
ククク!この、盛った猛獣がっ‼️」
ドオ‼️
圧倒的轟風。
肉が大きく波打つ、音ならざる音。
ハイパーエリカの拳が炸裂、魔力の衝撃波がミューズマスクの背中を貫通した。
ミューズマスク「ぶふっ!!
ひゅ…
ヒュウ…
ひゅ…」
ゴプッ
破裂音のような音とともに、ミューズマスクのマスクの口部分が醜く膨張する。
嘔吐したのだ。
完璧なクリーンヒット。完全なる勝利。
ハイパーエリカの前に、もはやミューズマスクはいかに魔力を高めようと敵では無かった。
ミューズマスク「へ…へげえ…お…へっ」
ズル…ズル…
とエリカのそばに崩れてゆくミューズマスク。
ハイパーエリカ「まあ、死に体のテメェにダメ押ししたとこで大して満たされねえ。
さあ…
さあ、マスクを剥がすぜ。」
全力を超えては向かうも、再び散ったヒロイン。
そのあまりに惨めな最期を、やよい、ひなこを含めた戦闘員たちは無感情に見つめていた。
エヌシーが指をパチ、と鳴らすと、魔法陣が出現。
再びミューズマスクの手足が再び消失。
金属の蓋が再びされ、そこにチェーンが繋げられて空中に吊られる。
魔力が尽きたミューズマスクは意識朦朧、目は寄り目の醜い表情。さらに嘔吐によりマスクは汚れ、そのまま全方位から鎖で引かれて大の字となる。
見るも無惨な正義のヒロインの拷問姿が一瞬で空中固定された。
メイドオンデスは、スマホを構える。
エヌシー「やりなさい。引導よ。」
ガシッとミューズマスクの顎を魔法陣から伸びた手が抑え、ハイパーエリカがマスクのツインテイルを鷲掴み、引き上げる。
ズリッ‼️
ミューズマスクの顎があらわになる。
汗や涙、嘔吐で張り付いているが、ハイパーエリカのパワーの前に呆気なくめくれていく。
ミューズマスク「あ…
や…やあ…
ズリュ…
嘔吐で汚れたマスクが、鼻まで上がる。
ミューズマスク
「やだあ…
全部…見られ…
撮られ…
いや…
お願…い…」
ハイパーエリカ「全てテメェが巻いた種だ。」
ズリ…
ハイパーエリカ「償いな」
容赦ない一言。
無感情な目で正義のヒロイン断罪を見続ける、やよいとひな子。
まわりの全てが、冷たい。
ミューズマスク「やだ…あ」
ベリ‼️
全てが、今白日の元になった。
醜い、自分の行動も、
この全てに屈した惨めなカオも、
いたぶられながらだらし無く全身勃起した身体も
晴臣に、仲間たちに、そしていずれ世界中に見られる。
ミューズマスク
「ああ…わたし…
もう…生きて…
いけな…」
「……」
ミューズマスクは、気を失う。
エヌシー「あらあら。
まあ、こんなところね。
この動画が後に、洗脳改造された、見るも無惨なあなたの姿とともに配信されるなんて、夢にも思わないでしょうね。
さて、
これであとは献上品を完成させるだけね。
ハイパーエリカ「これで俺は時間だ。
使命は果たした、消えさせてもら…
…⁉︎」
直後、何かに気がつくハイパーエリカ。
エヌシー「どうしたの?ハイパーエリカ。
これは…また侵入者?!
私の仕掛けた魔法トラップを破壊した奴がいる。」
メイドオンデス「私が消しに行きましょうか」
エヌシー「いや、あなたはここにいて。
これからまだこいつを献上品にしてあの方に献上しなくちゃならないのよ。
ああ、もう!
なんなのよ次から次へと!」
ハイパーエリカ「俺が行く。
…行かせろ。」
エヌシー「貴女の時間はもう…
ち、仕方ないわ。疲れていやだけど、追加の魔力を送る。
手早く、始末してきなさい!」
🌙🌙🌙🌙🌙🌙🌙🌙🌙🌙🌙
ザザっ……
数分後、
山中を走る、ハイパーエリカ。
春角由愛を完膚なきまでに討ち倒し、使命を終えた…はずだった。
自分の根底はトラウマであり、被術者の恐怖を上回る事は出来ない。
たしかに、十分満足した。
しかし…
ハイパーエリカ「間違い無い、俺と似た力だ。
俺の力の根本にある、《嫉妬》の魔法を感じる。
それを持つものが、近くにいる!
