夜縛エクストラ❗️ 第四話前編! (Pixiv Fanbox)
Content
夜縛エクストラ・第4話
『正義という悲劇』
エクストラもいよいよ第4話😌
今回はかなり長めになってしまったので4話前・後編として分けて投稿します。後編は今月下旬を予定。
いつも通りのアーカイブシステムになりますが、最新話は前後編含みミルクコーヒープランで閲覧可能です。
最新話更新以前の話はアーカイブ扱いとなり特濃ミルクコーヒープランにて過去話とともに閲覧可能になります。m(_ _)m
前回までのエクストラ!
正義のヒロインミューズマスクとなってシェロ救出に向かった由愛が、変わり果てた
メイド先輩(メイドオンデス)や、由愛のトラウマから生み出されたハイパーエリカに無残に敗北!囚われの身となってしまう!
その先に待つのは、メイド先輩が施されたような、完膚なく人権を奪いとられる支配化・雑魚戦闘員化調教!
そしてシェロもまた、危険な魔法を胎内に孕まされたまま晴臣たちの元へ返される事になり…
圧倒的なクォーツォ軍に日本陣営は翻弄され続ける。
さらに、クォーツォの魔の手は次第に日本の一般人の女性たちにも及びはじめ…?
果たして、打開の手はあるのか⁉️
🌙🌙🌙🌙🌙🌙🌙🌙🌙🌙🌙🌙
富士山のふもとにて
富士山の山中、森の中。
シェロと別れ、ひとり敵軍を引きつけていた桐魔かりす。
彼女は今もまだ戦闘状態にあった。
かりす「…はあ、なんなのよ👿」
森の中、仁王立ちしたままかりすは、自分の手から滴り落ちる血を目にしながらつぶやく。
傷跡は剣による斬撃。
ストリートファイトを生業とする彼女には馴染まない傷跡だ。
????「つけた傷は浅いか。
なかなかの動きだ、貴殿。」
桐魔かりすの目の前には、両目に眼帯をし、国外の軍服を多数織り混ぜたような服を見に纏い、剣を腰に携えた少女が立っていた。
髪をサイドテールに纏め、凛々しく直立する姿は、「剣士」と言っていい。
彼女はクォーツォから送られてきた、会長プエラの無残な惨状を写した画像にも写っていた人物。
一応、シェロから画像を見せてはもらっていた。
かりす「あなたや仲間が、あのバケモノ生徒会長を、どうやったか知らないけど倒したらしいわね。
いいじゃない。強いやつは好きよ。
ただ…
ほんと、魔法ってのは忌々しい。ストリートファイトにあるまじき《ズル》だからよ。
けどまあ、いよいよ七罪が出てきたという状況は嬉しいわね。」
目の前の剣士、
彼女はクォーツォ軍の七罪、その名はエクシア。
かりすが引きつけた数名のメイド兵を痛めつけていたところに現れ、立ち塞がってきた。
今しがた抗戦をしたが、こうして手に斬撃をうけた。流石七罪、かなりの実力者である事は明白だ。
だが、それらとは違う理由で気に食わない事がひとつあった。
かりす「あなた…せっかくの実力が泣くわ。
剣を使うなんて。こちらはストリートファイトがしたいのよ?😡👉
だいたい女神というのは、武器は基本的に使わないという話じゃなくて?
まったく…あれよこれよといろんな武器や戦法や魔法を使う、正面からぶつからないとか、本当面倒くさくてひねくれた連中ね!」
お怒りかりす。
エクシア「この剣は女性の肌をイタズラに切り裂かぬよう、切れ味を落としてある。最も、殺傷力が高い武器を携帯しているのは、私が七罪の中でも戦闘切り込みを役割としているからだ。
しかし、正面からぶつからぬ、とは失敬な事を言う。
リーチの話ならば、こちらの有利は認めよう。
だがこれは死闘である。よって、そちらの戦術ラインに合わせる事は今の地の利・攻撃リーチの利を捨てる行為である。
すなわち…このまま貴殿を撃破し、任務を達成する。」
かりす「…固そうな女ね。ま、そういうストリートファイターも過去にはいたけど。
嫌いだったわねえ。固いやつって、私の楽しみを損なうから。
私は、自分が楽しむためにしか戦わないの。」
ーー七罪。
かりすはここ最近で、苦い敗北を経験した。
榊原学園のチームバウトの時だ。
七罪とはいえ、自分より明らかに劣る力しか持たないチビにおくれをとった。
しかも、この上無く屈辱的な負け方。
ちっ
苦虫を噛み潰すような口元に一瞬なり、
だが、…すぐに舌を舐めずり笑う。
かりす「…ああ、また味わいたいわね。
七罪とかいう、生意気な奴をいたぶる楽しみを…!」
そういうとかりすは素早く身をかがめる。
攻めの姿勢を察したか、エクシアも剣に手を置く。
跳躍。
バウ❗️
飛び上がり、放物線を描きながら、サイド木をバネに更にスピードをつけ、飛びかかる。
エクシア「ーーーっ!」
そこから飛び蹴りを繰り出すかりす。
それをエクシアは剣を横に構えたガードで受ける体制をとる。
しかし、
かりすは空中で脚に込めた力加減を変え、エクシアの剣に靴のヒールを緩く当て、そのまま背後に回り込むムーブをとる。
そしてエクシアの背後に素早く着地、
その後回し蹴りを繰り出す。
2D格闘ゲームでいう、「めくり」のような動き。
エクシア「なんとっ!
