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恋愛アクションゲームに飛び込んで恋愛を疑似体験するくらいならナンパした方が面白いと陽キャは言うだろう。

目の前で繰り広げる疑似学園生活は間違いなく俺のかつての高校時代を繰り返している。

いったい少女はどんな方法を使ってこの世界を作り上げたのかわからない。専門用語バリバリの初心者お断りの世界観では共感は難しいと思うのは分かるけど、それと同じくらい俺の世界が共感してくれる世界観だとは思わない。

それなのに、俺の世界でゲームを作り込んでいるのは、俺をピンポイントで狙い撃ちしているみたいだ。俺の高校時代を再現しており、まるで街も家も学校も慣れ親しんだ俺の高校時代を過ごしているようだ。俺以外に共感はできないけど、俺だけは絶対共感する世界だ。そこで繰り広げられるイベントに感動しないわけがない。既にリアルすぎて感動しているというのに。

むしろ、これが少女のいう別世界軸だとでも言っても俺は信じてしまうかもしれない。この世界は実はゲームではなく別世界軸のリアルなのかもしれない。

ただ、それを肯定出来ないのは、都合のいいイベントが未だに起きないことにある。

所謂、このゲームに飛び込んで以来、未だに宝生愛生は愚かヒロインとのイベントが起こらないのである。

目を覚まして、登校して、授業受けて、部活して、帰宅して、寝る。

その繰り返しだ。何日も何日もその繰り返しで、仲いい友達とつるんで遊びに行くけど、そこに恋愛要素は一切ない。

いったい俺はなにを見せられているのだろう。なにをやっているのだろう。これは本当に恋愛ゲームなのかさえ自信がない。

ゲームとしてクソゲーだし、リアルとしてもクソだ。

見ていて面白くない。欠伸が出るくらいつまらない人生を過ごしているものだ。

逆を言えば人生なんてそんなものかもしれないし、楽しさは過去を振り返って初めて実感するものではないかということを暗に諭しているのかもしれない。

例えるとすればこのゲームは胡蝶の夢だ。ゲーム内に飛び込んだ自分が現実なのか。本当は少女と会ったのも夢で、現実の自分は今も家にいるのではないか。

だから、既に自分が見ているのは本当にゲーム内の出来事を見ているものなのだろうか?過去の自分を回春している俺は何者なんだ?



この世界だってゲームかリアルかを区別する方法は既にない。

俺とは一体何者なんだ?俺自身がクソみたいな存在だ。



そんなことを信じたくなくて、俺は行動を開始した。

誰かに気付いてほしくて、誰かに助けてほしくて――、俺を助けてほしくて、宝生愛生に一人会いに行ったのだ。

俺はここにいるってことに気付いてほしくて、奇跡を信じて、宝条愛生の前に現れたのだ。

ホームルーム前にお手洗いを済ませてクラスメイトと雑談に華を咲かせている。昨日みた動画の話で盛り上がっている愛生の前に降り立った。


「宝生さん。俺、宝生さんのことが好きです!!!」


唐突の告白。大胆な爆弾発言。愛生に衝撃が走る!

結末は……


「私が選ぶ彼氏は絶対身長170㎝以上!それは譲れないって!」

「好きな人に身長なんて関係ないよ!のびのびとした性格が一番だよ」

「愛生らしい!アハハハハ!」


そう言いながら、俺をスルーしていく。教室に戻ろうとしている

全く俺のことに気付いていないという様子だ。

当然だ。俺はこの世界に存在してはいないのだから。これはゲームで疑似体験だから……。


否っ!そんなはずはない。


俺はここにいる!俺は行動を起こし、宝生さんに告白した。

だから、彼女にも答えが欲しい。振っても振られても、しっかりとした応えが欲しい。

初めて告白したからこそ、結末がどちらでも返事が欲しい。

頼む……頼むっ――!


「宝生さん!!」


がっ


俺は返事よりもはやく、無意識に素早く行動していた。

すれ違った彼女の手を掴んでいた。


「えっ…」


その瞬間愛生の目が一瞬がカッと見開いた。それと同時に俺の視界が暗転し、気が付くと、俺は女物の制服に身を包まれて歩いていた。そう、俺は宝生愛生になっていたのだ。

愛生(俺)はクラスメイトと教室で入る前で固まり、そんな愛生(俺)を追い越しながら、もう一人の俺は何食わぬ顔で教室の自分の席に着いたのだった。


「もう一人の俺がいる……」


そうつぶやく俺の声は愛生の声になっていた。久し振りに聞く彼女の可愛い声が自分の口から漏れていた。


「どうしたの、愛生?そんなところで突っ立って」

「邪魔じゃない?はやく入ろうよ」


クラスメイトも不審な愛生(俺)を促すように教室へ手招きする。愛生?俺のことをそう言ったのか?