ザザッ
草むらから飛び出す。
ハイパーエリカ「こいつは…実に運がいい。
最後にお目にかかれるとはな。
俺の…オリジナルと!」
創「ああ?
なんだあ、テメェは」
そこには、創エリカの姿があった。
向かえ合う二人。
🌙🌙🌙🌙🌙🌙🌙🌙🌙🌙🌙🌙🌙🌙
富士山山中
創エリカ「かかかっ✨
こいつは驚いたな。なんだこれは。
その顔…その力。
おい、一体どうなってやがる。
まさか、また魔法ってやつか?」
創エリカ本人と、本来存在し得ない、嫉妬の魔力と完全融合したトラウマハイパーエリカ。
2人が邂逅している。
ハイパーエリカ「俺は貴様の模倣品だ。
貴様がよく知る人物、春角由愛の中にある貴様への恐怖とトラウマが俺を作り出したんだ。
恐怖をを一時的に具現化する魔法によってな。」
創エリカ「ああ?
奴のトラウマから作っただと?だいぶ性格悪い奴がいるようだな。
くく…魔法とはつくづく…
だが、気に入った。
あの春角を倒したんだろう?わかるぜ。
この俺が与えたトラウマの貴様が。たとえ偽物だろうが悪い気はしねえな」
ハイパーエリカ「確かに奴を倒した。だが…
春角を倒したことで俺の全てが終わる虚無感を感じたんだ。
わかるか!?俺がトラウマの強さによって形作られているからだ!
このもどかしさ…全ては《貴様という恐怖》が足りなかったからだ…!」
ゴウ…
吹き荒れる、嫉妬の魔力。
創エリカ「ほお?
つまりは、
俺の春角への陵辱が足りなかったから、トラウマである貴様の欲望がそこで打ち止めになった。
…そうイチャモンをつけるわけか。
くく…面白え。
面白えなあ!
だが…言われるまでもねえよ。
あれで終わりじゃねえ。始まりだ!
これからあの女には更に、遥か上の地獄を見せるんだからなあ!
そのために力をつけてきた。その証明が欲しいか?」
ハイパーエリカ「ああ、見せろよ。
もし貴様が弱ければ、春角の貴様への恐怖は所詮買いかぶりって事だ。
俺も先に進化はできない。
創エリカが自体が、その程度の存在とという事だ!」
くくっと笑い、構えるエリカ。
エリカ「そりゃ聞き捨て…
「ならねえな‼️」
ゴッ‼️
その瞬間、エリカ同士が、激しく激突する。
バチイ‼️
組んだ腕、パワーの押し合い。
だが、押し合いで、勝利したのはハイパーエリカだった。
エリカ「ぐおお…パワーが!凄まじい!
なるほど貴様、《嫉妬》を使いこなしてやがるな!」
ハイパーエリカ「ふざけるなよテメェ…とんだ雑魚かよっ‼️」
パワーで勝ったハイパーエリカがエリカを捻り潰そうと更に覆いかぶさっていく。
その時。
エリカは動きを変えた。
スルッ…バッ!
押す力をサイドに逃して組み手を逃れ、エリカはハイパーエリカに対し、卍固めを決める。
ガキ‼️
綺麗に決まる、レスリングの固め技。
ギギ…
ハイパーエリカ「ぐ!おおお!
ふん、
いい技…じゃねえか❗️」
創エリカ
「俺は…あくまでレスラーだぜ!?パワーで押すだけの猪じゃねえ。
愛原ヒカリはその嫉妬のパワーに飲まれて魔法に浸かり、己のフェイバリット、「格闘」を忘れやがった。
だが、俺は違う!」
ググ…
だが、次第に力づくで卍固めをくずしていくハイパーエリカ。
ハイパーエリカ「だが…!やはり肝心のパワーは大いにまけているぞ?
