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fanbox post: creator/114230/post/2446125

男たちに襲われて水着も奪われ、からがらで逃げてきたエマ。

だが荷物のあるホテルに戻るには、オフィスのある人通りの多い道を駆け抜けなくてはならない。

昼時、少し待っても人通りが絶えることはなく、もはや意を決して駆け抜けるしかなかった。



― 見ないで……見ないでっ!

一斉に奇異の目が注がれる。

だが助け舟を差し伸べるようなものはおらず、人々は遠巻きに眺めるだけだった。

後もう少しでホテルというところで、警官に出会った。助けが来た。否、それは絶望であった。



諸島国家が点在するこの世界では、基本的に島ごとに法律が制定され、治外法権は認められていない。旅行者といえど、現地の法律に従わなくてはならない。

そしてこの島は、汚職の噂が絶えないところだった。


取り押さえた警察に洗いざらい証言するが、犯人グループの若者たちがこの島の有力者の息子と判明するや、一転して加害者扱いにし、エマは性犯罪者として逮捕されてしまった。

ろくな裁判もされず、島の牢獄へとぶち込まれる。そこは部外者の介入ができない、堅牢な牢獄だった。



エマが入れられたのは性犯罪者たちが一緒くたに幽閉されている牢屋。

男女一緒…というより、エマ意外は全て男である。

脱獄を防ぐガス抜き要因として、エマはそこに入れられてしまった。

もはや逃げ場はない。

そこには娯楽らしき娯楽が他にないため、囚人達は飽きること無く連日エマを犯し続けた。

一日一回のシャワーだけがエマにとっての唯一の癒やしであった。


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