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東西新聞社 山岡「ええ!?タピオカミルクティですって?」 大原「うむ、そうだ。」 栗田「まあ...それじゃ私達を呼び出したのはタピオカミルクティの取材を?」 大原「昨今、若者を中心にブームとなっている食といえばタピオカであろう、そこで我が社としては、若者文化を尊重し、世間へ知らしめることで食の文化の豊かさ広めていくことが肝要と考えてたのだ」 栗田「でもタピオカって日本の食文化というか...東南アジア発祥というイメージがありますけれど...」 山岡「...それは一概にはいえないな。昨今のブームでタピオカミルクティは日本で独自の発展をしつつある。実際各店舗ではこぞってオリジナルのタピオカミルクティを提供していると聞く。いわばラーメンのようなものさ」 栗田「まあ...そうだったんですか」 大原「左様。なので是非とも2人にはタピオカの文化を調査し、あわよくば究極のメニューに加えられないかどうか精査してほしいのだ」 栗田「かしこまりました、社主、早速調査にでかけますわ。山岡さん行きましょう?」 山岡「タピオカをねぇ....」 新大久保 栗田「まあ!噂には聞いていたけどこんなにいっぱいお店があるんですね!どこにするか迷ってしまうわ!」 山岡「女子高生はみんなタピオカを片手に持ってるなあ、たしかに文化的には馬鹿にできないかもしれないな」 タピオカ屋「らっしゃい!らっしゃい!新鮮なタピオカミルクティだよ!ウチのは他のと違うよ!なんたって、素材の活が違うんだから!」 栗田「あっ!山岡さん!あそこの店行ってみましょうよ!」 山岡「そうしますか...」 タピオカ屋「おう!お客さん!タピオカかい!」 栗田「はい!2つお願いします!」 タピオカ屋「ガッテン!タピオカ2丁毎度あり!!」 栗田「へぇ〜!これがタピオカミルクティなのね!透明な容器になみなみとミルクティ...そしてなんと言ってもこの太いストロー...私初めてなんです!」 山岡「タピオカは昔はもっと粒が小さくてココナッツミルクにあえて食べるのが一般的だったんだが、昨今は黒い大きな粒をこのストローですするのが主流だな。昔は誰が言ったか、カエルの脂肪を使ってるなんて言う奴もいたが...」 栗田「ええ!?カエルの脂肪!?」 山岡「ははは、大丈夫。タピオカはでんぷんだよ。中国のデザートでそういうものがあるが、それと混同したんだろうな」 栗田「はぁ...よかった...」 山岡「ま、ぬるくならないうちに頂こうせ」 チュウウウウ ピロリン 山岡「これは....」 栗田「うーん...ひどく甘ったるいわ...なんだか砂糖の沼を飲んでる感じ...」 山岡「砂糖なんて上等なものじゃないさ、これは人工甘味料の味だ...しかもこれはタピオカを黒く美しく見せかけるために着色料も使っている。」 栗田「まあ...どおりで...」 タピオカ屋「なんでえ!?てめえ!うちのタピオカに文句つける気か!べらんめえ!」 栗田「きゃ!あの!いや!そういうつもりでは...!」 山岡「これはタピオカミルクティとは呼べないね。こんなものを売りつけるなんてお里が知れるってもんだ」 タピオカ「なにおおおおお!!」 山岡「なんだ?やるってのか?」 栗田「ちょ!ちょっと山岡さん!」 ???「ならばお前には真のタピオカミルクティが作れるというのだな!!」 栗田「あ!!」 山岡「なに!?...き、貴様は!!」 でんでーん 雄山「貴様にはうまいタピオカミルクティが作れる自信があるのかと聞いておるのだ!バカモノ!」 栗田「海原...雄山!」 山岡「雄山...!!」 雄山「フフ...しかし、最近はやりの食があると聞いてやってきてみれば、とんだ味の知らぬドブネズミの巣窟だったようだな...」 山岡「誰がドブネズミだ!!いいだろう!俺が本当のタピオカミルクティというものをお前に教えてやる!!」 雄山「ほう...ネズミから教わることなどないのだがな...まあ、ネズミが無様に足掻く様をみるのも一興というものかフハハハハ!」 山岡「き、きさまぁ!」 帝都新聞社「こ、これは面白いことになった!先生!どうでしょう!?ここはひとつ究極と至高で対決をなされては...」 