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fanbox post: creator/114230/post/2782037


男は申し訳程度に前戯で濡らすと、躊躇なくぶち込む。

「ひぐぅっ!」

全身を引き裂くような痛みが股の下から駆け上る。ハルカは思わず涙を零した。

誰も受け入れたことがない神聖な場所が、男の醜いモノによって侵略されていく。


こんなことになるなんて…

悔しさに唇を噛む。

書物では素敵なこととか、気持ちいいことだと書かれていたけど、そんなのは嘘。ただひたすらに屈辱的だった。

こちらの都合などお構いなしに、乱暴にガシガシと前後運動で突き上げてくる。

一突きされるごとに息が苦しくて、快楽を味わう余裕などなかった。


ただこの時間は早く過ぎればいいと思う。


「ま、まって、それだけはっ!」

半ば放心状態だったハルカは、繋がっている男のある変化を感じ取って、我に返る。

さっきより前のめりになって、腰をがっちりと掴んでピストンの勢いが上がっていく。

経験のないハルカにも、なんとなく予想がついた。この男はこれから射精しようとしている。

「だめ!それだけはダメよっーー!」


ハルカの叫びは虚しく、男の腰が深く突き出されたと同時に、膣内にどくどくと熱いものが注ぎ込まれるのを感じた。

引き抜かれたときにどろりと流れる感触が、それが事実であることを改めて思い起こさせる。


「そんな……うそよ…」

ハルカは力なく床に横たわり、しばし放心状態になっていた。



(Fanbox)


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