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「えー、なんかめんどくさそうー」

エシリアの特訓を任された教官役としては、いきなり前途多難であった。

ただし、恥ずかしいとか、そんなことはできないとか言うのではなく、単にめんどくさいという動機なのが実にエシリアらしい。

お風呂場の個室で裸で二人きりになっても、特に恥ずかしがる様子はなかった。




初潮の来ていない女児と本番セックスをするのは犯罪とされている。

だがそこには法の抜け道があって、お尻でするぶんにはなんの問題もない。

エシリアに飛行島の宿屋で働いてもらうためには、ぜひともお尻を開発して、そっちの穴でご奉仕できるようになってもらわないといけないのだ。


お尻は前の穴とは別の準備が必要で、結構大変である。

何と言ってもまずは奥の奥まで綺麗にしておかなくてはいけない。

そのためには浣腸で洗い流す必要があるのだが、これをエシリアひとりでできるようにならないといけないのだ。

そのための説明をしていたら、めんどくさいと言われてしまった。



なんとか最初の関門をクリアして、お腹をすっきりしてきてもらうと、いよいよ開発が始まる。焦ってはいけない。じっくりじっくり時間をかけて、少しずつ慣らしていかなくてはならない。

大抵の女の子は、お尻を触られるということにまず嫌悪感を抱くものだが、エシリアは好奇心の方が上回ったようで、面白そうにその様子を受け入れていた。


「にいちゃんの、それ…」

エシリアの視線が向かう先は、固くそびえる肉棒の先端だった。

そうだ、これからこれを挿れなくてはならない。

十分にほぐし終わったところで、エシリアのお尻の穴の入り口に、ぴたりと先端をあてた。


「ん…く……ん…」

肉孔を押し拡げて、かき分けて、ゆっくりと中に入っていく。

きちんと準備したおかげで、苦痛の様子は見られない。ただなんとも言えない感覚に戸惑っているようで、そのたびにぎゅっと力強く締め付けてきた。

ただでさえ狭い孔なのに、締め付けられると強く拳で握られたようだ。だがそれを我慢して、少しずつ前へと進んでいった。


「ん…は……」

人差し指の長さほど入ると、先端に当たるものがあった。ここが最初の関門だが、お尻の穴は奥行きが無限大なので、慣れてくればこの奥にも進むことができる。むしろこの奥が本番なのだが、慌てるのはまだ早いと思い、その前で留めておいた。


女の子のお尻には3つの性感帯がある。


1つは入り口付近で、出ていくときに強く感じる所である。そのため出入りするピストン運動が有効だ。

ただここの気持ちよさは排泄に伴う感覚と同じなので、いわゆる性感とは少し違う。ここの感覚だけで絶頂を迎えることはできない。


2つ目は子宮付近。子宮を裏側から押し上げることで、擬似的に前の穴に挿入したのと似たような感覚が得られる。ただ本番セックスの経験がないエシリアにとって、それは未知の快感であり、いきなり裏側からそれを覚えてもらうのはなかなか難しい。


3つ目はS字結腸と呼ばれる直腸の先にある器官で、アナルセックスの本懐はここにある。だがその前にいくつかの弁を越えなくてはならず、そこまでたどり着くにはなかなかのハードルがある。

通常のペニスでは長さが足りなくて届かないこともあるが、幸いにもエシリアは身体が小さいので、頑張れば届くかもしれない。


「や……っ!」

最初に引っかかっていた1つ目の弁を抜けた。だがすぐさまに2つ目に差し掛かる。ここが一番の難所で、ここを抜ければ楽園までほど近い。

「にいちゃん、待って、怖い……」

未知の感覚に戸惑うエシリアの髪を撫でて、安心させた。焦りは禁物である。


近いうちにこの穴は、何人もの男たちが出入りする、稀代の名器となるであろう。

ただでさえ未初潮の処女の需要はとても高いのだ。

そのためにはまずエシリアに、出すだけではなく挿れる穴だと身体で理解してもらわなくてはならない。

だからこそ最初が肝心で、最初に怖い思いをすると苦手意識がついてしまう。

このまま継続するか、中断するか、少し迷っていた。

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