…しかし!」
エクシアは、剣を地面に突き立てる。
その位置は、《カリスの回し蹴りの範囲内》。
ピタリ!
かりすの動きが止まる。
そしてかりすは蹴りの足を素早く引き戻すと地を這うように後退する。
エクシア「急遽動きを止め、すぐに下がるとは。
なかなかの反応・身体力を持つと見受けられる」
もし脚を振り抜いていたら…当然脚は切り裂かれていただろう。
しかし、脚をすんでで止め、さらに踵を返す動きは筋力に負荷をかける。
エクシア「しかし、今の行動は筋力に負担をかける。ダメージは確実。
ち、と舌打ちするかりす。
エクシア「ならば今は好機、追撃するのみ!」
ザッ❗️
エクシアは体制ままならないかりすに襲撃。
ブンッ❗️
剣を振り払うが、体制の低いかりすには当たらない。
エクシア「ふうっ!」
斬撃をかわされたエクシアは勢いを乗せたまま、一息の元回し蹴りを放つ。
かりす「!!」
お固い剣士の、斬りからの蹴り。
不意をつかれたかりすの肩に蹴りが炸裂し、後ろに仰け反り…
が、すぐにかりすが受け身をとる。
かりす「ふふっ
やっぱり肉団技の方が、いいわねえ興奮する!
硬い金属より、拳を当て合うべきなのよ!戦士は!
さあ、もっと来てちょうだい!」
エクシア「…挑発は、断る」
エクシアは剣を突き出し、構える。
ジリ…
ザッ❗️
エクシアはそこから半歩踏み出し、リーチを活かし鋭い突きを繰り出す。
シュバ❗️
対するかりすは金属でできた靴底のハイヒールキックで迎え撃つ。
ガキン‼️
ぶつかり合う剣とハイヒール。
金属同士の接触による、鈍い音が響く。
エクシアは剣の損傷を防ぐために剣をすぐに引く。
しかし、少し遅く、手には鈍い振動が痛みとして伝わる。
かりすはふふっと笑う。
エクシアは右手を押さえる。
金属ブーツの重さでわずかにかりすに武があった。
一方でかりすは、蹴りに使った右脚が、剣と交差した際に太腿をわずかにかすめ出血。痛々しくタイツも引き裂かれている。
かりす「別に傷は深くはないわ。今回押されたのは、間違いなくそちらよ?」
エクシア「たしかに。ダメージは受けた。
しかし、あいにく私は七罪である。
すなわち、ダメージは貴殿よりより素早く回復する。
比べて貴殿はメイドと同じ程度の加護しか受けていない様子。ならばその回復は最低限のものだろう。」
かりす「別に?
むしろこれは浦夜晴臣に海外遠征の際、無理矢理つけられものよ。
私を見張る意味も込めてね。
いちいちうるさい奴ら。魔法で体力回復なんて、ストリートファイトにあるまじきものよ。実力以外でのアドバンテージなんて、私にはいらないわ。」
ぬっぽんという、あのチビ七罪と戦った時には、精神攻撃、そして薬によってしてやられた。
しかしそれは決してバウトの実力で敗北したわけじゃない。
あの時知った自らの弱点を克服すれば、それはすなわち七罪さえも超える事ができる。
かりす「七罪なんて戦闘力より美しいかどうかなのよ。くだらない。
しかし貴女は違うわね。倒すに値するわ。」
エクシア「私も、貴殿の実力を認めよう。剣士として、この決着を強く所望する。」
ジリ…
構えたままの二人の間に、数秒の沈黙の対峙が流れた。
ザッ…ザッ…ザッ
しかし、
それを破ったのは、新たな気配だった。
かりす「⁉️だれか来るわ。しかも複数…
メイドの援軍!?」
エクシア「いや…我が軍には既に戦えるメイドはかなり数少ない。今増援は不可能だ。
…これは」
エクシアは、む、と顔をしかめる。
エクシア「残念だ。貴殿との決着を堂々とつけたかったところだが…
これは我らの《傀儡》の援軍だ。」
木の茂る向こう側に、かなりの人数の人影が並ぶ。
このシルエットは…全て女性のものだ。
見えてきたその姿は、顔に眼帯をしているが、髪の色が黒を基調としている。
かりす「傀儡?
何よ、かなり大人数じゃない。しかも、あいつら…日本人?
