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新体操(2)

ソフィの次は、ノアとあわせの練習をする。 ノアの曲はソフィのと比べてかなりテンポがゆっくりなのが助かるところだ。 ゆらゆらと波が揺れるように穏やかなリズムにあわせて、ノアの身体の奥を味わう。 ノアのそこはソフィのものより狭くて奥行きも近いが、とても水気が多く滑りやすい。弾力があり、ぴったりと隙間なく...


ノアとの練習の次にはエクセリアとのあわせの練習がある。

三人目ともなるとさすがに疲れが出てくるが、エクセリアを一番ラストにしているのは理由がある。

彼女が一番身体の相性がいいからだ。


「はあああ……ん…っつ」

BGMに合わせてエクセリアが大きく足を上げたところに、すかさず腰をすべり込ませる。これがフィニッシュのモーションで、一番よく結合部が見える体位である。

音楽もクライマックスに差し掛かり、リズムにあわせてテンポよくビートを刻んでいく。膣奥の壁を先端が叩く度に、エクセリアは切なそうに目を細める。それでもこんな不安定な体勢でもバランスを崩さないのは、新体操としての練習の成果だろう。


突けば突くほど、フィニッシュに向けてボルテージが上がっていく。エクセリアのそこは、三人の中でも一番相性が良かった。ソフィのやや締まりの強い穴も、ノアの水気の多い穴もいいが、エクセリアのそれはその中間くらいで、中に入れるとぴったりと包まれるように収まる。まるで自分専用に作られた穴のようだった。

エクセリアを三人目にしたのはそのためで、彼女の中でなら確実に出せる自信がある。それが本日三回目の射精であっても。


「んんああっ……!!!」

音楽のフィナーレにあわせてフィニッシュを決める。完璧なタイミング。

もうこれ以上は出さなくてもいいので、遠慮なく全てを出し切る。温かい蜜壺に包まれたそれが、びゅくびゅくと脈打ち、たっぷりとその中に注ぎ込んだ。


「あ…ありがとうござい…ます。」



様子がおかしいと思ったのは、練習を始める直前からだった。いつもより元気がない。エクセリアは普段から人見知りで引っ込み思案なところがあるのだが、今日はいつもにも増してその傾向が強かった。

そういえば昨日、もしかしたら練習を休むかもしれないと言っていたのを思い出す。しかし今日はいつも通り練習に来ていたのでそれを忘れていた。


「体調でも悪い?」

「いいえ、そうじゃないんですけど……。体調はとても良い、のですが…」

なんだか歯切れの悪い言い方だ。なにもない訳ではないらしい。

「?」

「その……あれが…来なくて……」

エクセリアはお腹を両手で擦るように覆う。

「それって……」

思い当たるものがないわけではない。

女の子には月に一度、数日間、特別な日が来る。その間は本番を伴う練習はできないはずだ。むしろ試合当日にそれが来たらどうしようかとは思っていた。

「…もうとっくに来てるはず…なのに…。」

「そうか!」

もう20日間、毎日中出しを伴う練習を続けてきた。その間には排卵日、いわゆる危険日もあったことだろう。まだ確証はないが、それが実を結んでいても全く不思議ではない。

「私、どうしたら……」

「……良かった!やった!おめでとう…!」

とっさに出てきた言葉がそれだった。

「え……?」

エクセリアの表情が目まぐるしく変わる。驚いたり、泣きそうになったり、笑ったり。

「その…私、なんて言われるか…不安で…!」

そして最後は涙ながらに笑顔になった。


もちろんただの生理不順かもしれない。それはそれで構わないが、もし本当にできたのなら責任を取るつもりだった。


しかし待てよ……

ふと、他の二人のことも思い出す。彼女たちも20日間、一度も女の子の日が来た様子がない。予定周期など聞いておけばよかったと思ったが、ひょっとすると……


三人とは一ヶ月だけの関係だったはずが、大会どころでは済まない、とんでもない未来予想図が始まりそうな予感がして、思わず身が引き締まった。


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