【お仕事】きっかけとデザインのお話【男性】 (Pixiv Fanbox)

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こんにちは、樹ジュンです。

なんだか早速ちらほらとご支援頂いてまして、本当にありがとうございます…！

だからというわけでもないですが、早速支援者様向けの記事を書いていこうと思います。

今回は、キャラデザとイラストを担当させて頂いている、

株式会社カラット様の乙女ゲーム「PLUSMATE」の蓮くんの、デザインというか誕生？についてのお話しです。

初回からお仕事関係の裏話、なかなか手堅いのではないでしょうか！(？)

結構私の私情的なものを絡めてのお話しになるので、

そういうのは知りたくない…という方はこの先読まない方が良いかもです。

さて、まず何故私の私情が絡むの？と思われるかと思うのですが、ちゃんと理由が御座います。

何かと言うと、「蓮くんのデザインの元になった絵がそもそも私の絵だったから」です。

キャラクターの発注って、会社や発注者の方針にもよると思うんですが、

例えば髪型はこういう感じ、顔つきはちょっと優し気でこういう系等、っていう風に

参考になるものをあれこれ画像でご提示頂いたり言葉でイメージを共有して頂いたりして…って感じなんですね。たぶん。おそらく。私の知っている限り…。ケースバイケース……。(自信がない)

別件の女の子を描いた時は、六本木にいそうなお姉さんぽい女子大生な雰囲気って言われました。そう、そういうことです。ちなみにハリアーさんです。(内緒だよ)

で、それが蓮くんの場合は、私が個人のサイトに掲載していたイラストが送られてきて、この感じで！っていうご依頼だったのです。(かなり簡潔に書いてます)

びっくりですよ、参考見たら私の絵なんですもん。エッ？？？？ってなりました。

そのサイトに掲載していた絵がこちら。

ワァーーーーーめっちゃ蓮くん！顔がちょっと腹立つ感じ！

一時期サイトに掲載してたので、見た事ある方もいるかもしれないですね。

蓮くんのご依頼を頂いた時点で掲載辞めたので、裏話のここ以外で載せる事もないかな。

こちらの彼、そもそもは以前勤めていた会社で、私の絵を見たいとディレクターに言われて描いた絵なんです。その会社では結局絵のお仕事を頂く事がなかったのですが、幸運にもぷらめさんの担当さんに見つけて頂き、蓮くんが生まれたってわけですね。

ちなみに、この絵は「大人の男性・掴みどころがなさそうな感じ・クール系・色気etc」みたいな注文受けたような…でもある程度自由に描けとも言われて、どっちだよ～～～とキレながら描いてた記憶。

そんなあまりいい思い出のない彼が、一転、蓮くんという存在のお陰で大切な一枚に変わりました。

描いた当時は全く報われなかった絵が、姿を変えて名前を頂いて一人のキャラクターとして世に出たんです。これって、ほんとにすごいことだなって今でも思います。

だから私は、担当さんへの感謝はもとより、蓮くんにもとても感謝してます。蓮くんという存在がなければあの時の努力は報われないままだったって考えると、ありがとうしかないです。

そして蓮くんがあり続けられる「需要」という不可欠な要素はユーザーの皆さんによって生まれます。ほんとにほんとに、ありがとうございます。

この辺りが冒頭で書いた私の私情の部分になります。重いね！！！

でも、こういう感謝とかって当たり前にしては駄目だと思っているので、常にありがとうの気持ちで楽しく描いていきたいな～って思ってます。らくがきも全部好きで描いてるので、やたらめったら描いちゃって公式さんには逆に申し訳なさすらあります。

なんだかじわりと論点のズレを感じ始めたので、

ここからは少しだけデザインのお話。

元になった彼と蓮くんとのデザイン上で意識した相違点ですが、

まずお顔。蓮くんは掴みどころのなさそうな感じは出ないようにしてます。

次に髪型なんですが、これは当時とその後の絵柄の違いもあるっちゃあるんですが…

一応、蓮くんの方が少し前髪を作る感じにしてます。あとは猫っ毛感？というか。上手く説明できませんが、極力寄せつつでもシルエットは変わるように…！と念じながら描きました。自分の絵をベースにする難しさを知った。

そんな感じで、蓮くん誕生について？のお話でした。

次のぷらめさん関係は立ち絵ラフあたりを載せたいな。その時にお洋服の話を少し出来たらと考えてます。

洋服といえば、めちゃ余談ですが元になったキャラの着てるシャツのライン一本一本パスで描いたんですよね。がんばったな…。

ああ～～～～語りたかったこと語れてうれしい～～～～～！

内容の長さはまちまちになるとは思いますが、今後もこんな感じに語りたいように語る記事になると思います。

ついったに比べて、私の考えを書く比重が多めになります。

ちょっとした暇つぶしにでもなれれば幸い！です。

ではでは、また次の記事で～～！