しかも、なんなのよあの格好」
かりすの額に、嫌な汗が滲む。
横一列に整列した兵隊のようなその姿は、それは実に奇怪だった。
50人はいる。
全員若い女性。
しかもかなりの美女揃いだ。
年齢、プロポーションは様々。
おかしいのはまず、クォーツォの手下なのに、彼らは明らかにほぼ全員日本人だという事だ。
日本の女子高生やOL、といった雰囲気の、どこにでもいる一般人女性達に見える。
当然、戦士や兵隊として鍛えられている感じはまるで無い。
もうひとつの奇妙な点、それは、あまりにも卑猥な、その格好だ。
全員、目には眼帯らしきものをつけているが、体は上半身が完全に裸で丸出し。下半身も、腹部や局部が見える、あまりに下劣で滑稽なな服装をしている。
さらに、首には首輪に錠前。
まるで奴隷…いや、まるで自我の無い機械、名もなき戦闘員だ。
かりす「あなたたちの仲間にしては、あまりに酷い扱いじゃないかしら?それとも、クォーツォとやらの趣味なわけ?」
流石に苦言を呈したくなる。
エクシア「…エヌシーか。戦闘員にするとは。
余計な真似をする。このような日本の一般人を兵にしたところで、戦力になどなり得ないというのに。」
かりす「一般人をとらえて兵に、ですって?」
エクシア「我が軍の七罪ブレイン、エヌシーの使う調教軍事的魔法のひとつだ。
彼女は捕虜にした女性を奴隷化・支配下とする術に長ける。
先日の戦いで失ったこちらのメイド戦力を埋めるべく、日本人の一般人女性たちを脳支配し、戦闘員としたのだ。」
かりす「…やれやれ、どこまでもふざけてくれるわね。
負けるのを恐れる弱者がやりそうな事よ。」
エクシア「…私は剣士として、このような手段は認めたくはない。
だが、我々の司令塔はその七罪ブレインなのだ。
私は剣士として、貴殿を倒すという使命を必ず果たさねばならない」
かりす「ふん、
状況の悪さに言い訳はしないけど。
少し不利になったようね。」
その時、
50人近い戦闘員達が一斉に号令に似た奇声を上げる
「ほおおおーーーー‼️」
かりす「⁉️」
戦闘員たちは、身体はきょうつけしたまま、手をサイドに高くかざし、忠実な戦闘員の如く叫ぶ。
その後、
目を逸らしたくなるような、下品であられもないコスチュームのまま、丸出しの淫部を少しも庇う様子もなく無造作に走り出し、かりすに襲いかかる。
かりすは押さえつけられるが、その力はまるで弱い。
一般人の女性達はみな美しく、子供から親世代まで、見境なく織り混ざっている。
しかし、それはあきらかに一般人の力しかない。
かりす(なんなのこいつら…戦闘員と聞いて少し期待したのに、てんでただのそこらの女の腕力じゃないの)
1人を振り払い、もう1人の手を取ってサブミッションにかける。
鍛えられてもいない、筋肉のまるでないその肩関節は、簡単に根を上げる。
「ぎひいっ…いっ」
かりすに関節技を決められた中学生くらいと思われる戦闘員少女が、悲痛な悲鳴を上げる。
あまりの弱さにたまらず、かりすはその戦闘員を離す。
かりす「ちっ…!
私はファイターでもない人間の悲鳴なんて少しも興奮しないのよ…!くそっ!」
ババっ❗️
戦闘力などない、ただ組みかかってくるだけのの肉の壁をひとり、またふたりとちぎっては振り払う。
とても気が乗らなかった。
あまりに、不快。
かりすには昔学校で迫害されていた過去がある。
いつか、強いファイターになって、そいつらを半殺しにしてやりたい…そう思っていた。
だから《女蛇》になった。
しかし、
いざ自分が力を手に入れ、復讐しても、そこには望んだ快感は無かった。
そのザコどもを苦しめ、いくら悲鳴や懺悔を聞こうが、ただ虚しいだけだった。
次元が違う…
こんなザコ連中なんて…もう触れたくも無い。
ただただ恐怖し、泣いて無我夢中で逃げていく弱者連中。
もう、存在する世界が違うのだ。
それからいつしか、本当に強い相手や格上の存在、
そんな奴らの悲鳴しか気持ちよく奮い立てなくなり、弱者との戦いなど決して望まなくなった。
だから…
こんな庶民相手に自身の磨かれたストリート技を使うなど、吐き気がする。
しかし、
当然このまま戦闘員どもにまとわり付かれては、目の前の七罪には太刀打ちできない。
敗北か、
それとも無心に弱者の骨を折るか。。
負けるのは論外。
わかっている。
しかし…
かりす「ふん、私とした事が。「人質」なんかに翻弄されるとはね」
かりすはためいきをつき、人質を振り払い続けた。
その先にハンデ付きのストリートファイトが待つとしても。
〜〜〜〜〜〜〜〜
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クォーツォ、その配下エヌシーにより、戦闘員に変えられてしまった、罪なき一般人達。
彼らの「作られた」経緯は、今より1日ほど遡る。
そこは、富士山から少し離れた町。
そこに住む一般人の中でも格段美しい女性達。
彼らが、戦闘員化のターゲットにされた者達だった。
全員、その日まで普通に暮らしていた女性たち。
まだ町にクォーツォの魔の手が伸びていその日、
町に、クォーツォの本拠地を探すため、春角由愛…正義のヒロインミューズマスクが訪れた時の事だった。
ミューズマスクはその時、1人のクォーツォ軍メイドを追っていた。
ミューズマスクが町の一角で遭遇したそのメイドは明らかに日本のメイドとは違う、クォーツォ軍の紋をつけたメイド服を着用していた。
動きや潜伏力が高く、戦意は薄い。
どうやら偵察隊だったようだが、ミューズマスクはクォーツォの情報を手に入れるこの好機を逃さなかった。
敵メイドは勿論逃走。
逃走に街中を通過中、一軒家の敷地に逃げ入った。
そこで、庭でプール遊びをしていた水着を着た7〜8歳の女の子を、人質にとったのである。
メイド「ほらっ立ちな、チビ!」
バシャあ❗️
小さなプールの水から女の子を引っ張り立たせる。
女の子「ひゃ…ああ…っ!!」
メイドは躊躇なくナイフを女児の首に当て付ける。
その前に立つ、ミューズマスクは身動きがとれない。
メイド「ひゃははっ
はあはあ、どうだあ !!