やはり…トラウマ以下のようだなテメェはっ」
エリカ「おいおい、春角のやつ、こんなバカ押すだけのトラウマ作りやがって…
クク、分かってねえなあ‼️‼️
あの時なぜ俺に、あれだけ陵辱されたかを!」
技を外される直前、エリカがあらかじめ握ってした手パッと開き、中の砂を目に浴びせる
ザッ❗️
ハイパーエリカ「ぐ、ぐおっ⁈目がっ」
エリカも「うおおお‼️」
エリカの渾身のメガトンパンチが、ハイパーエリカの頬に突き刺さる。
ゴッ‼️
だが、同時にエリカに対し、強力なローリングキックを炸裂させる。
バキィ‼️
互いの体が、盛大に吹き飛んでいく。
ズザッ❗️
ガサガサ‼️
目を抑え、あとずさるハイパーエリカ。
ふっとばされ、茂みに突っ込むエリカ。
エリカ「うおおおっゴボッ
くそがあっ…!!」
ハイパーエリカ「ぐお…
く、クク
やるな、テメェ。
格闘にはこだわりつつも、垣根はラフファイト。
…分かるさ。
やはり、テメェは俺だ。」
エリカ「単なるパワーだけじゃ、与える恐怖は限界があるからなァ。
レスリング技から繰り出される威圧・圧迫・締め付けは、相手に屈辱感を与える。そしてそこにラフファイトを加える事で相手をリョナの境地に陥れ、完膚なきまでに地にひれ伏される。
これこそ、真正ドM豚の春角由愛へのキラー戦術よ‼
あの豚女に真に歪んだ無様なKO顔をさせる事ができる、最大最強の攻略法なのさ!!」
ハイパー「他の誰に勝つより、固執するただ1人の女へのキラーとなる。
…くく、そうだよなあ。
そうでなけりゃ、その相手の《究極のトラウマ》は生まれない」
エリカ「ぐ…おあ…!ごほおっ」
(…いてえ。
今の一撃で、アバラが2本ほど逝った。
加えて技のダメージ自体が凄まじい。
力量差は…歴然か。)
エリカ「だがな、
貴様のその魔法とパワーのシンクロ。それが俺がモノにしたかった力だ。いいものを見せてもらったぜ…!
どうやら今はまだテメェが上だ。
だがすぐに超えてやるからな…っ!」
エリカは起きあがろうとする。
ハイパーエリカは追撃せず、踵を返す。
ハイパーエリカ「俺はまもなく消える。貴様を倒す命こそ受けたが、ここまでだ。
貴様を殺しては、俺は更なる高みに到達できなくなるからな。」
エリカ「ゴボッ…貴様のボスは、その先か?」
ハイパーエリカ「気になるか。
だが今の貴様が来たところで勝ち目はない。諦めるんだな。
…もっとも
春角はこれから《脳洗練》を受けて人格支配され、完全洗脳される。
再びまみえるときには貴様の知るあの女はいないかもしれんがなァ。」
エリカ「あ?
