ミルクプラント(2) (Pixiv Fanbox)
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ミルクプラント
ルーンというのは万人に使える非常に便利な道具だが、あくまでも回路のようなものであり、それ単体では動かない。 必ず動力源となるエネルギーが必要であり、それはソウルとも呼ばれる。 ルーンは適切な量のソウルを流し込むことによって、初めて動作をするのである。 ただしソウルとは生体エネルギーであり、電池や発電...
一度母乳体質となった女性冒険家は、週に一度、飛行島のミルクプラントで搾乳をしてもらう。
これをしないと胸が重く張ってしまい、むらむらとした気持ちが収まらない上に、思わぬところで噴乳したりしてしまう危険がある。
それで週に一度の搾乳を終えると、胸のつっかえが取れるような爽快感があり、女性たちにとってもある程度楽しみなところがある。
ただし搾乳中の様子はあまりにも恥ずかしいため、人には見られたくない行為だった。
「あ……ああっ!……あ……っ!」
ミルクプラントの機械に繋がれたエクセリアの胸からは、まるで二つの蛇口があるかのようにじゃぶじゃぶと母乳が溢れ出している。
後ろから一定のリズムで突き上げるピストンマシンの動きにあわせて、びゅっびゅっと勢いよく乳が吹き出ていく。
それを吸引カップが負圧によって回収し、タンクに蓄積されていく。
見習い期間で1リットル、通常の冒険家は2リットルを目標値としているが、エクセリアはランクが高く、1日4リットルの母乳を産出できる。母体の安全のため最大でも5リットルが限界とされているため、エクセリアはかなり多いほうだ。
大半は水分のため、それだけの乳を搾られると脱水症状になってしまう。そのため3リットル以上の搾乳の際は、もう一つの穴から水分と栄養分を豊富に含んだ溶液を流し込みながら行う。経口で給水するよりもそのほうが吸収がはやいからだ。
搾乳は立ったままのやや不安定な姿勢で行うが、これは万が一意識を失うなどしたときに、自動的に機械が止まるようになる安全装置が働くようにするためである。
搾乳には激しい快感が伴うため、絶頂を迎えてそのまま失神してしまうケースも見られる。そういった時に、きちんと機械は止まるようになっている。
搾乳に特化したこの機械だが、ひとつだけ欠点となる副作用があった。
それは性感と搾乳が強く結び付けられることにより、通常のセックスの際にも条件反射で母乳が噴き出してしまうことだ。
幸いにも、まだエクセリアにはそういう相手がいないため大きな問題ではなかったが、ひとりで慰める時も噴乳してしまうのは少し困り気味だった。
ミルクプラント(3)
母乳体質となった女性冒険家は、週に一度ミルクプラント工場で搾乳をするのが習慣である。 この日ルカはぱんぱんに張った胸を抱えてプラント施設に入った。 シャワーで身体を綺麗にしたあと、いつも通りガラス張りの搾乳筒の中に入る。ここは搾乳する女性しか入れないためプライバシーは守られている。 しかしこの日は事...