動かないでよ、日本のヒーローとやら!
動けばガキがどうなるか!」
頭にメッシュの入ったパンクメイクのメイドは、キレたような言動で対峙するミューズマスクを牽制した。
子ども「あ…うう…」
涙ぐんだまま震えている女児。
そこに、母親が水着姿で飛び出してきた。
母親「ひなこちゃん…!」
両手で口元を押さえ、娘の名を叫ぶ姿。
無力感のある体制で慈愛の目に涙を溜めて娘を心配し、おしとやかな内股で艶やかに立つ姿勢、身体は大変女性らしく、その声すらも奥ゆかしい。
今はほとんど見ない、昔ながらの「良妻賢母」といった立ち振舞いの女性であった。
ミューズマスク「奥さん!でてきては…!」
母親「……っ」
ビクッとなる母親。
水着などでは覆いきれない、大きな乳房がびくりと揺れた。
大変な美貌を持つその母の女体は大変肉付きが良く、スタイルも当然良いながら、体は少し弛み始めており、乳房も大変大きいながらもゆるやかに垂れている。
年齢を30代後半から40前後といった、いかにも《美熟女》を思わせる、美しい女性だった。
その着用した水着は大変布地が少なく、大きな乳輪が微かに見えてしまっている。股間の布地からも、微かに乱れ咲くアンダーヘアーが見えてしまっている。
男性からみたら、恐ろしいほどのフェロモンを放出した女体…。
女性である由愛もさすがに息を呑んだ程だ。
彼女は声を出せず、メイドに対峙するミューズマスクに救いを懇願する視線を向けてくる。
しかし…
ミューズマスクはかなり苦しい状況であった。
クォーツォ勢がどの程度日本人に危害を加えるつもりなのかは未知数であり、下手をすれば子供の命にもかかわりかねない。
慎重に、息を整えるミューズマスク。
ミューズマスク「その子を放しなさい、ヴァンパイア・暴君クォーツォの手下。
戦いに一般人を、巻き込むなんて許されない事よ!」
パンクメイド「ふん、一般人は、すぐに魔法でこの記憶なんて全て忘れるさ!
それが裏世界の隠蔽結界魔法の効果だからねえ。
たとえ殺傷してもその要因は思い出せなくなるんだ。
しかし人質としては最高だよ。
なあ日本のスーパーヒーロー!」
ジリ…❗️
ミューズマスク「やめなさい。…貴女のためよ。」
ミューズマスクの追跡を振り切れないと理解したメイドの額には、焦りの汗がが滲んでいる。
息も荒い。
メイド「おまえもヴァンパイアの手のものらしい。
何ものかはしらないが、追ってこられてはこまるんだよ。
このガキを守りたければ…自傷しな!
両足をこいつで切り裂け!
追ってこられないくらい深くね!」
カシャン❗️
パンクメイドはミューズマスクの足元に、ナイフを投げつけた。
ミューズマスク「……」
ミューズマスクは考える。
たしかに、人質には手は出せない。
けど今は私、ミューズマスクマスクは正義ヒロイン。
彼らのこの悪と言える行為を絶対に許すわけにはいかない。
それに…
ミューズマスクが見つめると、人質にとられ震えていた少女が目を合わせてくる。
名前は「ひなこ」というらしい。
危機的状況にあっても、ミューズマスクの瞳は、澄んでいる。
その瞳を見つめる少女の震えは、
自然と止まった。
ミューズマスクはそのまま、マスクでかくれた口元を動かす。
「か・な・ら・ず・ま・も・る・わ」
瞬間、少女ひなこの瞳に、微かな希望の光が映る。
メイド「はやくしなあっ‼️
足を切り裂くんだよ!ガキの命に比べたら、足なんて安いもんだ……
⁉︎
て、な、何…お前一体…」
パンクメイドに驚愕の色が走る。
なぜなら、目の前の正義のヒロインミューズマスクは、ナイフで自傷するで無く…
ミューズマスク「あっ…❤️
ふっ…
んん…っ」
メイド「な、なんだ?お前何考えて…」
母親「……!」
ミューズマスク「はっはっ…あっ
あふ…んん❤️」
なんと、ミューズマスクは、しゃがみ込み、そのまま『自慰』をはじめたのである。
あまりの出来事に、その場の皆の言葉はなくなり、
そのなかでひなこだけは、じっとミューズマスクをみつめ、その瞳は初めて見る光景から目を離せない、そんな瞳だった。
由愛にとって、《この行為》ははじめてではなかった。
練習したのだ。
いざという時、ゾンビの体の「特性」を活かすために。
ゾンビの、淫になるほど活かせる、奥の手とも言える戦術のために。
ミューズマスク「いっ…んっ…あっは❤️…あっ…はあっ」
胸を揉み、乳首を刺激する。
快感が消える前に、続いてすぐに股間を指で擦る。
生来のバストサイズでなかなか自分の股間は見えづらく、扱いにくいが、《クリトリス》にも辿々しく刺激を与える。
ココは、やっぱり他より刺激がつよい。
きっとわ私のえっちな弱点なんだろう…
いじっていると、戦うために強張った筋肉はほぐれ、別の筋肉に…刺激がいってしまう。
体が突っ張り背筋が伸びるような…
天に昇るような感覚…
これが、オナニーなんだ。
由愛(これでもっ…頑張って勉強したん…だからっ)
はあ…はあ
荒く息を吐き、喘ぎ声は大きくなる。
メイド「なんだよ、おまえ!ふざけてんのか?!