くく、なんだそりゃw
奴が誰に屈服して尻尾を振る雌犬になろうが、俺には関係ないぜ。
むしろあの浦夜とかいう奴の支配下にいるより全然マシかもなア。
いかに変わり果てようと、人間の本質ってのは変えられねえものだ。
誰に服従しようが、拳がめり込むたっぷりの肉と、殴られて喜ぶマゾの本性は決して変わらん。
奴が春角由愛である限り、俺にとって至高の調理素材であり続けるんだよ!」
ハイパーエリカ「クク…
クックックック…」
そしてハイパーエリカは、森へ消えていく。
残されたエリカは、由愛が囚われているであろうその森の奥を見据える。
エリカ
「ち…
だが春角は死なねえ体だ。つまりどんなに陵辱されようが、いつか必ず俺は奴を手にできる。
そうさ、
待っていろ。
この力の克服、ヒントは十分得た❗️
俺は必ずあの模倣品の強さすら超越してみせる」
エリカは起き上がる。
そして、気がつく。
由愛がいる森の奥とは…違う方向。
複数の人の気配がある。
しかも、戦いの匂いだ。
春角を嬲るのに比べちゃくだらんものかもしれんが…
今は1分1秒でも模倣の俺に追いつき、超える。無駄な時間は許さねえ。
まだまだ進化できる、その確信がある。
もう一度、いや何度でも戦い、春角をめちゃくちゃに嬲りその快感を堪能する、ただそのために。
俺は。
富士山の山を、叫び走り出すエリカ。
エリカ「ふおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ‼️‼️」
最高の気分。
エリカは、最高にハイだった。
🌙🌙🌙🌙🌙🌙🌙🌙🌙🌙
バキ‼️
洗脳戦闘員女性「ほおおっっ」
半裸のガニ股で、派手に吹き飛んでいく、数人の洗脳戦闘員女性。
桐魔かりすは、大量の戦闘員に絡まれながらも、七罪エクシアと渡り合い続けていた。
しかし、突然の援護を受けた。
旧に飛び出して来た何者かが、かりすにまとわりつく戦闘員を吹き飛ばしたのだ。
そいつはまるで放浪の修行者といった出立ちで、
実に強者感が滲み出ている。
もしかして、ストリートファイター?✨
そう思い目を輝かせたのが束の間、
かりすは表情を曇らせる。
かりす「は?
あなたがなんでここに」
(ㅎωㅎ*)
振り返るのは、かつてのチームメイト。
もっとも、すでに2人とも我が道をゆくはぐれものとなっているが。
エリカ「よう。
少し修行につかわせてもらうぜ。こいつらをな」
ためいきをつく、かりす。
Σ≡ L(゚ロ゚L)ハッ!
桐魔かりす「じょ、冗談じゃない。これはストリートファイトの試合!
あの七罪は、私の獲物よ?
ハイパーエリカ「相変わらずめんどくせえ奴だぜ」
ザザ…
風が足元に拭く。
構える2人、その前には、魔力を高めたオーラを纏った剣士が1人。
ゴウ…❗️
「敵戦力増加。
これより、対多人数想定の剣型、《ユニコーン》を始動する。」
2人を見据え、レイピアを構え直す、七罪エクシア。
対峙する、日本の戦士達。
更なる激突が今始まろうとしていた。
🌙🌙🌙🌙🌙🌙🌙🌙🌙🌙🌙🌙🌙
山中、ミューズマスクの処刑用広場。
エヌシー
「帰ったようね。時間はギリギリよ。
肝心の賊はまだ消えていないようだけど、どういう事かしら。」
ハイパーエリカ
「奴は俺のオリジナルだった。
悪いが殺すのは本意じゃねえ。
しかし俺の方が強い。奴も理解してる、ここには来ねえ。」
エヌシーは少しため息をついたが、まあいいか、と納得した。
そして、
エヌシー「丁度いいわ。消える前に見ていきなさい。
ミューズマスクに行われる、最高の儀式をね。」
ハイパーエリカ「儀式?
こいつを献上品に変えて終わりじゃなかったのか?
なんだ、この大掛かりな魔法陣は。」
エヌシー「先ほど、クォーツォ様から、新たな命が来たの。
晴臣由愛から、性器を『摘出』せよ、と。」
ハイパーエリカ「何?
摘出?バカな、そんな事ができるのか!?