クラスメイトから見ても今の俺は宝生愛生になっているのは間違いないのか。

俺が行動した結果、俺が宝生愛生になってしまったのか。


つまり、この世界では俺が宝生愛生になって元の自分に好かれればいいのか。

なんだよ、それ……それって……


「最高かよぉぉぉ!!!」

「ちょっと、愛生!?」

「どうしたの?」

「あ、ううん。急に叫びたくなっちゃったの」


ごめんね、といいながらテヘペロと舌をだす。俺がそんなことしたら気持ち悪いことだが、いまの愛生(俺)なら別に違和感は誰にもなかったみたいだ。

その時に先生が教室に入ってきて、ホームルームが始まる。愛生(俺)も自分の席に着いた。



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「うふふ…宝生さんになったんだ!」


席に着くや俺はそう思い、周りに目をやった。窓際の席の一番前が彼女の席で、これが普段愛生が見ていた景色だ。俺は廊下側の後ろから2番目の席だから、この席に座ることは席替えでもなかったことを思い出す。初めて座る席で、記憶にはないはずなのに不思議なことに普段座っている席だということになんの違和感もない。

その原因はなんとなくわかっている。きっと、それは……

下に目を向けると、制服のブレザーに包まれた二つのふくらみが見えた。

その向こうには、紺色のスカートがあり、綺麗な2本の太ももが並んでいる。

手や太ももを擦っていた。女の子らしいきめ細やかな肌をしている。

首の動きに合わせて彼女の髪の毛が頬を撫でる。シャンプーのいい香りが鼻を撫でる。

これが女の子のにおいなんだと実感しながら、しかし別段興奮する者ではないと冷静でいることができた。それは何故かといえば……


『え~。そんなこと当たり前だよ~。普段から学校に来る前にお風呂入って髪の毛整えてるんだもの』


俺の疑問に愛生の声が直接脳裏に語りかけてくる。これは彼女の記憶だ。愛生の記憶が自然と流れてくるのだ。

なるほど、そういうことか………俺は静かに意識を閉じた。


「私は宝生愛生、向陽神保高校に通う2年B組の女子高生。身長は160m体重48kgのA型。スリーサイズは上から87/60/86!誕生日は10月6日の蠍座だよ。

……彼氏?彼氏はいないけど、別に恋愛に興味がないわけじゃないよ、私ってみんなに良い顔しちゃうから、特別な人を作るのが苦手って言うか……あぁ~私だって彼氏欲しいよ~……くすっ、なんてね♪」