今どんな時だと!
そんなんでアタシが油断するとでもおもうのかっ
この、変態女っ!」
罵るメイドだが、心拍数がとんでもなく上がっている。
心拍数だけじゃない。無性に…
…気になるのだ。
気になるというより、すぐにでも近づき、その胸や尻を引っ叩いてやりたい…
メイド(な、なんでこんなムラムラするんだ…自慰くらい自分でもするけど…全然ちがう。なんて下品な姿…ああ…もっと…もっと蔑んでやりたい…)
メイドは気付いた。これは自分の性欲が掻き立てられているのではなく、
異常なほどに、《こいつを虐めたくなっていく》のだ。
メイド「ああっくそっこいつ…がまんっ…できな…鷲掴みにしてっ…
噛みついてやりたい…!」
由愛(今よ!
私は正義のミューズマスク!それらしくポーズを!)
ミューズマスク「悪の本質を炙り出す聖なるミスト!
あなたは、その子より、私を壊したくて、めちゃくちゃにしたくて堪らなくなるでしょう!
さあ、受けなさい!私の必殺技…!」
ミューズマスクは股間の前で手をクロスする。
ミューズマスク「ミューズ・ミストスプラッシュ‼️」
メイド「うおおおお‼️」
まるで股間を突き出し、そこから何かを噴出するようなポーズ、合わせて本当にミスト(霧)のような鮮やかなフェロモンが渦を巻くように襲いかかる、メイドの目にはそう映った。
いつしか、ひな子を放り出し、ミューズマスクに向け走り出していくメイド。
そこに、華麗な回し蹴りが炸裂するのは、
次の瞬間であったーーー
🌙🌙🌙🌙🌙🌙🌙🌙🌙🌙
顔から、火が出るほど熱い。
由愛(ミューズミストプラッシュて、何よ😣💦)
桜鞠が言うには、ゾンビの体は、興奮するほど特有のフェロモンが汗や涙などの体液かは発生する。
たしか、テンプテーションという効果だ。
赤ちゃんが出来てもいないのに出るようになったおっぱい…、そして最近無性によく出るようになってしまったオシッコ…。そして、1番効果が強いのが、性器にエッチな事をする事により出てくる…エッチな《潮吹》らしい。[>=<]
股間を刺激したけど、そこまでは出なかった。
けど、メイドは完全に術中にハマってくれた。
胸を撫で下ろす。
敵メイドは縛り上げた。情報を手に入れる事ができるかもしれない。
そして目の前には、はからずしも自分が救った母娘の姿がある。
母の名前は「やよいさん」というらしい。
やよい「ミューズマスク、さん。
本当に…なんとお礼を言ったらよいか…
私はこの通り何もできないおばさんな上に主人も亡くしていますが…何かお礼をしなくちゃ」
ミューズマスク「いえ…巻き込んでしまったのはこちらなんです。今、この近くに『悪い人たち』が現れていて…。私に責任があるんです。」
ひなこ「おねえちゃん…ひろいんて、わるいひととたたかってるの…?」
ひなこちゃんは内気なのかママの後ろに隠れているが、ミューズマスクに声をかけてくれる。
ミューズマスク「そうよ。何があっても「正義のヒーロー」として必ず私が助けに駆けつけるわ。だから、安心してね。」
ひなこ「………うん
えと…おねえちゃんはさ、
なんで、はだかなの?