第一、それはヴァンパイアの規則のなんとかに問題あるんじゃあねえのか!?」
エヌシー「たしかに、七罪の体の魔法媒体である処女膜を破損すれば、その女は二度とヴァンパイア界から追放され、二度と足を踏み入れられなくなる。
けど、膜を傷つけずそのまま摘出すれば問題ないのよ。むしろ安全に保管できる。女神のヴァギナと子宮を全て丸ごと摘出して、別々に保管封印する事によって、ね。
それがコレクションに対するクォーツォ様のやり方。
勿論…この儀式の目的はただそれだけじゃ無いわ。」
目の前には大きな魔法陣が空中に描かれており、そこには顔があらわになった晴臣由愛・ミューズマスクが無様な開脚状態で貼り付けられている。
そして、もうひとり…
洗脳戦闘員のひとりである母娘の母親、やよいが貼り付けられていた。
ミューズマスク「…あ…ああっ
体が縛りゃれて…らめえっ…あのひとを…やよいさんをっはなしてえ…」
意識はあるものの頭が朦朧とし、呂律が回ら無いミューズマスク。
一方のやよいは、魔法陣にミューズマスクと同じく開脚状態で磔にされており、その快楽刺激により頬は紅潮し、息は荒く、無感情にされた状態ながら、たまらず喘ぎ声が出ている。
やよい「ああ………だめえ………
わたしの……ここは…あの子の兄妹を産む…ための…大事な………」
いつか子供をもうひとり、と願っていたやよいの本能が、自分の性器に迫る危機感を感じているようだった。
エヌシーが呪文を唱えると、
魔法陣上で2人が互い性器側同士で向かい合う状態になる。
ムワア…と生暖かい熱気を放つ、2つの欲情状態のまんこ。
この魔法陣からの快楽刺激で女の本能を刺激し、激しく濡れるように仕向けられている。
そのまんこ同士の間を繋ぐ空間に、魔力の光のようなものが発生、
まるで引力に惹かれ合うように、次第にふたりのまんこが近づいてゆく。
合わせて魔法陣の文字が怪しい光を発する。
2人のまんこが近づくにつれ激しい魔法スパークが走り、2人の身体を蹂躙する。
バチバチ
ミューズマスク「いっ…!ああ…やあっ
アソコがっ熱…あつい…よおっ❤️
らめえっ…やよいさんっやよいさんっ…
あっああっ…❤️」
やよい「はあ…あんっ❤️あ…あなた…
お願い…これから産まれる…未来の…卵子を…この子をどうか…どうか」
バチバチ‼️
本能で喘ぐ2人の肉奴隷。
そして遂に、2人のまんこ、そしてクリトリスが接触をはたす。
クニュ❤️
クチャア…❤️
トロォ❤️
怪しく糸を弾きながら腰をくねらせ、ふたつのまんこが擦れ合う。
ふたりのまんこから出る粘液が、混ざり合う。
ブシュウゥ❤️
2人同時に吹いた潮は、互いの身体を艶やかに濡らしていく。
立ち込める、生々しい女の匂い。
カッ‼️
次の瞬間、魔法陣が大きくなり輝き、魔法が完遂される。
パパ…パリ…💥
ハイパーエリカ「‼️
どうなったんだ?」
エヌシー「母親やよいの性器を、《移植》したのよ。
春角由愛にね。」
ハイパーエリカ「な、なんだと…?」
《性器シンクロ移植》。それがこの魔法の目的だった。
ミューズマスクからは性器と子宮が摘出され、かわりに母親やよいの子宮がそこに《コピー》される。
更に、神経全てが母体と接続され、完全に自分の性器であるかのように適合し結びつく。
エヌシー「これこそが、敵七罪を、生きながらにして凌辱する秘術…セックス・リュニオン。
一般人の「非処女」の子宮の中で、もっとも適合するヴァギナから子宮・卵巣までを、そっくり移植し、非処女の女神を作り上げる、禁断の魔法❗️
これを行えば、ヴァンパイアの配下にありながらも子宮を自由に解放し、あらゆる全ての快楽を受容させる事ができるのよ!」
両手を広げ、天を仰ぐエヌシー。
ハイパーエリカ「ち、狂ってやがる!!」
エヌシー「ああ、そうだ…。
をなにを隠そう、このメイドオンデスも同じ術を施しているのよ。
《非処女》の女からヴァギナを移し、[全ての穴]を調教する事で体の全てで陵辱蹂躙を受け入れ、そして完全な洗脳にいたる…。」
メイドオンデス
「ふふ、そうとも。
はあ…
これにより、私は処女膜を失うこと無く内部を直接調教してもらう事が…できるようにっふうっなったのだ。
…あはあ❤️
ふう、ふう、❤️
性感帯も直結していて、まるで自分のマンコのようにっ!