彼女の記憶と情報を読みながら語りかけると、口調や仕草は次第に彼女っぽくなっていった。

そしてちらりと、教室を見渡しながら生徒と名前を一致させていく。それは俺ではなく、愛生らしく、忘れていたはずの生徒の名前ですら容易に浮かんでくるものだった。


「さっき喋ってた二人は絹笠結衣と奥原春香だったわね。忘れてた♪」


うふふと、なあんだか面白おかしくて口元を隠して笑った。

俺が宝生愛生になっていることに笑った。

そう思うと、今までスカートを穿いていたヒラヒラ感と、お腹が風で冷えるすうすう感も当たり前だと思うようになったし、女装していている気分もなくなってきた。


「当然よね。だって私が宝生愛生なんだから♪」


俺は、ニィッと笑った。でも、それは普段浮かべている彼女の笑顔じゃない。記憶は読めるようになってもまだ彼女に完全になりきれてはいない。

もう少し愛生に似せるために、しばらく彼女として生活してみよう。

女子高生の生活を堪能しよう。



・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・


愛生の記憶を駆使して、授業も完璧にこなすことが出来た。当てられても無難にこなすことができた。

分からないことを分からないと言っても、先生が優しく教えてきたりもした。

友達の白星翠香さんと他愛ない会話を面白いように受け答えすることが出来た。

帰宅部の私に簡単な柔軟体操を教えてくれた。さすが、水泳部期待の白星さんだ。将来はインストラクターになるんじゃないかな。

あぁ、女子高生生活って楽しいな。

気が付くと、昼食が終わり午後の授業の開始時間になっていた。

古文の先生の声を聞きながら、俺は少しだけ自我を取り戻していた。

その頃にはだいぶ愛生としての生活に馴染んでいて、表情も柔らかく、和やかなものになっていた。

それはつまり、誰の目から見ても今の俺は、宝生愛生になりすましているということだ。

席に座りながら制服のポケットの中に入っているコンパクトを取り出し、顔を映し出した。鏡には愛生が覗き込んでいる。


「うふふ。私は愛生よ」


俺はそう言ってニコッと笑った。鏡の中の愛生もニコッと笑っていた。彼女が浮かべる笑顔そのものだ。

面白がっていろんな表情をしてみると、鏡の中の愛生がいろんな表情をしてくれる。笑った顔、泣いた顔、怒った顔。

普段の彼女もこんな表情するんだと思いつつ、内心ほくそ笑んでいた。

あの愛生が今や俺の思いのままなのだ。俺自身が、宝生愛生なんだ。

普段と同じで、でも普段とは違う興奮を覚えるこの身体。

クン、クン……スーハー……スーハー……

彼女の鼻を鳴らして彼女のにおいを嗅ぐ。


「この甘く芳しい女の子のにほひ……♪」


本人が普段気付くことが出来ない体臭やにおいといったものを新鮮に感じられる。

綺麗も可愛いもそうだが、評判というのは作るものだ。お洒落に余念がないのも午前中のやり取りでわかっていた。

俺が気付くことのなかった女子高生の裏事情、影の努力を堪能する。お菓子のように甘ったるい匂いに混じって、ほのかに酸っぱい汗の……女の子の生のにおいが鼻膣をくすぐる。


「ああっ!宝生さん……いい匂いだなぁ~」


俺は愛生になりすましながら、愛生になった自分自身の身体を見下ろした。

制服のブレザーを窮屈そうに盛り上げているふくよかな胸が俺の目に飛び込んできた。

この一年で成長したらしく、実際胸からは少し息苦しさを感じる。サイズが小さくなっているみたいだ。

俺はみんなに気付かれないように、ブレザーの上からそっと両手で胸を揉んだ。両手にブレザーの生地の感触が伝わり、その奥にある柔らかい胸の弾力が伝わってくる。

俺は小さく声を出した。胸を揉まれる感触と、揉んでいる手の感触が一度に伝わってくる。


「きもちいい……」


俺はそう思った。制服のブラウスのボタンを2つ外して、片手をブラウスの中に入れた。

そして、胸の前にあるブラジャーのフックを外して、直接胸を揉んだ。


「うっ……んっ!……あっ…」


俺の口から愛生の切ない声が発せられた。とてもいやらしい声だった。


「直接触るとすごく気持ちいい……」


快感に酔いしれながらも俺はますますエスカレートしていった。

さて、それじゃあ早速、こちらで確認させていただきましょうか!…なにをって?もちろん、愛生が穿いているパンティに決まっている。

大好きな愛生の下着をチェックする。記憶ではわかっているが、実物を見たいと思うと興奮が抑えきれない。


「ほ~ら、御開帳~」


俺は両足を広げてブリーツスカートの裾を摘まむと、スススっとたくし上げていった。いきなり全部見せるのではなく、チラリズムを狙って見えなさそうで見えるエロチシズムを堪能する。

ピンクのパンティがちらりと見える。教室で俺はパンティを曝け出している。他人とはいえ、自分で露出している背徳的な興奮も込み上げてきている。

椅子の上に乗っかった太腿はムッチリと潰れ、いい感じに太い。しかし、きめ細やかな肌は白くスベスベで、思わず膝枕してほしくなる。


「…って、この状態じゃ膝枕出来ないじゃん。ヨガの達人じゃないし~」


愛生の珍しい一人ボケ突っ込み炸裂。頭を振った勢いで思わず机にぶつけそうになったが、身体がぽよんとわずかに弾んだ。

頭より先に胸がつっかえたのだ。おっぱいが衝撃を吸収して頭へ直撃衝撃は防がれたのだ。

その弾力性は男にとって未知の体験。その感触……そして、圧倒的存在感!