はずかしいかっこなの?」
ミューズマスク「(*∩ω∩)……ああ💧
こ、これは力を使うために必要な格好なのよ。
それに…
助けたい人のためなら、裸でだって飛び出して行って助ける…。これはね、その勇気のあらわれなんだから。(^ー^)✨」
ひなこ「はああ✨ちゅごい…
おねえちゃんかっこいい…」(*´°`*)
純粋な瞳を輝かせるひなこ。
多分、すぐに忘れてしまう事。
少し寂しく思う由愛だが、その方がきっといいのだ。
気がつくと、やよいさんが、もじもじしながら自分の乳房を押さえ、股間に指を当てている。
やよいさん「いやだわあ…なんだかとても…変な気分になってしまって…おっぱいが固く。なんだかこっちも…ずいぶんご無沙汰だから。」
ミューズマスクは気づいた。自分のフェロモンはヴァンパイアな魔力を受けていない人にも興奮を与えてしまう。2人にも影響が出てしまっている事に。
やよいさん「ごめんなさい…この子は大切な一人娘なものだから。
…私は、子供ができにくい体質で。30過ぎてやっとできた子だから、お母さんがこんなおばさんで…ふふ、恥ずかしいわ。」
ミューズマスク「いえ…とてもお美しい方でびっくりしました。プールをしていたんですね。お邪魔してしまって。」
やよい「とんでもないわ。この子は一人っ子だから。嬉しがってくれますよ。
ふふ、いつか…無理かもだけど、この子にも兄弟を産んであげられたら…って夢は持っているんです。私は未亡人ですから、お相手の旦那様もいないんですけどね」
恥ずかしげにふふっとわらう、やよいさん。
しかし、とても艶やかな笑顔。
ミューズマスク「…素敵です。
あ!なら、お身体大事にしなくちゃいけません。お美しいお身体なんですから。」
やよい「そうね💦
…もう、行ってしまうのですか?」
ミューズマスク「ええ」
ひなこ「おねえちゃん、きっとまたきてね」
ミューズマスク「うん、必ず。」
かがみ込み、ひなこに目線をあわせるミューズマスク。
その頭を撫でる。
ミューズマスク「困ったときは、いつでも呼んでね。正義のヒロイン、ミューズマスクを。」
🌙🌙🌙🌙🌙🌙🌙🌙🌙
そして、ミューズマスクは旅立つ。
しかし困った事に、捕まえたメイドはいつのまにか消えていた。
完全に縛ってあったのは確かで、もしかしたら、魔法で救出された…という可能性がある。
やはり恐ろしい敵。
はやくシェロを、プエラを救い出さなければ。
行く先の、だいたいの目星はついている。
このまま波切夜先輩が消息を絶った、富士山へ向かおう。
ミューズマスク「いくわ。
あの子たちのためにも、こんな戦い、ミューズマスクがすぐに集結させる‼️
仲間だけでなく、無関係の人たちに手をかけた罪、このミューズマスクが贖罪させてあげる!」
決意のヒロインミューズマスクは、敵地に向かって歩み出した。
その先に、イキった挙句に破れ、敵の前に平伏し、逆に贖罪させられる未来が待つとも知らずに。
そして、
ミューズマスクが旅立ったこの直後に、母娘も悲劇が襲い掛かることも、当然知る良しもない…。
🌙🌙🌙🌙🌙🌙🌙🌙🌙
ミューズマスクが去ってしばらくして、町に異変が起こる。
美しい女性たちが、次々と姿を消していったのである。
エヌシー「ふふ、クォーツォ様のお眼鏡に適った女は大体捕まえたわ。あとは、
…貴女達ね。」
やよいとひなこが、エヌシーの前に突き出され、家は酷く破壊されていた。
エヌシーの横には、七罪のひとりローリンヌがついている。
…ふん、なかなか憎らしい美貌ね、あなた。娘もなかなか可愛らしいわ。」
やよいとひなこは水着を剥ぎ取られ、全裸で座らされている。
やよい「…….!
か、帰ってください。この子に…大切な娘に近づかないでください。」
エヌシー「ざあーんねん。
拒否権はないわ?あるお方様に選ばれた女たちを集めて、頭をバカにして連れていくのが私の役目なのよ。
まあ、お許しはいただいたし、今はちょっとザコ戦闘員がたりなくてねぇ?だから、用が済んだら皆改造して使ってあげる。
あはは、大丈夫、肉の弛んだ年増でも、幼い子供でも、皆同じ仕事ができるから。だって、ただてきをゆだんさせる囮だもの。
あとは、醜い雌豚肉人形を従える、私が優越感に浸れさえすればいいのよ。」
ローリンヌ「少し前…ここでメイドがひとりやられてる‥今は回収されているけど」
任務に付き合っている七罪ローリンヌがキョロキョロしながら言う。
ローリンヌの怪力で、やよい達の家は半壊している。
街の至るところからも、強引に美女たちを既に連れ去った。
怪我をした町人もいるが、関係ない。
だが、いかに街を怖そうと、すぐにヴァンパイア関連の記憶は歪み修正される。
まるで別の事情で怪我をしたり、家が壊れたり、女性がいなくなったかのように。
つまり、連れ去られた女性たちはいかに探そうと決して見つかる事の無い「失踪」となる。
ひなこ「…来てくれる…もん」
エヌシー「ん?何?」
ひなこ「みゅ…みゅーずますくおねえちゃんが、すぐ…きっきて…くれるもん」
エヌシー「んーー?
何マスク?声が震えていて聞き取れないわね?まあいいわ。あなた達…とくに母親には、少し特別な役目が与えられているのよ。
あなたがこの街で最も美しいからって言うのもあるけどほかにも…ふふ、まあ理由は話す必要ないわね。」
やよい「わ、私はどうなってもかまいません!この子だけは…!」
エヌシー「いや、その子も必要よ?だってこれからするのは《洗礼奴隷化》。あなたにとってその子はその足がかりなんだから。」
エヌシーが、パチン❗️と指を鳴らすと…
2人が宙に浮いてしまう。
ひなこ「ままっ💦」
必死に母親にしがみつく、全裸の女児。
さらに魔法陣が現れ、そこから触手が飛び出す。
あっという間に母娘の手足を絡め取ってしまう。
魔法で宙に浮かんだままの母娘どんぶりに近い状態にされた、やよいとひなこ。
2人合わせて洗礼の準備が整う。
エヌシー「七罪などと比べて、こんな連中の奴隷化は容易いけど、まあすぐにやりましょうか。」
バチっ‼️
魔法陣から触手を伝い、魔法電流が2人の頭に流し込まれる。
母親は強めに。娘は弱めに。
やよい「ああ…あ…あっ」
ひなこ「うええっひぐっ…ああ」
電流が流れるたび、ふたりの瞳に電流ね火花が走る。
一般人の脳に魔法耐性は無い。最も簡単に思考を無力化されてしまう。
あとは、ヴァンパイアの洗礼である快楽調教を持って精神を陥落させるだけだ。
やよい「ひ…ひな…こ…」
涙ぐみながら、やよいは意識を失う。ひなこよりも強い電流が流されているため、耐えられなかったのだ。
一方、ひなこはまだなんとか意識を保ち、エヌシーに向け反抗的な目を向ける。
ひなこ「おねえちゃん…たすけ…てえ
みゅーずますく…おねえ…ちゃ」
エヌシー「そのお姉ちゃんとやらが何ものか分からないけど…ふうん。
ちょうどいいわ。
《連れてきて》あげる。そのお姉ちゃんを。」
エヌシーは、自分の得意とする魔法「トラウマ顕現」を応用した力を使用する。
これを使えば、たとえエヌシーが知り得ない人物であろうが実態として顕現する事ができる。
魔力を持たない相手のトラウマは作り出せる時間は短いが、十分だ。
エヌシー「ほら、見て?