ああっおっ‼️
おほおっ❤️」
自分のクリトリスを指でつまみ、激しく弾く、メイドオンデス。
メイドオンデス「ふぐう….❤️ああ…最高だっ❤️
早くまた『調整』時が来ないだろうかっ。実に…実に待ち遠しい限りだっ…!」
下半身をくねらせ、軽く潮を吹きながら身悶えする、メイドオンデス。
ハイパーエリカ「移植したおおもとの女はどうなる?子宮を失うのか?」
エヌシー「違うわ。これはコピー移植よ。
この母親の子宮は二つになったの。さらに、2人で性感帯を共有するわ。
どちらが刺激を受けても、ふたりとも悶える事になるのよ。
コピーされた子宮とは、身体の神経に直接縫合接続され、自分のヴァギナの如く全てを感じられるわ。勿論、卵巣も共有し、妊娠もできる…。」
ハイパーエリカ「…おれの陵辱の範囲外だ。こいつらがどうなろうと構わんさ。
だが、勿論このまま献上するわけではないんだろう?」
エヌシー「当然よ。
今しがた、やっと最高の献上品を思いついたの。
この女の『新しいフリーヴァギナ』をしっかり新たな所有者様に確認いただきつつ、無様感、征服感、手籠にした達成感その全てをたっぷりと感じられる、最高の献上品をね」
イキ果て、歪んだ表情のまま完全に白目を剥いているミューズマスク。
エヌシーの眼前にその無様を見せつけるようにゆっくりと降ろされる。
エヌシー「ああ、なんて醜いカオ。けど最高よ……。私の新しいオモチャ。
まずは最高の品物となってクオーツォ様の元へ行ってらっしゃい。あの方のコレクション欲を満たす為の、エロくあざとい贈り物となって。
そして私の元へ戻ったら…今度は、あなたの新しい「人生」を作ってあげる。
雑魚戦闘員?家畜?物品か?もっと夢のある何かかしら?
ふふ。
あなたはどうなりたい?」
🌙🌙🌙🌙🌙🌙🌙🌙🌙🌙🌙
クォーツォ邸。
玉座。
急な作りながら立派な城を魔力で形成。
その王座には、暴君クォーツォが座している。
その前に膝をつき、こうべを垂れているエヌシー。
暴君クォーツォが、口を開く。
亜空間の彼方から響くような、不可思議な声。
クォーツォ「連れてきてクレタノかな?
ボクノお気に入りを。」
エヌシー「勿論でございます。
まずはこれを。
春角由愛を撃破し奪い取りました、彼女の『ヴァギナと子宮』でございます。」
エヌシーの手の上には、手のひらくらいのサイズのジュエリーボックスのような箱がある。
それが魔法でフワリと浮かび上がり、ゆっくりと玉座へと向かっていく。
クォーツォの手元に着地したその箱には、『YUA.HARUKADO』と記されている。
エヌシー「続きまして、本体の献上にございます。
性器内部はご指示いただいた日本人女の子宮が埋め込んであります。
奥の子宮口、さらにその奥まで、施術完了をじっくりとご確認ください。」
空中を浮遊し、「正義のヒロイン・ミューズマスクであったモノ」が飛来すると、それもクォーツォの眼前へと進んでゆくき、着地する。
エヌシー「献上品・
ミューズオーバーフロー(女神打倒)・ゴールドトロフィーにございます。」
トロフィーという、シンプルかつ完成されたデザイン。
しなやかで、艶やかな尻のライン。
奥まで開かれた、艶のある剥製の性器。
適度に弛んだ、肉弾け踊る腹。
トロフィーに封印された、無抵抗な四肢。
そして、皮肉にも正義のヒロインマスクを再生され、再び纏った、滑稽に固定された頭部。
それは奇怪ながらも美しく、そして醜い女神の成れの果て、ミューズ・トロフィー。
ミューズマスクを完全討伐した、祝いの証。
足・頭が美しい黄金のトロフィー部に固められ、半分は生身。肉の弾力を味わうためだ。
一方で、性器などの粘膜部分は剥製として固定。
これにより所有者に対し牙を剥く事はおろか、潮を吹くなどの粗相をする事もない。
心肺・生体活動も魔法で封印停止。消化や排出なども行われず、当然反逆的行為は不可能。安心安全。
大胆に股間を突き出した体勢は女の花園を自らの指で見せつけるように広げ、その中の子宮を非処女のそれへと変換する施術が完璧に施された事を証明している。
