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バスタオル杯(4)

不本意ながら急遽バスタオル杯に参戦したルカ。 しかしタオルをかばいながらの試合は圧倒的に不利で、次第に追い詰められていく。 「こんなん勝てるわけないでしょー!」 高らかに打ち上げた球がスマッシュで返され、試合は決する。 * 「ちょっと……聞いてないんですけど!」 このバスタオル杯では、敗者に待っているの...


次々と女性プレイヤーが敗北していくなか、順調に勝ちを進めて二試合を制した選手がいる。エレノアである。

彼女はバスタオルに身を包み、羞恥心に駆られながらも、それを上回る精神力と技術によって相手をねじ伏せてきた。

あと一試合勝つことができれば、優勝は目前である。

しかしそんなエレノアに過酷なルールが課せられた。


「ひとりでダブルスを相手に…ですか!?」


こちらは一人に対し、相手は二人で挑んでくるというのである。テニスで1対2などという試合はあり得ない話だが、エレノアの負けを望む観客の勢いもあって、その試合は始まってしまった。

棄権することも許されない。あとは全力を尽くすしか無い。たとえそれが絶望的であろうとも。


「あっ!!」

ついにエレノアは足を取られ、転倒してしまった。バスタオルが解け、観客の前に裸を晒してしまう。咄嗟に体勢を立て直そうとするも、ラケットに手が届かない。

圧倒的に不利な状況でも、わずかながら善戦していたというのに、そこで流れは変わってしまった。脱げてしまったバスタオルを纏い直す暇も与えられず、試合は敗北で終わる。


「そんな……!?」

全ては仕組まれた試合だったのだ。この大会に参加した時点で、運命は既に決まっていた。

エレノアは二人の選手に組み伏され、その裸体を弄ばれる。

試合の汗が流れる身体を舐め回され、大切に守ってきたところも舌が這う。

「……くあああっ!!」

立て続けに痛みが走る。お尻に燃えるようなものが押し当てられたかと思うと、前からも男のそれが入ってきた。めりめりと引き裂かれるような感触がして、聖なる秘所と不浄なる秘所が同時に突かれる。あまりの衝撃の大きさに息ができない。

脳裏に観客の歓喜の声が響く中、エレノアはただその時間が過ぎるのを待ち続けた。




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