来ているわよ?そのお姉さんが。
ざんねんながら、もうやられちゃっているみたいだけど❤️」
ひなこ「え…?」
エヌシー「ほら、悲しいわねえ。あなたを助ける事もできずに、私達に勝てずにあっという間に負けてしまったの。
しかも、その後命乞いしたのよ?あなた達なんてどうでもいいから、自分を助けてって。
わるいひとだから、余計にお仕置きしたの。
よく見て?
ほうら、醜いでしょう?
これが…
身の程もしらずに高貴な方に、この私にたてついたお馬鹿さんの末路よ」
ひなこ「あ…あ…あ
おねえ…ちゃん?」
ひなこの視線の先には、悪に無様に敗北し、拘束されているミューズマスクの姿があった。
目は虚で、ひなこの方は見ず、涎を垂らしながらたまに体がビクビクと痙攣している。
しかも、みっともなく股間を突き出したまま悪に完全屈服しているような大勢…マスク以外全裸のまま魔法フレームに磔にされているその姿は、小さい子供に、底知れない恐怖をあたえた。
ひなこ「ああっあ…おねえ…ちゃん…わるいひとにまけ…ちゃったんだ…」
恐怖と驚愕が入り混じり、震えが止まらないひなこ。
エヌシー「嘘つきよねえ?あなたを守るって言ったんでしょう?
ほんとに悪い女。子供を裏切る…いえ騙すなんて。
ふふ、
何?このクレイジーな格好…醜いわあ。
ヒーロー?とか聞いていたけど、こんなただの変質者にうちのメイドがやられたのかしら?
…まあいいわ。そのうちすぐに、これが現実になるでしょうね。
…さて」
ひなこ「おねえちゃ…うそつき…」
ひなこの脳は電流に、既に負けている。
開いた目には生気はなく、ただ同じ言葉を繰り返している。
ひなこ「おねえちゃ…うそつき…おねえちゃ…わるいおんな…」
エヌシー「あはははっ!
幼い心は壊れやすいわねえ。あとは体を軽く改造するだけ。
母親はどうかしら。」
やよいもほぼ意識はなく、朦朧としながら寝言のような言葉を呟いている。
やよい「ひなこちゃん…私が守るわ…
そして…きょうだいを…きっと産むから…寂しくないように…きっと…」
エヌシー「……ふうん、なるほど。だからか。」
ローリンヌ「…お前、どうしたの?」
エヌシー「なんでもないわ。この間、クォーツォ様から、新たな拷問・支配秘術を授かったの。これがなかなか…私好みの方法なのよ。
この女には、それに関する役割が与えられるのよ。
ふふ、あとは…ここに春角由愛を揃えるだけ。
容易い事よ。」
ローリンヌ「めんどくさい…頭で考えてばかりの奴…私は付き合いたくない」
近くの瓦礫を、ローリンヌは憂さ晴らしにガントレッドをつけた拳で粉砕した。
エヌシー「…うふふ
熟女さんは子供が欲しいのね。
じゃあ…てはじめに快楽調教一段階目のフィニッシュで、貴女のそのたるんだ腹肉の奥にある子宮に触手の魔法液を注いであげる。
なあに、これには妊娠させる力は無いわ。
けど、ここから先は…分からないわよ。楽しみにしていなさい。
この子の念願の…きょうだいが、できるといいわねえ。
ふふふ。」
ミチ…ミチチ…❗️
グチ…グチュチュ…❗️
太い触手が、ぐったりしたやよいの膣壁を掻き分けて進んでいく。
やよい「ひぐっ…うっ…はっはああっ」
飛び跳ねる、やよい。
母に抱きついたままのひなこは少し意識を取り戻す。
ひなこ「おかあ…さん?」
エヌシー「ふふ、よく見ておきなさい?
あなたのきょうだいができる袋の中を、悪魔の魔法液が蹂躙し、パンパンにされるところを。」
ヴァンパイアに関わるものは処女膜を失えば二度とその世界に関われない。
しかし一度も魔力に関係していないものは、非処女であろうと支配戦闘員化して使う事ができる。
だから、この街で捉えた女達は、処女非処女見境はつけていない。
エヌシー「ふふ、さあ、喜びなさい!飛びなさい!