ヌメヌメとした液体ごと剥製化で固められている子宮の奥には、くっぱりと口を開け、もの欲しそうな子宮口が座しており、その口はまるでキスをせがむかのようにかすかに開き、出口に向かいくり出ている。
一方で尻穴も、綺麗に体内洗浄された上で黄金フレームで縁取り、下劣で不浄な穴を高級感漂う絶品に仕上げている。
グロテスクともいえるそれらはもはや可愛らしい少女のそれでは無く、
クリトリスから卵巣まで全てが『人妻』の熟れた穴へと変わった、真性《色欲の落ち女神》のセックスホールそのものであった。
正義のヒロインを身体の隅々まで浄化・征服が完了し、新たな所有者のコレクション傘下に加わった事を証明・賞賛するゴールドトロフィーが、今暴君の手の中に収まったのだ。
クォーツォ「フウ…
……溜め息が出る程
素晴らシイねえ。」
クォーツォは玉座から立ち上がると、長く不思議な体色をした右腕でミューズトロフィーの尻肉を掴む。
グニ…
肉部分は固められていないので、その肌触りや弾力を自由に堪能する事ができる。
撫で回すように尻を触り、
屈んで子宮の奥を確認。
クンクン、と匂いをかいだ後、
微かに呪文を唱える。
すると、ミューズマスクの子宮の表面に、晴臣から与えられた淫紋がかすかに浮かび上がる。
これがある限り、由愛の処女膜には守りの加護がある。
しかし、子宮はすでに摘出済みで、加護は既に身体の方にはほとんど残っていない。
クォーツォが編み出したこの秘術は、ヴァンパイアの加護ごと子宮をくりぬく事で加護をすり抜け、女神の身体を完全なフリーにしてしまうものだった。
まったくの他人の子宮がそこにあるならば、主人の守りの加護は届かない。
思うがまま、なのである。
ググ…
クォーツォが尻を撫でる力を強めると、その爪が弾力ある尻肉に食い込み、次第に魔力が奔り始める。
すると、晴臣の淫紋があった場所に上から被せるように、クォーツォの顔を模したピエロのような淫紋が浮かび上がる。
フオォォ…
この淫紋により、クォーツォ軍からの快楽刺激に体の全神経が支配されるようになる。
いわゆる「特攻効果」というやつで、クォーツォの魔力に与する者全ての攻撃が「効果抜群」となり、数十倍、数百倍の快楽刺激となって身体を駆け巡り、一瞬で叛逆の意志を砕き骨抜きにして屈服させてしまう効果を発揮する。
クォーツォ
「これで、逃げられナイヨ。
君の刺激は、ぼくたちからだけ増幅される。
もう、他の刺激ジャ満足できなくナルノさ。
勿論ら君の主人からも、ネ。
ボクは君の快楽征服者。
君はボクのコレクションだ。」
クォーツォは立ち上がると、自分のペニスの位置までトロフィーの尻を浮かせ、魔法オーラに満ちた宇宙のような体から肉棒らしきものを取り出して当てがう。
クチュ、という音はしない。
剥製になって固まっているからだ。
受け入れる準備も、今はできていない。
クォーツォは、しばらく当てがったあと、上下に先端を移動させ淫唇に数回擦ると、離れて玉座に座った。
濡れていないマンコの淫唇ヒダには、クォーツォの僅かな「先走り」がまとわりつき、生々しい糸をひいていた。
クォーツォ「じゃア、このトロフィーの完璧なコピーを取ろう。
そしていつでも手が届く場所においておく。いつでもこの肉ヲ、可愛がれるようにネ。
そしたら、希望ドオリ、身体の調教は君にマカセルよ。エヌシー。
是非更に美しくなるよう、磨いてヤッテクレ。」
エヌシー「はい、おおせのままに。」
かがみ込んだエヌシーのその顔は、
邪悪な笑みに溢れていた。
クォーツォは、手元のジュエリーボックスを開ける。
その中には宝石…ではなく、生々しい、女の花園があった。
ヒクッ
ヒクッ❤️
ジュワ…
そこには、性器。
春角由愛その人の、正真正銘のオマンコ。
クォーツォ「うん、
もどかしげに蠢いてるネ。
ヨダレも止まらナイようだ。
モシカシテ、君はこんな事にナルナラ、ダイスキな晴臣くんに自分を捧げていれば…ト後悔シテイルんじゃナイかな?