「ん…ぁんぅ……はぁ…はぁ…し、C……もしかしたらDカップくらいあるかも……ぁン…またおっぱい大きくなっちゃったみたい……」


教科書の影に隠れながら守ってくれた双乳の圧倒的ボリュームと柔らかな感触を自分の手で感謝の揉みし抱いていると、突然スカートポケットの中で携帯がバイブしたのだ。

この短さはメールの着信だ。突然の着信に俺は不意を突かれて戸惑ってしまい、慌てて行動を止めて携帯電話を取り出す。

すると、白星からのメールだった。


「愛生、さっきから胸触って何やってるのよ?」


教室の一番前だけあり隠れているつもりが全く隠れていない。と、いうより白星翠香もまた席は一番前であり、愛生の席の隣である。

一番見える席である。だからこそ、忠告をしているわけだ。

他の誰かが後ろから見ていないとは限らない。

そう、例えば愛生(俺)とか。

目と目が合い、アイコンタクトする白星。軽蔑の眼差しとでもいうのだろうか、その視線は少し痛い。まっ、友達だからこそ注意できる信頼関係とでもいうのだろう。

そうして声なき言葉で会話を始める。


「まったく、授業中にブラズレ直すなら、もう少し隠れてやりなさいって」

「ごめん~ちょっとかゆくて……。」

「あ~汗が溜まったのかもね。この時間が一番かゆくなるし」

「だよね!とにかく、大丈夫だから」

「ならいいけど。」


白星さんからすればその程度で、やや呆れ気味にそう言いながら授業に戻っていった。

俺の思惑に気付いていないみたいだ。というか、男子がチンポジ直すみたいに、女子もブラズレ直したりするのかということを初めて知った。

もっと授業中を見回していればよかった。高校時代って隠しイベント多くないか!?

ともあれ、白星さんに気付かれ、中途半端に火照った愛生の身体。じっとりと肌に粘つく火照りが、先程からオアズケを食らっていたスカートの深奥への探求心へと結びつく。

シャーぺンを持ち直し、湧き上がる恥的好奇心に操られるままに、そっと愛生のオマンコに推し当てた。


「……ンンっ!!」


刹那、漏れそうになった喘ぎ声をキュッと噛み殺す。そのかわり、ビクンと姿勢を正すように背中が仰け反った。

自分でしているとはいえ、感度や性感帯は人それぞれだから、力加減なんてあってないようなものだ。

逆に言えば毎回、初オナニーのドキドキ感を味わえるのが俺だ。

そして今回、宝生愛生のオナニーは自分の初オナニーの時より全然素晴らしく気持ちがいいものだった。


「ンんんっ……ふぁっ……ぁっ……ぅンっ……はぁ、はぁ……んんっ、ふっ……ぅうンっ……はぁん……」


鼻先から抜ける湿った吐息が色っぽく、耳をくすぐられているみたいで心地いい。

こんなスケベな声を出すなんて……愛生って相当スケベな女の子じゃないのか?いや、これだけ感じるんだから、オナニーはしたことあるだろう。ぶっちゃけて言えば夜な夜なオナニーしているだろう。

スケベなことを隠しているんだろう。

いいよ、愛生。凄く、いい。俺が惚れ込んだ女のことだけある。

好きな女の子が耳元で喘いでいるみたいで、倒錯的な興奮が身体の奥から込み上げてきた。

授業中という背徳感と低周波電波のように断続的に身体に駆け抜ける喜悦の波が心臓に激しく脈打ち、熱い血潮になって股間に凝集してくる。


――くちゅ、くちゅ、ぬちゃ……ぬるぅ!