この快楽の前に!」
やよい「ああっ…いやあっ…
ふと…ふといっ…
だめ…だめえっ
ずっと…ずっと我慢して…溜まって…いるからあっ…
あんっ…あっあんっ…
だ、だめよお…このままなかに…
だし…たらっ
まだ…赤ちゃんをつくるときじゃ…」
エヌシー「そうらっ
何我慢してるの?貴女の頭は間も無くただのバカにぬるのよ。忠実な操り人形にねっ
なら、いいじゃない。今のうちに、このオーガズムを存分に楽しみなさい⁉︎
はは❗️ほらあっ」
気合いを込める、エヌシー。
やよい「だめえっ…きちゃっ…
あなたっ…もうっ…
我慢…
とん…じゃうわあっ…
だめっ
だめよおっ
あ…あの子の…まえでっ…
目を開いているひなこは、母の淫な姿から目を離せない。
ひなこ「ま…まま…?」
涎を垂らしながら、喘ぐやよい。
やよい「だめっ
くるっ❤️きちゃ…うう❤️
イグッ
イグッ❗️
いっ!
ッグウうううーーーーーーーーーーー‼️‼️‼️‼️‼️‼️」
ドピュルル‼️ゴプッ‼️
ブポッ‼️
6年ぶりの快感が、母の身体を突き抜ける。
大量の触手体液が人妻の胎内に流し込まれる。
ゴプッゴプッゴプッ❗️ブピッ❗️
やよいの腹が、みるみる膨れていく。
それを見たひなこが恐怖の表情を浮かべていく。
エヌシー「ほら、あなたのママをこんな醜い姿にしたのは、あそこで惨めに捕まっているお姉ちゃんが負けたからよ?
非情ね?現実は?
あっはっはっは!」
ひなこもほどなくして気を失い、全ての準備は完了した。
エヌシー「…さあ、あとは城に戻り、全員纏めて戦闘員にするだけよ!」
ちらり、と、拘束された幻の変態マスクの方を見る。
魔力は霧散し始めて、その姿は消えていく。
エヌシー「全員、あんな目に合わせてやる。
私の前に現れる美しい女は全員ね…!」
狂気にも満ちた目で、霧散するミューズマスクを見送るエヌシー。
そして、これから程なくして、
正義のヒロインミューズマスクの敗北は現実のものとなり、戦闘員化された母娘との悲劇の再会が行われることになる…。
そこには、正義のヒロインの物語に期待される「救い」などと言うものは…
少しも存在しなかった。
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夜縛エクストラ第四話「後編」へ続く
ここまでが前編になります。
急いで描いてばかりなので、文章力が無くめちゃくちゃなのは相変わらずですが、お許しください。
どうにか内容さえ伝わればいいのですが😅
また、前半はやや無様度が抑え気味ですが、過去回想がメインであるため、ミューズマスクの敗北後のシーンがなく、そこは是非後編をお楽しみに。( ^^)
4話を二つに分けたのは、文章の長さもありますが、今回のキーキャラクターの母娘を事前に見ていただいていた方が、後半の無様さがより増すからです。😌
今回一般人の戦闘員姿が出てきますが、イラストは残念ながらラフな感じになっていますが、こちらは後編に母娘が戦闘員化された時にまたイラストで出てきますので、そちらがメインとなりますのでよろしくお願いします。
ちなみに、富士山という名前が出てきますがふともの「街」としか書かれていないのは、本作は日本や富士山、アメリカイギリスなどの地名は一部共通しているものの、現実とは設定に相違があるからです。街名とかは違うわけです。😌
作者の地理勉強不足を隠すためとかは、関係ありません笑。もちろん。
是非とも今回のヒロインらしい活躍?をしたミューズマスクと、第3話や第4話後編で描かれる惨たらしいミューズマスクの姿の対比をお楽しみいただければと思います。
また、エクストラストーリーは現在、主人公サイドの負け続きとなっていますが、勿論それだけではなく、今後逆転の糸口がちゃんとあります。
ただしひとつだけ。😌
たとえ打開策があるにしても、それは今まで連載本編でひとり頑張り、仲間に頼られ続けてきたヒロイン「春角由愛」による逆転ではありません。
少なくとも由愛以外の仲間の活躍なくして状況打開はなく、今回のストーリー、メインヒロイン由愛(ミューズマスク)にとっては、ただただひたすら無慈悲な敗北のストーリーです。😌
苦手な方は申し訳ございません…「メインヒロインは勝てない」これがクォーツォ編を始める時に決めたテーマになっているのです。
同人誌と違いバッドエンドでは無いですが、由愛単体でみれば…正義気取りで変装→シェロ救出のはずが負け戦犯に→敵の慰みものになり喜ばせる→逆転、脱出をこころみるも…→そして、また敗北という正に鉄壁の完敗ルートです。
今までずっと頑張ってきた分、遂に力尽きてしまったメインヒロイン。😌彼女に頼らず解決する方法はあるのか?という感じです。
そしてこのままやよい、ひな子をはじめとする一般人たちを含め、主人公サイドは果たして全てを救う事ができるのか?
超ピンチ!危うし、僕らのえっちなミューズマスク!😌
危うし、日本ヴァンパイアチーム!
それでは第四話後編、
続く今後のエクストラを、是非是非お楽しみください!(✿◡‿◡ฺ)✨✒️
最後に、ひなこちゃんの恐怖から生まれは敗北姿のミューズマスクイラストの、文字無しになります✋