んん…
実に悲しいオハナシダ。
次に彼に書く手紙には、そう…
キミの悲しいキモチヲ添えようジャナイカ」
クォーツォ邸。
そこは、敗れた女神達を呑み込む魔の館。
悲鳴さえ聞こえない静寂に満ち溢れ、
恐怖と混沌、絶望を引き寄せる…
夜縛エクストラ 第四話後編…完
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皆様、第四話の、見るも無様なヒロインの醜態を最後まで見ていただきありがとうございます😌
相変わらず文章は素人で申し訳ございません…
(そのせいで文章がやたら長くなります😢)
今回1話分にしてはかなり長くなってしまったため制作時間の限界を超え、前以上にラフ絵が多く、絵も少なく思える形となり申し訳ございません…😖シーンを詰め込み過ぎてしまった…
そしてついに、処女ながらに人妻まんこを移植され、子宮どころか卵巣まで解放されてしまった、我らが敗北ヒロインミューズマスク。😖
メイド先輩も既に非処女の子宮を移植され陵辱の限りを尽くされた結果、メイドオンデスと成り果てていた事がわかりました。
「処女のまま非処女」にされていたんですね。
ちなみに、七罪になるとその卵巣も時間が固定されるため、時間が巻き戻り続け、けして妊娠する事はありません。これは本編の時間軸で、由愛が糸子に尋ねており、由愛は今のままでは子供を授かれないという事実を聞き、元の体に戻る事との間で揺れ動いていました。
しかし、他人の子宮とはいえ遂に由愛は妊娠可能な体に。つまり、もし凌辱され妊娠などしてしまえば、それはやよいさんの子供、ひな子の兄弟という事になってしまいます。
もし忌むべき子種を卵子に近づけてしまったら…😣!
ちなみに、移植性器はクリトリスから卵巣まで全て入れ替わっているので完全に別の子宮ですが、体格、子宮サイズなど、最高に似た形の物が選ばれますので非常に自分のものに近いです。
(人妻まんこが最適合という事は、由愛のまんこは熟れた熟女ガバまんこに近いどエロまんこという事😆)
ちなみに妊娠した場合、2人の子宮が同時妊娠し、2人同時に腹が膨れますが、生まれる子は1人です。
というわけで、由愛は新たな人質をとられました😖
それは、「やよいさんの卵子」!
そしてこれからエヌシーは「魔界らしき場所」から呼び出した『魔物』を使い本気の調教をはじめます。
今までの魔法触手と違い、そこには妊娠の危険性が…!
(魔界というのがどういうものかは今後明かされていきます。)
果たして由愛は、洗脳改造に耐え、やよいさんの子宮・卵子を守る事ができるのか?
そして、由愛を見捨てたエリカも。やはり味方では無いながらも、一応日本の戦力となってくれる可能性もあるのか?😌
そして、
先輩より先に捕まった生徒会長プエラをはじめ、仲間も同じ術を施術される可能性がるとしたら…?
((( ;゚Д゚)))
仲間たちの危機も、パワーアップ❗️
未だ処女膜は未解禁の、夜縛ヒロインたち。
しかし、膜だけは無事でも、それ以外の全てが蹂躙・陵辱されるという、地獄の展開が遂に来てしまいました。😌
敗北の悲劇は、さらに加速!
敗北とエロスのヴァンパイアストーリーは、第5巻に続きます…!
😇✒️
追記補足
ミューズマスクのマスク剥ぎイラストでは、尻穴ぬパイプが挿入されていますが、あれはスペースの寂しさを埋める為に入れてしまったものであり、ストーリー上は入れられていません。尻穴処女が正式に散らされるのは調教シーン以降になるでしょう。😌
前半のミューズマスク物品化は、別途エクストラアナザーにて補足シリーズ化しているため、ここでは大半がイラストになっていません。しかし今後いくつかをイラスト化していく予定です。シャチホコ、キョンシーなど…是非是非お楽しみに。😌