大野球拳(5) (Pixiv Fanbox)
Published:
2021-09-28 09:57:53
Edited:
2022-09-30 15:14:03
Imported:
2022-11
Content
fanbox post: creator/114230/post/2782037
男は申し訳程度に前戯で濡らすと、躊躇なくぶち込む。
「ひぐぅっ!」
全身を引き裂くような痛みが股の下から駆け上る。ハルカは思わず涙を零した。
誰も受け入れたことがない神聖な場所が、男の醜いモノによって侵略されていく。
こんなことになるなんて…
悔しさに唇を噛む。
書物では素敵なこととか、気持ちいいことだと書かれていたけど、そんなのは嘘。ただひたすらに屈辱的だった。
こちらの都合などお構いなしに、乱暴にガシガシと前後運動で突き上げてくる。
一突きされるごとに息が苦しくて、快楽を味わう余裕などなかった。
ただこの時間は早く過ぎればいいと思う。
「ま、まって、それだけはっ!」
半ば放心状態だったハルカは、繋がっている男のある変化を感じ取って、我に返る。
さっきより前のめりになって、腰をがっちりと掴んでピストンの勢いが上がっていく。
経験のないハルカにも、なんとなく予想がついた。この男はこれから射精しようとしている。
「だめ!それだけはダメよっーー!」
ハルカの叫びは虚しく、男の腰が深く突き出されたと同時に、膣内にどくどくと熱いものが注ぎ込まれるのを感じた。
引き抜かれたときにどろりと流れる感触が、それが事実であることを改めて思い起こさせる。
「そんな……うそよ…」
ハルカは力なく床に横たわり、しばし放心状態になっていた。