雄山「フッ、わしにタピオカミルクティを作れというのか?」 山岡「偉そうにいう割にはお前こそ自信がないんじゃないか!!ああ!?」 雄山「たわけが...わしがここに来たのは、美食倶楽部で出すデザートを考案するためだ。貴様のような恥知らずが出すモノになど負けるはずがない!」 山岡「ならば勝負だ!雄山!」 雄山「よかろう、身の程というものを教えてやる、愚か者め!」 帝都「大変だ!早速手配いたしますぞ!」 栗田「や...山岡さん...」 後日、美食倶楽部 大原「えー、皆さま、今日は究極対至高のタピオカミルクティ対決という事でご足労いただき、大変恐縮....」 栗田「山岡さん...大丈夫かしら...」 大原「では、まずは究極の方から参ります。山岡君!」 山岡「はい...!」 ざわざわ 京極「これは...」 唐山「みかけは普通...じゃな」 栗田「プラスチックの容器に大きいストローがさされてる。なんの変哲も無いタピオカミルクティだわ...」 雄山「...」 山岡「それではみなさん、ご賞味ください。」 京極「とはいうても、なんだかひょうしぬけやな...ん!?」 唐人「....ほう!!これは...!」 雄山「む...」 栗田「まあ!!とても美味しいわ!甘みがとてもやさしくて、タピオカの粒も噛むたびに豊かな味がしみだしてきますわ!」 唐人「しかもこの牛乳の新鮮さといったらどうじゃ...まるで北海道の高原にいるかのような爽やかさじゃな」 山岡「牛乳は今朝北海道で取れたもの使っています。タピオカの粉も国産の最上級のを使用しております」 京極「ほぉ〜しかし、この豊かな甘みとさわやかさはなんや?砂糖ではないな?」 雄山「黒糖と蜂蜜だな、それにこの茶葉は...ジャスミンだ」 京極「ほお!」 山岡「....そうだ。タピオカの中に沖縄の黒糖、お茶には国産の蜂蜜を使いほのかな甘みをつけた。そして、ジャスミンティーを使うことで、より一層豊かな香りと爽やかさをだした」 唐人「なんと...!よもやタピオカミルクティがこれだけのご馳走になるとは...いや、あっぱれじゃわい」 京極「これは海原はん、一本やられたんと違いますかな?」 海原「フフフ...ご冗談を。こんな程度の低いものを私のモノと比べられては困ります」 山岡「なにぃ!?」 海原「士郎、お前はまたもや大切なことを見落とした。このようなものを究極だとは厚顔無恥もはなばなしい!」 山岡「見落とし....負け惜しみを!」 海原「まだ気づかぬか。では教えてやろう。みなさん、場所を移動いたします。 車をよこしますので、ご足労頂けますよう...」 栗田「どこへ行くというの...?」 渋谷.カラオケ屋 唐人「本当にここでいいのか雄山よ?」 京極「なにやら落ち着きまへんなあ...わたしら場違いですわ...」 雄山「まあまあ、中は貸し切ってございます。ご安心を」 栗田「ど、どういうことなんでしょう山岡さん...!」 山岡「渋谷...タピオカ...女子高生....!!!?まさか!」 雄山「勘ぐっていっても仕方がありません、さあ中へ」 405号室前 雄山「ここです」 栗田「ただの個室だわ...中に誰かいるみたい」 雄山「この部屋にわたしの料理が手配してあります」 山岡「くっ...!!」 雄山「ではご覧いただきましょう!これがわたしの料理です!」 バーン!! 女子高生「はーい、いらっしゃー」 一同「こ、これは!!!」 栗田「じょ、女子高生の女の子が....タピオカミルクティをのんで...いや、出してる...こ、股間から\\\\」 山岡「っ....!」 京極「う、うひょおおお!がんぷくや!た、たまらん!」 唐人「ど!どういうことじゃ雄山!これは\\\\」 雄山「これがわたしのタピオカミルクティです。」 女子高生「わーおっさんにじいちゃんがいっぱいー。でもまあいいよーすんげー金もらってるしー、やることやりなよー」 山岡「女体盛り...か!!」 雄山「そうだ...ようやく気づいたか」 栗田「にょ.女体盛りってあの...!えっちなやつ\\\」 雄山「えっちなどとは心外だ。女体盛りは古くから日本の各地で行われてきた文化だ、そして客をもてなす最高の形といえよう。」 山岡「女体盛りはその土地の食材とその土地で育った女を掛け合わせたもの....