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「君が瑠美ちゃんかい?」

「あ、パパ活のおじさん?ホ別でゴ有り、イチゴでよろしくね~」

「ホテル代別でゴム有り、15000だね。ほんとにそれでいいのかい?」

「だって、相場はそのくらいでしょ。お小遣い、もっとくれるの?」

「ははは、ここじゃ目立つし、少し歩こうか。」


「君はどうしてこんなことをしてるんだい?瑠美ちゃん。」

「うーん……、ちょっとお父さんと喧嘩しちゃって……それで…」

「なるほど、それで反抗心からの家出か。まあよくある話だね。でもこんなことしてちゃいけないぞ~?」

「説教は聞きたくないんですけど~」

「ははは、ごめんごめん。君さ、DMじゃ22歳って言ったけど、ほんとは16か17くらいだろ?」

「え?ち、違うよ…」

「わかるよ~。僕も君と同じくらいの娘がいるからね。」

「ええー?それなら奥さんもいるんでしょ。不倫、いけないんだ~!」

「大丈夫、大丈夫、遊びは不倫に入らないさ。

娘は…すごくいい子でね。可愛いし、ぜったいこんな…売りなんてやらない子なんだけど。でも最近ちょっと冷たくてなぁ……。僕のことをまるでゴミを見るような目で見るんだ……。それが辛くて……。」

「ふ~ん」

「話してたら結構な時間になっちゃったね。シャワー浴びてる時間もないし、手早く済ませようか。」

「うん……。」

「なあ、一つだけお願いしていいかい?

パパ、って呼んでくれないかな。あと、君のこと、絵梨佳って呼んでいいかい?」

「ええー!?なんか嫌だなぁ……。」

「頼むよ~、1万、おまけするからさ!」

「わかった……。パパ…」

「おおお!良いね!そのちょっと嫌そうな顔も、まるで本物の絵梨佳みたいだ!」

「はぁん!パパ…パパぁ……!」

「絵梨佳!絵梨佳!!お前はなんていやらしいんだ!僕のをずっぽり呑み込んで!」

「あんっ!あ…っ!」

「うっ!行くぞ!絵梨佳!絵梨佳ぁーー!」


「すごく良かったよ。

君も、ちゃんとお父さんと仲直りするんだぞ。瑠美ちゃん。」

「パパもね!」

「ははは……僕は…。かなわないなぁ……」

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