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後ろ手に手錠、足にはガムテープをぐるぐると。中途半端に制服を脱がされ、床の上に転がされる。

「10分以内に自力で脱出できたら手は出さないであげる。頑張って逃げてね」

扉が閉まり、カウントがはじまる。


きっかり10分。扉は開き、一筋の光が差し込んだ。



「あれれ、まだ中にいたの? 逃げられなかったんだ。

それとも、もしかしてそんなに俺とヤりたかった?」


「まあどっちにせよ、ざ~んね~んで~した~❤

それじゃ一緒にい~っぱいアソぼうね❤」

……

……

「なかなかよかったよ。じゃ、またよろしくね❤」


出ていくために一度開いた扉がもう一度閉まっていく。

泣き叫んだって声は誰にも聞こえない。他に逃げ出す手立ても見当たらない。

「クソッ」

惨めな姿のまま、彼は冷たい床の上であがき続ける。

それがただの悪あがきになることを、彼はまだ知らない。

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