「んんっ……はぁっ、あっ……すご…ィっ…オマンコから、あ、愛液溢れてきた……はぁ、はぁっ……ぁあっ」


先走り汁が鈴口を疼かせるのとはまた違った感覚で、膣壁から染み出した熱い粘液がトロトロとあふれ出し、パンティの基底部に淫猥なシミがじんわりと広がる。

半開きになったオマンコにちょうどペンが挟み込まれて、気持ちいい。

鼻膣を突き抜ける女の子のにおいも先程より濃くなり、気化したアルコールに酔っぱらうように、身体の制御が効かなくなっていた。

俺は両手で口を押さえて、声が出るのを必死でこらえた。すさまじい快感が身体を貫いていく。


「ふぁっ、ぁっ、あぁンっ!ンっ、っぁ、はぁあっ……あぁっ……んんっ、ふぁあ……!」


僕は両足のかかとを浮かせてキュッと足を閉じていた。

身体が熱くなり、ジワジワッと中からいやらしい液が止めどなく溢れてきて、ペンの動きがさらに加速する。


「ペンの感触が直接オマンコに響いているみたいでっ……んんっ、あぁあんっ!」


緊張の汗と愛液でピンクのパンティはすっかり濡れ布となり、膣丘にぴったり張り付いている。

盛りマン気味の稜線はもちろん、半開きになったワレメまでオマンコのカタチが丸わかりになっている。

当然、そのぷっくりと膨らんでいる豆粒みたいながクリトリスだということも。

愛液が染みているワレメの上方、生意気に勃起した秘芯がパンティの内側から押し上げている。

更なる刺激への期待と女の子の一番敏感な部分に触れる昂揚感に血が湧きたつのを感じながら、ペン先を突起に伸ばした。


「――ッッ、ぅぅンっ!!」


声にならない悲鳴と衝撃に、つま先がぎゅうっと上履きの靴底を掴んだ。

けれど膣内は艶かしく轟き、トロトロと愛液を溢れさせる。


「はぁ、はぁ…こんなに濡れ濡れのオマンコにチンコ、突っ込んだら、どんなに気持ちいいんだろう?」


身体の芯を熱く焦がす衝動に操られるまま、ペン先でパンティをずらして熱く潤んだ淫唇に咥えこませる。


――っちゅぷ、ぬるるるっ……じゅぷん!


「はぁあっ……ぁっ、はいってくるぅっ……んんっ、あぁあっ……」


処女の愛生にはペンでも十分にキツキツな挿入感に見悶えしながら、中ほどまで挿入れたペンを引き抜く。


――にゅるるるっ、じゅぶっ、ずちゅぅうっ!


「あぁっ。これぇ…イイっ!はぁっ、ぁっ……ペンの、イボイボが当たって、気持ちイイっ……」


滑り止め用の突起が敏感な粘膜に擦れるたび、チリチリとシナプスがショートしそうな快感が神経を支配する。

そのままペンを逸物に見立てて愛生のオマンコを往復させた。


「ンンっ、ふぁあっ、あぁんっ…ああっ!じゅぼ、じゅぼっていやらしい音出るっ……あぁあっ、ふぁああんっ!」


もしかしたら白星だけではなく、まわりの男子に聞かれているかもしれない。それくらいはしたない音を響かせながら、マン汁が溢れだし、指はもちろん、椅子や太ももを伝って教室の床に怪しい水溜まりを作っていく。

繊細で敏感な粘膜を傷つけないように気を付けながら、ペンの角度を変えて激しく蜜壺を責め立てる。


――じゅぶっ、ずちゅっ!にゅちゅっ、じゅぼっ!


「んあっ・・・・う~っ・・・もう耐えられない・・・・んんっ!」


くっ、やばい!!

甘美な電流がゾクゾクと断続的に背筋を駆け上がり、まん汁だけじゃなく涙腺まで緩んできた。もうすぐ絶頂がくることは分かってる。

よし、このタイミングだ。この瞬間を待っていた。


このタイミングで、新たなアクションを起こそう。

快感に負けず、快感以上に、『わたしが好きなのは相沢くんなの』って心の中で念じてみる。


『そうよ、入学した時からずっと思っていたの、わたしは相沢くんのことが好き♥』


そう思いながらペンオナを引き続き弄り続ける。すると心の中にどんどん切ないものが渦巻いてきた。

まるで、自己暗示のように何度も、何度も……


『そうなんだ。他の誰でもない、わたしが好きなのは相沢くんなんだ』


繰り返し心の中でそう唱える。


『あ、ああ、あーん……相沢くん、あぁん、わたし相沢くんに……抱いて欲しいの♥…はっ♥…はぁ♥うふぅ♥』


うう、俺の顔が脳裏に思い描く度に……切ない。俺の行動のはずなのに、愛生の行為が激しくなっていく。


「う……くぅ……」


『ああ、俺のもの、相沢くんのオチンチン……欲しいのぉ♥」


自分が愛生を抱いているのを想像しながら、ペンを一段階深く沈み込ませていった。中のほうは既にグチュグチュに濡れていて難なくペンを受け入れていく。

ゆっくりと繰り返しペンを動かすと、奥のほうからとくとくと熱いものが込み上げてきた。それにつれて指の動きも段々と激しくなっていく。


「あ、ああん、いい。相沢くんっ……♥好きぃ♥相沢くん……欲しいよぉ♥」


俺は愛生になりきって自分のことが、相沢幸人のことが好きなんだと心の中から思った。俺のものが欲しくてたまらないと心の底から願った。

そうだ、愛生に俺のことを心の中から好きなんだって思わせるんだ。


『そう……俺は、いえ、わたしは幸人さんのことが好きなのぉ♥』

「…はぁっ♥あ、あああっ……♥♥♥」


そして俺は授業中にイってしまった。愛生の身体はとても敏感で感度がよかった。

これでいい。俺の行動で、愛生は俺のことを意識するはずだ。

俺のことを好きだと思いこむだろう。


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