七夕でした (Pixiv Fanbox)
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まだ見せられない原稿などに取り掛かっていた影響でしばらくご無沙汰してしまいました。
七夕っぽい絵、3枚です。こんな感じでサクッと願い事がかなってほしいものですわ……
「あっ、短冊お預かりしまーす!」
「えっ。あっ……」
こんなことになるとはまったく思っておらず、短冊に冗談交じりに、でも実はほぼ本気で書いた願い事は『かわいい男の子とえっちなことがしたい』。
目の前の彼はこの短冊を渡すまで諦めてくれそうにない。あっ……終わった……。
僕は短冊を、せめて裏向きで、手渡すのだった。
開き直って、浴衣の男の子たちを眺めていたらもう日の暮れる時間。
ふと振り返ると、こちらに向かって走ってくる少年が一人。
「あ、いたいた! ったく、探したぜ~」
「あ、君はさっきの……いやっ、あの短冊は、その……」
さっきの彼だ。警察官でも連れてきたのだろうか。完全に終わった……。しかし、周りを見回しても誰かを連れてきたような気配はない。
「そのことなんだけど……」
続く言葉は、信じられないものだった。
「なぁ、オレがさ、叶えてあげよっか。お兄さんのネ・ガ・イ・ゴ・ト❤」
ギリギリ親子……に見えるだろうか、彼を連れて二人で、人気のない通りに建った寂れたホテルに入る。
シャワーを軽く浴び、ベッドの上へ。期待と緊張で自然と下腹部のモノが持ち上がり、硬さを持つ。
「うわ、ホントにボッキしてるんだ! はは、へんたーい」
それを見て彼は僕をからかう。
「ま、オレもなんだけど❤」
彼は四つん這いのまま僕の手をつかみ、自身の股間にあてがう。手のひらで感じる。そこではまだ小さく毛も生えていないものがピンと立ち上がり、熱を持って雄弁に自己主張をしていた。
「いっぱい遊ぼうね、お兄さん❤」
少年は艶めかしく、僕に向かって微笑みかけていた。