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20.5

20.5ma

「もう一発っ!」

文香は俺の顔面を

えぐり潰した左フックを引き抜くと

間髪入れずスマッシュ気味の右アッパーを

俺の左頬に打ち込む。 

ガゴンッ! !

「ぶぎゅうっ ! ?」


重心を後ろに移しながら

天空めがけて振り抜かれた

文香のパンチによって

俺の顔面は大きく後方へと弾け飛び

よだれのしぶきがリングに舞う。

そのまま足がふわりと宙に浮くと、

ギシッという音とともに

背中で張り詰めた感触がして、

それが俺の身体を押し返す。

俺の身体はロープまで吹き飛ばされてしまっていた


20.5mb

「もう一発っ!」

私は彼の顔面を

えぐり潰した左フックを引き抜くと

間髪入れずスマッシュ気味の右アッパーを

今度は彼の左頬に打ち込む。 

ガゴンッ! !

「ぶぎゅうっ ! ?」


重心を後ろに移しながら

天空めがけて振り抜かれた

私のパンチによって

彼の顔面は大きく後方へと弾け飛び

よだれのしぶきがリングに舞った。

そのまま彼の足がふわりと宙に浮くと、

後方に吹き飛んでいき、

彼の背中をギシッという張り詰めた音とともに

リングの果てにあるロープが、彼の身体を押し返した。

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