つまりそういうことか」 雄山「まずタピオカミルクティは女子高生を中心に流行ったものだ、彼女たち無くしてはタピオカミルクティは完成しないのだ、それを料理に落とし込む方法としてはこれが最善であろう」 京極「な、なるほど!」 雄山「そしてタピオカチャレンジなる風習も取りいれた。巨乳の女子高生を選別し、乳の間に挟ませることで容器から、胸、腹、局部へとタピオカミルクティが流れ落ちる...いわば流しタピオカである、それをすすって頂こうか」 唐人「なんと!」 京極「す、すごい...さ、さっそくわしから賞味させてもらいますう!!」 女子高生「あん★」 ズゾゾゾゾ! 京極「...ふおおお!たまらん!!これはたまらんで!!」 唐人「ふむ...これは士郎と同じジャスミンティーと蜂蜜を使っておる...ただ士郎に比べるとひどく俗っぽい味がするのう」 雄山「左様。このジャスミンティー、タピオカ粉、蜂蜜はすべて渋谷のメガドンキで揃えたものだ。この土地で買ったものしか使っておらん」 栗田「なんてことなの...食材はすべて最底辺のモノを使っているというのに...その雑な配慮がお金をファッションやバッグ、化粧品に使い込んであとはドンキで済ませてしまうという女子高生を見事に表現しているわ...」 京極「このクリトリスの下から這い出してくるタピオカがまたたまらん!極上の黒真珠や!(ズゾゾゾゾ)」 唐人「しかもその背徳感が味にも染み出しておる..そして何より彼女の愛液や汗の塩っぱさが、甘みを引き立てておる...!!」 栗田「...!そうだわ!これはおそらくこのあとのやりとりを重ねるうちに男性のミルクで彼女は彩られていくとこまで考えられている...全く隙のない料理だわ...」 京極「か、かいばらはん!(ズゾゾゾゾ)アンタなんてことしてくれはるんや!(ズゾゾゾゾ!)」 山岡「く...くそぉ....!!」 海原「わかったか士郎!貴様はただ品のいい食材を集めてそれをミキサーで混ぜ合わせたようなものを作ったのだ! そのようなものは渋谷の援助交際女子高生よりも雑多で粗悪であるということだ! 料理はまずそれがその土地で何を歴史作ってきたかを考えなくてはならぬだ!愚か者が!!!」 山岡「ぐっ....ぐううう!」 栗田「山岡さん...!」 雄山「さあ、みなさん。今日はこのカラオケ屋の全個室にタピオカミルクティをご用意しております。お好きな部屋で堪能するがよろしかろう!」 一同「うおおおお!」 雄山「フハハハハ!」 フハハハハハハ! 東西新聞社 大原「ふう...昨日は雄山にしてやられたな。あのあと食通の先生方や取材の記者全員、夜通しタピオカミルクティを堪能したということだ」 栗田「はあ...完敗ですわ...」 大原「山岡君はどうしてる?」 栗田「それが..昨日あのあと姿を消してしまって...」 ガチャン! 山岡「おい!栗田くん!取材に行くぞ!」 栗田「や、山岡さん!どうしたんです!」 山岡「どうやらまだ世界には俺の知らない性と食が結びついた料理が山ほどある事が調べてわかったんだ、それを調べるためにも世界中行って回るしかない!」 栗田「えええ!?」 大原「おいおい!仕事熱心なのは結構だが、それでは究極のメニューはどうなる!? あー!あれだ!栗田くんを使って色々試してみれば良いではないか!」 山岡「ええ!?コイツをですか!?冗談じゃありませんよ、こんなチンチクリンのマンコじゃ食の美しさなんて表現できませんよ!それに食材が全部小便臭くなっちゃいますよ....」 栗田「やーまーおーかーさーん!!」 山岡「わっ!いけね!」 1枚絵 栗田「もう!わたしのどこが小便臭いんですか!!」 山岡「えー、臭そうじゃん股間とか」 栗田「そんなにいうんだったら今からホテルで嗅いでみてください!!!逃がしませんからね!!」 山岡「かんべんしてくれー!俺は忙しいんだよー!」 大原「全く...デリカシーのない男だ...」 谷村「.....なにこれ」 終

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650

まさか絵に繋がっていたとは…

ダイモン

酷すぎる(褒め言葉) テーマはともかく、途中までまともな美味しんぼっぽかったのに、後半に行くほどカオスで狂ったことになっていくのがw