Home Artists Posts Import Register

Content

(やった!)

飛行島の宿の指名パネルにお目当ての名前があって歓喜する。

この日のために生きているのだ。


迷うことなく指名を入れる。

幸いにも今日はまだ誰も指名していなかったらしく、すぐに部屋に通された。


「またあなたですか。」

顔を見た途端に、ちょっと呆れたように姫様がそう言う。

もうすっかり顔を覚えられてしまった。推しに覚えてもらえるという、これ以上の喜びがあるだろうか。


姫様に惚れたのは、彼女がアイドル活動をしているときだった。初めは元気なリリー目当てでコンサートに行ったのだけれど、行けば行くほど奥ゆかしいエクセリアのことが好きになっていき、彼女がアイドル活動を引退した後も、ずっと推し続けている。

彼女が冒険家として風俗業に携わることになることを知った時は、初めはショックだったが、今はむしろ感謝している。何しろこうして一対一で触れ合うことができるのだから。


90分コース+スペシャル指名+中出しオプション付きで約8万G。非常に大きい出費だが、最低限の生活費以外は全てここに注ぎ込んでいるのでなんとかなる。

姫様はいつでもいるわけではない。極稀にしか出勤しないので、なかなか指名するのも難しい。だがその出勤パターンを先読みして、だいたいこの曜日のこの時間にくるというのがわかってきたので、そこを狙って来るようにしている。

「ん……」

豊満な体を持つ姫様を抱きしめ、濃厚な接吻を交わす。例え他の男が抱いていたとしても、今だけは自分の恋人だ。決して離すことはしたくない。

たっぷり15分はキスと愛撫を交わすと、もうすっかり二人は出来上がっていた。


「それじゃあ、失礼します…」

「ん……っ!」

エクセリアが上になって、ぎんぎんに大きくなったそれを導くようにして腰を下ろす。

温かくてぬるりとしたそれに包まれていき、その内襞がぞりぞりと裏筋を撫でるように捲りあげていくと、もう我慢の限界だった。

一週間、溜めに溜めた性欲の塊が一気に放出され、姫様の体内に注ぎ込まれていく。

「もうっ…早いんだから…!」

姫様は少し呆れたような顔をしているが、これも折り込み済みだ。全ての精を姫様の中に注ぐことを決めているのだから、この程度では終わらない。

出したばかりのそれはたちまち元気を取り戻して、ニ発目に備える。


姫様はなんといってもダントツで騎乗位が上手い。他のテクニックはあまり高いとは言えないが、騎乗位だけはプロレベルに達していた。なんというか体重移動が絶妙で、体重が乗っているはずなのに重さを感じさせない。そして密着したところからの腰使いが素晴らしく、グラインド騎乗位をされるとあっというまに精を持っていかれてしまう。普段から竜を乗りこなしている者だけができる達人の技だった。


もちろん技術もそうだが、好きな人としているという気持ちはとても大切である。

実は指名パネルに姫様がいなくて、我慢できずに他の人を指名してしまったことがある。だいたいリリーかシエラを指名することが多いのだが、たしかに彼女たちのおっぱいは魅力的で素晴らしいが、やはり性欲処理をしてもらっているという感じである。そこに本当の愛がないので、気持ちの乗り方がぜんぜん違うのだ。


「あ……んああっ……!」

姫様がグラインドしながら背中を仰け反らせる。それにあわせて、ニ発目を放出した。本当に濃いのが出ているのが実感できる。


中出しオプションをつけると料金が倍近くに跳ね上がるし、やはり人道的責任が生じるのでリリーやシエラのときにはあまりつけないようにしているが、エクセリアの時は別だ。この精は姫様を孕ませるためにあるのだ。だから遠慮なく注ぎ続ける。その胎を自分の遺伝子で満たして、自分だけのものにしたい。


残り時間が刻々と迫る中、三ラウンド目に本腰を入れ始めた。



Files

Comments

No comments found for this post.